ちびくまスケッチ(2002年7月)


7/2 (火)

今日は障級の臨海学習。
中学の障害児教育センター校と合同で、バスに乗って海水浴です。

去年は生憎の天気で、水族館行きになってしまったのですが、今年は、雨天の場合は室内温水プール、いずれにしても泳げる、というのでちびくまはとにかく楽しみにしていました。

「ちびくま君のことですから、海を前にすれば、お弁当を食べる時間も惜しんで遊びまくるに決まってますよ。お母さん、お弁当は手抜きでいいですからね」
という障担の優しい言葉をもらっても、やはり早起きしてお弁当を作ってしまうのが、母のサガですね。

でも、起きてきて弁当箱を確認したちびくま、
「今日はうみへいきます。いっぱいあそびます。いえにかえってから、おべんとうをたべます」
と宣言したのでした。とほほ・・・。

ご機嫌で出発したちびくま、バスの中ではマイクを握り締めて、
「まいど ごじょうしゃ ありがとうございます」とアナウンス。
自己紹介では「○○○ちびくまです。すきなものは K市バス・・・」と言いかけて、あわてて「○○○○バスです」と自分が今乗っているバスの名を言ったそうです。
「そんなに気ぃ遣わんでも・・・」と先生方は爆笑。

現地に着くと、エネルギー全開。
この海水浴場は、バリアフリーを目指していて、スロープや乗ったまま海に入れる車椅子まで設置してあるそうなのですが、乗りなれない椅子に乗るのを嫌がる車椅子使用のお友達に代わり、車輪のついているものになら何でも乗りたいちびくまが視察にきたお役人の前でモデルになりました。

もちろん、弁当を食べる間も惜しんで、海でざぶざぶ遊びまくり。

夕方帰ってきた時には、文句なく真っ黒に焼けていました。
こんな楽しい行事も、センター校の障級在籍ならでは。
本当に「おいしい」学校生活を送っています。

7/5 (金)

今日は障級全体で、1学期中に誕生日を迎える子のお誕生会と七夕会。

お誕生日のカードを贈り、皆で大きな笹飾りを作ったあとは恒例のおやつ作り。今回はバナナケーキ。

普段は甘いお菓子、特にケーキの類は全く手をつけないちびくまですが、なんとおかわりして2つも食べ、そのうえ「おもちかえり」と言ってもって帰る分まで要求したそうです。

さて、家に帰ってきたちびくま、先生がタッパーに入れて持たせてくれたケーキを食べるのか、と思いきや・・・
「おかあさん、たべる」

あとで障担に確かめると、そう言えば「おもちかえり」のあとに「おかあさん」と言っていた、と。
どうやら、自分が気に入ったので、私にお土産にしてくれたらしいのです。

母はとってもウレシイです。


7/9 (火)

今ではすっかり「日本の子」になったちびくまですが、時々、突然英語モードになることがあります。

今日は、学校から帰ってくると、アルファベットのスタンプを出してきて、「ちびくまくん、Aで始まる言葉は? Appleだね。わー、ちびくまくん、すごい!」と自問自答自画自賛しながらの「言葉あつめ」遊びが始まりました。

途中で、「おかあさん、Oで始まる言葉は?」と私に振ってきたので
「Octopus」と言うと、突然
「ちびくまくん、たこさわってみる? うわ〜〜〜」

実は先日の臨海学習の時、障碍のある子が集団で来るというのを聞いて、地元の漁協の人たちが、魚やたこを「触ってみてごらん」と持ってきてくれていたらしいのです。そのことを思い出したんでしょうね。

でもこれで、ちびくまの頭の中では、英単語と日本語の単語と視覚イメージはきっちり結びついているらしい、ということがわかりました。

7/11 (木)

朝、洗濯物を干しているところへ電話がかかってきました。

「もしもし、M小学校の**ですが・・・」
**って・・・誰だっけ・・・・・・。

「あっ、校長先生、いつもお世話になっています!」
校長直々に電話?なんかあったんだろうか・・・(ドキドキ)

「今、ここにちびくまくんが来てるんですが、国語の勉強を頑張ったご褒美に、校長室から家に電話をかける、ということらしいので。本人にかわりますね」

ひえぇぇぇぇぇ・・・・・(~_~;)

