プロローグ 別名シントヨファイト。 今回のエンドレスバトルは参加者三十名。しかし参加者にはこれから起こる惨劇については何も知らされていないのが現状である。 シントヨ中学校の一室にその参加者が集まった。 と言うのも、主催者が勝手にメンバーを決めたのでこの部屋に集まった三十名は何も知らずに呼び出されたと言って良いだろう。 集まった人間の簡単な紹介は別紙の人物紹介に載っているからそれを読んでほしい。 それとは別に簡単な説明を行いたい。 まずシントヨ中学校のパソコン部一年生が全員参加。また三年生も数人混じっている。 さらに教師陣を数名と主催者が集めたゲストである。 「ではこれから飛行機に乗ってもらう。」 主催者の一人、ハリー三味から命令が下った。 ただし命令と言うのも変だが、ここでは命令と言う表現を使わしてもらう。 皆は素直に飛行機に乗った。 なぜなら皆にはハワイに行くと逸わっているからである。 飛行機は大きな物ではない。 ほんとに40人くらいしか乗れない飛行機であった。 自家用だろうか。 すこし変だったのが全員が乗り終わったら鞄を手始めにポケットの中身まで預けなければならなかったのである。 頭の悪いSHI・GE・RUに言わせれば 「ゲームボーイがでけへん!!」 である。 しぶしぶ預けてかれこれ二時間経っただろうか、放送でSHI・GE・RUにとって、いやこの飛行機に乗っていた参加者三十人にとってとんでもない事が主催者ハリー三味から伝えられた。 「もうすぐ島に着きますが…皆さんに殺し合いを行ってもらいます。」 これに即座に反応した北村は、 「ハァ〜?!!わけわかれへんアホちゃうん?え?おいどういう事じゃこらァ?」 身長130cm体重20kのくせにやたらと態度のデカイ北村は言ってはならない事を言ってしまった。 北村の座ってる席の周りにガラスでできたカバーが出てきた。 北村はちょうど密閉されたような状態になった。 「おい!こら!ワレ!どういうこっちゃ?ボケぇ」 その瞬間北村の座っていた席が北村ごと遥か天空に投げ出された。 下は海。 高度4000m。 生きる術はないだろう。 残 り 2 9 人 第1章 各自の武器 彼らが乗った飛行機はハワイには着かなかった。 無論北村が死んでから行き先がハワイだと思っていた者は皆無だろう。 参加者三十、いや29人は北村が空に投げ出された時から恐怖からだろうか、一言もしゃべらなかった。 とにかく着いた島は小さな島だった。 周りは大海原が広がっている。 太平洋上なので、ここで泳ぐと鮫を筆頭とする海の危険が無数に襲い掛かってくるだろう。 島の端と端は、一時間も歩けば着くほどの小さな島であるが、しかし島は一帯にジャングルが広がっている。 しかしながら人に被害を及ぼす虫、動物等は何もいない。 とにかくこの島に着いた一行は、比較的開けている、と言うよりもそこにパソコン部の部室ほどの建物が有った。 そこの前の広場に全員は集合した。 ここまで誰一人一言もしゃべらなかった。 「早速説明を始める。」 主催者ハリー三味は建物から箱を持ってきた。 「ルールは簡単だ。おまえ達の中で最後の一人になるまで戦ってもらう。つまりバトルロワイヤルだ。」 一同はすべての状況を理解した。 さらに主催者からの説明は続く。 「では武器を支給する。大事に扱え」 と言うと箱を前に突き出した。 「くじ引きの要領だ。一人づつ持っていけ。」 箱には手が入るほどの穴が空いている。 その中に29枚の紙が入っている。 その一枚づつに1〜29の番号が書いてありそこから武器が決定する。 10分もしたら全員がくじ引きが終了し武器が配布される。 「出は今から30分後に開始のブザーを鳴らす。ブザーが鳴ったら殺しを行え。同盟を組んだりしても良いが、最終的に生き残るのは一人だ。」 各々はそれぞれ散った。 30分後ビーと言うブザーが鳴った。 早速島の南端で戦闘が起きた。 「SHI・GE・RU!!お前は殺す!」 「名に言っとんじゃゆうちゃん!!」 田中のゆうちゃん対SHI・GE・RUである。 ゆうちゃんは武器のレジャー用のビニールシートである。 ゆうちゃんはシートをSHI・GE・RUに向かって思い切り打ち付けた。 