C桶川宿本陣
木半の矢部家からさらに5軒ほど進むと、廾←こんな形をした木の門が。こんなところに…知りませんでした。
中を覗き込むと一般の住居。入り口のみためは本陣跡だけど……。意を決して入っていくと、奥の方に古い建物が少し見えました。
「…すいません、こちらは本陣さんですか」
「……どちらさまですか。」
"本陣さん"は変か…。
とにかく事情を説明し、裏の駐車場からの撮影の許可を頂きました。
裏手にまわってびっくり。
突然、どこかの御用邸? みたいな空間が出現。新緑が目に青く、建物と一緒に涼しそうな蔭を作っています。こんなところがあるなんて、全く知りませんでした…。
桶川宿に本陣が置かれたのは、大名行列が中仙道を往復するようになったころからとのこと。
初代・府川甚右衛門以来、明治初期まで代々府川家がつとめたのだそうです。
今度は中の写真が撮りたい!
D小高家の稲荷様(県指定文化財)
中山道を、本陣から矢部家の蔵までバックし、蔵のとなりの細い道に入ります(前のページの最後の写真の向かって左脇にある細い道)。
まっすぐ行くと、突き当たりの左に小さな神社。
ここは麦問屋小高家の屋敷神の稲荷様が奉られている神社だそうです。大きなケヤキの木に包まれて気持ちが良さそうです。
写真を一枚撮り、「激安市場リーベ」の角を曲がって桶川稲荷神社へと向かいます。
E桶川稲荷神社
桶川稲荷神社は、安政6年に建立された神社だそうです。
線路の向こうに住んでいるためか、存在は知っていてもどんな神社か詳しくは知りませんでした。
例えば3月の最初の午の日を「初午」とし、毎年お祭りが行われてきたこと。
普段作らない珍しい料理がつくられ、神楽殿では芝居が上演され、大人も子供も朝から晩まで楽しんだことなど。
また、江戸一番の力持ち力士・三ノ宮卯之助が持ち上げた力石(画像)や、紅花商人が贈った石灯篭があり、もともと中山道の真ん中(!)にあった市神様(八雲神社・画像)もここに引っ越してきています。
神社を歩いていると、神社の方が、訪れた女性に石灯籠の説明をしている場面に遭遇しました。
石灯籠を寄進した商人の中には、3階建て土蔵の木嶋屋の4代目さんも入っているのだと説明していました。






↑(拡大図) 灯篭を寄進した商人たちの名前が
刻まれています
「廾」型の入口。奥は住宅です
でも、裏にまわるとこんな感じ