現地訓練編

(1999/4/7-5/7)(published 1999/7/3)

1.到着です!

 Botswana/Gaborone空港の上空で2・3度旋回し、ついにボツワナに降り立ったのでした・・・。第一印象ですか?ここは空港なのにプロペラ機しかないところなんだ〜という感じですね。あと、暑かった・・・。制服なんか着ているからかもしれないけど。空港も外は広いというか周りに何もないから境界がわからなっかただけですが、施設の中は小さい小さい。今まで見た空港の中で一番小さかった。そう、松本空港よりも・・・。
 入国審査も無事終わり、念願ではないけど、ついにBotswanaに来てしまったのです。あー、これでもう2年間は日本に帰ることもできないのです。という、後ろ向きな考えよりも、やっと、来たんだ!やった!という感じでした。だって、試験を受けてようと思ってから、約1年でっせ。長い長い。会社辞めて、補完訓練に、語学訓練・・・。いろんな別れ、出会いがあって・・・。ここまで来るには大分時間がかかってしまいました。自分の力が試せます。どうしてもそれがしてみたかったから。何かこみ上げてくるものがあった訳ではないですが・・・。そんなにセンチな性格じゃないみたいです。それに、個人的にはアフリカなんて俺には合わないだろう、という感もあったしさ。
 無事、T/Cも現地通貨Pulaに換金(実はT/Cを使ったのは初めて・・・)し(何故か時間はとてもかかったけど・・・これが、Botswanaの仕事の遅さ)、迎えの人達と共に、JICA/JOCV Officeに向かったのです・・・。

2.JICA/JOCV Botswana Officeにて・・・

 車で走ること30分ぐらいかな?Officeに来ました。でもここのOfficeはただの一軒平屋建ての家です。住宅地にあるし・・・。こんなところで仕事をしているんだ、と思ってしまいました。
 そうそう、ここで南アとの町並みの比較をしておきましょう。南アといってもごみごみしたところは行ってませんが、町並みがきれいでした。アメリカの閑静で整備された街というイメージ、そして、レンガが似合う街。土は赤土という印象でした。とにかく整備されたきれいさが目に付きました。もちろん、そんなんじゃないところもたくさんあると思います。南アで行ったのは、空港から郊外のホテル〜プレトリアのOffice街みたいな所とホテルが隣接した超大型ShoppingMallだけですから・・・。建物は大きかったです。でもって、Botswanaですが・・・。赤と言えば赤かもしれませんが、なんか水分が足りない赤土、そして、見る建物全てが低い。いや大きいものもありますよ、敷地的に、でもほとんどが平屋、ビルなんてほとんどありません。そう、ここはBotswana、人口150万人の国なのです。土地はたくさんあるのです。見た感じ、寂しい国です・・・、いや、これは事実でしょう・・・。日本とはやっぱり違いますね。解かっていても、目にしたら、ちょっと変なショックを受けるものです。
 で、Officeですが・・・、筒井所長と、それぞれの活動内容等の話、Botswanaの状況とかをお話してドミに向かうことになったのです(完全に端折ってしまった・・・)。

3.隊員宿舎・・・通称ドミ

 Officeを後にし、向かった先は・・・隊員宿舎。想像したよりは大きいっす。Botswana隊員全員が泊まれるんじゃないかな〜、30人ぐらいはOKでしょ。2階の一室が我々新隊員の部屋という事で、ここが、任地に行くまでの荷物置き場となるのです。問題は・・・宿舎内が禁煙だったことぐらいかな?まー外で一服するのも庭が広い分眺めも良くて・・・。でも、ここはdormitory、もちろんいろんな規則もあるんです。
 まあ、ここで、現地訓練中のホームスティの合間とか、週末とか利用させてもらいました。ここにはTELがあるからね。NETができるし、結構快適な生活ができました。他のBotswana隊員にも知り合えたしさ。
 でも、ここももうすぐ引き払うことになっています。Botswanaドミは移転するのです。どこに移動するかは今のところ未定だけど・・・。TVは見れないけど、いいドミだったな〜。
 写真?また今度別の所で・・・