電話口に出てきたちびくま、「もしもし、おかあさん。ばいばい」とだけ言って切ってしまいました。

あとで障担に確かめると、障担が別の学年の社会見学に付き添って行っている間、ちびくまには課題を出して行ったのだけど、それをきちんとやれたので、介助の先生が「ご褒美に好きなことをしていいよ」と言ったら、「こうちょうしつで、おかあさんにでんわする」と言ったのだそうで。

それを聞き入れて校長先生に頼んでくれた介助の先生も、自ら電話をかけてくれた校長先生も・・・なんかすごい。(^_^;)

おかげで、ちびくまはその介助の先生も校長先生もすっかり「おともだち」だと思っているきらいがあります(笑)。。


7/12 (金)

今日は5年生が5泊6日の「自然学校」に出発する日です。
「こういう、”○年生になったらやること”というのは、ちびくまくんには今からきちんと見せておこうと思うんです。それが、長い目での小学校生活の見通しをつけることにつながっていくと思うので」と言う障担と共に、ちびくまはお兄さんお姉さんたちを見送りに行きました。

「なかよし班」(異年齢交流を目的とした縦割りの班)で一緒のお兄さんお姉さんや、障級の上級生を見つけて、声をかけてもらって嬉しいちびくま、障級のお姉さんのところに出発までくっついていたそうです。

さて、給食の時間は相変わらず月・水・金の週三回、交流級のお友達に2人ずつ障級に来てもらって一緒に食べています。
優しく、じっくりと話を聞いてくれる障担の人柄もあって、「次はいつ〜?」と待ちきれない子どもたちが、毎日のように、昼休みちびくまの教室まで遊びにくるようになりました。

でも、今日来たのは、普段から消え入りそうに大人しい、無口な女の子。障担がいろいろ水を向けてみても、全く喋りません。するとちびくま、
「すいぞくえん、しってる?」
「***どうぶつえん、しってる?」
「***のダ○エー、しってる?」
とずっと一方的に話し掛けていたたそうです。
普段は周りの子のことはほとんど無視なのに。

「ちびくまくんなりに、『どうしてしゃべらないんだろう。なんか聞いてあげなくちゃ』と気をつかってたんじゃないかなあ、と思うんですよ」と障担。
・・・もう少し、わかりやすい気の遣い方ができるといいのにね、ちびくまくん(笑)。

7/14 (日)

高層マンション住まいの我が家。
配水管のつまりを防ぐために、年1回、マンション各戸の排水溝を高圧水で洗浄することになっています。

今日はうちに業者さんが来る日だったのですが、水周りのモノを別室に移動させておかないといけないし、噴射に伴うポンプの音もちびくまには苦痛だろうということで、私とちびくまは市営プールへ避難することにしました。

生憎の曇天なのですが、ちびくまはさっさと出かける用意をしてごきげん。
家を出ようとする時には小雨までぱらつきはじめたのですが、「(屋内プールのある)○○○プールに行こうか?」と言っても、頑として「****プールいきます!」と主張。
(ジヘイッコニトツゼンノヨテイヘンコウハキカナイ・・・(-_-;))

でも、こんな天気でも、暑いのでプールは結構な混雑でした。
ちびくまは大ご機嫌でガンガン遊びまくり。
母はプールサイドで見ていようかな、と思っていたのに、ひとしきり遊んだあとは
「ちびくまくんは、おかあさんといっしょにあそびたいなあ」
「いっしょにおよごうよ」
・・・こう言われると弱い。(^_^;)

結局、小雨の中を2時間ガンガン遊びまわって、大満足で家路についたちびくまなのでした。
配水管洗浄もその間に無事終わり、モノも元に戻してあったのでちびくまは全くパニックを起こさずに済みました。

でも、「****プール、つぎはいつ?」と矢の催促。
ああ、ことしもプール三昧の夏になりそうです。

7/16 (火)

プールシーズンを前に、耳そうじを何とかさせてくれるようになったと思いきや、私の顔や耳に急に興味を持ち始めたちびくま。
ずずずーーーっと顔を近づけてきてまじまじと見つめた挙句、ちょっと肌荒れしているところをこすってみたり、耳に指を突っ込んでみたり・・・。

