洗濯せっけん( LAUNDRY SOAP )

開拓時代、アメリカ人は豚脂などの廃油を灰と化合させて洗濯用の石けんを手作りしていたらしいです。質も良くなく、特に硬水地域ではまったく役に立たないものだったとか。

その反動なのか、アメリカでは日本で市販されているような、洗濯用純粉せっけんは
入手不可能です。数少ないせっけんベースのものもどんどん姿を消しつつあります。
アメリカよ、頑張ってくれ〜。

SODASAN Compact Powder.
Vegetable Soap : せっけん(原料:植物油)
Silicates : ケイ酸塩(助剤)
Citrates : クエン酸塩 (?)
Essential Oils : エッセンシャルオイル(天然香料)
現在確認できている中で、唯一合成界面活性剤を含まない、洗濯用粉せっけんです。 助剤のパーセンテージは不明ですが、洗い上がりはしらかば999(せっけん100%)とパックスジャスミン(せっけん60%)の 中間程度の柔らかさになります。(水質によって差が出る可能性はあります)エッセンシャルオイルの香りはほのかで、洗濯物が乾くと、ほとんど無臭になり、 純石鹸で洗ったものと比較すると、水道水の塩素臭さがなくなって、いい感じです。
欠点はお値段がやや高め(2キロで$12程度)なこと、取り扱い店が限られていること、顆粒状で溶け残りが起こりやすいことでしょう。 もっとも、溶け残りの点については、日本の洗濯用粉石鹸同様、お湯を使い、洗濯物を入れる前に石けんを入れて30秒ほどから回しして よく溶かす、という一手間をかければ解消できます。

取り扱い店等についてはSODASAN社(電話:(801)944-4365, sodasanUSA@aol.com)へお問い合わせください。 CAの会社ですが、直接販売にも応じてくれるようです。

Ultra Fresh Breeze .
Anionic Surfactants : 合成界面活性剤(アニオン系)
Nonionic Surfactants :合成界面活性剤(ノニオン系)
Natural Soap : せっけん(未確認ですがパーム油原料との情報あり)
Sodium Carbonate : 炭酸塩(助剤)
Sodium Silicate : ケイ酸塩(助剤)
Other Sodium Salts : その他ナトリウム塩
Anti-Redeposition Agents : 再汚染防止剤
Optical Brightner : 増白剤(蛍光増白剤と同じ物かは不明)
Natural Fragrance : 天然香料
ご覧のように、合成界面活性剤、添加物をかなり含むもので、日本の純石けんに匹敵するものではありませんが、数ある「環境にやさしい洗剤」のなかで、もっともせっけん含有率が高そうで、洗い上がりがせっけんに近いもの、と言う意味でご紹介します。パッケージにある説明では、「迅速に100%生分解して水生生物の生態系に影響を与えない」とあります。綿やシルクなどの天然繊維を洗ったときの仕上りは、純石鹸以上にふんわり柔らかです。

発売元はCAにあるSoap Works社(電話:1-800-699-9917)で、西海岸近辺ではTrader Joe'sで販売されています。

SODASAN Bleach Additive .
Sodium Percarbonate : 過炭酸ナトリウム100%
上述のSODASAN社から発売されている、酸素系漂白剤。市販のcolor-safe bleachと異なり、 合成界面活性剤などが一切含まれておらず、日本のシャボン玉やパックスブランドの漂白剤と成分が同じです。


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