★第36話「あらしのサイクリングロード」(The Bridge Bike Gang)★

英語セリフ

対訳(日本語版のセリフではありません)

 Ash : It's just over the bridge, right?

 Joy : That's right.

 Misty : But we don't have any bicycles.

 サトシ : 橋をちょうど渡った所にあるんでしょう?

 ジョーイ : その通りよ

 カスミ : でも、私達自転車を1台も持ってないの。

【キイワード】〜アンダーラインが引いてある単語の解説

●over
 overは「〜の向こう、〜を越えて」という意味。

●That's right
 rightにはいろんな意味があり、「正しい」のほか、「右、右側の」「権利」といった意味もあります。
 You are right「あなたの言う通りよ」といった使い方もできます。

●bicycle
 自転車のこと。発音は「バイスクール」ではなく「バイシクル」です。biは「2つの」cycleは「輪」という
 意味なので、「2輪車」という意味になるのです。省略してbike(バイク)と言うこともあります。
 日本で言うバイクはmotercycle(モーターサイクル)と言いますので、お間違いなく。

【余談〜今週の英語版で、日本語版と違ったところ】

●「あたしカレー!」「俺お茶漬け!いや、ホットケーキかな」
冒頭のカスミとタケシのセリフですが、英語版では「あたしホットドッグ!」「俺は厚焼きのチーズたっぶりのピザだ!」になってました。カレーとお茶漬けと言えば、「ディグダがいっぱい!」の回でムサシとコジローが食べてて、そこでも触れました(このページの下の方に解説あり)が、アメリカには全然馴染みがありません。また、ホットケーキはpancake(パンケィク)といいます。

●サイクリングロード
英語ではBicycle pass(または省略してBike pass)になってました。意味としては「自転車用通路」という、ブコツな感じです(^-^; サイクリングロード(Cycling road)って意味としては通じるはずだけど、英語としてはあまり言わない言い方のようですね。タイトルも変えられちゃってますし。

●「2人乗りしかないなんて〜」
タケシと2人乗りのカスミが言うセリフ、英語版では「タケシもちゃんと自転車こいでよ〜」になってました。

●姉御と兄貴
「ムサシの姉御」と「コジローの兄貴」は、英語版では「Big Jess(ビッグ・ジェス)」と「Little Jim(リトル・ジム」になってました。Bigは「大物」といった意味で納得できるんだけど、Littleは「小さな○○くん」みたいな意味のはずなんだけどなぁ(^-^;

●チェーンのムサシと補助輪のコジロー
英語版ではChainer Jessie(チェイナー・ジェシー)とTrainer James(トレイナー・ジェームス)でした。chainerはchain(チェーン)を使う人という意味ですね。んで、コジローの方は、補助輪のことを英語でtraining wheels(トレイニング・ホイールズ)というので、それでtrainer(トレイナー)のようです(^-^;

●「これからは兄貴と呼ばせて下さい!」
チャリンコ暴走族のマサがサトシにいうセリフ、英語版では「Awesome Ash(恐るべきスゴイやつ・サトシ、とでも訳すべきでしょうか?(;^_^A)と呼ばせて下さい!」になってました。んで、ミサがカスミを「姉御!」と言いますが、これは「Mighty Misty(強くてスゴイやつ・カスミってな感じですか(;^_^A)」になってました。更にこの後タケシが「ダーリンと呼んで下さい」と言いますが、これは「ハニーと呼んで下さい」に(^-^;

今回も変更部分は少なめでしたねー。細かい部分での変更はもう少しあった、キリないので省略(^-^; これ見て思ったのは、あっちじゃ「暴走族」ってほとんどいないみたいで、「暴走族」っていう英単語は見つかりませんでした。フリーウェイなんかが延々と伸びている広〜い国だから、街中をちまちま走り回って得意がるような人達はいないのかもしれませんねー。

★第37話「メタモンとものまねむすめ」(Ditto's Mysterious Mansion)★

英語セリフ

対訳(日本語版のセリフではありません)

 Ash : Ash!

 Misty : Misty!

 Brock : Brock!

 Duplica : DuplicaThat's bright!

 サトシ : サトシ!

 カスミ : カスミ!

 タケシ : タケシ!

 イミテ : イミテにっこり!

