Russian Jet Fighters

Return  僕が小中学生の頃は、ロシアの戦闘機については情報が乏しく、ミグ15以外はほとんど機密のカーテンの中にありました。  ミグ17や19でさえ、長い間詳細も姿形も分かりませんでした。
 戦闘機、あるいは攻撃機としてはミグとスホーイが有名ですが、どちらも航空産業省傘下の設計試作局で、ロッキードやグラマンのような一貫メーカーではありません。ただし、近年になって組織が変更になり、ミグ設計局はMAPOという組織に組み入れられています。
 長期間にわたり、ソ連戦闘機は爆撃機の迎撃を主任務としていました。地上攻撃は爆撃機の役割でした。索敵は地上基地に任せ、そのレーダーのレンジ内で行動できる航続距離があればいい。あとは安価で整備が簡単、という考え方でした。とにかく量を確保することが優先されました。
 西側から見れば欠点だらけでも、東側からみれば「これで充分」ということでしょう。

Mikoyan Gurevich MiG-21MiG-21 MiG-23MiG-23 MiG-25MiG-25 MiG-27MiG-27 MiG-29MiG-29 MiG-31MiG-31 MiG-35MiG-35
Sukhoi Su-7Su-7 Su-9Su-9 Su-11Su-11 Su-15Su-15 Su-17Su-17 Su-24Su-24 Su-24Su-25 Su-27Su-27 Su-33Su-33 Su-34Su-34 Su-35Su-35BM T-50T-50
Tupolev Tu-28Tu-28

Mikoyan Gurevich

MiG-21F/ MiG-21bis Fishbed

Fishbed  B-47あるいはB-52爆撃機の迎撃用として1950年代の終わり頃から量産された、ソ連初のマッハ2級戦闘機です。 構造はミグ15以来の葉巻型ボディーとし、超音速を出すために高出力のエンジンと水平尾翼のある、小さなデルタ翼を採用しました。
 空気取り入れ口の真ん中に照準測距用のレーダーを付けていましたが、じきにSu-9用の大型索敵用レーダーに換えました。それでもレンジは20マイル内と言われています。F-104のレーダーと同じくらいですか。
 ベトナム戦争ではミグ21がマッハ2で飛ぶだけで、米攻撃機は爆弾を投棄して逃げ帰りましたし、F-100などの比較的鈍足な機体は対抗できないとして引っ込めさせることができました。そうした抑止力としての活躍とは裏腹に、F-4Eとの空中戦になったケースでは、ミサイルのヒット率が低いことなどから不利な戦いを強いられています。(意外なことに、格闘戦では旧型のミグ17の方が善戦しました。)
 機体固有の欠点としては燃料タンクが前部に配置してあるため前後バランスの関係から使い切ることが出来ず、少ない燃料積載量と併せますます行動半径が制限されたことです。また翼形状から、急旋回時に速度が落ちやすいなどの欠点がありました。とはいえ格安で整備が簡単な超音速戦闘機ということでベスト・セラーとなり、各国生産分をあわせ8000機から10,000機ともいわれる驚異的な数が生産され、世界40カ国で使われました。1970年頃まで改良が続けられ、いまだに一部の国では現役で使っています。

(Upper: Mig-21F Lower: Mig-21Bis)

Span:7.15m Length:13.46m Height:4.71m Weight empty:4.8t gross:6.85t Engine Tumansky R-11F-300 3,950kg(A/B 8,180kg)*1 Cf:1.73kl Vmax 2125km/Hi 1100km/Lo Zc=18,000m RC --m/min Combat radius:---nm Range:1500km Armament:23mm Cannon*1 (MiG-21F) 1st flight 1958 or 1959 (Prototype Ye-5 1st flight 09/01/1956)

Span:7.16m Length:15.65m Height:4.5m Weight empty:6.2t gross:8.75-10t Engine Tumansky R-25-300 5,900kg(A/B 9,000kg)*1 Cf:2.9kl Vmax M=2.1/Hi 1.06/SL Zc=18,000m RC 17,000m/min Combat radius:175nm Range:--nm Armament:23mm Cannon*1(200) AAM*4, Bombs 1t (MiG-21bis Fishbed-N)

MiG YE-2 Experimental

YE-2  デルタ翼のミグ21の開発に当たっては、オーソドックスな後退翼機も並行して製作し検討されていた。1956年のツシノ航空ショーでミグ21のプロトタイプ(Ye-5)とともにその姿を表し、 西側関係者を驚愕させました。そのニュースは新聞の一面を飾り、テレビでもその映像が流されました。西側関係者は、この二種類の戦闘機の部隊配備がすでに進んでいると分析しました。 F-104の初飛行が1954年ですから、ソビエトの戦闘機開発能力が米国に劣っていないことを印象づけました。 当時は冷戦の真っ最中ですから、スペック等は一切アナウンスされていませんでした。ソビエトにとっては米国のB-47・B-52爆撃機が無力になっている、と西側が受け取ることを期待したのでしょう。 両者の性能はほぼ互角でしたが、最終的には軽くてシンプルなYe-5が正式採用されることになりました。