しかし悲しいかな、SHI・GE・RUの筋肉はシートの攻撃をヒラリとかわした。 SHI・GE・RUの武器は松葉杖。 SHI・GE・RUは手慣れた手つきで振り回した。 「甘いでゆうちゃん!!」 「ひゃあ?!!」 ゴス!!!ゴサ!!!グス!!! 痛そうな音と共に一つの命が奪われた。 残 り 2 8 人 まだ、このENDRES・BATTLEは始まったばかりである。 第2章 娘の悲劇 人には好きなものがある。 それがなんであろうと、それを否定する事はできない。 たとえばTHE・工藤ならばハム太郎、イッソリーならばセーラームーンと言うように好きなものは必ずしも有るものだ。 今ちょうどジャングルを歩いている小川も好きなものが有るはずである。 「ん〜難儀やなあ…」 小川は思わずこうもらした。 その小川を木の上から見ているのはあのイッソリーである。 恐らく主催者も、参加者もそして見られている小川も知らないだろう。 イッソリーは早速行動に移った。 イッソリーは一枚のカードを投げた。 カードはひとえに言ってもいろいろな種類がある。 例えば社会問題を起こした遊戯王のカード。 さらにクレジットカードのような公共で金として使えるカードもある。 しかしどれも武器としてはほど遠いものである。 ましてや人を殺す事はできないはずである。 しかしイッソリーが投げたカードは、小川に対しての恐ろしい「武器」になった。 シュタ 「痛っ!!何やこれ?」 小川は自分に当たったカード、いや「武器」を拾い上げた。 「こ、こ、これは……モ、モ、モ、モーニング娘のカード…」 「すげぇ…これはもって帰らないと…」 「すきあり!!!」 「ホワアアアチョウ!!」 その時イッソリーは得意のカンフーで小川に飛び掛かった。 「ブへエ?!!!」 イッソリーのキックは小川に大ダメージを被った。 「小川……御免!!!」 10秒後小川は帰らぬ人となった。 残 り 2 7 人 第3章 脚 鹿島は、今一人の敵と遭遇していた。 先輩であり元副部長だった藤原のシンである。 あまり戦闘能力は無いが、鹿島よりは遥かに勝っているはずである。 勝負は火を見るよりも明らかだった。 ちなみにお互いの武器も藤原のほうが遥かに勝っている。 鹿島がチョークに対して藤原は耳カキである。 チョークは刺したりする事はできない、ちなみに触っていると汚い。 耳カキならばさきっぽが細いため、目などを突くと効果的である。 鹿島は無け無しの武器、チョークを投げた。 しかし悲しいかな、鹿島の投げたチョークは藤原に当たりもしなかった。 「お前へぼいな!」 今度は藤原の攻撃である。 ブス!!! 「ギャアア!!」 鹿島の肉体は、耳カキを拒否する事はできなかった。 鹿島は目が虚ろになってきた。 藤原も勝利が決定した事に御満悦である。 しかしこの勝利の喜びは無残にも崩れ去る事になる、鹿島の思わぬ反撃によって… 「こ、こ、これでも食らえ!!」 力いっぱいに投げた物はチョーク等より遥かに「武器」になるものだった。 その鹿島の投げた「武器」は藤原の顔に叩き付けられた。 その瞬間藤原がもらした声は今大会にあまりにも情けない言葉だった。 「臭っ!!!」 そう鹿島が最後に投げた物は鹿島の履いてた「くつ下」である。 この臭さは、あまりにも臭かった。 藤原はショック死。 鹿島はそのまま耳カキによって死んでいった。 つまり相撃ち。 残 り 2 5 人 第4章 ワールド 優勝候補のTHE・工藤は中谷ヒカ五郎に恨みを持っていた。 内容は実に単純なもので、おもちゃを自慢されたことである。 今また工藤は中谷に「武器」を自慢された。 「や〜い!や〜い!おでの武器はミニ四駆だぞ〜」 ミニ四駆を自慢する中谷は天国で後悔する事になった。 「ふふ、僕の武器はこれだ!!」 工藤の出した武器はヒマワリの種である。 武器だけなら工藤は負けている。 しかし、工藤は恐ろしい特殊能力を持っていた。 「はああああ!工藤ワールド!!!」 工藤ワールド、それは工藤の持つ恐ろしい技である 工藤を中心に半径10m以内の生命体に両手、両足、首にそれぞれ工藤と同じ体重の重りをつけられる。 さらにヒマワリの種を一つ生け贄にすると、自分の好きなものに変えれるのである。 