白熱灯(タングステン・ランプ)の室内を撮った時は、全体として赤みが強い色になる。
そのような時に使うのがC系列のフィルターだ。C4はその中で最もよく使う。
2/3絞り分、暗くなる。それで赤みが抜けて、青や緑がはっきり判別できる色合いの画になる。
赤みを抜きすぎないから、白熱灯下の独特の雰囲気は残る。
蛍光灯下で撮影する時に用いる。普通に撮ると人の肌などが緑がかった画になるところが、ほぼニュートラルな色合いになる。
装着時には1絞り分暗くなる。
ただし、昼間で窓のある部屋で用いると、窓の部分と外光の当たっている所は紫がかってしまう。
フラッシュを併用してはいけない。フラッシュ光の当たっている範囲は見事に紫色になってしまう。
FL-Wを昼間の室内で使うと、窓の外が紫がかった色になってしまう。そのような時に使うのがこのフィルターである。
夜の室内で使っても良い。その場合はほんの少し緑がかった色合いの画になる。2/3絞り分、暗くなる。
基本的にはUVやMC-1と同じく紫外線をカットするレンズだが、花やポートレートを撮るのに向いている。
発色がより鮮やかになるし、人物の場合はシミやソバカスをやわらげて写すから、美人に撮る時の必需品だ。
また、フラッシュ撮影の時にも紫外線成分をカットするので有効だ。
灼熱の太陽がたぎる夏の海岸では、ISO100でもF16・1/500秒を上回る場合がある。そのような時に用いるのが
ND(ナチュラル・デンシティー)フィルターで、ND4〜ND8が多く用いられている。
雨天や曇天時には画面全体が青みがかった冷たい色調に写る。このような時にW系列のフィルターを使う。
ナチュラルな発色になる。
晴天の昼間に用いれば、夕焼けが当たったような色になる。その夕焼け時に用いると、不自然に赤い色になるので
やめておこう。
晴天の夕刻にポートレートを撮ると、全体が夕日の色に染まる。だからC系列のレンズで赤色を抑える。
抑え加減は実際にフィルターを選択してやってみるといい。C2かC4か、それは撮影者の意図による。
水の中の鯉を写すときには光線の加減によって水面が反射する、ガラス窓やショーケースの中を写す時しかり。
また、青空を青く写すときにも用いられる。広角レンズに装着する場合は枠の縁がケラることがある。
広角レンズ使用時にはご注意を。
フィルターの仲間だが凸レンズ。手軽に接写が楽しめるレンズだ。普通は標準レンズに付けて使う。
広角レンズでは縁がケラれる。
No.5のレンズともなると、ご覧のように全体が相当厚くなるので、標準レンズといえども縁がケラれる。
そのような時は次のステッフ・アップ・リングを用いる。
僕の例で行くと、交換レンズのフィネター径は一部を除き49mmと55mmの2種類で、使用頻度の少ないフィルター
は55mmで用意している。そしてステップ・アップ・リングで、49mm径のレンズに55mm径のフィルターを付けるて用いている。
携行するフィルターの数も減るし、経済的でいい。そしてレンズ・キャップも55mm用をいくつか余分に用意している。
レンズの画角外から入ってくる光は、たびたびフレアとして画面の一部あるいは全体を白濁させてしまう。
だからシャキッとした画にするためにはフードが必要だ。広角用と標準〜望遠用、汎用があり、金属・ゴム・プラスチックと、素材も様々だ。
望遠レンズではレンズに組み込んであるものも多い。積極的に活用したい。