♪CDメモ♪

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*今回はマレーシア華人歌手2人のアルバムの紹介です。
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♯2004年1月6日

小萍萍 Merissa Goh <福建ROCK&ROLL>  福建語
銀城唱片制作公司/SILVER CITY ENTERPRISE




1.福建ROCK&ROLL  7.酒家男
2.瀟洒走一回        8.愛情雨
3.一起走過的日子     9.絶情做(イ尓)走 
4.相逢            10.愛(イ尓)的心巳經冷 
5.是酒也是涙        11.異郷的愛人
6.牽成阮的愛        12.愛甲過火       
    
  ’92年にマレーシアで発売されたアルバム。
一曲目の<福建ROCK&ROLLは日本の歌のカバー曲らしいですが、元の歌が全く思い浮かびません。が、かなりノリがいい曲ですね。華語(中国語)のロックではなく、
福建語の”ロックンロールの曲なんですよ、という事を強調したかったのでしょうか。
二曲目<瀟洒走一回>は葉倩文(サリー・イップ)の曲かと思いますが、元の歌を聴いた事がないので比較はしませんが、これもいい歌だと感じました。
私はこの曲を聞くと、「風雲」とか台湾のTV時代劇ドラマを連想します。
三曲目<一起走過的日子>は劉徳華(アンディ・ラウ)の歌のカバーですが、
アンディのあの歌声での印象が自分の中では強くあるので、この歌に関してはアンディに分があるかと思います。 

最後の<愛甲過火>はスカイ・ウーのカバー曲ですが、元の歌は聞いた事無いですが、スカイ・ウーの歌声を連想しながら聞くと、なるほど彼らしい曲だなと思いますが、小萍萍もなかなか上手く歌いこなせていると思います。この曲を聞いていてダンスホールを連想してしまいました。

10曲目の<愛(イ尓)的心巳經冷>は元歌が分かりませんが、いわゆる「福建歌謡」では無いので、これも多分誰かの歌のカバーではないかと思います。ちょっと歌謡曲っぽい雰囲気はありますが、
♪愛(イ尓)的愛(イ尓)的愛(イ尓)的心巳經冷(福建語:あいりーえあいりーえあいりーえしんいげんりぇん?)というサビの部分が頭に残りますね。

POPSのカバー曲?以外では、オリジナルの作品<相逢>が面白いと感じました。
チャチャチャなのかな?歌詞の内容は分からなくても楽しい気分になる曲ですね。

是酒也是涙><酒家男><愛情雨><絶情做(イ尓)走><異郷的愛人>はいわゆる「福建歌謡」ですね。彼女の歌い方がPOPSの時以上により演歌っぽくなりますし、歌詞を見ていても「酒と涙と男と女」という感じですしね。

彼女は1977年11月3日生まれらしいので、このアルバムが出た時の彼女は15才だったのですね。12才でデビューした頃は「天才童星」と言われていたらしいですが、切なさを感じさせるこぶしの利いた歌謡歌手特有の彼女の歌声を聞いていると、やはり、そう言われるだけはあるなと思いました。

こちらで<今夜的風吹得好冷>を買ったと書いてますが、こっちの方が全体的に面白いと感じました。福建語なので、歌詞を追って行くのは大変ですが。

余談ですが、ジャケットの写真を見ていて、日本のバブル期からバブルが崩壊した頃の
女性の化粧ってこんな感じだったなあという事も思いだしてました。茶色のアイシャドーに、青みがかったピンクの口紅・・・。(このジャケット写真の小萍萍、お水のお姉さんっぽいし・・・)

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張智成<LISTEN TO ME>  中国語+広東語
avex trax/華研国際音楽 HIM International Music




1.換日線      7.CAP GIRL
2.詩人       8.老歌手
3.莫非定律    9.説
4.完全明白    10.回憶録
5.三千       11.傷心換日線
6.很想[女尓]

張智成くんの台湾でのサードアルバムです。(台湾デビュー前にマレーシアでアルバム<名字>を一枚リリースしているので)
去年の暮れに発売されました。
彼自身がプロデュースしたアルバムという事ですが、アルバム全体が上手く纏まっていると思います。
 
私が持っているのは香港向けに出されたバージョンで、付属のVCDには<換日線
傷心換日線>のミュージックビデオが収録されていますが、ミュージックビデオの中身は全く一緒でした(笑)

11曲目の<傷心換日線>は1曲目の<換日線>の広東語バージョンですが、
台湾で発売されたアルバムにも入っています。
以前だったら、台湾やマレーシアやシンガポールの華人が広東語曲をリリースする時には、香港市場での発展を考えて香港で発売するという事になっていた様ですが(台湾向けには発売しない)、最近はその辺の事情も変わってきたのですね。
彼は広東語も普通に話せる様なので(少なくともマレーシアのラジオでは広東語でDJと話していた)、広東語曲もアルバムの中に入れたかったのでしょうか。

彼は台湾では周傑倫と比較されたり、”R&B小王子”と言われたりしている様ですが
4曲目の<完全明白>8曲目の<老歌手>あたりは、王力宏(ワン・リーホン)くんか?と感じるくらいにリーホンくんと声が似ていると感じるのですが、キーがあまり高くない曲ですと、王力宏とは違うのだという事を再認識します。

パッケージの紙には「ハウスとR&Bを混合した・・・」などという事が書かれていますが、
確かにR&B以外のジャンルも組み合わせた曲が多い様ですが、彼をPOPS歌手ではなく「R&B歌手」とするなら、5曲目の<三千>が一番R&Bっぽいのかもしれません。
この曲を聞いていて、アメリカのR&B歌手MAXWELLが’96年にリリースしている
<MAXWELL’S URBAN HANG SUITE>を思いだしてましたからね。

智成くんがおうし座という事は分かったけど、幾つなんだろう?
大学時代から音楽活動を初めて、’96年にコンテストに出る様になったという経歴からして、現在29才ぐらいではないかと思うのですが。