これまで、自分の顔にごはんつぶなどがつくととったり、耳に指をつっこんだりはしていたのですが、そういう「目に見えない場所」の感覚と目に見える私の顔や耳がようやく結びついたようです。

でも、これをやっているのは、母に対してだけだと思っていたら・・・。

学校で大好きな介助のK先生の顔をまじまじと見つめた挙句、ほくろを触って「なにがついてるの?」と質問したらしい(笑)。(母は顔にほくろがないんです)
「ちょっとちびくまくん、勝手にとらないでよ」と言ってもらってオオウケだったそうです。

K先生の次は、障担、そしてクラスのほかの介助の先生・・・。
ちびくまにとって安心できる、信頼できる人にしかやっていないようではあります。一種の愛情表現なのかも。

でも、その姿は、なんとなく、猿ののみとりに似ている・・・(爆)。

7/17 (水)

今日は午後から、地元校に行って地区児童会に参加する予定のちびくま。
障担は今度は学校近くのバスターミナルから路線バスに乗って移動することを考えてくれていました。
でも、天気予報では強いにわか雨が振るかも、ということだったので「あめがふったら、M先生(障担)の車でいきます」ということに。

ところが、学校の駐車場を見て、いつもは徒歩通勤をしている介助のK先生の車があるのを発見したちびくま、そちらに乗りたくてたまりません。
K先生のところへ行って、
「あめがふったら、***(K先生の車)でいこうか」と。

「K先生はM小でお仕事だから、行けないのよ」とK先生が答えると
「じゃあ、Mせんせいにきいておいでよ」
先生たちは大爆笑。

ちびくまは、大人とは関係のとりやすい人懐こい子どもですが、このK先生がとりわけ大好き。
若くて、溌剌としたスポーツウーマンで、いつもちびくまのすることを一緒に楽しみながら付き合ってくれる人だからでしょうか。
自分がやりたいことは、まずK先生に話して、K先生を味方につけてからM先生に「させてください」と2人で言いに行くのでM先生には「2人はいつも”ぐる”なんですよ((笑)」と言われるほど。

結局、お天気は崩れなかったので、予定通り障担とバスに乗ったちびくまだったのですが、それ以来「***は、こんどいつのろうか?」とK先生に催促しているらしいです。

ちびくまくん、キミ、自分の立場を誤解してない?(笑)

7/18 (木)

かねてから地元のF小にお願いしていた、夏休みのプール開放へのちびくまの参加に、ようやくOKが出ました。
同じ校区からちびくまと同じM小に通っているもう1人のお友達と一緒です。

でも、結局は保護者回り持ちの監視当番とは別に、ちびくまたちのためにだけ、PTA本部の役員さんたちが全員で出てくれることになったようです。
やはり「F小に来てない障害児の世話までできない」という反対意見が根強かったのでしょうか。

PTAの副会長さんがわざわざ日程の確認のため電話をかけてきてくれて、役員の方が実施要領のプリントを家まで持ってきてくれました。
「私たちの力が足りなくて、長い間嫌な思いをさせてごめんなさいね」と謝ってくださったのですが、なんのなんの。

「市内でも最も障害児教育に対する対応が悪い」との評判が高いこの校区で、反対意見を押し切って、非在籍のしかも障碍のある子をPTA行事に参加させることがどれほど難しいか、前例のないことを、学校という場に持ち込むことがどれほど大変か、去年断られたことでも、今年のすったもんだでも、私も思い知ったのです。

その中でも、私たちを理解し、受け入れよう、応援しようとしてくれる人たちが思っていたよりずっとたくさんいてくれることを、とてもありがたく思いました。
今の社会は、必ずしも私たちに優しいとは言えない。けれど、きちんと筋を通してぶつかっていけば、わかってくれる人はきっといる。
1人1人はちっぽけだけれど、少しずつでも、何かを変えていける。
きっとそれが集まれば、大きなうねりになっていくはず。
改めて、そんな気持ちになりました。

ちびくまは早速、カレンダーに書き加えられた予定を見て、
「ちびくまくんは、F小のプールに行く!」と楽しみにしています。

7/22 (月)