4.まだ、meetingやんの〜

 ということで、とっても疲れているけど、いろんなmeetingの始まりです。Botswanaの生活環境のお話、危機管理、交通安全、ドミ利用方法・・・長い旅路の後にこのmeetingはマジで疲れました。でもね、開催してくれた先輩隊委員の皆さんどうも有難うございました。おそらく、俺の第一印象はとても悪かったでしょうね。自分で解かってます。だって、疲れてたもん。しゃべるのはいいけど、愛想は全然なかったです。喧嘩売っているみたいな話方だったみたいです。ということを後日他の隊員さんから言われていました・・・。

5.現地訓練の始まり、始まり

 さあ、4/12(月)、4wの現地訓練の始まりです。最初1wのの初日はオリエンテーションで、残りの4日がセツワナ(現地語の一つツワナ語)!で、3wが英語のLessonです。午前中のみですが・・・。どれだけ上達するのか目に見えていると思うのだけど・・・。いやいや、頑張らねば。現地訓練はBOC(BOTSWANA Orientation Centre)で行われました。近くには、UBや、誰かさんご用達のFrance語学校もありました。
 ちょっと不安もありました。それは、ホームスティ先がどこかということ・・・。実はホームスティ初体験です。どんな家に行くのだろう?諸先輩隊員からいろんな情報をもらっていたので、あそこは行きたくないな〜、とか考えていました。でもどこに行きたいかという所もとりわけあった訳ではないのですが・・・。
 夕方、BOCにまた集合して、車で各々のホームスティ先に順番に連れられて行きます。最初の家に着きました。だれ?だれのスティ先?TopはShimi×2でした。でも家にはメイドさんしかいませんでした。あと、危なそうな犬も。で家の中にはとっても小さい子犬も。続いて、車で走る事20分以上、線路を越えGaboroneの北西の方に来ました。うーーん、確かに今までうろついた所に比べちょっと怖そ気なとこだ。さあ、2件目到着です。なかなかかわいらしい感じの家です。でもまた犬がいる。今度はりっぱな怖さを持った犬でした。さあ、誰だ?そろそろオレじゃないの?と思い気や、今回はPICOでした。ちょっとうらやましかったです。家の中にはいったら、写真を見せられ、ここの娘さんはミスUB!。ますますいいよな、いいよな状態になってしまいました。
 で、3番目に着いたピンクの家がオレのスティ先。ピンクです。ハワイにあるロイヤルハワイアン風です。近所で一軒だけ浮いてます。家にはその時、中学生の女の子しかいませんでした。とにかくしゃべってみよう!英語の練習だもの。しゃべったしゃべった。生まれてこんなに英語を話した事はそれまでには無かったです。「いや〜オレ英語うまくないから〜」というと、お世辞にも「話しているよ!」と言われ嬉しかったです。18時頃、おやじさんともう一人の小学生の女の子も帰ってきて、自己紹介をしてました。この小学生が最初いろいろと遊んでくれるので助かりました。「日本の歌教えて!」、「八十八夜がいい!」。「ごめん、オレ知らない。」。「じゃあ私が教えてあげる!」。何で知っているのだろう?と思いながらも聞いていると・・・。「ナツモチカズクハチジュハチヤ、ミカンノハナガサイテイタ〜」、「・・・違うと思うけど」、「じゃあ教えて!」、「知らない」。こんな感じでした。オレには聞きなれないボブマリーの歌等いろいろと教えてくれました。
 ホームスティで一番怖いのは、次の日ちゃんとスティ先に帰れるかということです。つまり、迷子にならないか。誰かしら迷子になるんだよ、と聞いていたので・・・。確かに、最初は車でスティ先に行った訳だし、研修には基本的にすべてのコンビがStationに向かうから簡単なのです。でも帰りはどこで降りればいいか、よく解かりません。ちょっと、不安だったのでその日は早めに帰る事にしました。トロッケン大学の見学という話しがあったにも関わらず・・・。
 Stationに行く途中で一人の若者に会いました。彼はソルジャーです。彼はとても親切で、多分あの辺に行けばいいんだけど、どのバスに乗ればいいかわからない、と話したら、そのコンビを探してくれて、しかも一緒に乗ってくれました。Botswanaソルジャーとてもいい奴です。結局、彼は途中で降りてまた違うコンビに乗って行きました。オレのためにわざわざ・・・。感謝感謝です。おかげで無事変える事ができたのです。偶にStationで彼に会います。名前を聞くのを忘れていたのでいつもオレは彼の事を「Oh〜ソルジャー!」と呼んでいます。
 まあ、無事帰れた奴もいればそうでない奴も・・・。スティ先にいたら、「きり〜、TEL」、電話?officeからかな?と思い気や、いきなり英語!!「あなたは誰ですか?何の用?」、「私のところのJapaneseがまだ帰って来ないの!」、「彼の名前は?」、「・・・知らない」、おい!なんで知らないの!?と思ったけど、彼女の名前を聞いた事があったので、「それは○○○だよ」、どこに行ったか知らないかと言うので、彼はトロッケン大学を見学しに行ったけど、7時には戻るよ、と答えた時、既に7時を回ってました・・・。とりあえず、BOCの連絡先を教えて、と言われたけど、知りませんでした。結局、彼は2時間掛けてofficeに歩いて戻り、スティ先の人に迎えに来てもらい、無事帰宅する事ができたそうです。彼はうちのスティ先ではトラブルメーカーとして、よく話題になりました。ちょっと、フォローすると、確かに彼の近所は似たような家が密集していてわかりにくいです。

