全羅道(チョルラド)観光

中間試験が終わったので、ちょっくら独り旅してきました。



<5月7日(金)>
午前中で会話の試験を終え、速攻で帰宅する。
まだ準備してなかったため、急いで準備して14時過ぎに部屋を出る。

地下鉄で約10分後、ソウル高速バスターミナルに到着。
とりあえず、今日は全羅北道(チョルラブクト)の南原(ナムォン)に行く。
が、切符売り場が分からん。。。
係員に聞くと、「外です。」みたいなことを言われる。
「は?外に切符売り場があんの?」など思いつつ、言われた通りに外に出てみる。

「何もねーやん。」と思いつつ、隣りのビルに入ってみると、全羅道方面行きの切符売り場を発見。
結局、バスターミナルに到着してから、切符を買うまで30分もかかってしまった!(笑)
ま、これも勉強のうち、と思いつつ、次の便を購入。(W17,500)

所要時間は予定では約4時間。
バスの車窓より景色を眺める。
日本とたいして変わらん。

予定より早く、19時過ぎに3時間半ほどで到着。
今回の旅の目的は、南原で行われている「春香祭」。
5日から8日までの日程だが、中間試験のため、明日8日しか見れないけど。。。

〜「春香祭(チュニャンジェ)」〜
韓国を代表する祝祭で、今年で74回目となる。
南原市内一帯で行われ、春香をしのぶ春香祭祀のほか、音楽、舞踊、コンテスト、街頭パレードなど、
期間中さまざまな催しが行われる。
中でも、絶世の美女だったという春香にちなんで、現代版ミス春香を選ぶコンテストがあるらしく、
見たかったのだが、今日行われており残念ながら見ることは出来なかった。

〜「春香伝(チュニャンジョン)」〜
韓国のだれもが知っているだけでなく、最も人気があるといわれている物語。
18世紀初めに小説化され、20世紀に入ってからは、今日までに10数回にわたって映画としても登場している。
この物語の舞台となったのが南原なのである。

では、「春香伝」とはどんな物語なのか、簡単にあらすじを。

南原に暮らす妓生、月梅の娘、成春香(ソン・チュニャン)は、端午の節句の日、ブランコ乗りを楽しんで
いるところを広寒楼(クァンハルル)へやってきた南原府史の息子、李夢龍(イ・モンニョン)に見初められる。
夢龍の熱い思いが春香にも伝わり、2人は夫婦の契りをかわす。
やがて、夢龍の父が漢陽(ソウル)に栄転することになり、やむなく離れ離れに。
残された春香は後任の府史、卞学徒(ピョン・ハクト)に妾にされそうになるが、
これを拒み、むち打たれ投獄されてしまう。

一方、漢陽で勉学に励む夢龍は、ついに科挙の試験に首席で合格。その後、暗行御史(王の隠密派遣使)に任命され、
南原へ下る。春香が処刑される当日、卞学徒の誕生の宴席に現れた夢龍は、悪政を行った卞学徒を処罰し、
春香を救い出す。互いの変わらぬ愛を確認した春香と夢龍。
春香は高官となった夢龍とともに生涯幸福に過ごす。

「春香伝」は、階級差別の激しい封建社会を痛烈に批判している。
春香は、当時としては身分が低い妓生の娘であったが、府史という絶対服従の相手に対しても
毅然とした態度で接し、自身の身に危険が及ぼうとも信念を曲げることなく、夢龍のために
貞節を守り通した烈女として、今なお憧れと敬意をもって見つめられる存在なのである。

「春香伝」は架空の物語ではあるが、まるで実在の人物のように信じられているという。


南原の高速バスターミナルは市街地よりちょっと離れているため、明日に備えて南原駅に向かう。
が、いきなり道を間違えてしまった!
念のため、と思ってすれ違いざまにおばちゃんに聞いたところ、反対方向だった。。。
何て言ってんのか分からんかったけど、声もデカく、派手なジェスチャーのおかげで
何となく言ってることが分かった。ありがとう。
こんな韓国人に会って今の自分がいると思える。

