さそりの次は、とろぴっく・かぷりこ〜ん

(1999/12/21-22)(published 2000/4/15)

・ せろうぇ到着!

 暇だった。単に暇だった。じゃなければSeroweに行こうとは思わなかったと思う。12月21日、O供氏を誘い、PicoのいるSerowe、歴代大統領の出身地でもあるその街に行きました。別に何か目的があるわけでもないけれど・・・。ただ行ってしまった。途中のPalapeでバスを乗り換えて、Seroweに着いたのは13:00ぐらい?バスランクには見覚えのある彼が待っていてくれました。実はここSeroweには一度立ち寄ったことがあったのです。その時は乾季で緑も少なく、なんか汚い感じーと思っていたけど、この時は既に雨季。たらふく水分を摂った大地は緑で覆い尽くされてしまい、道端のゴミも目立たなくなっていたのでした。でもこのことはBotswanaなら何処に行っても同じことのようです。昼飯を食べようということで、Seroweが誇るメインモールをくぐりぬけ、丘の中腹にある、レストランに行くことになりました。確かにこのメインモールは見事でした。政治家の出身地は、やっぱり金回りが違うなーという印象を強くしてくれます。レストランでは、ラジオから、あの「ホンコーン!」の歌が流れていたけれども、心やさしい店の人は、その間チャンネルを変えてくれたのでした。基本的にその歌が大っ嫌いだから、始めは勝手にチャンネルを変えたのだけど。まあそれはさておき、Serowe観光の始まりです。

Khame一族のお墓がある園内 と 初代大統領Khamaの銅像

 

・ おもてなし in Pico's House

 彼の家はでかい!我が家もでかいが、ここには負ける。それもそのはず、彼の任地はSerowe、大統領の出身地。ホントに関係があるかどうかは定かじゃないが、勝手にそう考えて納得する。彼は料理が下手だった、と思う。味覚音痴のオレが一度彼の料理を食べて、まずい!と思ったことがあるからだ。でも、彼は変身した。豪華なご馳走が出てくる、出てくる。数時間の停電にも負けず、ろうそくの明かりで料理に励んでいたのである。そして、おいしかった。量も半端じゃなく多いけど・・・。料理ばかりか、サソリも見せてくれた。刺されたら危険な黒いサソリである。とてもビックリした。でもさらに驚くことに、彼は家の中にもサソリを飼っているらしい。これには本人もかなりビックリしていたが・・・。サソリに出会える彼の家。お客様用ベットも揃っていて、かなり快適な思いができました。

 

・ かぷりこ〜ん

 何を隠そう、オレは自然研究部、鉱物班々長。本日1999/12/22、この日太陽は南回帰線上を進むのです。そう、こっちで言う、夏至の日です。そして、12:12、南回帰線上に陣取っている自然研究部員の真上にくるのです。つまり、影が一点になる。そんな神秘的な日が今日この日なのです。先に到着したオレを含む3名でまずは場所の確認。その中には、自然研究部広報担当のO供氏も含めれます。彼はいつものことながら、写真をパシャパシャとっています。おーっと、インド人系の人たちも大勢集まりだしました。やはり、この日は記念日のようです。彼らはvideo撮影までしています。しまった!オレはvideoを持ってこなかった・・・。ちょっと悔しさを感じていました。アレ?インド人系と日本人しかいない?ボツワナ人は?いました。いつの間にか、オレの隣にいました。そしてオレに声を掛けて来たのです。「タバコくれ」。いつも通りの挨拶でちょっと興醒め。まあ、今日は記念日、特別に一本あげました。そうこうしているうちにもう時間は11:45頃。とうとう来ました、残りの自然研究部員が。これで総勢10名の日本人がBotswanaのA1roadに位置するBotswanaが誇る南回帰線観測ポイントに集結です。再会の挨拶を交わし、後は、ただただ太陽が現れることを祈るだけです。実は、最近天気が良くない。この時も曇っていたのです。折角ここまで来て太陽が現れなかったら、一体うちらはただの暇な人、何をしに来たかわかりません。昨日の晩は、広報担当者に「テルテル坊主を作ろう!」と言われ、二人で必死に作っていたのでした。願いは通じるのだろうか?先ほどから太陽は出たり消えたり。おーっと、ここでインド人が余計なことをしてくれました。観測盤がとても汚く、影が捉えにくいので、水を撒いたのです。おかげでその水に光が反射して、余計見え難くなりました。自然研究部員の一部からブーイングです。大きい声には出していませんが・・・。ついにAnikiが動き出しました。手には白い紙を手にしています。そうです、影は黒い、そこで彼はその白い紙を観測盤の上に置こうと考えたのです。すばらしい、彼の咄嗟のIdeaに観客から喝采がこぼれました。でも彼はちょっとshyかつ、不器用だったようです。あまりにも注目を受けすぎて仕事を完全にこなすことができませんでした。これでは、一部の影しか捉えることができません。そこで広報担当者が手際よく残りの作業を再開したのでした。これで後は太陽が照りつづけることを待つだけです。太陽が隠れるたびに、観客からため息が、そして再び太陽が顔を出すと、歓声がこぼれる。幾度となくこれの繰り返しをしたのでした。そして、とうとうその時間がやってきました。太陽は????出ています。そして、我々は確かに太陽が真上を通過したということを確認することができたのでした。

最初は、これだけしか人がいなかったけど・・・

人はまだら・・・

いつの間にか、こんなに増えた!

いつの間にか、人だかりに・・・

咄嗟のアイデアの白い紙 と 太陽が真上に来た証拠写真

噂の観測台 影は真下

 

 その後、記念撮影の後、自然研究部の部長交代式が行われました。部長は引退し、会長に就任。広報担当、シニアバードウォッチャーK駒氏、そして、鉱物班班々長で、部長の座を争うこともなく、広報担当O供氏が2代目自然研究部々長に就任したのでした。その後、ヒッチに成功し、2hかけて、Gabsに帰ったのでした。よかったよかった、テルテル坊主を作っておいて。

総勢10名の自然研究部

自然研究部のみんな