アラスカ旅行

 今年の3月に,卒業旅行と称してアラスカに行ってきました.しかも,
初の海外旅行です.ここではその時の日記を交えながら感想を述べたいと思います.


1日目

 今日は昼に関空に行き,そこからNW航空でシアトルに.しかし,出発直前になってトラブル発生のため,離陸は少々遅れてしまった.
なんとかシアトルに到着すると,生まれて初めての入国審査にどきどきしながら無事通過.乗り継ぎの時には,シャトルバスをぐるぐる
乗ったりという失敗もしつつ,なんとかアラスカ航空に乗り継ぎ.ここからは日本語のアナウンスなどまったく無い世界になるので少し
不安.案の定,アンカレジに到着すると,次に乗るはずのフェアバンクス行きがキャンセルになっていた.仕方なく,その次の便でフェ
アバンクスに到着すると,香田晋くりそつの小沢さんという旅行会社の人が出迎えに来てくれていた.               

 初めて外国の地に降り立った感想は・・・「さむっ」.さすがアラスカ,日中でも結構寒い.風が無いのでまだましだけど,少しでも
外を歩くと,耳がじんじんしてくる.着いたのが夕方だったので,車から見えた夕日がとても綺麗でした.            

 ホテルに到着し,防寒具をレンタル.これがまた笑えるぐらいもこもこでした.部屋に入って早速着ると,ロボットみたいに身動きが
とれず,でもオーロラを見れる期待にそんなこともあまり気にならなかった.                          

 深夜の出発に向け,近くのスーパーへ夕食を買いに行く.何もかもがでかい.さすがアメリカ.ミニッツメイドが嘘みたいにでかい.
とりあえず,夕食と明日の朝食を買って買える.実は,ここで初めて$を使った.                          

 いよいよ今からオーロラを見に行く.場所はフェアバンクス近郊のスキーロッジといわれるところだ.つれて行ってくれるのは,アラスカ
に住んで27年の伊藤さんという人でした.この人には今後も色々とお世話になるのですが,かなりのおしゃべり好きでした.オーロラ
の出現を待っている時は,バルタン星人みたいな手袋をしてたのがおもしろかったです.あまり,人の話しは聞いてないようでした. 

伊藤さん"

 今日は,見えないかな?と思っていたら,突然空いっぱい埋め尽くすぐらいにオーロラが広がった.残念ながら色は付いていなかった
けど,想像以上に早くオーロラは動くことを知りました.オーロラは初め,もやもやっとした雲の帯みないなのが見えていて,それがある時
突然に光り出し,激しく動くことでオーロラになります.郊外ということもあってか,星もものすごく綺麗でした.

もこもこ"


2日目

 二日目の今日は,昼からチェナ温泉に行きました.ここでは,色々な遊びができるとあって,早速二人で犬ぞりに乗りました.よく見てると
犬の中にはあんまり引っ張っていない奴もいて,なんだか人間社会に共通するものがありました.でも,大人5人を乗せてもぐいぐい引っ張る
姿は,さすが犬ぞり!って感じでした.昼間だから暑いかなって思っていたけど,後ろに乗っていた友達はふるえてました.

犬ぞり"

 その後すぐに,スノーモンキー(雪上車のこと)に乗り込み,近くの山頂まで行きました.見晴らしがすごく良くて,しかも周りにはガイド
さんと私たちしか居ないので,物音一つしない,静寂の世界でした.時々ムースが見られるという話だったけど,残念ながら動物にはまったく
と言っていいほど出会えませんでした.

山頂"

 チェナ温泉に再び戻ってから,水着に着替えて温泉プールに入ったけど,ぬるい!何で他の人はこんなぬるい所に入れるんだろう?しかも
かなり塩素臭いし.温泉と思って入るから駄目なのかなぁ?あんまりお薦めできない所です.
 レストランで夕食を取ってから,再び今度は大きなスノーモンキーで山頂までオーロラを見に行った.しかし,実はそこまで行かなくても
チェナ温泉でもオーロラが見えてたりしました.恐るべしアラスカ.こんなに何下にオーロラが見られるとは.
 山頂に着き,しばらくするとものすごくすばらしいオーロラが数秒間で光ったり広がったりした.後々聞いたところによると,この日のオーロラ
は,地元の人でも一ヶ月に一度ぐらいしか見られない良いものだったそうだ.私たちはそれを寝転がって見ていたので,ちょうと目の上でそれは
繰り広げられていた.一瞬だったけど,一生忘れられないものを見た気がした.
 