今日は、市教委主宰の療育デイキャンプで、京都まで海水浴。
去年まで、このキャンプは全員がお泊りだったのですが、あまりに参加希望者が増えて、資金的にも規模的にもまかないきれなくなったとかで、今年から3年生以下は日帰り、4年生以上も宿泊は希望者のみとなりました。

それでも、前まえから
「おかあさんと ちびくまくんと いっしょにバスにのって りょういくキャンプで うみへいきます」と楽しみにしていたちびくま、朝からご機嫌です。

集合場所のK小に着いたのは、かなり早めでしたが、ちびくまは自分が乗る「バス5号車」が既に来ているのに気がつき、
「ちびくまくん、5ごうしゃのる」と乗りかけ、
「バスはまだ、はじめの会が済んでから」と止められると「ちびくまくんは、バスにのれないんだ」と大泣き。
教委のエライさんの挨拶の間も、ずっと泣いていましたが、バスに乗ると、ころっとご機嫌ぼうやに戻りました。

2時間ほどバスに揺られて、目的地に到着。
でも、狭い駐車場なので、5台のバスが全て停車してからでないと危険だというので、すぐには降りられず、また大泣き。
海についても、「先にお弁当を食べてからね」と言われて(このへんは、障担が事前学習してくれているにもかかわらず)また大泣き。

で、皆より一足先に、海に入ってしまいました。
海に入ったちびくまは、もう怖いものなしで、介助の先生を引き連れて、浮き輪に乗ってどこまでも・・・。

危うく、後ろから着いていっていた私が深みにはまっておぼれかけ、同じ学校の障担のH先生に助けてもらう、というおまけまでついてしまいました。(ああ、これでもう、卒業までネタにされる・・・(^^ゞ)

2時間ちょっとの間、殆ど休憩をとらずに海で遊びまくったちびくま、着替えが済んでバスに乗るまで、ほんの10分ほど私に抱かれて眠ったのですが、それで急速充電が済んでしまい、帰りのバスの中でも、家に帰ってからも一睡もせず、元気にはしゃぎつづけたのでした。

帰宅後、夕食のおかずを買いに近くのスーパーに行くとレジで
「お客様、とってもしんどそうに見えるんですけど、お体の具合でも・・・?」
と気遣われてしまいました(笑)。
ちびくまに付き合って遊ぶのは、ほんとに体力が要ります。

普段の障担や介助の先生たちの苦労を実感して、改めて感謝の念を新たにした母なのでした。

7/23 (火)

うちの市には、市内の公共スポット(駅、市役所、保健所、公民館、福祉センター、図書館、市民病院など)を回る循環バスというのが走っています。

クルマがなければ生活できないようなこの市で、主にお年よりの生活の足を提供することが狙いのようで、料金も一律150円と割安。

さて、ちびくま、公共のバス路線、なかでもこの循環バスに以前から乗りたがっていました。
今日も今日とて、朝から宿題もせず、パソコンばかりして、
「きょうはどこにつれていってもらおうかなあ」と
つぶやくちびくまに、

「ちびくまくん、算数のプリントと国語のプリント、1枚ずつできたら
ごほうびに循環バスに乗りにつれていってあげるよ」
というと、思いっきりスイッチが入って、あっという間にプリント2枚ができあがりました。

最寄の停留所のある福祉センターまで車で行って駐車場に車を停め、そこからお目当てのバスに乗りました。
市街地を1時間ほどかけて一周します。
車椅子のまま乗れる低床バスで、
「ここからゆれます、ご注意ください」
「右に曲がります」「左にカーブします」
「両替は今のうちにお済ませください」と
アナウンスもうるさいほど丁寧。

いつまでたっても降りる様子のない私たち親子にけげんそうな運転手さんでしたが、一周してもとの停留所で降りる時、料金箱にコイン1枚ずつ入れて確認するちびくまにも嫌な顔をせず、
「どうもありがとう。また乗ってね♪」と
笑顔で挨拶し、発車しながら手を振ってくれました。

おかげで、ちびくまはごきげん。
「おかあさん、あしたもじゅんかんバス、のりにいこうか」と申しております。
・・・それは勘弁してくれ。

7/26 (金)

今日は障級の登校日。
とは言っても、外出の機会の限られがちなこの子達のために先生が全員出勤して、プールで遊ばせてくれるのです。

ちびくまはこの日を楽しみにしていて、朝から絶好調。
プールの中でも「最高の幸せ顔」(連絡帳より)で
過ごしていたそうです。

1週間ぶりに掃除機がかけられて、私も嬉しい。先生、ありがとう!