工藤ワールドを使うと、ヒマワリの種を10個食べなければ意識不明になってしまう。 「くあ!!ひ!!?動けない?!って言うか重い!!」 工藤の攻撃は容赦なく続く。 「そしてこのヒマワリの種を一つ生け贄に捧げる!」 そう言った瞬間ヒマワリの種の変わりに、刀が出てきた。 「中谷ぃ!!御免!!」 ズバアアン!! 残 り 2 4 人 第5章 いいっすね 好かれる先生はむしろ少数派であり、嫌われている先生はたくさんいるはずである。 一年にはブルーオールバック、金ジャパン。 そして三年には今岩の上に座っている田中意逸脛である。 この田中に挑んだ三年がいた。 B、Fワタナベである。 ワタナベは早速持っているおもちゃの日本刀を田中に叩き付けた。 「うりゃ!!」 バシィ!! 田中の肩にプラスティックが叩き付けられた。 田中は何かをブツブツ言い出した。 「裁きの時来たれり 帰れきょうの彼方…」 すると田中はワタナベに向き直って… 「田中パンチ!!!!!」 ベコ!! 「ホゲエ?!!」 ワタナベは4mほど吹っ飛ばされた。 田中の攻撃は容赦無かった。 「氷結は終焉 せめて刹那にて砕けよ!!」 恐らくこれは呪文であろうか。 「田中キック!!」 「ブッ!!!」 血を噴いたワタナベはおもちゃの日本刀を最後の力を振り絞って田中に叩き付けようとした。 しかし、 「大地に秘められし破壊の力よ!!」 「田中緊急回避!!」 田中はワタナベの攻撃を軽々とかわした。 田中はとどめにかかった。 「古より伝わりし浄化の炎よ!!」 「田中フライングボディープレス!!!」 「ハボ?!!!!!」 ワタナベは田中の前に落ちた。 残 り 2 3 人 第六章 疑惑 脱走。 それは刑務所、監獄から抜け出す時に使われる言葉である。 いま刑務所から抜け出した国会議員がこの島に歩いている。 そこで出会ったのは一人のジャージを着ているオッサンだった。 名前をブルーオールバックと言い、これからは青木と言う名で通させてもらう。 とにかく脱走した鈴木ムネオは早くここから逃げ出したかった。 武器はダンボール、それに対して青木の武器はノコギリである。 勝ち目はない。 「ヤヴァイ!!」 ムネオは驚いて逃げ出した、しかし逃げ出す事は簡単な事ではなかった。 「あかんわ〜」 ノコギリを振りかぶりムネオの肩に思い切り刺した。 ザク!!! 「くっ!!」 青木は怒っていた。 自分の給料がだんだんと少なくなり終いにはルンペになってしまった男である。 すべては国会議員が悪いと思っているのだ 「もうやめてくれ!!!」 「くそ…残念ながら私は日本的に言うとヤヴァイのです」 「もうほんまに〜貴方はねえ、疑惑のデパートと言われているけどね、疑惑の総合総社なんやわ〜」 「死んでくれ〜」 ズド!! 残 り 2 2 人 第七章 ポッキー ポッキー、プリッツ、うまい棒、トッポ… これを言われたら何を思いつくだろうか。 そう棒状のお菓子である。 本来武器にはならないがところがどっこいあの小長谷には最強の武器になるのだ。 そして今小長谷はポッキーを武器としている。 鹿島なら一瞬でポッキー一箱を食いつぶしてしまうだろう。 何にせよ今小長谷と戦っているのはあの音楽教師西江なのである。 彼女の武器は何とリコーダー。 リコーダーを振り回す西江にはうかつには近づけないのが現状である。 「ハジメヨー!!レイ!!」 そう言いながらリコーダーを振りまわす西江はなんとも怪しく見えた。 小長谷はスッと後ろに引いた。 次の瞬間小長谷は何かを投げた。 ストンと小気味良い音が鳴ったと同時に西江の左腕には棒状のものが刺さっていた。 「わあああ!!」 刺さったのは何とあのポッキーである。 なかなか深く刺さったのかチョコの部分が全てのめりこんでいる。 西江は奥の手いやバカ力を出した。 「や〜!!!」 リコーダーが小長谷に向かって飛んで来た。 しかし小長谷にはリコーダーを飛ばすというような子供だましは通用しなかった。 スパァン リコーダーは小長谷によって、いやポッキーによって真っ二つにされた。 西江はこれによって勝ち目がなくなったと言える。 