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9/2 さあ、きょうから2学期。 今年の夏休みは、ちびくまからのリクエストが多くて毎日のように出かけていたためか、とても早く過ぎたような気がします。 去年は乱れがちだった睡眠パターンも、今年は10〜12時に寝て6〜8時に起きるといった具合で、大きく乱れることもありませんでしたし、なによりも本人が「あしたはしぎょうしきだね。学校だね。2学きはじまるね」と楽しみにしているので、スムーズなすべり出しになるだろうと予想ができました。 案の定、学校に着いた時点からフルパワーだったようで、始業式も、交流級での大掃除も、障級に戻っての個別学習も嬉しそうにきっちりこなしたそうです。 今学期も、1学期同様、元気に楽しく学校生活を過ごして欲しいと思います。 |
| 9/5 給食のデザートにアセロラゼリーが出ました。 ちびくま、これは初体験だったのですが、おそるおそる口をつけてみたら美味しかったらしくぺロッと平らげました。 一緒に食事をしていた介助のK先生が自分も食べようとすると、ちびくまが 「あーーーー、すっぱい! あーーー、すっぱい!」 と叫んで、それを阻止しようとするのです。 K先生が「ちびくまくん、それって、『先生食べないでぼくにちょうだい』っていう意味なの?」と聞くと、「我が意を得た」というニッコリ笑顔。 優しいK先生から結局ゼリーを奪い取ったちびくま、さっそくゼリーをほおばって、満足げにつぶやいたのが 「ゼリーはあまいね♪」 先生たちは「ちびくまくんには、負けるわ」と大爆笑だったそうです。 |
| 9/6 今年もいよいよ運動会の練習が始まりました。 わずか8日ほどの練習で、ダンスとリレーと玉入れ競技と応援合戦を仕上げるので、先生にとっても子どもたちにとってもかなりハードです。 ちびくまは去年、ダンスにはまったく参加しようとしませんでした。 動機付けのために、障担は曲を教室でかけたり、ちびくまの好きなキャラクターがダンスをしている絵を教室に飾ったり、衣装の尻尾や手袋にちびくまのお気に入りのキャラクターの飾りをつけたり、といろいろ工夫をこらしてくれたのですが、結局、「自分の立ち位置から逃げないでいる」だけがやっとで、あとはずっとその場にしゃがんで砂に字を書いて遊んでいたのでした。 ところが。 今年のダンスの練習では、最初の1回目こそその場でみんなが踊っているのを眺めているだけだったのですが、今日は自分から障担に「自分の後ろに立って、手足をもって動かして欲しい」という意思表示をはっきりとしたそうです。 「先生のお手本を見るだけでは真似ができない」という自分の弱点に気がついて、他動的に体を動かしてもらうことで感覚を掴もうとしているのかもしれません。 これも、成長の1つですね。 |
| 9/9 いつもどおり、すっきりとした目覚めだったにもかかわらず、朝からなんとなく元気がないちびくま。 朝食にも手をつけず、ついには 「きょうはがっこういかない。お休みする」 と言い出しました。 びっくりして熱を測ると、36.7度。平熱よりはやや高めですが、熱があるという程でもないし、体温調節が苦手な彼の場合、暑い日にこれくらいの体温になることは、そう珍しいことではありません。 一応、連絡帳にはそのことを書き、送迎バスの添乗員さんにも説明して、本人には「しんどくなったら、M先生にお母さんに電話してもらいなさい。すぐお迎えに行ってあげるからね」と言って送り出しました。 障担からは昼過ぎに電話がかかってきて 「やはりお熱はないんですが、いつもに比べると明らかに元気がないので、念のため運動会の練習は休ませました。教室の畳コーナーでひと寝入りしたら随分すっきりした顔になって、給食も食べたので、お迎えにきていただくことはなさそうです」 結局、朝よりはすっきりした顔で帰宅したちびくまだったのですが、夕食後、なんだかぐったりしているので熱を測ると、38.6度。 わちゃ〜〜。 自分の体の不調をなんとなく察知していたのかもしれませんね。 かわいそうなことをしてしまったかも。 病気になると、いつもに増して私べったりになるちびくま、 今晩は抱きしめて眠ることになりそうです。 |
| 9/11 結局一晩眠ると熱が下がったのですが、昨日は大事をとって1日休ませ、今日から復帰。 今日は朝から「ちびくまくんは、きょうから学校へ行くの。かんじするの」と大はりきり。 学校に着いても、元気いっぱいだったようです。 念のために、運動会の練習は見学にしてもらいましたが、ダンスの練習は見学しながら手足を動かしてみていたとか。 今年は相当気合がはいっているようです。 朝から障担に「きょうは、ちびくまくんは5じまで学校にいたい」と訴えたというちびくま。 「昨日休んだ分をとりかえしたいのかもしれませんね」(連絡帳より) まあ、学校が好きで楽しくて、結構なことです。 |