Span:8.11m Length:13.23m Height:--m Weight empty:4.34t gross:6.25t Engine Tumansky AM-11 3,800kg(A/B 5,100kg)*1 Cf:--kl Vmax M=2/Hi Zc=18,000m RC --m/min Combat radius:-- Range:-- Armament:30mm Cannon*2 1st flight 22/05/1956 (Ye-2A expected Faceplate)

MiG YE-8(E-8) Experimental

YE-8  Mig-21は機首に空気取入口がある関係から、搭載レーダーは比較的小型のレーダーに限定されます。MiG-21PFに搭載されたレーダーは小型の割に優秀でしたが、 ミサイル誘導システム(真空管の時代なので重く、嵩張る)を収納するスペースが不足していました。もともとギリギリ小型軽量をモットーとして設計されているので、余裕がありません。 そこで空気取入口を底部に移したモデルが試作されました。エンジンは初期のR-11F-300(3,900/5,755kg)からR-21F-300(4,700/7,200kg)に強化されています。 コクピット前方にカナードが追加されているのは、低速時の安定性と高速時の機動性の向上を意図したものでしょう。しかし搭載したR-21F-300エンジンが絶不調で、 試作1号機はマッハ1.7で停止し墜落、2号機もエンジン不調が収まらず、開発は中止されました。エア・インテークの形状から見ると、マッハ2は難しかったと思います。 なお着陸時に横に折りたたむ尾部のヒレ(垂直安定板)はミグ23に採用されました。

Span: 7.15m Length: 14.9m Height: --m Weight empty:6.8t gross:8.2t Engine Tumansky R-21F-300 4,700kg (A/B 7,200kg)*1 Cf:--kl Vmax 2,230km/Hi Zc=20,000m RC --m/min Combat radius: --nm Range:--nm Armament: -- (YE-8 Expected) 1st Flight 05/03/1962

MiG Project 41(33) Planned

Project-41  1970年代初頭、ミグ設計局は米国のF-15「イーグル」とF-16「ファルコン」(1974年1月20日初飛行)の関係に似た戦闘機を開発していました。双発のスホーイSu-27のAL-31(8,800kg/14,500kg)を単発として用いるプラン-33です。 しかしミグ29なみのコストでがかさむ割にミグ29より性能が劣ると言う理由でプラン-33は中止されました。
 1981年にミグ設計局はプラン-41としてミグ29用のR-33D(5,100kg/8.300kg)単発の戦闘機を提案しました。プラン-41です。これも同じく米国のF-18「ホーネット」と F-20「タイガーシャーク」(1981年8月30日初飛行)の関係に似ています。そしてソ連邦防空軍の前線戦闘機として、あるいは第三世界や旧東欧圏空軍向けに大量に出回っていたミグ21の後継機を画策した、 安価で簡略、タフな戦闘機を目指していました。でも結局計画はいろいろな理由で頓挫してしまいました。

 イラストは参考用に推量を加えて描いたもので、正確とは言えませんが、1960-70年代(YE-8)と1980-90年代の違いが判然としているので掲げます。 空気取り入れ口はターボ・ファンエンジン用に矩形にして大きくなり、整流板ではなくダイバーターレス方式になっていたと思います。高速時の空気の暴れを少なくしています。 中国のJ-10の改造版とJ-17に引き継がれています。(プランは中国のJ-17設計の際に大変参考になったと言われています。) 機首のレドームは大きくなり、コクピットは広くなり視界が良くなっています。垂直尾翼はYE-8よりかなり持ち上げていて、抵抗が増える代わりに機動性と安定性が向上しています。ずんぐりむっくりした印象を与える ダルな機首と胴体は全体として空力学的に揚力を生む形状になっていて、スピードより搭載能力や機動性、STOL性能、そして発展性を重視するようになった事が分かります。 オリジナルに近いイラスト
参照 MiG-21-2020 改良案

Span: 11.6m Length: 16.5m Height: --m Weight empty:6.8t gross:9.5t Engine Tumansky R-33D 5,100kg(A/B 8.300kg)*1 (or RD-33MK 5,400kg(A/B 9,000kg)*1) Cf:--kl Vmax M=1.7-1.8/Hi Zc= --- RC ---m/min Combat radius: --nm Range: 2000km(internal fuel only) 3000km(with external tank) Armament: GSh-301 30mm cannon*1-- (Expected) Not be even a prototype