ガイド本には、バスターミナルから駅まで徒歩で約15分とあったが、
結局30分ほどかかって駅に到着。
駅前の食堂で晩ご飯(W6,000)を食べ、宿を探す。
探すと言っても、駅前にはたくさんの旅人宿(ヨインスク)があり、適当に入ってみた。
部屋を見せてもらうが、なぜか部屋の照明がピンク色やんけ!
それにおばちゃんともう一人いた若い女性は妙に綺麗で、怪しい匂いがプンプン!(笑)
とりあえず、「照明が嫌だ。」と言って別の宿を紹介してもらった。
で、次の宿で部屋を確認して特に問題なかったので、2万ウォンを払った。
が、おばちゃんが帰り際、「女いるか?」って聞いてきた!
「何ー!ここもそうなんかー!!」て思ったけど、「多分この辺はそういう宿ばっかなんやろう。」
と思って、「結構です。」と言って断った。

とりあえず、これで落ち着けると思ってベッドに座ったら、なな何とウォーターベッドやった。。。
泣きそうになったけど、お金も払ったし今日だけや、と思い我慢する。

〜韓式旅館〜
宿泊代を節約して格安で泊まれる旅館で、ソウルなどの大都市はもちろん、地方の小さな都市にも多く存在する。
宿の看板はハングルだが、日本の温泉マークにそっくりの旅館マークが目印。
タイプは以下の3種類。
「荘(ジャン)」:旅館の中でも最高級。1泊3万ウォン〜5万ウォン。
「旅館(ヨグァン)」:ラブホテルと兼用のところもあり。1泊2万ウォン〜3万ウォン。
「旅人宿(ヨインスク)」:ラブホテルと兼用のところもあり。1泊1万ウォン〜2万ウォン。

<5月8日(土)>
駅前に観光案内所があったので、地図をもらいに行く。
が、そこに勤めていた女性は何と日本人だった!
しばしの会話後、南原市と春香祭について、いろいろと丁寧に教えてくれた。



