歴史グループ早雲のこれまでの歩みをご紹介します

 歴史グループ早雲は昭和57(1982)年京都労働学校の日本史講座の受講生の有志によって活動を始め、平成15(2003)年4月で21周年を迎えました。

 発足当時、京都労働学校には自由研究活動のグループがいくつかあってその中の一つとして誕生したのです。発足当初はメンバーも4〜5名と少なく、風前の灯というような状況が続いていました。例会参加者は多いときでも10名を超える事はありませんでしたし、少ないときは2名というときもありました。

 最初の頃は、京都労働学校の自由研究グループとして、3ヶ月間は日本史講座の講義のおさらい(当時は奈良女子大学教授の佐藤宗諄氏の聖徳太子、桓武天皇などがテーマに取り上げられていました)。講座終了後はテキストを使って学習会を行っていました。

 テキストを使う例会形式は昭和63(1988)年まで行っていました。

方法は、各テキストの項目を1章節ごとに区切り,持ち回りでレポートするというものでした。学習会で使用したテキストを書き出してみます。

1982年4月〜7月 日本史の講義内容をテーマに学習 聖徳太子、桓武天皇などの人物史
1982年7月〜9月 「日本の歴史(中)」(井上清著−岩波文庫)
1982年10月〜83年1月 「日本古代国家の起源」(井上光貞著−岩波新書)
1983年2月〜 「律令制の虚実」(村井康彦著−講談社現代新書)、「王朝政治」(森田悌著)
1984年 「日本史A中世T」(戸田芳実編−有斐閣新書)、「戦乱と一揆」(上島有−講談社現代新書
1985年4月〜9月 「源平合戦」についての年表やプリントで学習
1985年10月〜 「中世民衆の世界像」(網野善彦著−岩波新書)
1986年 「一揆」(勝俣鎮夫著−岩波新書)
1987年 「寺社勢力」(黒田俊雄−岩波文庫)、「室町時代」(脇田晴子―中公新書)

 以上が発足当初から6年間の使用したテキストですが、このようにレベルの高いテキストを使用して学習したことによってメンバーの歴史知識は向上しましたが、グループ員以外の人にとっては、敷居が高く感じられるものとなってきました。また毎週土曜日というのはいくら歴史好きでもかなり重たいものでした。

 そこで、1988年4月から現在の形である、月2回の学習会(グループ員のレポートと講師を招いての学習会)と例会として行うことになりました。また初期の頃の歴史ハイキングは精々年間1回か2回でしたが、希望もあり、現在では年間5回となりました。

 また、15周年からは毎年1回記念講演会を実施しております。この記念講演会には多くの人の参加があります。

 以後の歩みについては学習会のテーマと講師と報告者、歴史ハイキングのコースと講師、グループ誌「早雲」の寄稿者とテーマを記します。

 なお、私たち歴史グループ早雲の活動の中で、記しておかなければならない名前として、故戸田芳実氏(神戸大学名誉教授)、故青谷良一氏(第1代代表)、故木村修氏(第3代代表)と歴史グループ早雲の生みの親とも云え、現在もご活躍の奈良女子大学名誉教授の佐藤宗諄氏があります。

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