6.セツワナって簡単?バンキー

 セツワナはとっても重要です。現地の人との挨拶、コンビに乗っていて降りたい時など、セツワナを使う訳ですから・・・。女性のバンキー先生の登場です。訓練は8時〜12時までで4日のみ。どれだけセツワナが解かるのでしょう。聞き取りとかは所詮できませんが、挨拶、自己紹介、簡単な質問等はできるようになりました。ほとんど0からの出発でしたから、効果は歴然としています。
 バンキーはとっても乗りのいい先生で楽しかったです。最初の日にFstshe la rona(Bots国歌、神のたまいし貴き国)をともに歌いました。彼女は何故知っているのかビックリしてました。実は日本での訓練中、朝の集い時に、この歌をBots隊で歌った事があったのです。とてもきれいなリズムです。セツワナの歌も教えてくれました。曲名は知りません。ただ、結婚式とかでの祝いの歌と言ってました。この一曲を覚えたおかげで、どれだけ「おー、おまえすごいな!」とBotswana人に言われた事でしょうか。セツワナですか?面白いですよ!ホントに。でも今は英語の方が心配で・・・。セツワナ教えてくれとこっちの人に言うと喜んでずっと教えつづけてくれます・・・

7.やはり問題は英語?それとも・・・

 楽しいセツワナの訓練もあっという間に終わり、問題の英語の訓練の始まりです。英語の先生はこれまた女性のマーガレットおばちゃん、Scottishだったかな?まあ、聞き取りにくいです。nativeは・・・。3wというのは長いものでいろんな事がありました。何度かteam-metingをしました、4人で・・・。やはり問題が発生したらみんなで話し合って解決せねばなりません。授業をもっと有意義にするために・・・。結局、最後まで問題だらけで終わってしまったかもしれないけど・・・。抽象的な書き方で申し訳ありません。ただ、英語の訓練は問題が多かったという事です。誰が悪い訳でもないのですが。最後にマーガレットの最終評価があったけど、「あなたを評価することができない!」、「どういうこと?」、「あなたのことは、よくわからない」、と言われました。「でもあなたはlovely student!」と言ってました。ん?できない奴ほど、かわいいという意味なのかな〜?と思いながらも、こうして英語の訓練は終了したのでした・・・。どういうこと?