MiG-23 Flogger/ MiG-27 Flogger D/J

Flogger  ミグ23戦闘機開発に当たっては、高速と大きな積載量を同時に満足させるために、可変後退翼が採用されました。ミグ23の主翼は16・45・72度の3ポイントから手動選択します。またソ連戦闘機としては異例に大型のレーダーが装備されました。 これらはベトナム戦争の反省に立ったものです。もっとも、高性能レーダーを積んでいるのは編隊のうち1機か2機で、他の機体はミグ21用を装備していたようです。(それで充分ですが。)
 ソ連機としてはペイロード・航続距離とも大きく、1973年から就役しソ連防空軍のエースになりました。国内で2000機以上配備されたほか、中東・アフリカなど18カ国で使われました。
 緒戦となったのは1982年6月のシリアとイスラエルの戦いでした。1週間の戦いで、ミグ23を36機含む80機が失われ、対するイスラエルは2機を失っただけでした。 一方的な結果になった原因は、イスラエル側が戦争のプロであったことで、早期警戒機はじめ電子戦で圧倒されたようです。

(Upper: Mig-23 Lower: Mig-27)

Span:7.78-13.97m Length:16.70m Height:5.00m Weight empty:10.2t gross:14.7-17.8t Engine Tumansky R-35-300 8,550kg(A/B 13,000kg)*1 Cf:3.7t+0.72t*3 Vmax 2,500km/Hi 1,400km/SL Zc=18,500m RC 12,900m/min Combat radius:700-1,450km Range:1,950km Armament:23mm Cannon*1 AAM*6, Bombs 500kg*4 1st Flight: 1976 (MiG-23ML Floggers-G) Prototype (23-11) 1st Flight 10/07/1967

 ミグ27はミグ23の大きな積載量と航続距離を利用して作った地上攻撃型です、機首のレーダーをレーザー式攻撃照準・誘導機器に換え、 エア・インテイクの制御板まわりを簡略化し、最高速度を犠牲にして地上攻撃に特化したものです。野蛮そうな機体が東欧に配備された時はNATO諸国を震え上がらせました。

Span:7.78-13.97m Body Length:17.10m Height:5.00m Weight empty:11.9t gross:18.1-20.67.1t Engine Tumansky R-29B-300 78.5kN(A/B 112.8kN)*1 Cf:5,750+800*3 kl Vmax 1,885km/Hi 1,350km/SL Zc=14,000m RC 200m/sec Combat radius: 780km Range: 2,500km/Ferry Armament: GSh-6-30 G.Cannon*1 HP: 7 (Total 4t) Product type finded:Mid 1970 (MiG-27 Floggers-D/J)

MiG-25 Foxbat/ Mig-31 Foxhound

Foxbat/Foxhound  ミグ25は米国のマッハ3級爆撃機B-70「バルキリー」あるいはA-12を迎撃する目的で開発されました。肝心のB-70はキャンセルされてしまいましたが、ミグ25の開発は続けられ、数百機が生産・配備されました。
 マッハ2.5を越えると、アルミ合金は摩擦熱で熔けてしまいます。熱に強くて軽いのはチタンですが、当時のソ連では調達が難しく、重いけれど安価なニッケル鋼でフレームを作りました。
 大口径のレーダーを備え、射程20km〜40kmの「アクリッド」空対空ミサイルのみの武装で、いわばアウト・ボクサーか空対空ミサイル発射ランチャーという印象です。その意味ではF-106に近いと言えば、この機体の性格が見えてきます。
 当初西側はミグ25の性能を過大評価していましたが、 1976年9月6日の函館亡命事件で有名になったベレンコ中尉のおかげで詳細を知ることができました。推定していたよりずっと重くて航続距離も短ことが分かりました。

(Upper: Mig-25 Lower: Mig-31)

Span:14.01m Body Length:19.75m Height:6.5m Weight empty:19.7t gross:34.9-36.7t Engine Tumansky R-15BD-300 8,800kg(A/B 11,200kg)*2 Cf:14.57t Vmax M=2.83/Hi 0.85/Lo Zc=20,700m RC 20,000m/8.9min Combat radius: Range:700nm(Supersonic)/960nm(Subsonic) Armament:AAM*4 to 6, 1st Flight: Early 1964 (MiG-25PD)

 ミグ25の派生型としてミグ31があります。これはB-1爆撃機や巡航ミサイルの迎撃を意図して作られたものです。外観はミグ25とほとんど同じですが、チタンを多用して軽量化され、エンジンをより強力なターボ・ファンに換装しました。結果として航続距離が画期的に向上しました。世界初のフェイズド・アレイレーダーはルックダウン/シュートダウン能力を持ち、300km先の目標を打ち落とすテストにも成功しています。 複数の目標を同時に攻撃することも可能で、これで低空侵攻してくる敵を上空から打ち落とすのです。レーダーシステムを操作するため、乗員は二人に増えています。 

Span:13.45m Body Length:22.67m Height:5.15m Weight empty:--t gross:41-46.2t Engine Tumansky D-30F-6 9,500kg(A/B 15.500kg)*2 Cf:16.35t Vmax M=2.35/Hi Zc=20,600m RC 10,000m/7.9min Combat radius:770nm Range:1,830nm Armament:AAM*4 to 6, 23mm Gun*1 Prototype (Ye-155) 1st flight: 1985/09/16 (MiG-31 Foxhound)

