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■02.10 『いざ言問はむ都鳥』読了 澤木 喬 著 創元社推理文庫 植物学科の植物生態学助手をつとめる沢木敬と同学科の植物生理学助手樋口陽一。季節の移ろいとともに展開される推理 魂というものには、どれだけの伸縮性があるのだろう。 短編連作推理小説 自然と人間の関わり合いを考えさせる ■02.10『鬼女の都』読了 菅 浩江 著 詳伝社ノンノベルス 同人誌で人気を博しプロデビューを目前に控えていた女流作家が急死。その死に疑問を抱いたファン3人が謎を解明すべく京都を訪れた。 花と夢、いったいどっちが綺麗どっしゃろうな。 手ぇに触れてる時の花よりも、 実際には無ぉなって夢にしか咲けんようになった花のほうが、 エエもンに思えるのと違いまっしゃろか。 悲しいのンは、一番大事なモンは今やのぉて 過去にあるちゅうことどすやろなあ。 長編推理小説 京都の曖昧さをそのままヨシとするか それとも意志をはっきりさせるべきなのか ■21.09 『夏の夜会』読了 西澤 保彦 著 講談社ノベルス 母方の祖母の葬儀に参列すべく久々に田舎に戻ってきた見元は、その翌々日に同級生の結婚式に出席した。同席した友人達と昔話に花をさかせているうちに、話の中心は小学校時代、在職中に死亡した女性教諭に及んだ。 もとより人間は「実際にどう」なのかよりも 「こうであって欲しい」イメージを優先しがちな動物だ。 長編推理小説 記憶とはなんぞや 読んでいる間に頭の中で何かが 奇妙に疼き出す ■16.09 『青空の方法』読了 宮沢 章男 著 朝日新聞社 あるスポーツ選手が現役引退を発表する席で「引退ではなく、卒業」と口にした。 「卒業」…。 帽子の中にマヨネーズを注ぐ エッセイ この人の文章は今回のより もう少し長めの方が面白い ■15.09 『末枯れの花守り』読了 菅 浩江 著 角川書店 ひとは花を愛で、おもいを託す。 滅びは……優しい。 花開いて萎れる、その流れる時間の中でこそ、 また何かが変わり、生を享けることができる。 移り変わるものに蜘蛛の糸をかけてはならないのです。 無理に長持ちをさせたとしても、 花も、見る者も、心苦しいだけなのだから。 あなたも、どうかあるがままに。他人にも自分にも無理強いせずに 短編連作小説 ■15.09 『華胥の幽夢』読了 小野 不由実 著 講談社X文庫 これまでの番外編をあつめたもの 答えを知らずにただ責めることは、何も生まないのです。 短編連作小説 ■15.09 『クララ白書U』読了 氷室 冴子 著 コバルト文庫 女子高生がわたしの定義するところの女子高生であった時代に繰り広げられるコメディー 青春小説 十代前半のときは喜んで読んでいたのに… ■13.09 『不幸な子供』読了 エドワード・ゴーリー 著 河出書房新社 大人向け童話!? ■10.09 『六人の超音波科学者』読了 森 博嗣 著 講談社ノベルス 科学の進歩は必ずしも人間を幸福にするわけではない。 この今さらSFアニメでも使わないような手垢の付いたフレーズを、これほど身に染みて実感させられるはめになろうとは、楢崎練は夢にも思っていなかった。 固まってしまえば動かない。その形を一応は保持する。 けれど、あるとき溶けだす寸前に、 力を解き放つ方向へ、突然動き出す、変形しようとす。 つまり、行動しようとする意志を記憶したまま封印されて眠っている物質 推理小説 ■10.09 『ミドリノツキ(中)』読了 岩本 隆雄 著 朝日ソノラマ文庫 この前の続き。 人間ができることは、人間がやるべきだ 長編SF小説 この話、果たして下巻で終わるんだろうか。 ■10.09 『ミステリなふたり』読了 太田 忠司 著 幻冬舎 同僚の間では「氷の女」とか「鉄女」と呼ばれ恐れられている愛知県警捜査一課の京堂警部補だが、二十一歳の旦那の待つ自宅に戻ると無防備な女に戻る。 どんなに辛くってもさ、人の痛みってわかったほうがいいと思うもん 短編連作推理小説 |
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