【キイワード】〜アンダーラインが引いてある単語の解説

●サトシ達の英語の名前
 「ポケモン英語版・基本のき」にて詳しく解説していますので、ご参照下さい。

●Duplica(デュプリカ)
 イミテの英語名は、duplicate(デュプリケイト。うり二つ、コピーという意味)からきています。
 ちなみにイミテという日本名も、imitate(イミテイト。真似をする)という英語からきています。

●That's bright!
 これ、とっても翻訳しにくいです(^-^; というのも、これは英語版ロケット団の口上の、ニャースの「にゃ〜
 んてニャ」にあたる部分、「That's right!」のもじりだからです。日本語版だとここは「ゲストだけど」
 という苦笑まじりのセリフになのですが、英語としては面白くないからか、それともロケット団の口上を
 正確に真似させたいという意図からなのか‥‥よくわかりません(;^_^A

【余談〜今週の英語版で、日本語版と違ったところ】

●サトちゃん
イミテがサトシをからかって呼ぶ言い方ですが、英語では「Ashie Boy」(アシー・ボーイ)と言っていました。ジェームズをジミー、ダニエルをダニーという風に呼ぶのは、親しみを込めた同等または目下に対する愛称のようなもので、それにBoyをつけると、日本語で言う「〜ちゃん」と同じようなニュアンスになるようですね。ちなみにイミテはメタモンのことを「メタちゃん」と呼んでいましたが、これは「Little Ditto」でした。「Little 〜」という言い方は、自分より小さなものに対する呼びかけとしてよく使われています。

●「早い話が究極のものまね芸人!」
イミテのセリフですが、日本語でいう「芸人」というニュアンスの単語がないからなのか、ここは「大スターになるの」といった普通のセリフになっていました。

●「おい!それじゃマルマインだろー!」「あー、じゃあマルマインっつーことで〜(^◇^;)」
観客とイミテのやりとりですが、ここは英語版では「おい!顔が変なままだぞ!」「あ、これだと区別がつくでしょう?」というセリフに変えられていました。何故??(^-^; 観客の後ろにはマルマインもいて、けっこうナイスなギャグだと思っていたのですが‥‥あっちの方々には面白くないのでしょうか?

●「いつぞやゲットしそこねたミニリュウに変身してもらえば‥‥」
コジローがメタモンに言うセリフの一部ですが、「ミニリュウのでんせつ」はあちらでは放映されていませんよね。なので、ここは「俺達がまだゲットしたことのない伝説のミニリュウに‥‥」となってました。

●薄っぺらなヤツと、なめたマネ
メタモンがムサシの初恋の人の写真に変身した時、コジローが「お前の初恋の子ってのはすげー薄っぺらなヤツになってんだなー」と爆笑しますが、「薄っぺらなヤツ」には、性格的に深みがない軽薄な人間という意味と、メタモンが薄っぺらい写真に変身したことをかけた日本語ならではのダジャレですので直訳はできず、「面白い顔のヤツになってんだなー」となってました。その後にムサシが「ずいぶんとなめたマネしてくれんじゃないのよー!」と怒りますが、この「なめたマネ=馬鹿にした態度」も日本語独特の表現ですので直訳はできず、「どういうつもりで変身してんのよ!」といったセリフになってました。でも、おかげでメタモンが実際になめてしまう動作が意味不明になってましたけどね(^-^;

●「ちょっとは成長したんだー」
カスミの、サトシに対するセリフ。彼女らしく(^-^; サトシをやや小バカにした言い方ですが、英語版では彼らの痴話ゲンカ類は常にソフト化される傾向があるため、「また一つ勉強したみたいね」という、優し〜い(^-^; 翻訳になってました。ニュアンスがずいぶんと違いますよね(;^_^A

●「make it double double」
サトシ達がロケット団の口上をものまねをする部分で、日本語の「答えてあげるが世の情け」にあたる部分の英語は「make it double」(倍にする、という意味)なのですが、ここをタケシが「double double」と言っていました。これはサトシ達が4人なので、ダブル(倍)のダブル(2かける2)で4倍にするという意味にしてありました。(ロケット団の口上はこちらをご参照下さい)

●「サトちゃん、ものまねの美学にハマったわね!」
イミテのセリフですが、英語版では「私達みんな役者になれるわね」と変えられていました。うーん、「ものまねの美学」って翻訳できないんでしょうかねー?

●「アホー!お前らつめが甘いニャー!」「お前こそ、爪を立てるなよー!」
ニャースとコジローのセリフ。「つめ」をかけたダジャレですので直訳はできず、「バカー!もっと上手くやれよー!」「お前は文句言える立場じゃないだろー!」といったセリフに変えられていました。

●「そーいうのを無駄な抵抗って言うのニャ」
ニャースのセリフ。「無駄な抵抗」って言い回し、英語にもありそうなのですが、ここも直訳はされず、「これでもくらえ!」と言いつつ引っ掻く、というふうに変えられていました。

今回も細々とした変更部分が多かったですね。ちなみにイミテの英語名ですが、そのままイミテ(Imite)でもよかったような気がします。実際、「イミテハウス」はそのまま「IMITE HOUSE」でしたしね。あと、メタモンの英語名Dittoは、「同上、複製、うり2つ」という意味で、日本語でも使われる「〃」の記号のことだそうです。

★第40話「イーブイ4きょうだい」(The Battling Eevee Brothers)★

英語セリフ

対訳(日本語版のセリフではありません)

 Brock : They've all evolved in using those
     stones.