3日目

 朝起きると既に12時を回っていた.今日は夜まですることが無いので,フェアバンクス市内を観光することにした.しかし,日曜日だったので,
お土産屋さんはほとんど閉まっていた.でも,市内の至る所に氷の彫刻が置いてあったのが印象的であった.

ホテル"

 ホテルに戻って,今夜のオーロラツアーの申し込みをするが,曇っていたのであまり期待できそうにない.しかし,ここでも伊藤さんが,行かなくて
もしいいオーロラが見えたらくやしいだろうという言葉に,きっと騙されてるんだろうなーと思いつつも申し込んでしまった.さすが(V)o\o(V)伊藤!
 晩ご飯は,豪勢にホテルのレストランでカリブの肉を食べた.しかしめちゃ量がおおい.この時,冗談で赤ワインで赤いオーロラが見られるように
乾杯した(赤いオーロラは滅多に見られないそうです).

 10時になって,ホテルを出発した.スキーランドに着くと,やっぱり空は曇っていた.あきらめムード満点で,怪しげな踊りをするリーさんと写真
を撮ったりして時間を過ごす.と,しばらくして空が晴れて星が見えるとのこと.急いで防寒着を着込み,外に出ると,確かに星が見えていて,しかも
うっすらとオーロラの素みたいなのも見えていた.

リーさん"

 そこで,雪の上に寝転がってボーっとしていると,急にものすごい早さでオーロラの素が動き出し,見る見るうちにピンク色のカーテンとなった.
最後には,虹色に輝きながらオーロラは消滅していった.ほんの一瞬だったけど,またしてもすごいのが見られた.たまには騙されるのもいいかな.


4日目

 今日でフェアバンクスともお別れだ.朝9時にホテルを出発し,飛行機でアンカレッジまで行った.飛行機の窓からはマッキンリーを見ることが
できた.

マッキンリー"

 アンカレッジ到着後,市内観光をした.クック入り江や氷の彫刻なんかだ.夜は「サイモン&シーホーク」というお店でアラスカサーモンとキング
クラブを食べた.めちゃうまだった.しかも,店の窓からは夕日がクック入り江に沈むのが見えた.なんで目の前に居るのがお前やねん!とお互いに
言い合っていた.むなしい.明日は,一日中オブショナルツアーで氷河を見に行く.そのため,少し早めに眠ることにする.

クック入り江"


5日目

 朝からオプショナルツアーのため,バスでスワートまで行く.200km,3時間の長旅である.しかし,ほとんど寝ていたので,あまり記憶がない.
スワートに到着したらクルーザーに乗って,スワートの入り江を見て回った.実は,アラスカに来てからこのときが一番寒かった.間近にラッコや
アザラシを見ることができたけど,思っていた氷河は見ることができず,ここでも少し騙されたみたいである.

ラッコ"

 再び3時間かけてアンカレッジに戻ってからは,近くのデパートで買い物と,食事を取り,ホテルへと戻った.気がつけば明日は帰国の日.あっと
いう間だったが,初めての海外旅行にしては,かなりおもしろく,しかも色々な経験をすることができたと思う.さぁ,明日は日本だ.


6日目

 今日は,本当なら帰国するはずだったのだか,アラスカ航空のエンジントラブルで飛行機が遅れ,シアトル発関空行きに乗られなくなってしまった.
と言うわけで,思いがけずシアトルで一泊することになってしまった.しかも,シアトル発関空行きは満席のため,一度ロサンゼルスに行ってから関空
に行く羽目になってしまった.

シアトル"

 せっかくなので,夕食後に夜のシアトル観光に出かけた.アメリカって感じがした.だってアラスカってアメリカって感じはしないでしょ?明日こそは
日本に帰るぞ!と堅く誓って眠りについた.


そして・・・

 ようやく日本にたどり着くことができました.思えば今回の旅行は,卒業旅行に何処に行こうか?という話から始まり,それじゃあ,オーロラでも見に
行くか!ということが現実となった旅行でした.海外に行くのも初めてなのに,アラスカなんかに行っていいのか?という話もあったけど,私はアラスカ
で良かったと思います.一緒に行った友達も私も二人とも片言の英語しかしゃべれなかったのに,あれほど楽しめたのは,ほんとにアラスカだったからかも
しれません.そして,全然見られない人もいるというオーロラを3日も続けて見られたのは,日頃の行いのおかげでしょうか(^-^).
 この後,私は社会人となった訳ですが,今でも時々この時のことを思い出します.そして,またいつの日か,今度は夏のアラスカにも行ってみたいと思って
います.今回で思ったことは,やりたいこと,行きたい所があって,それを実行できる機会があるなら,やって損はないということです.面倒がらずに,
一歩前に足を踏み出してみては如何でしょうか?