| 9/15 今日は、地域の福祉センターで、動作法の指導を受ける日です。 何度か指導を受ける中で、やはりちびくまにとって、自分の体、特に体幹部の内部感覚がかなりぼやけていることがはっきりしてきました。 また、周りに合わせよう、相手の期待に応えよう、という気持ちが強いので、集団適応や対人関係がいい反面、「ノーという力」が弱いのではないか、という耳の痛い指摘も受けています。 さて、この訓練、センターのリハビリテーションルームでやっているのですが、そこにいくつもある、セラピーボールがちびくまの大のお気に入りです。 感覚統合の訓練を受けているOTの先生に聞くと、ちびくまのようにボディイメージの弱い子には良いかもしれない、ということなので探していたところ、近くのディスカウントストアで980円で売っているのを発見。 今日も隙さえあれば乗っている、という感じなのを見て、訓練から帰ってから、もう一度1人で外出して、現物を買ってきました。 箱から出すなり、ちびくまは大喜び。 早速膨らませてやると、大玉ころがしよろしく、部屋から部屋へと転がして歩きながら、そのうえに乗ってテレビを見たり、パソコンをしたり、寝そべったり弾んだり、結構活用して遊んでいます。 これは安い買い物だったかも。(笑) |
| 9/17 1学期には、週3回交流級のお友達に障級の教室に来てもらって、一緒に給食を食べる「交流給食」をしていたのですが、2学期に入ってからは1度もやっていません。 集団の中で食事をとることがストレスになりがちなちびくまには、運動会の練習と合わせて、あまりに交流級のなかで過ごす時間を増やしすぎるのはストレスがかかりすぎる危険があるのではないか、と障担と話し合った結果、運動会が終わるまで、しばらくお休みにしてもらうことになったのです。 でも、ちびくまと障担の分の給食は交流級の人数に入っているので、毎日障担とちびくまとで、交流級の教室まで給食をとりに行きます。 今日、いつものように給食を取りに行くと、交流級の女の子が 「センセー、あたし、はよ運動会終わって欲しいねん」と訴えたそうです。 「え、なんで?運動会、嫌いなん?」と障担が尋ねると、 「だって・・・。運動会が終わるまでは、ちびくまくんと一緒に給食食べられへん、ってセンセが言うんやもん・・・」 障担は「じーんとしてしまいました」と。 キミは恵まれてるねえ、ちびくまくん。 |
| 9/19 運動会は今週末、いよいよ練習も大詰めです。 今日は朝一から全校生での開会式の練習やダンスの練習もありました。 去年の運動会では、開会式も閉会式も、ちびくまはその場にしゃがんで砂に字を書きつづけていたのですが、今年はそういうこともなくなり、みんなと一緒に立っていることができるようになりました。 お辞儀の仕方もやっとわかったらしく、「礼」という号令に合わせて、お尻ではなく頭を下げることができるようになったそうです。 でも、他の学年が何かをしている間の待ち時間にはやっぱり砂に字を書いているちびくま。 今年はそれが、「アルファベット」になりました。周りの子がそれを見て「わー、ちびくまくん、英語書けるんやー、すごーい!」と感心してくれるのが嬉しくて嬉しくて。 この間から急に、自発的にアルファベットを書く練習を始めたのですが、どうもこれがやりたかったようですね。(笑) 自閉っ子たちにはとかく負担になりがちな運動会の練習ですが、学校の暖かい雰囲気にも恵まれて、ちびくまは楽しく過ごせているようです。 |
| 9/20 ちびくまの障級でのクラスメートは3人。 2人の3年生は普通学級で過ごすことが多いうえ、ほとんどちびくまに興味がありません。 一緒に遊んでくれることも、殆どありません。 もう1人のお姉ちゃんは、ちびくまを可愛がってくれるのですが、彼女には「好きな人の髪の毛を引っ張ってしまう」という困ったクセがあるのです。 今日も今日とて、ちびくまをいい子いい子しようとした彼女は、そのままちびくまの髪を思いっきり引っ張ってしまい・・・ するとちびくまは「きいろいハチさんにさされたよー」と障担に訴えて、それ以上髪を引っ張られないように、教室にあった洗面器を頭にかぶって彼女と遊びつづけたそうです。 髪を引っ張られるのはイヤ、でも彼女とは遊びたい。 葛藤から出てきた工夫なんですね(笑)。 さて、明日は運動会本番。 折り返しリレーは、ついに時間がなくて、説明だけで1度も実際に走る練習ができませんでした。 それで、ちびくまのために、手をつないで走る伴走者を募集。 交流級の子の殆どが「やりたい!」と申し出てくれたなかで、S君が選ばれました。彼はすっかり名誉職の気分で、やる気満々なのですが・・・。 去年も最初から最後までマイペースで歩き続けたちびくま。今年はどうなりますことやら。 |