しかし西江は最後の奥義を繰り出した 「きょ…教科書忘れたひと立って…」 この技、実は何の意味も無い。 小長谷はポッキーを額に向かって投げた。 ストン……… 残 り 2 1 人 第八章 部長OONO 大野・PANは今最強の敵に出くわしている。 そうあのアジャ・コングである。 アジャコングは最強である。 大野・PAN程度では話にならない。 アジャの武器は金棒。 大野の武器は、フランスパンである。 「あの…ごめんなさい許してください…」 「そうやなあこの私に一発当てたら考えたるわ」 大野は顔をにこやかにして 「そうですか!!!お願いします」 大野は飛んだ遥か天空に。 「フランスアタック!!」 パコン アジャにフランスパンが当たった。 「なかなかやるな!!ソフト部入らんか?」 「いえパソコン部部長なので…」 次の瞬間にはアジャによって大野の亡骸が築かれていた。 残 り 2 0 人 第九章 オラオラオラ 松原は今アジャコングクラスの敵に狙われている。 その名もビックムーン大槻。 大槻はいきなり襲ってきた。 松原の目の前に現れて、大槻は松原に思い切りパンチを食らわした。 松原は20m吹っ飛ばされた。 「へ?…ゴヘ?」 大槻は上空からフライングドロップキックを食らわした。 「ヘゴオ?!!!!」 周りに血が吹き出る。 しかしこの血の中に大槻の血は皆無である。 大槻は武器を持っているが、それを使わなくとも松原を殺すには十分のパワーを持っている。 松原はほとんど抵抗できなかった。 「オラオラオラ!!!」 容赦なく松原への蹴りが続く。 「バカヤロウ!!」 バコォン!! 松原はついに力尽きた。 残 り 1 9 人 第十章 悪鬼羅刹 常に三人で行動している。 仲の良い宮川、岡田、村上である。 そして対する相手は田守忠司である。 田守はあの主催者ハリー三味との無二の友人。 しかも並大抵ではない筋肉を持ち合わせていた。 単純に見て三対一。 しかしあの田守は三対一など怖い事はなかった。 田守の武器は木刀。 「ムヒョウ!!!」 ズドォン!!! 「くは!!」 「ぎゃ!!」 「げふ!!」 三人同時に吹っ飛んだ。 岡田はもう立ち上がれないだろう。 多分死んでいる。 「くそ…」 「チッ!!」 宮川と村上は何とか立ち上がった 田守は驚いた。 「ほう。なかなかやるな。褒美にどちらか一人生かしてやろう。」 この言葉には、宮川も村上も驚いた。 しかし 「俺を今殺さなかったらいつかあんたを殺しにいくぜ!」 と宮川。 「お願いだァ…殺さないでくれ!!こんな奴等裏切るからさあ!!」 と村上。 「これで決まったな。」 ズド!! 「よかったァ〜」 そこに有ったのは宮川の死体だった。 「アリガトウ!!田守さんなんでもしますぜ!!」 「……………」 田守は少し気分が悪くなった。 「ふん…貴様のようなやつも久しぶりに見たよ。お前がゴミにしか見えねえ。」 「はっ?」 ズサン!! 「雑魚に用はねえ」 残 り 1 6 人 第十一章 「ボクナニモシテナイヨウ」 アンジョンファンはパソコン部顧問ア゛ア゛〜山名に出くわしていた。 しかし恐れるに足らず。 アンジョンファンは、マシンガンを持っている。 山名の武器はビニール袋。 勝てる!アンジョンファンはそう確信した。 しかし山名もそう簡単に死ぬタマではなかった。 「クラエ!!!」 ダダダダダダダダダダダダダダダ!!!! アンジョンファンのマシンガンが炸裂した。 しかし山名は間一髪のところで天空へ飛び避けていた。 アンジョンファンも山名に向かって更に銃弾を放った。 だが山名も相当修行を積んでいる。 全然弾は当たらず、徒に弾と時を消費している。 しかし山名もビニール袋ではアンジョンファンを殺す事は不可能、否、難しかった。 だが山名は着地する際に飛んでも無い事をしでかした。 バサァ!! 山名はなんとアンジョンファンの頭にビニール袋をかぶせ呼吸困難にした。 「ワア!!ボクナニモシテナイヨ!!」 この場でもがいても仕方が無かった。 山名はここぞとアンジョンファンの首を思い切り絞めた。 「ボ、ボクナニモ……」 ドサ 残 り 1 5 人 第十二章 金正日 突然聞くが貴方は金正日を知っているだろうか。 金正日とは北朝鮮の総書記である。 