MiG-29 Fulcrum

Mig-29 Fulcrum  アルチョム・ミコヤン氏のあとを継いだベリャコフ氏が開発した戦闘機です。
 性格としてはF-16やF-18に似た中量級万能戦闘機で、火器管制装置も充実していますが、西側の新鋭機のような先進的電子制御ではありません。
 無理に背伸びせず、安価でコンサバティブというソ連機の伝統は生かされています。
 長いことその存在が噂されていましたが、フィンランドに親善訪問するまで外形は分かりませんでした。
 ミグ17以来のドッグ・ファイト可能な戦闘機で、高性能のわりにびっくりするほど安く、途上国に大受けし、米国が慌ててF-16をダンピング販売したほどです。(日本製のダンピングには厳しいのですが・・・)
 インド、イラク、リビア、シリア、北コリアなど、主として米国が見向きしない国々を中心に供与されています。戦闘機としての性格としては汎用機です。ただし、同時期に出たスホイ27が優れていたため、ミグ29の生産は1991年でうち切られたようです。

Span:11.36m Length:17.32m Height:4.73m Weight empty:8.17t gross:15-18t Engine Klimov R-33D 5,100kg(A/B 8.300kg)*2 Cf:3.7kl Vmax M=2.3/Hi 1.06/SL Zc=17,000m RC 330m/sec Combat radius:--nm Range:1130nm Armament:30mm Cannon*1 AAM*6, Bombs Prototype 1st Find:1977 (MiG-29 Fulclum-A)

MiG-29K Fulcrum-D

Mig-29K Fulcrum-D  ミグ29Kはもともと1980年代の終わり頃にロシア海軍の航空母艦(原子力ではないので蒸気カタパルトが装備されていない)向けに開発し、スホーイSu-33と競争の末敗れ、不採用になっていた機体です。
 改設計の主要点は、外形的には翼面積を38→43uに増加し、折りたたみ式にしたこと、ストレーキにエアダム用のスラットが組み込まれたこと、追加前輪をダブル・タイヤにするなど脚足まわりを強化したこと、 着艦フツクを付けたこと、氷片吸い込み防止用の補助空気取入口の廃止などです。2000年代になってから開発が加速され、近代化がはかられました。磁性体塗料の採用でRCS(ステルス性)を向上させるとともに、エンジンの強化やアビオニクスのグレード・アップをしています。  ロシア海軍が負債にあえぐミグ設計局の救済用に数十機購入するほか、インド海軍にも空母とセットで提供される予定です。中国が躍起になってロシア製の空母とスホーイSu-33を購入する動機の一つになっているようです。
コクピットの前に空中給油の受け口が内蔵されていて、米海軍のA-4やA-7の「バディ・システム」、僚機への給油が可能なシステムも装着可能になっています。

Span: 11.99m Length: 17.3m Height: 4.4m Weight empty: --t gross: 18.5-24.5t Engine Klimov RD-33MK 5,400kg(A/B 9,000kg 9,400kg/Limited)*2 Cf: 5.06kl Vmax M=2+/Hi 1.2/Lo Zc=17,500m RC 330m/sec Combat radius: 850(internal fuel only)/1300km(with external tank*3) Range: 2,000km 3000km/Ferry(with external tank*3) Armament: GSh-30-1 30mm Cannon*1 AAM*6, HP*8 1st flight: 07/1988 (MiG-29K Fulclum) 22/01/2007 (For India NAVY Model)

MiG-35 Fulcrum-F

Mif-35 Fulcrum-F  ミグ29は旧共産圏や第三世界に多量輸出されましたが、航続距離が短い・ペイロードが少ない・アビオニクスが貧弱・維持費が高いなどの理由で、特に冷戦終了後は各国で廃用が相次ぎました。 第三世界からの要望が多かったF-16やミラージュ2000クラスの近代的かつ安価な戦闘機として、あるいはロシア国内のスホーイ27を補完する目的で、ミグ29をベースに開発されました。 翼が拡大され、エンジンが強化されベクタード・スラストタイプも選択可能としたほか、アビオニクスやレーダーも現代的なマルチロール・ファイターになりました。
 エンジンの耐用時間は4000時間となり、大雑把に言って1970年代のR-15やR-25などの10倍以上になっていて、パーツのコンポーネント化も進み部品点数が劇的に減っています。 メンテナンスの手間が減り、稼働率も当然向上します。(1970年代のロシア機は稼働率1/2と言われていました。)ミコヤン設計局によれば維持費はミグ29の25%だそうです。 また輸出先の旧東欧や第三世界の要望に添って欧米製のミサイルや火器管制装置にも対応できるようになっています。つまり、世界の基準(スタンダード)に近い機体に仕上がっています。 燃料積載量の増加で航続距離を伸ばし、増加した火器積載量と強化された光学式(赤外線)探査/照準装置によって地上攻撃能力と対ステルス性能も劇的に向上しています。 いいことずくめのようですが、当然コストは高くなっています。肝心のロシア空軍はT-50の開発で予算が取られ、Su-27/30/35など「フランカー」ファミリーにご執心で、 ミグ35がロシア軍に採用される見通しは立っていません。勢い輸出に活路を求めていますが、このセグメントにはライバルが多く、大量生産されるかどうか分からないミグ35には 各国とも二の足を踏んでいるのが現状のようです。なおイラストには右エンジン下に付加される赤外線探査装置を描き入れませんでした。格好悪いから。