| 9/21 さて、運動会当日。 前日の天気予報では曇りということだったのですが、朝からきれいに晴れ上がって、さんさんと太陽が照りつけています。 ちびくまを送迎バスで送り出し、お弁当を整えてからあわてて学校へ行きます。お弁当を教室に置かせてもらうために校舎に入ったところで、障担と出くわしました。 「ちびくまくん、今日はいつもに増して、気合はいってますね!練習のときもすごくよく頑張ってましたから、楽しみにしていてくださいね」 9時、さていよいよ入場行進です。去年は、ちびくまの横に付き添って一緒に歩いてくれた障担も、今年は他のお子さんの付き添いをしています。ちびくまは交流級の子供たちと一緒に列を作って入場しました。 「その場足ふみ」ができないほかは、もうそんなに目立たなくなりました。 でも、リレーはやっぱり、最初から最後まで、マイペースで歩いただけ。(笑)伴走のS君が、手を変え品を変え、一生懸命ちびくまを走らせようとしてくれるのが、いじらしいやら申し訳ないやらでしたが、ついに彼のペースを崩すことができず、ちびくまのチームは他のチームより2周も遅れてしまいました。(^_^;) 次の出番は、1・2年合同のダンス。 障担はちびくまから真正面に見える道具置き場の前にしゃがんでちびくまのことを見守ってくれています。 音楽が鳴り始めて・・・おどろきました。ちびくまは、ちゃんと他の子といっしょにステップを踏みながら移動しているのです。 手足や体の動きは明らかにぎこちないのですが、皆と完璧に同じではないけれど、自分なりにできるやりかたで、できるだけ皆に近い動きをしようとしているのが、はっきりわかりました。 コサックダンスよろしく、腰をおとして回転するところでは、しゃがんでじっと待つ。 両手を合わせてくねくねと伸び上がるところでは、両手を合わせて体を左右に揺らす。 その場一回転ジャンプは、ジャンプをしないで1回転。 微妙に立ち位置がずれていると、周りの子がさりげなく引っ張ってなおしてくれています。女の子とペアになって踊る場面でも、パートナーの子がうまくリードしてくれているので、きちんと動いているように見えました。 障担が思わず涙ぐんでいるのがわかりましたが、私にもちびくまの頑張りぶりが伝わってきて、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。 まあ、応援合戦や玉入れゲーム、大玉転がしはご愛嬌ということで(笑)。 でも、21人もいる障級在籍の子どもたちが、その子その子にもっとも適したやり方で、全ての競技に学年の一員として参加を保証されているのを目の当たりにして、「ほんとにこの学校に入れてよかったなあ」という思いを新たにしました。 もちろん、ちびくまは晴れ晴れとした顔で、大ご機嫌。 今年の運動会も、ちびくまにとっては、楽しい思い出の一つとして成長の大きなステップになったようです |
| 9/23 朝食を食べ終わった途端に「ねんねする」と布団に横になったちびくま。 「おかあさんも」と言って添い寝を要求するので「え〜、どうしたの?今ご飯食べたばかりでしょ」と笑いながら横に寝転ぶと、体が熱い。 「あれっ」と思って熱を測ってみると、38.7度でした。 そりゃ、しんどいはずだわ。 他に風邪っぽい症状は出てないので、これから出てくるか、もしくは運動会の疲れが出たものでしょう。 とりあえず、ひしっとしがみついてくるちびくまと一緒に母まで朝寝昼寝しました。 ちびくまはもともと「抱っこちゃん」ですが具合が悪いと、それがもっと激しくなるからです。 熱で胃も弱っているのか、珍しく食欲もなく、水分もほとんど取れなくなってしまいました。 滅多に食欲がなくならない子なので、ちょっと心配です。 |
| 9/25 一晩ぐっすり眠って、昨日の朝には熱もさがったちびくま。 やはり、気温が急激に下がったのに適応できなかったのか、運動会の疲れが出たもののようです。 今朝はすっきりさっぱり目覚め、元気に学校へ出かけて行きました。 学校ではかねてからの予定通り、障担の作ってくれたカレーで「運動会がんばったねパーティ」。 病み上がりとは思えないほどの大盛りをしっかり平らげたそうです。 今日は、ストローを持って、先生たちに注射する真似をしてまわり、「痛い!」と言って貰っては「そんなに痛くないでしょ」とお医者さん気取りだったとか。 どこでそんなネタを仕入れてきたのやら。 毎日毎日、何か新しい言葉を覚えてくる感じです。 |
| 9/30 まだ風邪が抜けきらないのか、いつもより随分早く自分から布団に入ったちびくま。 私に添い寝して欲しくて 「おかーさん、ねんねする」 「おかーさん、ちびくまくんといっしょにねんねする」 と自分の隣を叩いて何回も訴えます。 その隣では、これもやはり風邪気味の夫が、早々に布団に入って、もううとうとしかけています。 「ちびくまくん、お父さんと一緒にねんねしたら?」 「おかーさんとねんねする!」 うーん、まだニュース見たいんだけどなあ。 「あのねえ、ちびくまくん。今日は、男の子はお父さんと、女の子はお母さんと寝ることにしよう。ちびくまくんは、男の子?女の子?」 「おんなのこ!おかあさんとねんねする!!」 はい。わかりました(笑)。 ワタシガワルウゴザイマシタ。 |