セラミックス上の厚付け・無電解ニッケルメッキ
無電解ニッケル複合メッキ

無電解ニッケルPTFE複合メッキ

無電解ニッケルPTFE複合メッキの用途
摺動部品のかじり、焼付き防止
無給油部品(コンピュター、OA機器部品)

樹脂金型、樹脂成形部品


  
クラッチ部品(写真:日本カニゼン梶@       動力伝達部品(写真:日本カニゼン樺供)


●固形粒子として潤滑性のテフロン(PTFE)を無電解ニッケルメッキ液に加えることにより、PTFE複合メッキが得られます。この複合メッキは特に摩擦係数が低く潤滑性、離型性がよく、撥水性(水に濡れにくい)も優れていることを特徴とします。

●下にある表は、各種表面処理剤の摩擦係数を比較したものです。摩擦係数は小さい方がすべり易く、潤滑性の高いことを意味します。


材料 静摩擦係数 動摩擦係数
無電解Ni-P/PTFE(メッキのまま) 0.11 0.09
無電解Ni-P/PTFE(熱処理後) 0.11 0.09
無電解Ni-P(メッキのまま) 0.16 0.12
無電解Ni-P(熱処理後) 0.51 0.29
PTFE被覆材料 0.12 0.06
硬質クロムメッキ 0.16 0.18
モリブデン被覆材料 0.17 0.11
下地鋼板(JIS SS41) 0.22 0.15


一般の無電解ニッケルメッキに比べてテフロンを分散した無電解ニッケルPTFEメッキは、磨耗性が70%近くも減少することができます。

このように無電解ニッケルメッキPTFEメッキは摺動部品や特に離型性を要求される金型などに適応して特徴を発揮することができます。

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