Span:12m Length:17.3m Height:4.7m Weight empty:11t gross:17.5-29.7t Engine Klimov RD-33MK 5,400kg(A/B 9,000kg)*2 Cf:--kl Vmax M=2.25/Hi 1,450km/Low Zc=18,900m RC 330m/sec Combat radius:1,000km Range:2,000km 3,100km/Ferry Armament:GSH-30-1 30mm Cannon*1 AAM*6, Bombs Prototype 1st Flight:2007 (MiG-29M2)

Sukhoi

Su-7 Fitter/ Su-17/20/22 Fitter

Fitter  スホーイはスターリン時代には設計から外されていましたが、フルシチョフ氏が首相になって復活しました。
 ミグ(ミコヤン・グレビィッチ)とスホーイはライバルのように受け取られていますが、ミグが小型、スホーイが大型と住み分けがされているようです。
 スホーイSu-7「フィッター」は一応戦闘攻撃機なのですが、増槽を付けると爆弾積載量が1トン以内に制限されてしまいます。
 それでも30mm機関砲2門という強力な火器、スピード・上昇力はライバルのf-100やF-101を上回り、運動性・安定性も上々だったので、ソ連国内だけでなく、アフガニスタンほか14カ国に供給され、各国で重用されました。

Upper: Su-7
Middle: Su-7IK
Lower: Su-17/20/22

Span:9.318m Length:16.8m Height:5m Weight empty:8.94t gross:13.6-15.2t Engine AL-7F-1 66.6kN (A/B 94.1kN)*1 Cf:3.2t Vmax 2,150km/Hi 1,150km/Lo Zc=17,600m RC 9,600m/min Combat radius:240-370nm Range:-1,650km Armament:30mm Cannon(70)*2, Bombs 2t+ 1st Flight:1962, (Su-7BKL)

ソ連ではSu-7のボディーを流用して可変更退翼機を試作することになりました。Su-7の原型機の飛行が1955年ですから、Su-7IKが1967年のモスクワ航空ショーで デビューしたときは「旧式機を利用した可変翼の実験機」としか評価されなかったようです。でも小さな投資で高速・大積載量の機体を開発できたので、ほぼこの形で少なからぬ数が生産され、 「完成型までまてない」ロシア空軍で用いられたようです。この機体を「Su-17」と呼んでいる例がたまにあります。
 Su-17としての完成型タイプはエリア・ルールが採用され、垂直尾翼のデザインも変更されています。輸出用も含め3000機弱が生産され、スホーイ設計局の復興を支えました。ロシア以外の国では21世紀初頭でも現役で用いられている国があります。

Span:10-13.7m Length:19m Height:5.12m Weight empty:12.16t gross:16.4t Engine AL-21-F3 76.4kN(A/B 109.8kN)*1 Cf:3.77t Vmax 1,860km/Hi 1,400km/Lo Zc=15,000m RC --m/min Combat range:1,150km (Hi-Lo-Hi) Range:2,300km/Ferry Armament:30mm Cannon*2 AAM, HP*4 Bombs 4t+ 1st Flight:2/8/1966 (Su-7 BMK)

Su-9/11 Fishpot

Fishpot
 スホーイSu-9は大型の全天候迎撃戦闘機として計画/生産/配備された、前線戦闘機と防空軍向けの機体です。約1000機が生産・配備されたと伝えられています。 ロシア中央航空流体力学研究所(ツアギ)の基本プランをもとにして設計開発され、デルタ翼と機首にレドーム兼用のショック・コーンを備えた、当時のロシアの典型的なスタイルをしています。 当時はU-2など西側の偵察機が頻繁に領空侵犯してスパイしにきたので、これを撃退するのが主任務でした。 有効索敵距離20km前後の当時としては高度な火器管制装置と、射程10kmの電波誘導式空対空ミサイル(RS-2US)を装備していました。 ミサイル万能思想から機体内に機関砲は無く、パイロンにつり下げ可能な機関砲が追加されました。エンジン(AL-8F-1-100U)の信頼性が低く、事故が多かったと伝えられます。

Span:8.54m Length:18.06m Height:4.82m Weight empty:7.68t gross:11.4-12.5t Engine Lyuika AL-7F1 66.7kN (A/B 94.2kN)*1 Cf:-- kl Vmax M=2.0/Hi 1.05/Lo Zc=20,000m RC 137m/sec Combat radius:-- Range:1,350km Armament:HP*4 for AAM Prototype 1st Flight 10 October 1957 (Su-9)

