せいかつ れぽ〜とPart2

(1999/7/4ー)(published 2000/4/15)

14.空手の先生?

 7月の中旬、健康診断や、隊員の集まりのため、Gabsに上京しました。この時、イギリスから空手の先生が来ていると聞きました。何でもここ10年近く、毎年アフリカ諸国を回り、空手の普及に努めているそうです。へー、ボツワナでも空手をする人たちがいるんだー、というちょっとした驚きと、興味もあり、空手の練習、及び昇段試験も行うというので、行ってみる事にしたのでした。場所は・・・、よくわからないけど、ボツワナ自衛隊や、警官が住んでいる特別区みたいなところです。そうです。ほとんど空手をやっている人たちは軍人さん、警官なのでした。でも、少年・少女の空手家?の卵たちも一生懸命練習してました。おー、道場に入る時、みんなお辞儀している・・・。うわぁー、正座している・・・。うおぉー、気合を入れてる・・・。驚き、驚きの連続です。
 昇段試験の後、この空手の先生と食事をすることになりました。中華レストランです。場所は、ドミの近く。もちろん行った事はあります。で、この空手の先生と彼の運転手、そして、先生のお弟子さん達と一緒に食事をしたのです。お弟子さんの中には、白人のおじさん(おじーちゃん)や、ボツワナ人弁護士、少佐と今までにない、変な組み合わせだなーと思ってました。そして、なんと、運転手と思っていた人は、大佐さんでありました。かなり偉い人じゃん・・・。彼がボツワナにおいて、この空手の先生の世話をしているとのことだそうです。だから・・・、もちろん、食事代も彼持ち、というか、ボツワナ政府持ちなのでした。空手の先生、かなり偉い人みたいです。伊達に空手7段ではありません。ちなみに、日本人です。だからこそ、我々、日本人を誘ってくれるのです。いやー、やっぱり、日本人は空手だよな〜、って密かに思ってしまった一時でした。

 

15.電話取得の日々・・・

 一般的に、TELの取り付けには時間が掛かると言われるここボツワナ。他の隊員の話を聞いても確かに時間が掛かっている。というか、TELが付かなかった人もいる。そして、ボツワナ人の中でも2年待ってもTELが付かないと言っている奴もいた。だからと言って、諦めるわけにはいかない。TELの申し込みはまだ赴任する前の5/3。赴任してからも、Telecommes(ボツワナの電話会社)に通うこと、ほぼ毎日。おかげで他の隊員からは仕事してないだの、なんだの言われながらも、必死にpushしていた。うちの校長に頼んだこともあった。pushするようにと。でも、玉砕だった・・・。担当者ともいい加減仲悪くなってきて、でも、コネを利用してから、スムーズに・・・。それは、7月の中旬を過ぎていたけど。TELの設置には、まず、設置可能かどうかの調査をしなければならない。その後、Deposit を払い、約2wでTEL設置が行われる手はず。そんなにいい家に住んでいるわけではないので、もちろん、屋内配線はもともとなし。よって、工事に手間が掛かるらしい。順番待ちリストとか無理やり見せてもらったことがあるけど、確かに待たされるな〜と言うのが第一印象。第二印象は、仕事の効率が悪いということ。まあ、このTELをgetすることで、ボツワナの一面を勉強することができたのは確かでしょうね。結局、申し込みから3ヶ月後、TELをゲット!お礼を言わなきゃね、ありがとう、ブライト

 

16.りんだ

 

17.取りつけ屋、逃げた?

 

18.初体験、ボツワナ救急車

 11月のある日曜日、サーバントクォータに住んでいるダニエルが、死にそうな顔で玄関に来た。ドアを開けたらいきなり倒れこんでしまった。あああ〜また、こいつ酔っ払っているな〜、と思っていたら、「死にたい〜、死にたい〜」と唸っている。オレに殺してくれ、と言っているのだろうか?何のつもりだ、と観察を続けたら、どうやら身体の調子が悪いらしい。手にはしっかりと携帯TELを持っているのが不自然だったけど・・・。とにかく、救急車を呼ぶことにした。でも、ここはボツワナ・・・。TEL番号がわからない・・・。でも、どこかで見たことがある気がする・・・。何処だったかな?と探し出すこと、約1分、997ということがわかりました。ということで、救急車を呼んだのでした。でも、ボツワナの救急車ってすぐ来るのかな?しかも今日は日曜日だし・・・。ダイエルは依然として、玄関で倒れている。見かけによらず、奴は重い。それに精神的にも弱いようだ。子供のように泣いている。おいおい、これじゃ、オレが泣かしたように近所の連中に思われてしまうじゃないか?と思いながら、救急車を待っていても来やしない。と、となりのギルベットの家を見ると車が泊まっている。奴の現地妻が来ているようだ(一度紹介されたことがあった)。とにかく頼んでみよう!とギルベットを呼びに行ったけど、呼んでも、出て来やしない。どうやら、お取り込み中のようだ。なら次はと、3軒隣のイギリス人おばあちゃん、ビーンスの家に行ってみた。事情を話したら、車で病院まで送ってくれると言う。もちろん、断られるなんて思っていなかったけど・・・。重たいダニエルを車まで担ぎ、いざ、病院に向かったのでした。
 病院に向かう途中、なんと遠い前方に救急車が見えた。でも、途中で曲がってしまった・・・。この後、その救急車の追跡が始まったのでした。救急車はどう考えてもオレの家を探している。その辺をウロチョロウロチョロ走っている。何とか追いついて、事情を話し、ダニエルを乗せ、よせばいいのに、オレも乗り込んでしまった・・・。
 救急車には、運転手が一人だけだった。もちろん、外見と裏腹に中身はただの運搬車。医療設備を期待したオレが間違っていた。それに、とても静かな救急車。何故って?それは、サイレンを鳴らしていないから。ここはボツワナ、そんなに道は込んでいないからだ、と一人で納得。だって、それなりにスピードは出しているからなぁ、と思っていたら、停車した。えっ?と思って、前を見たら、信号待ちをしていた・・・。ダニエル、もしお前が、ここで死んだら、オレがこの運転手を非難してやるからな、と無言でダニエルに伝えたのであった。
 病院に着いても、ダラダラした、看護婦達の動きにイライラ・・・。こんなんでホントに死んだら、成仏できないよな〜、と思いながらも、でも宗教が違うな、と混乱しながら、看護婦のやり取りを見て、聞いていた。もがいているダニエルに容赦ない事情聴取。「名前は?職業は?宗教は?」、へー、宗教とかも聞くんだ〜、と思いながらも、ダニエルは、泣きながら、答えていた。
 この後もオレはよせばいいのに付き添い、結局、奴の職場に行って(実はこの病院の側に奴の職場カジノがある)事情を話したり、奴の友達に連絡を取ったりしていたのでした。で、診察を終えた奴がオレにいった一言、「家に鍵をかけ忘れた、かけてきてくれ」。死にそうだった奴がいきなり家のことを心配するなんて、なんて奴だ、と思いながら、オレは家に戻ったのだった。
 結局、奴の病名は、急性胃潰瘍。しばらく奴は落ち込んでいた、というか妙に静かになっていた。オレに礼も言わず、そして、ビーンスに礼を言うこともなく・・・。この辺がまだまだ、奴も子供だよなー、と思う今日この頃。
 一方、オレは、ビーンスにもちゃんとオレと状況報告をし、その際に遊びに来ていた、白人さん達から、あなたは立派だ、よくやった、と妙に誉められる日々が続いたのでした・・・。

 

19.キューバンボランティア、撤退・・・

 

20.学校隊員の夏休み