その金正日によく似た校長がいま樋口と勝負になった。 なんと校長いや金ジャパンは銃を持っている。 容赦なく樋口に撃った。 ダァン!!ダァン!! 初めの二発を辛くも避けた樋口は持っている武器、手裏剣を投げた。 ザク! 何とか樋口は金の足に命中させた。 「痛い痛い!!!」 これによって金を本気で怒らしたようだ。 「本当に非常に許せないと言う具合に思います!!」 ダダダダダァン!! 樋口の腕と足に一発づつ当たった。 「あああ〜痛い!!〜」 樋口絶体絶命!! 「ホアッチョウ!!!」 「ガフェ?!!!」 突然金ジャパンは吹っ飛んだ。 何者かに後頭部を蹴られたようだ。 「大丈夫?樋口?」 「ああ、イッソリー!!」 ちなみに金ジャパンは打ち所が悪くてそのまま帰らぬ人となった。 「おおイッソリー!!死んだと思ってた。」 この言葉に少々ムッとしたイッソリーは、 「僕が死ぬわけないでしょう?!!! 」 「えっ??!!」 「ホアタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ!!!アタアアアア!!」 「あっ樋口殺してもうた……!!まあいいか」 これを見て作者は思う。 これぞEND・RES・BATTLE!! 残 り 1 3 人 第十三章 大きな月 大槻はあの田中意逸脛である。 「大槻先生…生徒指導は私に任してもらいますよ!!」 「何を言うてるんや?アホンダラァ!!」 「んじゃ行きますよ!!!」 田中は高く飛びあがった。 「恐怖と共に消えよ、鳴け!極限の嵐!!」 「田中パンチ!!!」 前と呪文が違うのは気のせいだろうか。 大槻は華麗にバックステップを決め、逆に田中の顔面にキックを食らわした。 「ホゲエ?!!!」 田中は後ろに吹っ飛んだが受け身をとり、致命的なダメージは回避された。 「ち、なかなかやるな」 田中は少しダメージがある。 それに対し大槻は遥か天空に飛び上がり、 「お前なんかに生徒指導はさせられへんな!!」 大槻は急降下してきた。 「オラオラオラ!!!!」 大槻は急降下から一転ラリアットをしてきた、だが。 「我が力解放せよ!灼熱と、業火の意志よ。焼き尽くせ!!」 「田中ガード!!」 田中の交差した腕は大槻のラリアットをかろうじて防いだ。 「なんやとォ?」 大槻は少々驚いたようだがすぐに田中の顎にパンチを食らわした。 「がふ!!」 今度は受け身を取る暇も無く、田中の少々小太りな体は地面に叩き付けられた。 「おのれ!大槻ィ!!」 立ち上がった田中はまたしても呪文を唱えた。 「壮厳なる意志は今ここに、来れ大地の煌き!」 「田中キック!!」 また呪文が違う。 今度は大槻ガードをし、そのまま脛にチョップを当てた。 「ぎゃああああ!!」 田中は倒れた。 しかしまだ田中はあきらめたわけではなかった。 倒れた状態からさらに呪文を唱えた。 長い。 「交わらざりし命に、今もたらされる刹那の奇跡。時を経て。ここに融合せし未来への胎動。いいっすねのいいっすねによるいいっすねのためのいいっすね!!!」 「は〜!!田中ウルトラサンダーハイパーフラッシュスーパーファイヤーストリームレーザーコンバットボルトデスヘルオーバードライブフォースバーストジャイアントアクアプリズムライトニングサイクロンハリケーントーネードニードルブラストブレードカオスキラースプラッシュクリティカルドライバースパイラルファイナルノヴァセイバーフライングクロスワイルドアタック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 どうでも良いが技名が長いかつ子供みたいだ。 田中は天空へ飛ぶと空から急転落下をした。 「イイッスネェ!!!!!」 「甘いな!!」 ズサアン!!!! 残 り 1 2 人 第十四章 またも首 山名は雑魚を追い求めていた。 初戦のアンジョンファンはマシンガンを持っていたから強い部類に入るだろう。 今山名は新たな敵を発見した。 何と相手はモナーツシ。 弱い部類に属する。 山名は早速上空に飛びあがり不意打ちをかけようとした。 山名は足を伸ばしドロップキックの体勢に入った。 バキィ!! モナーツシは倒れた。 