★第86話「ラプラスをたすけろ!」(The Lost Lapras)★

英語セリフ

対訳(日本語版のセリフではありません)

 Ash : Singing lullabies helps little kids calm
    down, so maybe it'll work on Lapras too.

 Misty : I guess it's worth to try.

 Ash : Just wait and see.

 サトシ : 子守歌を歌うと、小さな子供は落ち着くだ
     ろ?きっとラプラスにも効き目があるよ。

 カスミ : やってみる価値はあるわね。

 サトシ : まあ見ててくれよ。

【余談〜今週の英語版で、日本語版と違ったところ】

●用語あれこれ
ボンタン島はTangello Island(タンジェロ・アイランド)、サザンクロスはOrange Crue(オレンジ・クルー)となっていました。ボンタンってご存知ない方も多いかと思いますが、鹿児島名産の巨大なミカンなので直訳はできなかったのでしょう。Tangelloも柑橘系の植物だそうです。Orange Crueのcrue(クルー)は「船員、一団」の意味で、海に囲まれた南国の島々が舞台ということで、船にかけてあるのだと思われます。ちなみに、サザンクロス(Southern Cross)とは南十時星のことで、やっぱり南国にかけてあるのでしょう。

●「だとしたらあたし達、このまま誰にも見つからずに‥‥」「な、何バカなこと言ってんだよ」
カスミとサトシのセリフ。英語版では「Now we have to eat bugs and berries for the rest of our lives!(あたし達これから一生、虫や野イチゴなんかを食べなくちゃいけないんだわ!)」「Wow!Well, berries can be very tasty.(ええー!まあ、野イチゴなんかはとってもおいしいだろうけど)」となってました。私も虫がと〜っても苦手なので、虫を食べて一生暮らすくらいなら死んだ方がマシです〜(T-T)

●「そりゃそうだけど‥‥」
子守歌を歌うと言いだしたサトシに対する、不満げなカスミのセリフ。上記の「ワンポイント英会話」で紹介したように、英語版では「I guess it's worth to try.(やってみる価値はあるわね)」と、すっかり賛成意見になっており、今や完全に恒例の「痴話ゲンカマイルド化」です。

●「待てプリン、歌うのは俺だ」
サトシのセリフ。英語版では「Jigglypuff, it's not duet.(プリン、デュエットじゃないんだ」となっていました。仮にデュエットしたとしても、途中でサトシが寝ちゃって、プリンのソロになるのでしょうが(^-^;

●「インタビューはマネージャーを通してからにして欲しいニャ」「誰にマネージャーがいるのかな〜?」
ニャースとムサシのセリフ。英語版では「Well, I usually don't do interviews unless you must clinch on my talent agent.(タレントエージェントと話をつけてもらわないと、インタビューは受けないニャ)」「keep it up and you gonna need a trouble agent!(そんなこと言ってると、トラブルエージェント(トラブルを解決してくれるエージェント?)を依頼することになるわよ!)」となっていました。日本語版に近いようで、何だか違う翻訳‥‥トラブルエージェントって、トラベルエージェント(旅行会社)のシャレ?(;^_^A

●「あれでゲット?」「いつものことよ」
ケンジとカスミセリフ。英語版では「Did he say "caught"?(”ゲットした”って言った?)」「He likes to dream.(夢を見るのが好きなのよ)」となってました。カスミのセリフには「ああいう夢見てるみたいな、寝とぼけたことをよく言うのよ」という、強烈な嫌味のニュアンスが感じられるのですが‥‥気のせい?(^-^;

英語版ケンジ‥‥年齢が高くなってましたね、声のおかげで(^◇^;) 関さんの爽やかで元気な声とは大違いです〜。また、ケンジの口癖「観察させてもらいます!」は英語版にはなく、「ちょっと動かないでね」とか「スケッチさせてね」といったセリフになってました。これも残念。英語でもそれらしいセリフ作って欲しかったです。

   

★第87話「オレンジリーグ!ナツカンジム!」(Fit to be Tide)★

英語セリフ

対訳(日本語版のセリフではありません)

 Misty : I had no idea that Prof. Oak was that
     famous.

 Tracy : Are you kidding?

 カスミ : オーキド博士がそんなに有名だったなんて、
     ちっとも知らなかったわ。

 ケンジ : 冗談だろ?