7/29 (月) 

今日も障級のプール。これで一応おしまいで、次に先生と会うのは2学期になります。

そして、今日はちびくまの隣のクラスの介助員T先生の勤務最終日でもありました。
実はこのT先生、ちびくまが生まれる前から、同じマンションの同じフロアに住んでいる方で、2人の男の子のお母さん。
ちびくまにとってはK先生同様「特別な人」だったのですが、このたび、ご家族の都合で引越しされることになり、1学期いっぱいで退職されることになったのです。

終業式の日にそれを障担から聞いたとき、ちびくまはわーーーっと泣き出したそうで、障担は「見ているこちらのほうが涙が出そうでした」と連絡帳に書いていたのですが、家ではその後も別段変わりなくけろっとしているので、私としては「本当にわかっているのかなあ」と半信半疑でした。

ところが、昨夜から急にちびくまが
「Tせんせいはあたらしいおうちにいくのでバイバイします」
「あしたはTせんせいとバイバイするんだから」
「Tせんせいは29日にバイバイするんだね」
と繰り返しはじめたのです。

そして今日は、プールの中でもT先生にべったり(いつもはK先生)だったそうです。

プールを少し早めに切り上げてのお別れ会には、私も顔を出したのですが、子ども1人1人からこれまでのお礼とお別れのメッセージを言うとき、ちびくまは先生に何も言われなくても「ありがとうございました」と言ったのです。

ちびくまにも、どうやらわかっていたんですね。
大輪のひまわりのように明るく元気なT先生がいなくなると、寂しくなりますが、また運動会には来てくれるそうなので、再会を楽しみにしていましょう。

7/31 (水)

ちびくまが朝から
「きょうは、おかあさんとガ○ト(ファミレス)にいきたいなあ」と
催促の嵐。

実は学校では紙オムツのなかにさえ排泄ができないちびくまがせめてオムツの中でいいから出せるようになってほしい、と障担が先日、朝から晩まで丸1日学校で過ごす機会を作ってくれたのですが、お昼に、ガ○トに連れて行ってもらったらしいのです。

私も夫ももともとファミレスは好きではないし、多動で物を手づかみで食べ、しかも人のたくさん居るところではパニックになりがちなちびくまを連れて外食しようとしたことはなかったので、ちびくまにとってはファミレス初体験でした。

ところが、ちびくまにとっては精神的な安全基地である障担と一緒だったせいか、私の心配をよそに、子供用のカレーセットを、ちゃんとスプーンを使って、座ったまま落ち着いて食べたというのです。

ちびくまも、これが自信になったのか、帰宅してから「こんどは、おかあさんといこうね」と繰り返していました。
でも、一向に私の方から「連れて行ってあげる」と言い出さないので、ついに痺れを切らしたようです。

ちょうど、図書館から借りていた本の返却期限でもあったので、車で外出したついでにガ○トへ寄って見ました。
夏休みということで、店内は子ども連れで満席。想像を絶する騒がしさで、早々に退散したくなりましたが、ちびくまはどうしても「ガ○トでおひるごはんたべる」と言ってききません。
少し待って、2人でテーブルにつきました。
ちびくまは早速メニューのキッズカレーを指差して「これこれ」と指定。
私はパスタを注文して、2人で食べました。
料理が来るまでの間、ちびくまは勝手しったる様子で、テーブルに備え付けのタッチパネル画面で車のコマーシャルを見たりして遊んでいます。
料理が来ると、不器用ながらもちゃんとスプーンを使ってご飯を食べました(家では滅多に見られない姿)。

「ふーん、家では相変わらずむちゃくちゃだけど、外に出ればそれなりのマナーで食べられるんだ」とちょっと目からウロコ。
何でもダメだと思わないで、やってみることも大切なんですね。

ちびくまは、思いがかなって大満足で、「またいこうね♪」と言うのですが、ファミレスのあの喧騒・・・私のほうが嫌だ〜(爆)。


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