講義内容 「基礎知識 ガードマンとは・・・」
さて、ガードマンとは一体、何者なのでしょう。ここでは一問一答形式で
ガードマンと呼ばれる人たちの基礎的な実体に迫ってみましょう!
| 教官 研修室1と2で新米くんの 質問に優しく答えます |
新人警備員 新任教育中の新米くん |
| はじめに教官、警備会社というものが初めて誕生したのは いつ頃の事なんですか? |
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| いい質問じゃ。正式に警備会社と呼ばれるものは 昭和37年に初めて登場しました。 その10年後の昭和47年に警備業法という法律が制定 されたのじゃ。 |
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| え!ガードマンの法律があるんですか! 一体どんなことが定められているんですか? |
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| うむ、警備業法には警備会社を設立できる人の制限や ガードマンになれる人の制限、そのほか制服に関する 規定や護身用具についての規定なども定められておる のじゃ。 |
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| へぇー、ガードマンになるにも法的な制限が決められて いたんですね。 |
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| その通り。警備業法には破産者や禁治産者、それに 薬物中毒者や犯罪者が警備員になれないように 制限しているのじゃ、民間企業の社員になる条件が 法律で規制されておるのは、おそらくガードマンぐらい ではないかのぉ。 |
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| 誰でもガードマンになれる訳じゃないんですね。 ところで、全国に警備員はどのくらいいるんですか? |
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| うむ、平成9年度の警察庁の調べでは警備会社が全国で 約9100社で、警備員の数は約39万3千人であり 昭和47年の警備業法施行当時と比較すると、その数は およそ10倍になるのじゃ。 |
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| よくわかりました。 ところで素朴な疑問なんですがよく耳にする、守衛さんと ガードマンとは同じ意味なんですか? |
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| これもいい質問じゃ、結論から言えば両者は違うもの なんじゃ。守衛さんと警備員を同じものと考えている人が 非常に多いんじゃが、一般的に守衛さんというのは ある会社がその会社の保安のために自社の社員や 退職後の社員を嘱託という形などで、配置するものと 考えてもらえればいいじゃろう、だから当然のことながら 警備業法の適用も受けないし専門教育の義務もない。 一方、警備員は警備会社と他の企業などとの契約により 派遣され、その企業の保安に携わる者のことで いってみれば、よそ者の用心棒といったところじゃな。 |
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| そうなんですか!いい勉強になりました。 ところで、警備員には専門教育を受ける義務があると 言うことですが、どんな教育を受けるんですか? |
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| うむ。警備員には初めて警備員になったときに受ける 新任教育と半年ごとに受けなくてはならない現任教育と いうものが警備業法で義務づけられておるのじゃ。 内容は、刑法・刑事訴訟法・憲法・警備業法など 直接、日々の仕事に関わり深いものとなっておる。 |
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| 警備員もたいへんなんですねー。 じゃあ、警備員には何か特別な権限も与えられて いるんですか?でないと泥棒を捕まえられませんよね? |
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| いや。警察官などと違い、警備員に特別な権限は一切 無いのじゃ。ただし現行犯、準現行犯については 一般私人同様に現行犯逮捕することが出来ることと なっておる。また建物や施設を警備しておる警備員には 民事上の契約に基づき施設管理権というものが付与 されておるのじゃ。 |
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| いやぁー大変勉強になりました。 警備員も簡単に出来るものじゃ無いんですね! |
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| そういう事じゃ。警備員の仕事とは非常に公共性の高い ものじゃから、様々な制限や決まり事が作られておる。 警備という仕事はとても責任の重い仕事なんじゃな。 次の研修では警備会社について勉強するのだ。 |