【余談〜今週の英語版で、日本語版と違ったところ】

●用語あれこれ
ナツカン島はMaikan Island(マイカン・アイランド)と呼ばれていました。Maikanなんて言葉は辞書にも載っておらず、「ミカンをもじった造語か?」と思ったのですが、しつこくネットで調べてみたら「モヒカン族の古い呼称の一つ」だとありました。でも、ナツカンや柑橘類とは関係なさそうですよねぇ(^-^; また、サクラ貝でできているというサクラバッヂは、The coral eye badge(珊瑚の目のバッヂ)と呼ばれており、見た目そのまんまの名前に変えられていました。

●「でもこいつらジム荒らしなんだぜ」
センタのセリフ。英語版では「I caught this kid sneaking around.(こいつ、うろついてたから捕まえたんだ)」となっていました。ジム荒らし、なんか「道場破り」みたいですし、直訳はできなかったようです(^-^;

●「観察させてもらいます!」
ケンジの常套句が、初めてオリジナルに近い形で登場!アツミさんの観察を始めたケンジが「I need to make some observation!(観察しなくては!)」と、初めてobservation(観察)という言葉を使いました。

●坊や
アツミさんがサトシをこう呼んでいましたが、英語版では「squirt(スクワート)」と言っていました。意味は「生意気な子供、青二才」で、日本語の「坊や」よりキツめのニュアンスがこめられていますね(^-^;

●「進化しなくても、技のレベルは上がるということか!」
ケンジのセリフ。英語版では「Maybe my sketches are good enough that I can send them to Prof. Oak and he can review that one.(オーキド博士に送って批評をくわえてもらえそうな、いいスケッチが描けそうだぞ)」となっていました。「進化しなくても技のレベルが上がる」なんてことは、実際のポケモンのゲームではない(技レベルなんてなかったですよねぇ?)から、変更されたのでしょうか?

●「あんたは何を観察してたわけ?」
カスミのセリフ。英語版では「I thought you are supposed to be a Pokemon watcher.(あんたはポケモンのウォッチャーじゃなかったっけ?)」となってました。ここでも観察(observation)という言葉は使われず。日本だと、観察というと「アサガオの観察」なんかで子供の時から身近な言葉ですけど、あちらではそうではなくて、難しい言葉の部類に入るのかもしれませんねー。

今回もかなり忠実な翻訳でした。そう言えばこの話を初めて見た時に、ケンジがいやにアツミさんの観察&スケッチをするので、「もしかしてケンジは、タケシの路線をそのまま引き継ぐのか?」と、ちょっとウンザリしたのを思い出しました(^-^; でも、全然そんなことなくて、ケンジはケンジらしいのんきなキャラだったんでよかったです〜(あ、いや、タケシも好きなんですけどね、一時期ちょっとウンザリしてたもんで(^-^;)

   

★第88話「きえたポケモンたちのナゾ!」(Pikachu Re-Volts)★

英語セリフ

対訳(日本語版のセリフではありません)

 Ash : Pikachu!Quit it right now!

 Misty : Ash!Don't!

 Tracy : It's no use!Stay back!

 サトシ : ピカチュウ!すぐにやめるんだ!

 カスミ : サトシ!だめ!

 ケンジ : 無駄だ!そこを動くな!

【余談〜今週の英語版で、日本語版と違ったところ】

●用語あれこれ
キンカン島はMandarin Island(マンダリン・アイランド)と呼ばれていました。マンダリン・オレンジは有名ですね(^-^) ちなみに、ムサシがキンカン島に着いた時、「こりゃ思ったより大都会だね」というのですが、英語版では「こりゃBig Orangeだね」と言います。Big Orangeとは、Big Apple(ニューヨークの通称)からきたシャレですね。ザブトン1枚!(  ̄ー ̄)ノ◇ と思ってしまいました〜(o^_^o)

●「バカ言ってんじゃないわよ!警察があたし達の手下になったのよ!」
ムサシのセリフ。英語版では「That's what we want you did'nt think. We're only using her because she puts up a good looking front!(そう思われたくないって思ってたのよ。彼女が善良そうなフリをしているから、利用しているだけなの!)」となっていました。う〜ん、よくわからない変更です〜(^-^;

●表彰状
最後の方で、サトシが表彰状をもらってましたよね。英語版ではhonorary citizen(名誉市民)の資格をもらってました。英語版の方が待遇がいいですね〜!

