時計と鏡

 このタイトル、さて何でしょう?

ある友人が言った「フランスに無いもの」です。「うまいっ!」思わず叫んだって。私。
 まず時計。ほんとにフランス人の時間の感覚っていい加減。「5分待って」と言われて5分だったことは皆無。5分待ってというのは、一つの表現であって、時間ではないらしい。待ち合わせにもルーズ。何故かちゃんと来てるテニスの先生に、フランス人を夫に持つ友人がえらく驚いたことがある。「彼、時間に来てるってすごいよねぇ」と。あ、そーなんだ。でも彼ら、自分の仕事の終わる時間には超シビアだ。でもまぁ、レストランの予約時間など遅れてもへっちゃらなので、いいこともある。
 鏡。これ即ち「己を知れ」ってやつですかね。自分のことは棚に上げて言うわ言うわ。人がどう思ってるかなんて、全然気にしてませんもんね。そんな国で、やっぱり八方美人でいたい私なんて、およそ無駄な努力です。...いや、努力じゃなくて性分だけに余計につらい。  「人にどう思われたっていい」と開き直れたら、とても楽に暮らせるだろうに...。

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