「あいたたたたたた……」 「ナンヤネン!!!」 立ち上がったモナーツシはびっくりした。 真ん前に立ちはだかっているのはかの山名である。 「あわわ…先生」 脅えているモナーツシに対して山名は友好的だった。 「あ、小谷君ですか。大丈夫ですか?」 (モナーツシの本名は小谷) 驚いたモナーツシは山名に友好的、いや反抗的になった。 「なんだァ、山名先生か、びっくりしましたよ」 なぜこんな態度をとるかというと山名の武器がビニール袋だからだった。 モナーツシの武器はナイフ。 すきあらばグスリ!と刺せるだろう。 しかし山名は簡単にやられるような先生ではなかった。 「小谷君ごめんなさいね。命もらいます。」 「は?」 小谷は、いやモナーツシは訳が分からなかった。 その瞬間山名の手にあるビニール袋はモナーツシの頭にすっぽりと入り呼吸困難に陥った。 こうなるとモナーツシは持っているナイフをただ闇雲に振り回すしか無くなった。 「パァ!!!」 しかしどれほど振り回しても俊敏な山名には切り傷一つ与える事はできなかった。 錯乱しているモナーツシの背後から山名の手が首に伸びてきてそのまま絞め殺した。 残 り 1 1 人 第十五章 菓子のくせに 小長谷はコソコソ動いている西岡を発見した。 小長谷は短期決戦を望んだため、西岡の心臓に狙いを定めた。 ご周知の通り小長谷の武器はポッキーである。 ポッキーは音をたてて西岡の心臓に向かって飛んできた。 しかし西岡はその一瞬に西岡は靴紐を結び間一髪で避けた。 しかもポッキーが飛んできた事など知らなかったのか、そのまま西岡は去っていった。 「こら待て!!!」 小長谷は避けられた事に自分のプライドが傷ついた気分だった。 「ん?小長谷かどうしたんや?」 西岡の反応はいたって普通だった。 「おい西岡、勝負じゃ!!」 小長谷はポッキーを抜き攻撃を仕掛けようとした。 「いや!!!」 ドキッ!! いきなりの西岡の反応は有り得なかった。 今この島ではすでに半数以上が死んでいる。 このサバイバルの中この反応は有り得なかった。 西岡は小長谷の意表を突いたのだ。 次に小長谷はポッキーを今一度投げた。 普通の人間ならば小長谷の投げるポッキーは投げたナイフに等しい。 ポッキーは西岡に向かって邁進するがしかし西岡は持っている武器でポッキーを防いだ。 武器は何と本物のナイフである。 これは面白い戦いだ。 ナイフ対ポッキー。 小長谷は先にポッキーを三本投げた。 数ならば小長谷が圧倒的に上回る。 しかし西岡も弱い男ではない。 ポッキーを二つナイフで切り裂いたがもう一本は腕に刺さった。 しかし西岡に刺さったポッキーは軽傷で済んだ。 西岡はナイフを持って上から落ちてきた。 「小長谷ァァァ!!!覚悟!!!」 キィィン ポッキーは折れたがかろうじて防ぐ事に成功した。 しかし西岡は許さなかった。 ナイフを逆手に持って突撃した。 小長谷はかろうじてポッキーを使い防いだがポッキーが残り五本になってしまった。 小長谷は最後の賭けに出た。 五本全てを西岡に向かって投げた。 ポッキーはすごい速さで西岡に向かってきた。 西岡もナイフを使い応戦するが、四本は叩き落としたが残りの一本が運悪く額に刺さった。 残 り 1 0 人 第十六章 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ 山名は連戦で疲れていた。 そこに出てきた相手はなんと 赤、青、黄の三人を極悪非道に殺した田守忠司。 しかし山名は田守がこんなに強いとは知らない。 山名は速攻戦を望んだ。 しかし田守は山名がいる事に気づいていた。 しかし知らないふりをして歩いていった。 山名はこれを好期として一気に空高く飛びあがった。 空中から山名は田守を補足した。 田守の歩いている場所から少しずれたら崖である。 落ちると命はないだろう。 しかし田守への攻撃を外す道理が無かった。 山名は一気に急降下をした。 無論武器のビニール袋は口をバックリと開けていた。 ギュオオオオ!!!!! 田守は急降下する山名に気がついている。 バサ!!! 山名はなんと田守に避けられた。 スカ…… 山名は唖然として崖を落ちて行く。