 Su-11はSu-9の機首を延長して、より強力なレーダーを組み込んだものです。 ミサイルもグレード・アップされ、赤外線ホーミング・ミサイルも装備できるようになり、Su-9よりパンチ力は確実に上がったのですが、機首が重くなったためか安定性が悪くなり、墜落事故を起こして100機ほどで生産は打ち切られました。

Span:8.43m Length:18.29m Height:4.88m Weight empty:9t gross:13.6t Engine Lyuika AL-7F1 (A/B 96kN)*1 Cf:-- kl Vmax M=1.8/Hi Zc=17,000m RC -- Combat radius:500km Range:1,125km/Ferry Armament:HP*4 for AAM and Fuel Tank (Su-11-8M)

Su-15/21 Flagon

Su15  米英の戦略ジェット爆撃機の侵攻に対する備えとして、ソ連防空空軍(PVO)の主力を担った迎撃戦闘機(インターセプター)です。U-2や大韓航空機はじめ多くの西側航空機がこいつに墜とされました。
 外見上は機首の2m近い直径の巨大なレドームが特徴で、このクラスとしてはかなり長距離から索敵できたものと思います。
 当初は機首に空気採入口を持つ機体が試作され、航空ショーにちょい見せしましたが、より大型のレーダーを積むためにエア・インテークは両脇に移されています。 典型的な高速型全天候機で、翼面積が狭くてペイロードが少なく、胴体下の増槽も細く容量が少ないので行動範囲が限定されます。急発進して高速で敵機に近寄り、ミサイルを発射したら高速で退避する、 いわば「迎撃専門局所戦闘機」といったところでした。ミサイルが万能と考えられていたので機関砲の固定装備はされていません。前輪がダブルのもの、主翼がノッチド・デルタ翼に拡げられたもの、エンジンが強化されるなど改良され続け、いろいろバリエーションがありました。西側では一時期翼拡張型の機体をSu-21と呼んで区別していました。なおソ連邦崩壊後は全機退役しています。

Span:9.34m Length:19.56m Height:4.84m Weight empty:10.9t gross:17.2t Engine Tumansky R13-300 40.2kN(A/B 70.0kN)*2 Cf:--kl Vmax M=2.1/Hi/Armed outside Zc=18,100m RC 228m/sec Combat Range:1.380km Ferry:1,700km Armament:23mm Cannon(on fuselage gun pods)*2 AAM*4 1st Find:1967 (Flagon-F)

Su-24 Fencer

Su24  ソ連には低空侵攻攻撃機は無かったし、それを迎撃する戦闘機もありませんでした。気が付いてみれば西ヨーロッパはジャギュア戦闘攻撃機、 アメリカはFB-111など、夜間低空侵攻で敵軍事基地を破壊できる機体を揃えていました。そこで可変後退翼を持つ新しい攻撃機Su-24を開発しました。

 性格上空中戦には不向きです。爆弾類の最大積載量が推定約8トンと多く、火器管制装置も優秀なので精密爆撃が可能だそうです。行動半径はHi-Lo-Hiで1000nmと言われ、広範囲をカバーします。800機以上が配備されているといわれ、NATO諸国にとっては脅威です。
 ミグ27がジャギュア対抗とすればSu-24の対抗馬はトーネード戦闘機でしょうか。サイズ・性格がとても似ていますが、西側から見たら驚愕の低価格だけれどお粗末な品質、けれどもそこそこの性能は確保、という、この時代のロシア機 共通の評価になると思います。
 初期の型ではエア・インテイクに可変整流板を付けて高々度でマッハむ2超を出していましたが、実際にはもっぱら低空で運用されることが殆どで、後期型では省かれています。 なおSu-32に置き換えられる計画なのですが、2010年末現在で予算の付く見通しが無く、今後も使用される見込みです。

Span:10.5-17.5m Length:21.29m Height:6m Weight empty:19t gross:41t Engine AL-21F 7,800kg(A/B 11,200kg)*2 Cf:13kl Vmax M=2.18/Hi 1.2/Lo Zc=16,500m RC --m/min Combat radius:174nm(Lo-Lo-Lo) 700nm(Hi-Lo-Hi) Range:--nm Armament:30mm Cannon*2 AAM, Bombs 11t 1st Find:1975? (Su-24 Fencer)

Span:10.37-17.64m Length:22.53m Height:6.19m Weight empty:22.3t gross:38.04t Max:43.75 Engine AL-21F-3A 75kN (A/B 109.8kN)*2 Cf:11t Vmax M=1.35/Hi 1.08/Lo Zc=16,500m RC 150m/sec Combat radius:615km(Lo-Lo-Lo) Range:1,500nm/Ferry Armament:30mm Cannon*2 AAM, Bombs 8t+ 1st flight 17/05/1988 (Su-24MK Fencer-D)