●「しっかしあの二人、スリープに「ゆびをふる」を命令したせいで自滅したようなもんじゃないか」「ほ〜んと!」「やっぱりロケット団はロケット団だよな」
ケンジ、カスミ、サトシのセリフ。英語版では「It's kind of fun!I was just thinking the only time Jessie and James were on the winning side was when they desided with us.(おかしいよな。考えてみれば、ムサシとコジローが唯一勝利者側にいたのって、僕達の側についた時だけじゃないか)」「Hey, yeah!(ああ、ホントね〜!)」「I guess that proves even they can lose them all!(あいつらは自分達で自分達を負かすことだってできる(つまり絶対に勝てない)ってことだよな)」と変更されていました。う〜ん、何故??ここのセリフは、「実はトゲピーがやったんだよ〜♪( ̄ー ̄)ニヤリッ」というオチを引き立たせるためのものなのに、どうして変更しないといけなかったのでしょうねぇ??(謎) 第一、ケンジはまだそんなにロケット団との付き合いが長くはないんですから、英語版でのセリフは不適当だと思います〜r(--;;

●全体的なニュアンスの変更
今回のお話のポイントは、「自分の大切なポケモンに裏切られることのつらさ」にあると思うのですが、英語版では微妙にクールな表現に変えられていました。例えば、カスミが「トゲピーが寂しがって泣いてるんじゃないかしら?云々」というセリフは「どうしてあんな態度をとったのかしら?」という感じに、ケンジが「僕にあたるなよ!」というセリフ(つまりサトシがそれくらい取り乱していることを強調している)は、普通に「落ち着けよ!」、サトシがムサシに協力してくれと頼むシーンでも、英語版では決して「頼んで」はいません。「協力しろ!」と強気です(;^_^A サトシがヤマトとコサブロウを「絶対に許せないんだ!」と言うセリフも、日本語版にある「個人的な感情による怒り」という感じが薄くなっています。その他のセリフも、完全に「クール」に変えられているわけではないけど、少しトーンダウンしている、そんな印象をうける微妙な変更です(理由は不明)

今回のお話、全然印象に残ってなかったんですけど、ヤマトとコサブロウ再登場の回だったんですねー!見たらはっきり思い出しました。本気で邪悪な顔のピカチュウやニャースが素敵♪(←おい)だったし、ロケット団が協力しちゃうという珍しいお話だったので、「永久保存用テープに録画しておくべきだったー!!( ̄□ ̄;」と後悔しています〜(T□T)(特に気に入ってる話だけを選んで「永久保存用テープ」に録画してるんです(^-^;)

   

★第89話「クリスタルのイワーク」(The Crystal Onix)★

英語セリフ

対訳(日本語版のセリフではありません)
 Meowth : Did you hear that?  ニャース : 聞いたか?

【余談〜今週の英語版で、日本語版と違ったところ】

●用語あれこれ
ポンカン島はSunburst Island(サンバースト・アイランド)と呼ばれていました。sunburstとは「雲間からもれる強烈な日光」のことだそうで、たしかに南国的ではありますが、「英語版は、オレンジ諸島をかんきつ類に統一する気はやっぱり全然なかったのね」と確信してしまいました(;^_^A

●「クリスタルのイワークはガラスの神様のお使い、ガラスのシンボルと言われているんだ」
イサオのセリフ。英語版では「Grandpa used to say that whenever he needed the inspiration all he had to do was to think of that Crystal Onix.(インスピレーションが必要な時は、あのクリスタルのイワークのことを考えるだけでいいって、じいちゃんは言っていた)」となっていました。第76話の解説の、「ファイヤーの聖火」の項でも書きましたが、キリスト教の考え方では神様はただ一人で、「あらゆるものに神様が宿っている」という日本の神道的考え方は理解できないものであり、「○○の神様」という表現は必ず削除されます。

●「この皿は値打ちモノだー!」「このポンカングラスも〜!」
コジローとムサシのセリフ。英語版では「This plate is fit for a king!(この皿は上等だぞー!)」「These grasses are fit for a queen!(このグラスも上等よ〜!)」となっていました。be fit for a king(queen)という言葉は正確に訳せば「王様(女王様)にピッタリだ」という意味ですが、普段はそこまで大げさな意味ではなく、「スゴイものだ、上等な品だ」という意味で使われているようです。

●今日の「観察させてもらいます!」
英語版では毎回変えられるケンジの「観察させてもらいます」は、今回もやっぱり変えられていました。しかし、何と言っているのかはっきり聴き取れず、「Wait for Prof. Oak hears about this.」とか何とか言っているようでしたが‥‥すみません、わかりませんでした(^◇^;) わかった方、是非教えて下さいませ〜!m(__)m

●ほのおのうず
イサオがリザードンに命じた技「ほのおのうず」ですが、英語版では何故か「Ember(ひのこ)」と言っていました。絵的にも、どう見ても火の粉じゃないんだけど‥‥何故?(翻訳スタッフさんの単なる間違い?(^-^;)

●「ほんとー!あたしもトゲピーの作ってもらえばよかったー」
カスミのセリフ。英語版では「You can really tell Matio got all the inspiration he needed.(イサオさんは必要としていたインスピレーションを完全に会得したわよね)」と変更。何故??

