強く、強く「拳」を握り締める
もうなにも失いたくないから・・・
もうなにも無くしたくないから・・・
その握った「拳」から、なにも落とさないように・・・
なにも・・・落とさないように・・・
それでも強く握ったその手の隙間から、全てはこぼれ落ちる
ポロポロ・・・ポロポロと・・・
強く、そう・・・強く握れば握るほどに・・・
そして、その強く握り締めた「拳」では
なにも新しく掴む事など出来やしないのだ・・・
もどります〜