Su-25 Frogfoot

Sukhoi Su-25 米軍がベトナム戦争でジェット戦闘機や亜音速の中型の双発爆撃機がゲリラ戦ではあまり役に立たなかったため、 A-10サンダーボルトを開発したように、地上部隊支援用に特化された攻撃機です。 爆弾用パイロンを多数持ち、7〜8トンという重爆なみの爆弾やロケット弾を携行でき、 2バレル30mm機関砲は圧倒的な威力を持っています。 アフガン戦争では、当初有利に戦っていたのですが、アメリカがゲリラに歩兵用ミサイル「スティンガー」を供給しだしてから状況が一変してしまいました。
Su-25はその後も改良を加えられ続けていて、東欧諸国だけでなく、イラン・イラク、北朝鮮などに幅広く輸出されています。

Span:14.36m Length:15.53m Height:4.8m Weight empty:9.5t gross:17.6t max:21.5t Engine Tumansky R-195 Turbojet 88.4kN*2 Cf:3.5t(max 6t with 2 drop tanks) Vmax 950km/h Ceiling:5,000 to 7000m RC --m/min Combat radius:-- Range:1,250km(with drop tanks) ferry:1,950km payload:4.4 to 6t Armament:30mm Cannon*1(250 rds) 11 hard points for Bombs or Rockets 1st Flight:1979

Su-27 Flanker

Sukhoi Su-27/30  CGゲームで有名なフランカーですが、現代の戦闘機として、運動性・機動性・航続距離と低空性能などは一流です。F-15を目指しただけあって、スタイルも現代風です。また、機首のレーダーも強力でトムキャットに匹敵するレンジを持つようです。ロシアで初めてフライ・バイ・ワイヤーが採り入れられました。レーダー探知距離は240kmと言われ、機内燃料タンクが9.4トンと、長大な航続距離を可能にしています。

Span:14.7m Length:21.9m Height:5.93m Weight empty:16.3t gross:22-30t Engine AL-32F 7,600kg(A/B 12,500kg)*2 Cf:9.4t Vmax M=2.35/Hi 1.2/Lo Zc=18,000m RC --m/min Combat radius:810nm Range:2220nm Armament:30mm Cannon*1(150) AAM*8, 1st Flight:1977/05/20 (Su-27 Flanker-A)

Su-33/35/37 Flanker

Sukhoi Su-33  Su-33はSu-27の艦上型、Su-35/37はSu-27の地上攻撃能力を向上させたもので、ストレーキを拡大してカナードを追加しています。ほかに空中給油装置の追加、レーダーとエンジンの強化、CRTディスプレイの採用をしています。Su-37は排気管を可動式とし、「ベクトル・スラスト」にしたことで機動性の向上を図っています。これはアメリカの次世代戦闘機”JSF”に採用される技術です。

Span:14.7m Length:22.1m Height:6.32m Weight self:18.4t gross:max 26-34t Engine AL-35F (A/B 13,300kg)*2 Cf:--kl Vmax M=2.35/Hi 1.14/SL Zc=18,000m RC 19,800m/min Combat radius:780-1890nm Range:2220nm Armament:30mm Cannon*1 bombs;8t 1st Flight:1988/06/28 (Su-35 Flanker)

Su-32/34 Flanker

Sukhoi Su-32/34  Su-34はSu-24の後継機として、Su-27をもとに開発されました。期首の操縦席は横の複座となって、上から見ると機首がかなり太った印象でが、胴体の翼効果とエリア・ルール効果ははSu-27より上のようです。 エア・インテイクを固定式にして軽量化した代わりに高速性能はやや劣りましたが、装甲を施して被弾性を高め、地上攻撃爆弾の搭載量は8トン、航続距離は4,000キロと性能は一流です。

Span:14.7m Length:23.3m Height:6.5m Weight self:22.5t gross:max 45t Engine AL-31F 7,600kg(A/B 12,500kg)*2 Cf:--kl Vmax M=1.8/Hi 1.2/Lo Zc=15,000m RC --m/min Combat radius:---nm Range:2220nm Armament:30mm Cannon*1 bombs;8t 1st Flight:1993/12/18 (Su-34 Flanker)

Su-35BM Flanker

Sukhoi Su-35BM  Su-35BMはSu-27の進化形の一つで、かなり性能が向上している模様です。カナードが廃された代わりにベクタード・スラスト(可変推力偏向)エンジンが積まれ、 炭素繊維の素材を尾翼ほかに採用し、ストレーキほかの形状を手直ししたため、軽量化とRCS(ステルス性能)が上がっています。また超音速巡航が可能になっています。
 前進翼で有名な試験機Su-47「ベルクト」からの技術的フィードバックを得たフライ・バイ・ワイヤシステムを採用し、機動性はSu-33/35/37に比べかなり向上しています。 Su-27に付いていた半球型の赤外線センサー(OLS-27)は円筒形のセンサー(OLS-35)に変更されています。これは空中/地上の熱線を関知するだけでなく、 レーザー測距儀を兼ねていますので、電波を発することなくステルス機や巡航ミサイルを探知・追尾・攻撃できる優れものです。
 機首のレーダーも改良され、左右に240度、上下に120度の範囲を探索できるフェイズド・アレイ型で、尾部のレーダーと併せれば死角が非常に少なくなっているだけでなく、 適応周波数もF-22が発見できるバンドに対応しています。ロシアの空対空ミサイルはもともと射程が長く、広い範囲に向けて打ち出せるので、 世界最強と言われるF-22すらもSu-35BMの前では苦戦を強いられるでしょう。エンジンのフル・オーバーホールは4000時間と言われていて、 ロシア機らしからぬ?信頼性を誇っています。Su-27の初飛行から20年経った2008年の初飛行で、この間の技術的進歩を満載した機体に仕上がっています。