わ〜い♪大好きなマリルがついに登場しました〜!!\(^o^)/ これからはマリルが出てくると思うと、ますますポケアンが楽しみです〜♪(^。^*) ところで、マリルの英語名はそのままMarrilなので、声もまたそのままなのかな〜と思っていたら、英語での発音は「メルル」、しかも真ん中のルはrの発音だから、ほとんど「メル」に聞こえ、一瞬マリルの名前だとわからなかったくらいでした。鳴き声も変えられていましたし、ちょっと残念。

   

★第90話「ピンクのポケモンじま」(In The Pink)★

英語セリフ

対訳(日本語版のセリフではありません)
 Misty : That's a headbutt. Oh, boy. No, no, not
     that, like this.
 カスミ : 今のが「ずつき」よ。あーあ、違うわ、そう
     じゃなくて、こうよ。

【余談〜今週の英語版で、日本語版と違ったところ】

●用語あれこれ
ピンカン島はそのままPinkan Islandでした。地図に思いっきり英語で書いてありましたし、名前の由来になっているピンクは英語ですしね。また、「ピンカンの実」はpinkan Berry(ピンカンベリー)と呼ばれていました。

●「きっとトゲピーは大器晩成型なのよねー」「親バカっつーか、なんつーか‥‥」
カスミとサトシのセリフ。英語版では「But nobody could have a better Pokemon than my Togepi.(でも、トゲピーよりいいポケモンを持っている人はいないわ)」「Maybe if Togepi had a better trainer.(トゲピーに、もっといいトレイナーがいたらなぁ(=もっと技を覚えたりしていただろうなぁ))」となっていました。英語版のサトシは嫌味を言ってますねー(珍しい「逆マイルド化」(^-^;)。ちなみに、「大器晩成型」は英語でlate bloomer(遅れて花が咲くこと)といいますが、「親バカ」は何でしょうかねー?

●「ピンクのサイホーンくん、観察させてもらいます!」
英語版では毎回変えられるケンジの「観察させてもらいます」は、今回もやっぱり変えられていて、「Just stand still, Rhyhorn, and I'll sketch a masterpiece!(じっとしていろよ、サイホーン、傑作を描くからな)」となっていました。やっぱり「観察」って言葉は馴染みないんですかね〜?

●「つまり、ピンクのシャイホーン!」
サトシの寒〜いダジャレ(^◇^;) しかしなんと!英語版でもそのまま「Then maybe it's a Shyhorn!(じゃあ、あいつはシャイホーンだね!)」となっていました!ダジャレがそのまま直訳なんて、初めてのことかも(^-^;

●「よかったな、ピカチュウ」
ピカチュウのピンク化がすぐに戻ると聞いて、サトシが言うセリフ。英語版では「Then you'll be Pink-a chu!(ピンカチュウ(ピンクとピカチュウをかけたダジャレ造語)になるな!)」となっていました。う〜ん、ダジャレ続きだ〜。あちらの方も好きですよねぇ>ダジャレ(;^_^A

●「いやー、やっぱりジュンサーさんは素晴らしい!」
ケンジのセリフ。英語版では「Well, a guy can't watch a Pokemon all the time.(男ってのは、いつもポケモンを見ているわけにはいかないんだよ)」となっていました。日本語版では照れ隠しっぽく話をそらすところがケンジらしくてかわいいのに、英語版ではなんだか‥‥タケシ入ってる?(;^_^A

●「またカスミの親バカが始まった!」
サトシのセリフ。英語版では「It's nice to dream, but I don't think so.(夢を見るのはいいけど、俺はそうは思わないな)」となっていました。日本だと、自分の子供に対してだけでなく、ペットを溺愛している人(たとえば私?σ( ̄ー ̄;; )なんかにもよく使うのに‥‥やっぱり「親バカ」という英語はないのかなぁ?

ポケモンって本当に、私の理想の世界なんだよな〜!と再確認した今回のお話。「誰も死なない」し「すごくご都合主義」で「正義は必ず勝つ!」だし、おまけに今回出てきたような「ピンクのポケモンを守るための制度と、そのために力を尽くす人々」がきちんと整って機能している世界‥‥先進国の中では最も「動物愛護の精神」がなく、「動物虐待国」とまで呼ばれている日本の現状を嘆いている私としては、ポケモン世界はまさに理想です〜!

   


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