ザンビア到着編
「空港で 税関何か言っている 娘(こ)へ第一声は『ちょっと来てぇ!』」 ―私は言葉が分からない… 「タクシーを 値切りに値切り 値切り勝ち これがわが娘(こ)かアンビリーバブル!」 「未舗装の 赤土砂地 ザンビアの道に慣らされ 夕紀の早足「こんな道 わけもないのよ いつもなら ヒッチハイクよ猿岩石よ」 ―我々も猿岩石気分味わう
ルサカ・ホテル泊編
「予約せず ここでも夕紀の 名交渉」 「泊まる部屋 獲得したが水は出ず 挙げ句にシャワー蛇口壊れる」 ―そんなもんさ 「二日ぶり 今夜は嬉しベッドイン あっという間に 白川夜船」 「歳とると 早起き鳥のごとくなり ホテル外出て ビデオウォッチング」 ―お父さん
ルサカのドミトリーにて協力隊の皆さんとご対面編
「隊員の いずれの笑顔 生き生きと」 「たけおさん おやじ お宅に 両津さん うわさに聞いたつわものぞろい」 「ウーンなるほど 彼らだから 出来るんだ」 「おかしなる 隊員たちの話しぶり われ若返り 仲間となりぬ」 「我が道を 定めて歩む隊員の りりしき姿 頼もしきかな」 「隊員さん いずれ劣らぬ若者よ 誰か我が娘(こ)をもらってほしい」
ルサカの空港からセスナ機でロアザンベジへ編

「空快晴 風チト強し セスナ機の無事着陸を 神に祈らん」 「ザンビアの はるか空から見下ろせば マッシュルームの家点在す」 「赤土の ロアザンベジの滑走路 無事着陸に 見交わす笑顔」
ロアザンベジで2泊3日のサファリ編

「今乾季 真冬のザンベジさわやかに 我ら迎えし 流れゆたかに」 「砂地越え 道なき道や川渡り インパラ・ホロホロご対面」 「日も落ちて 探し見つけたライオンの 迷惑そうな顔と姿よ」 「エンジン切り ライトで照らしライオンを シーンと見つめ 我ら手に汗」 「ロッジ前 無心に草食むカバと鳥 人と動物共生の図か」 「バキバキと 異様な音に振り向けば サルの一族 我らうかがう」 ―テント裏にサルの一群 「一年前 巨大なゾウの訪問に このロッジでも 大騒ぎかな」 「うわさした その晩ほんとにゾウが来て 我らがテント 帰られもせず」ドライブ・サファリから9時半頃、キャンプに帰ったらゾウが 一頭来ているという。行ってみると我々のテントの手前に、巨大な ゾウのお尻。驚き!!しかしキャンプ内は全くの平静。誰も騒ぐ 人はいない。これも驚き。遅い夕食の時、我々はテントに帰れるか 聞く。「12時までにゾウさんが帰ってくれればラッキー!」と 冗談を言うスタッフ。食後行ってみると、ゾウさんはザンベジ川の 方へ好物のエレファント・グラスを食べに降りている。おまけに ウンコを「ポッタン、ポッタン」必死でカメラを回したのは言う までもない。ラッキーなハプニングだった。 (「ザンビア旅行総集編」又は「動物編」ビデオ貸し出し中。希望者はご一報を) 「おだやかな 冬のザンベジの流れよ」 「早朝のクルージング・サファリ 風さやか 水面にのぞく ひぽちゃんの群れ」 「ザンベジの 川風受けてクルージング 口、ひふ渇き 目も開けられず」 「朝早春 昼夏、秋へ 夜真冬 今ザンビアは 一日が一年」 「一日で 春夏秋冬めぐりくる だが一日は のろき歩み」 「丑三つ時 フト目覚めたらあまりにも 真っ暗闇で わが目疑う」 「日本なら このステーキは何千円? あまりに大きく 食少気味」 「今日もまた 肉、ベーコンにウインナー さすがの友也も 食欲不振」 「日本食 世界一だと 再確認」 「国を出て われ初体験の事ばかり これに感動 あれに恐怖」
ロアザンベジからルサカへ帰りのセスナ機編
「焼き畑の 黒きを見れば人々の 雨季の実りを神に祈らん」 「広大な 土地があっても家小さく 住めば都よ 平和幸せ」 「雨降らず パウダー状の ほこり舞う」 「今乾季 毎日同じ空模様 ここでは天気 話題にならず」 「日本なら 明日の天気を心配し 空を見上げて 天気予報」 「ルサカより ンドラへ帰るセスナ機で 眠りほうける わが家族たち」 「セスナ機で ついに貧血 ヘルプミー」
ザンビア料理「シマ」を食べる編