Span: 15.3m Length: 21.9m Height: 5.9m Weight self: 17.5t gross: 25.3-34.5t Engine AL-41F1S 8,800kg(A/B 14,000kg)*2 Cf: --kl Vmax M=2.25/Hi 1,580km/Lo Zc=18,000m RC 280m/sec Combat radius: 800-1900nm Range: 4,500km(with drop tank) 3,600km/Hi(internal fuel only) 2,700km/Lo Armament: GSh-301-1 30mm Cannon*1 bombs;8t 12HP 1st Flight: 2008/02/19 (Su-35 Flanker)

T-50 PAK-FA

T-50  ロシアの威信をかけて開発中のステルス戦闘機で、2015年以降順次配備される計画です。目標はロッキードF-22で、それを凌駕する性能を期待されています。 主翼前縁の後退角が大きく、可変インテークを備えた強力なエンジンとあいまって常時超音速飛行が可能です。お家芸のベクタード・スラスト用ダクトを備え、 機動性が高いとされています。アビオニクスはもちろん最新鋭なのですが、操縦席前の左右にフェイズド・アレイ・レーダーを備えていて、側方の監視もできるという、F-22に無い 装備も採り入れられています。ステルス性能や大型の機内燃料タンクと引き替えに、武装はやや控えられています。胴体内のベイには大型の空対空ミサイルは収納不能のようで、 翼下に6箇所のハード・ポイントを用意しています。もちろんパイロンやミサイルを装着した場合にはステルス性能は損なわれます。

Span:14m Length:18.8m Height:6.05m Weight self:18.5t gross 26t :max 37t Engine NPO SATURN/FNPTS MMPP Saylut 175kN*2 Cf:10.3t Vmax 2,100-2,500km/h VCruise 1,850-2,100km Zc=20,000m RC 350m/sec Combat radius:---nm Range:----nm Ferry:5,500km Armament:30mm Cannon*1(maybe) bombs; two internal bays for AAMs +6HP Prototype 1st Flight:2010/1/29 (Spec as estimated production type)

Tupolev Andrei Nikolaevich

Tu-28/128 Fiddler

Tu-28 全長30mというTu-28/128のように巨大な迎撃機がなぜ必要だったかと言えば、 広大な版図を抱えるソビエト連邦としては充分な迎撃ミサイル網を構築するのは無理だったし、 永久凍土に覆われたシベリヤには航空基地やレーダーサイトを作れなかったのです。 その当時ソ連の迎撃機としてはミグ21やスホーイ15があったのですが、これらは地上のレーダー基地と連動して任務を遂行することを前提にしたシステムを積んでいて、 単独で迎撃するようには作られていなかったのです。 そこでソ連は戦術爆撃機のTu-98を改造して遠距離迎撃機に仕立て上げたのです。 機首の爆撃照準席とガラス窓を外し、大きなレーダーを積み、爆弾槽に燃料や電子機器を置きました。 でも、当時のジェットエンジンは効率が悪く、防空軍の呈示した戦闘行動半径に届きません。そこで英国のライトニングよろしく、 腹部に”ピッギー・パック”、今で言えば”コンフォーマル・タンク”をくっつけて、ようやく目標仕様に達しました。 火器はAAMのみで、Tu-28/128用に開発された射程40キロという長射程のミサイルを2基ないし4基積めるようになっています。 迎撃戦闘機と言っても元々が爆撃機なのでドッグ・ファイトなど出来るわけがありません。 「移動可能な対空ミサイル基地」と表現した方が良いですね。 200機ほどが生産/運用されていましたが、1992年に退役し、Su-27が任務を嗣ぎました。でも、Su-27の方が航続距離も速度も火器管制装置も優れているし、 ドッグ・ファイトはお手のもの、というのはこの間の技術革新を如実に示しています。

Span:17.53m Length:30.06m Height:7.15m Weight empty:24.5t gross:max 36-43.7t Engine Lyulka AL-21F (A/B 11,000kg)*2 Cf:--kl Vmax 1900km/h/Hi Sc=18,300m RC --m/min Combat radius:1080km Range:2560km Armament:AAM*2(Tu-28) AAM*4(Tu-128) 1st Flight:1961-62 (Tu-28)

UPDATED 2002/08/21, 2011/07/07
戻る