8.ホームスティと言ってもね〜

 最初の頃はホームスティが楽しかったです。料理は思っていた以上に美味しかったし、変なもの(どういうもの?)も出なかったし。家族のみんなはやさしくしてくれたし。妹の方はよく遊んでくれたし、お姉ちゃんの方は、セツワナの宿題を自主的にくれたし・・・、おかげで中級編のセツワナのフレーズまでいろいろと覚える事になってしまいました。ようは、デートの誘い方とかだけど・・・。お姉ちゃんは頭がいいです、ホントに。そして、気が利く。このお姉ちゃんがいなかったら、最後の辺りはぶちきれていたかも知れません。
 4wのスティは長いです。途中で飽きてきます。とりわけ変わった生活習慣とか感じられなかったし、すんなりと打ち解けすぎたのがあったのかもしれません。朝、早くに研修に出かけ、夕方戻ってきて夕食まで遊んだり、話をしたり、そして、夕食食べて、風呂入って、寝る。こんな生活の繰り返しです。ちなみに、こっちの人は寝るのが早いです。早くて8時、遅くとも10時には寝てました。
 とりわけ特別な行事があった訳ではありませんが、しいて言えば、オレが生まれて初めて親子丼を作ったぐらいです。まあ、これも、つくって!と子供達に言われたからですけど。自分では美味しかった!けど、彼らは、美味しいといいながらも、塩をたくさん降り掛けていました。濃い目が好きなのね。それぐらいです。規則正しい過ぎる生活に楽しみを見出せず、飽きっぽいのかな〜とつくづく感じたホームスティでした。なんのためのスティだったのだろう?あっ、でもホントにスティ先の方々はとても親切にしてくれましたよ。

9.Phuthadikobo Museum?

 ここは、Botswanaの歴史を知るという丘の上にある博物館。BOCの訓練の一環で来ました。中は特に興味を持つものがなかったです、個人的には・・・。外の景色は良かったです。この博物館は丘の絶壁に建っていたみたいで、裏に行ってみたら、下のような景色が広がっていました。一人最初から見学を止めてここにいました。気分もよかったっす。ちなみにここの博物館では、T-シャツのデザイン(下の写真参照)とか、皮製の草履なんかもつくっています。偶に、街角のfree marketでここのおばちゃんが、それらの物を売ってます。ちなみにこのおばちゃんと仲良くなったので、いろいろとまけてもらえるようになりました。
Museum裏の景色.jpg(45kb)PULA T-shirt.jpg(26kb)

10.Giraffe at Mokolodi Nature Reserve

 今日は、キリンに会える日です。待ちに待った、動物園というかサファリパークに出発です。これも、現地訓練の一環です。でも他の国では国内旅行とかできることを考えると、大したことない訓練かもしれないけど・・・。まずは、BOCで集合、いつも通り車は時間通りに来ない・・・。でもって、今日のメンバーは、うちら4人と、ドライバーだけ・・・。ちょっと不安っす。今回行くMokolodiはGaboroneから10〜20Kmぐらいかな?近いです。
 先ずは入場料を払ってentryです。えっなんで入場料払うの?これってBOC持ちじゃないの?といっても払ったのは通常料金よりの少なかったけど・・・。なんか納得いかないな〜。とりあえず、入場したら、理科の勉強みたいな部屋につれて行かれました。動物の頭蓋骨や、いろんな石が並べてある部屋です。ついでに地球の歴史年表みたいのが壁に貼ってありました・・・。大学時代勉強した奴です。つまらないとこでした。あっ大学じゃなくて、この部屋が・・・。やっと、理科の授業も終わって、とうとう動物さんがいるサファリに出発です。
 でもね、なかなか、会えないのです。像さんなんか、像使いの人と一緒だし・・・。チータは檻の中に入ってるしね。deer系とostrichぐらいです、普通にいたのは・・・。でもって、沼に着いた時は、ホントに遠くにhippopotamusが一匹いたぐらいでした。肉眼では難しいけど・・・。デジビデで25倍で普通に観ることができたのです。でもね、もういいや、と思っていたところに、いきなりキリンさんが一匹現れてくれました。ちょうど、車の行く手を横切ってくれたので、長い時間見ることができると思ったのですが、キリンさんの足は長かった。見た目よりも歩くの速いです。本物かな〜。まあ、これで満足なんだけどね。
 ちょっと、物足りなかったけど、そんなもんでしょ。2年のうちにオカバンゴや、チョべに行って、本物のサファリに挑戦してみます。遠いし、金かかるんだけどね。

11.Oodi Weavers

 これもBOCの訓練の一環です。Botswanaの織物工場見学なのです。女性が働いている所ということでも宣伝しているみたいです。ここには、以前協力隊員が活動していたところなのです。織物と言っても、日本の昔(今も?)の機織と一緒です。その技術と織物機で作業しているのですから・・・。なかなか、カラフルな織物を織ってました。鶴の恩返しぐらいでしか機織を見たことがないので、ちょっと新鮮でしたけど・・・。