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!!」 それを見て田守はフッ笑った。 残 り 9 人 第十七章 工藤最強でちゅわ 小長谷は疲れきっていた。 先ほどの西岡との勝負で、ポッキーを使い果たしてしまったのだ。 しかし小長谷には取って置きの作戦を用意していたのだ。 小長谷にはナイフを使うほどプロではなかった。 しかし小長谷は棒状のお菓子がすべて武器になる。 この時持っていたのはまっすぐになっている木の棒である。 お菓子ほどの強さではないが十分使う事ができる。 しかし小長谷が会った相手は今日で一番最悪だった。 なんと工藤である。 工藤は小長谷を見つけた。 「おう、小長谷か。」 「工藤……攻撃しないでくれないか?」 「無理!!!」 小長谷は舌打ちをして逃げる体制になったが時既に遅し。 「工藤ワールド!!!!!」 小長谷は走る事が瞬時にできなくなった。 「ヒマワリの種を二つ生け贄にする。」 すると比較的小さなハンドガンと弾が一つだけ出てきた。 「お前を殺すには十分の武器だ。」 工藤は小長谷に近づき、小長谷の頭に押さえつけた。 「ジ、エンドでちゅわ!!」 バァン!!! 残 り 8 人 第十八章 オールバック 鈴木ムネオを殺した青木はついに恐ろしい敵に対面した。 アジャ。 そう言えばわかるだろう。 「アカンンワ〜」 青木はついこう漏らした。 「やめてくれ〜」 青木はアジャに対して命乞いをした。 「これをわたすんやわァ。」 青木の武器つまりノコギリ。 それを差し出した。 それを見たアジャはこういった 「あんた偉いなァ〜はァ〜おい青木!!ソフト部入らんか?」 「え?」 青木は困惑した。 ソフト部は確か女子しか入れないし第一青木は教師ではないか。 しかも技術部顧問である。 これを承諾する事はできない。 「あの〜…私は入れないんちゃいますか?」 「何をいうてんの!!!」 バコン!!!!!!! 「ヘブア!!!」 残 り 7 人 第十九章 炭酸入り なんと田代まさしは、今までなにもしていなかったのだ。 いや何もしていなかったと言うのは少々違う。 田代はなんとトラップを仕掛けていた。 置いてあるのは缶。 無造作に置いてある缶は罠っぽいが、戦っている彼らにとっては魅力的である。 ここを歩いてきたのは、SHI・GE・RU。 頭の悪いSHI・GE・RUはこれを見つけるなり、缶を開けて一気に飲んでしまったのだ。 缶の中身は…… 炭酸入りの青汁!!! まずい!! きもい!! ヤバイ!! SHI・GE・RU、即死!!! 田代はそれを見て不適に笑った。 「ははははははは」 田代の大笑いは、不気味にジャングルに響き渡った。 その時一筋の影が、田代に近づき後頭部を殴った。 「アタタタタタワチャ!!!!!」 田代も即死!!! 残 り 5 人 第二十章 巨星落つ 気づいたらついに五人。 内訳は、イッソリー、大槻、アジャ、田守、工藤 大槻はついに、イッソリーに直面した。 イッソリーは、身構えた。 「ホワア!!」 大槻も身構えた。 「バカヤロウ!!!」 二人が飛んだ!! イッソリーは足を直角にして膝でアタックをした。 「アチョオオ!!!」 大槻も蹴りの体制をした。 「アホンダラァ!!!!!」 ドオオオオオオオオオン 二人腹に蹴りを食らった 「ちい!!!」 とイッソリーが言えば 「やるな!!!」 と大槻が言う。 次に仕掛けたのは大槻である。 「オラオラオラ!!!!」 パンチを連続で繰り出した。 イッソリーは初めの3発を避ける事に成功したが次の一撃で顔面に食らってしまった。 「ヒャアア!!!」 イッソリーは草むらに倒れたが、すぐに息を吹き返し、大槻に不意打ちを食らわした。 「チョワアアアア!!!!」 この不意打ちが、クリーンヒットした。 「ヘブシ!!!!」 大槻が地面に投げ出されたのは生まれてこの方数えるほどしかなかった。 大槻は怒り狂い、ついに持っている武器を手にした。 武器……それは発泡スチロールの固まりだった。 イッソリーはほっとして攻撃を仕掛けた。 しかし、大槻は、発泡スチロールをイッソリーに叩き付けた。 