「シマ料理 手でこね食し 味覚増す」 「シマ料理 おかずは日本の煮物かな」 (とうもろこしの粉を鍋で煮て、食べる時に手で再びこねて おかずをつけて食べる。餅に近い。これが主食である。)

夕紀が住むンドラの町

「日中の 日差しの強きザンビアよ 思わず化粧 厚く塗り込む」 「風乾き 化粧の乗りが いと悪き ファンデーションのしましま模様」 「市場にて 父娘(おやこ)で値切る すさまじさ」 ―けっこう無茶苦茶値切ってる 「市場では 値切りに値切る 当たり前」 ―外人とみると高くふっかけてくるので、ご用心… 「タウン来て 何度言ったかエクスペンシブ 高いまけろの買い物上手?」 ―「エクスペンシブ」を覚えた。 「ザンビアのタウンの市場 歩き見て まるで日本の終戦直後」 ―知らんけど… 「町出れば 哀れな姿 ザンビアの悪しき政治を思いやられる」 「宵越しの金を持たないザンビア人 稼いだその日に使い果たす」 ―貯蓄などしない 「あれニッサン これはミツビシそれトヨタ 日本の旧車 軒並み走る」 「走り去る 日本の旧車なつかしく 子どものごとく 指さしながめる」 「乗り合いの バス運転の荒っぽさ 危険といつも背中合わせ」 「この運ちゃん 安全運転 安心だ いやポンコツでスピード出ない」 「あいさつで そのお国柄 しのばれる」 「ザンビア人 まなこ見開きうかがって ニコッと笑えば 笑い返さん」 「年齢が下でも目上の女性には 素敵なあいさつハ〜イマダ〜ム」 「グッドバイ サンキュウソーリー 上達し」 「カメレオン おもちゃにされていじられて 迷惑そうに体 色変え」 ―友也と仲良しに 「美しき アフリカ模様のチテンゲよ 腰にひと巻き エプロン代わり」 「あの家も こっちの庭もノンビリと 2日がかりの髪結いタイム」 「大家族 きょうだい 子 孫 ひしめいて 狭き家でも楽しいわがや」 「カパート家 家族の多さに驚きぬ わが子の歳も忘れ答えず」 「今日もまた 子どもらの声騒がしき 祭りのような にぎやかさかな」 「スイートを『ギブミーギブミー』集まりて 何度も並びひったくりゆく」 「ザンビアの 美人の条件 ビッグ腹 わたしゃ不美人 不合格なり」
夕紀の学校・仕事編
「黙々と 製作してる彼女らの 耳はまわりの音を感じず」
「身体の 不自由さなど感じない 明るき笑顔 ザンビアの娘(こ)よ」
「生徒らの 作品持ちて帰りゆく 教会バザー売り尽くしたし」
「資金なく 教材なくて苦労する その教材の足しにならんかと」
「生徒らに 日本の習字教えつつ 幸多かれと我は祈らん」
―お土産に筆を持って行きました
「学問の 未熟な彼ら教えてる わが娘(こ)の勤め 厳しきかな」
「良き仲間 助けられつつ わが娘 協力隊の仕事果たさん」
「ああ今日も 一日無事に帰り来た フト口に出す娘(こ)のため息よ」
「たくましき わが娘(こ)の姿 目を細め その成長に喜び帰りぬ」
「協力隊 残りの任期 安全に 無事勤め終え 帰国祈らん」