南原駅
とりあえず、広寒楼へ向かう。 入場料はW1,300。 わけあって、払ってません。(笑) 烏鵲橋(オジャッキョ)手前から 広寒楼を望んだもの。 烏鵲橋は、春香と夢龍をしのび、 「愛の橋」とも呼ばれている。
玩月亭(ワァノルジョン)。 池の上に浮かんでいるように見えるらしく、 分かるように撮りたかったんやけど、 池の上にステージが設置されてて(画像右側) うまく撮れませんでした。。。
ブランコ。(笑) デカかったッス。
月梅家(ウォルメチプ)。 イベント用のテントが邪魔でした。。。
全体図。
広寒楼前を流れる、蓼川へ。 いろんな屋台が軒を並べてました。  
蓼川特設舞台にて。 国楽公演・その1。
国楽公演・その2。 何の国楽かは・・・。(笑)
国楽公演・その3。 結構年配?(いわゆるオバチャン) の方が多かったかな。。。 残念。(笑)
続いて、映画「春香伝」を撮影する際に造ったセットが残されている春香村へ行く。  
過酷な拷問に耐えるシーン。
「オラオラ、このヤロウ。」 「痛てーだろ。」 みたいな?(笑)
卞学徒。 いかにもというような悪人顔。 「どうだ。気は変わったか?」 みたいな?(笑)
夢)「春香!」 春)「夢龍!」 みたいな?(笑)
夢)「待ってろ。俺が助けてやるぜ!」 春)「夢龍!」 みたいな?(笑) 柵越しにこんな写真を撮ってる 自分がサムイ。(爆)
13時から予定されていた、市内一帯を回る伝統キルノリ(街頭パレード)を見たかったけど、 どこを回ってるのか分からず。。。 というわけで、今日行こうか、明日行こうか迷っていた、もう1つの目的の場所へ行くことに。 超質素な地図を片手に市外バスターミナルへ向かう。 が、当然のごとく道に迷う。(笑) 方向は間違ってないはずなのだが、勉強がてら、 目の前のクリーニング屋から出て来た女性に尋ねてみた。 分からん。(笑) で、自分が韓国人じゃないと知ると、バスターミナルが見えるところまで連れて行ってくれた。 今忙しくて、時間が無いとか言いながら。。。 にも関わらず、一緒に歩きながら、笑顔でいろいろと話しかけてくれて。。。 「申し訳ないなー。」と思いつつ、ちょっと楽しい時間だった。 ごめんなさい。そして、ありがとう。。。 市外バスターミナルより、隣町の求礼郡(クレグン)へ。 約1時間ちょいで到着。(W2,800) 目的の場所は、華厳宗の古寺、華厳寺(ファオムサ)。 降りたバス停より、徒歩20分ぐらいらしく、登り道&時間が無いかな?と思いタクシーを利用。(W3,000) 途中、タクシーの中から入山料(W3,800)を払う。 山門。 540年、新羅王朝の時代に建てられた。 しかし、豊臣秀吉の朝鮮出兵のときの火事で焼失。 1630年に再建された。
山門をくぐるとひたすら登り道。。。 釘を一本も使わずに建立された大雄殿。
入母屋造りの覚皇殿(国宝)。 この中に金キラ金の仏像?があったので、 写真を撮ろうかと思い、中にいた尼さん?に 「ここで写真を・・・(韓国語で)」と ここまで言ったところで、 「ノー!」とただ一言。 あのクソヤロウ〜。 他に言い方ねーのか?と思いつつ。。。(笑)
周りは山あり、川ありで渓谷といった感じ。  
帰りは歩いて下る。 ここの手前に、行きがけタクシーの中から 入山料を払った料金所がある。
バス停まで戻るが、バスターミナルまでの行き方が分からず、タクシーを利用。 み)「求礼バスターミナルまでお願いします。」 乗車後、ちょっとの会話で、日本人ですか?って言われた。 やはり発音がおかしいのだろう。。。 もっと勉強せねば。 運)「バスターミナルからどこに行くんですか?」 み)「南原です。」 運)「南原までだったらこのまま乗っていきませんか?通常3万ウォンですけど、2万5千ウォンでいいですよ。」 確かに、タクシー乗り場の案内板に南原まで3万ウォンとあったので、一瞬迷ったが、 時間はあったので、安さをチョイス。 み)「すいませんけど、バスターミナルまででいいです。」 運)「分かりました。」 10分ほどで到着。(W6,000) バスターミナルで、南原までの切符を購入。(W2,300) 19時過ぎ、南原市外バスターミナルに到着。 再び蓼川特設舞台に向かう。 途中、南原で有名だというチュオタン(ドジョウ鍋)を食す。(W6,000) ドジョウの姿形は無く、味もよく分からず。。。 マズくはなかったが、とにかく辛かった。 ま、自分にとっては韓国の食事はほとんど辛く思えるんやけど。(笑) 食後、最後のイベント春香歌合戦(ただのカラオケ)をしばらく見てたが、雨が降り出してきたため途中で退散。 市外バスターミナル付近にヨインスクがあったので、ズブ濡れになりながら歩いて戻る。 今日のヨインスクは家族連れも利用してて、まともな宿だった。 照明も普通で、ウォーターベッドでもなかったし。(笑)(W20,000) テレビで「踊る大捜査線」をやってた。ハングル字幕で。 <5月9日(日)> 10時頃宿を出発。 相変わらず雨が降ってたため、市外バスターミナルからタクシーで高速バスターミナルへ向かう。(W2,000) そしてソウルへ。(W17,500) ソウルに入ってからは車が混み始めてて、帰りは4時間かかって到着。 15時過ぎ、部屋に帰り着く。 次回はどこ行こっかな。




戻る