バコォォン!!!!! ジャングルにいた鳥達が、一斉に空高く飛んだ。 発泡スチロールはイッソリーをふっ飛ばした、 普通の人間が使えば、発泡スチロールなど武器にならないが、大槻が使う事によって格段に威力は倍増した。 発泡スチロールは無傷、 これが大槻の強さだ!!!!! イッソリーは、かろうじて致命傷を避けたがダメージは大きかった。 イッソリーもついに武器を出した。 次の一撃で勝敗が決まるだろう。 大槻は飛んだ。 急降下して、発泡スチロールをイッソリーに向けた。 イッソリーも武器を投げた。 ヒュルルルル!!! バコォォン!!!!!! イッソリーは死んだ。 一年軍は全滅。 しかしイッソリーは大槻に最後まで善戦した。 その証に、大槻の右腕がばっさりと切り落とされていた。 そう、これはイッソリーが最後に投げた「DVD−ROM」によって切られた。 小川から奪ったものだ。 そこにアジャが現れたのはイッソリーを倒してからまだ間も無い頃だった。 残 り 4 人 第二十一章 アジャ・コング アジャは大槻を見るや否や真っ先に近づき、 「大丈夫ですか?大槻さん?」 と言った。 「おお、すまんなアジャ」 大槻もこれに返す。 アジャは自分の唾を手につけて、それを切り口につけると血は止まった。 不思議だ。 とにかくアジャは大槻の応急処置をしてその場を後にした。 「頑張ってくださいね大槻さん!!!」 アジャは工藤に対面をした。 今までの敵の中で一番骨が有るはずだ。 工藤もアジャを見るなり、強い敵だと悟ったはずだ。 工藤は、早速工藤ワールドを発動した。 アジャは、その重さにその場でうずくまった。 「なんやこれ?体が重いぞ?」 「くくくくく……工藤ワールドからは逃げれない!!」 工藤は、ヒマワリの種を一つ生け贄にした。 またしても刀。 工藤はゆっくり近づきアジャに 「くくく馬鹿目が、死ね!!」 アジャは決死の力を振り絞り工藤の腹を殴った。 工藤は不運にも自分の工藤ワールドによって相手につけられた重さが逆に、アジャのパンチ力を強くしてしまったのだ。 「ハベ????!!!」 工藤は14mは吹っ飛んだ。 工藤ワールドの弱点は、工藤に強い衝撃を与えたりするとワールドが解けてしまうのだ。 アジャはすかさず金棒を工藤に向かって投げた。 工藤は、ちょうど顔面を当てられて死んだ。 「ギャアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」 大槻の悲鳴! それを聞いたアジャは急いで元来た道を走った。 そこには、不適に笑う田守と無残な大槻の死体が転がっていた。 アジャは確信した。 「こいつが大槻さんを殺したんやな!!!」 残 り 2 人 第二十二章Last・Endres・BATTLE!!! アジャは怒りに震えていた。 「ガアアアアアアアア!!!!!!」 アジャは吠えた。 それを見る田守は先手を繰り出した。 木刀をアジャの胴体に向かって振った。 しかしむなしいかなアジャには木刀などは利かない。 アジャは許さなかった。 「オララララララ!!!!!!」 アジャの連続パンチ。 田守はすべてを避けた。 「甘い!!!!!!」 田守のパンチはアジャの顔面に当たった。 アジャの潰れた顔面は更にぐちゃぐちゃになった。 「痛い!!!!!!!」 アジャはその場に倒れた。 田守の攻撃は容赦ない。 田守は顔面に蹴りを入れた。 ゴス!!!!! アジャは再度吠えた。 「ゴオオオオオオオオオオオオオギャアアアアア!!!!!!」 流石に田守は退いた。 汚い吠えた方であったからだ。 しかし田守もアジャの吠えが収まるとアジャの腹に木刀を刺した。 木刀のくせに、刺さった。 「ぎゃああああああ…………」 アジャ撃沈!!!!! 残 り 1 人 エピローグ ハリー三味は田守と対面した。 「田守さすがやな。」 「アジャは強かった。」 田守はそう一言言っただけだった。 ハリー三味は窓際に歩いた。 「やっと学校の邪魔なやつを殺したな。」 田守は不適に笑い、 「今度はうちの学校の方でもやってほしいな」 翌日から学校の先生が少なくなった。 気のせいか一年生も少ない。 空は明るかった。 風はあくまで凪いでいた。 完