 Misty : Amazing

 タケシ : みんなあの石を使って進化したんだ。
     

 カスミ : すごーい

【キイワード】〜アンダーラインが引いてある単語の解説

●evolve(d)
 ポケモンでは頻繁に登場する単語、evolve(イヴォルヴ)は「進化する」という意味。

●Amazing!
 「すごい!」とか「ビックリ〜!」といった表現。amazeは「驚かせる、ビックリさせる」という意味です。

【余談〜今週の英語版で、日本語版と違ったところ】

●イーヴィー
イーブイは英語ではEevee、「イーヴィー」と発音します。しかし、鳴き声は日本語版の音声のままで、「ブイー!」と可愛く鳴いていましたよ(*^-^*)

●ロック(rock)は岩
丘の上からパーティーの様子を窺うロケット団のシーンで、ムサシ「おお!進化の石までも!」コジロー「今日はまさにお買い得!」と言いますが、英語版では、ム「あのキレイな石、見なさいよ」コ「まるでロックコンサートだね」になってました。ロック(rock)にはいわゆるロックミュージックの他に「岩石」という意味があるので、進化の「石」とかけたシャレになってます。

●「俺の心はいま岩ポケモンだ!」「意志が固いってことね」
タケシとサトシのセリフ。石と意志をかけたダジャレで、もちろん翻訳はできませんので、英語版では「俺達は俺達のやり方で進化させる!」「そう、そういうこと!」といったセリフに変えられていました。

●ビクトリー
今回、ロケット団がこだわっていたビクトリー(victory、「勝利」の意味)ですが、英語版では「Champion Team Rocket of the world(世界のチャンピオン・ロケット団)」と言う等、どちらかというと「チャンピオン」という言葉にこだわっていました。「ビクトリー」も何度か出てきましたが、日本語で使われていた意味とは若干ニュアンスの違う使われ方でした。

●「しまったミスったー!スミズミまで完璧にしとくんだったー!」
コジローのセリフ。ひたすらスミ(墨)にこだわったシャレですが(^^;、もちろん直訳できません。英語版では「信じられない!あんなちっぽけなsquirt(「チビ」という意味と「噴出するもの」(つまりタッツーのスミとかけてある)という意味がある)が、我らの完璧な計画を台無しにしたなんて!」という、これまたスミにこだわったシャレになってました(^-^;

●「おばさん!」
ムサシを進化させた(^-^;カスミのセリフですが、英語版では「Old hag!」(オールド・ハグ、「老婆、鬼ババ」といった意味)になってました。‥‥に、日本語よりひどい〜(;^_^A

●「じゃりんこぺったんガール」
ムサシの仕返しのセリフは、英語版では「puny little punks」で、punyは「発育の悪い、ちっぽけな」、punkは「ひよっこ」という意味です。これに対してカスミは「I'm not puny!」と反論してました。

●ビクトリーその2
コジローが「逃げるが勝ち〜!」と言い、ムサシが「今日は勝ちにこだわってみました〜ビクトリー!」と言いつつ飛んでいくシーンは、コ「Victory!(ビクトリー)」ム「It looks like Champion Team Rocket is brusting off again !」(チャンピオンのロケット団、また飛んでいくみたい〜、という意味。いつものセリフにチャンピオンをつけただけ)になってました(^-^;

●「ポッポも鳴かずば撃たれまいに‥‥」
タケシのセリフ。「雉(きじ)も鳴かずば撃たれまい」という日本の諺(?)を元にしたセリフなので、直訳はできず、「余計なことを言わない感覚を(サトシが)覚えてくれますように」というようなことを言っていた、と思います(^-^;(実はここ、きちんと聞き取れませんでしたので、もしかしたら間違ってるかも)

このお話は日本語版にかなり忠実に翻訳されていました。お話によって、翻訳しやすいものとしにくいものがあるみたいですね〜。個人的には、カスミさんとタイチくんのやりとりの最中に、マンガ「電撃ピカチュウ」の話が頭に浮かんで、思わずほくそ笑んでしまいました(^-^;

       


「ワンポイント英会話」トップへ