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■30.10 『かっこ悪くていいじゃない』読了 森 奈津子 著 祥伝社文庫 金子美里、28歳。カルチャーセンターで知り合った講師のミステリ作家・神野英一郎に恋をして、そのまま深みに。(〜裏表紙より) 中編恋愛小説 バイセクシュアルな女性が主人公 恋愛って頭で考えてやれるもんじゃない ■29.10 『誘拐作戦』読了 都筑 道夫 著 創元社文庫 無断借用のフォルクスワーゲンを乗り回す四人組と古色蒼然たるフォードの主が路上に倒れた女を見つけ、知った顔だと連れ去ったのが運の尽き。脈は弱まるばかり、おまけに人違いらしいと臍を噛んだところへ、禍を転じて福となるような妙案が−−−(〜裏表紙より) 中編推理小説 ちょっと懐かしいときに書かれた うまいっ小説 ■29.10 『CANDY』読了 鯨 統一郎 著 詳伝社文庫 <目覚めたとき、元の世界にいるとは限らない>記憶を失い、不思議な世界に迷い込んだ”あなた”。この世界であなたはどうやら敵に追われているらしいが、どうも皆ふざけている……。(〜裏表紙より) 中編SF小説 登場人物以上に作者がふざけている ■29.10 『アイ・アム』読了 菅 浩江 著 詳伝社文庫 私は誰?−−−円柱形のボディに特殊ラバーの腕。ホスピス病院で目覚めた<ミキ>は、プログラミングされた高度な知識と技術で難病の子供や末期ガン患者を介護すべく活躍を始めた。(〜裏表紙より) 中編SF小説 結末がちらほら見えていたのが残念 ■29.10 『警視の接吻』読了 デボラ・クロンビー 著 講談社文庫 公園で美しい女性の死体が発見された。警視は別れた妻の子どもと過ごすはずだった週末を返上し、恋人・ジェマとともに捜査に加わることになる。(〜裏表紙より) 長編推理小説 全体的にもたついている ■28.10 『アンハッピードッグズ』読了 近藤 史恵 著 中央公論新社 なぜだろう。壊してしまうとなんとなく安心するの −−−要するにわたしはまだ、子供なのかしら。ことばや約束事を重ねることで築きあげてきた関係。気鋭が挑む、邪悪な恋愛小説(〜帯より) 無制限に惜しみなく与えられるものより、 なにかに遮られて、少ししか届かないものの方が、 愛おしく思えるのはなぜだろう。 中編恋愛小説 すぐにパリに行ってクロワッサンとカフェオレを飲みたく なるような小説 ■27.10 『ネバーランド』読了 恩田 陸 著 集英社 クリスマス・イブ。無人の寮に、帰ることのできない4人の少年が残った。切なくほろ苦い青春ミステリの金字塔。(〜帯より) 中編青春小説 程良く謎ありで 恩田初心者にも勧められる作品 ■26.10 『さすらいエマノン』読了 梶尾 真治 著 徳間ノベルス ながい紙に、印象的な瞳とそばかす。ジーンズをはき、E・Nとイニシャルを縫いこまれたナップザックをかかえた少女。彼女の名前はエマノン。(〜裏表紙より) 約束をかわすというのは、 人の生命の貴重な”時”を確保しあうことだもの。 私は必ず守る。 短編連作小説 ■25.10 『鬼のすべて』読了 鯨 統一郎 著 文藝春秋 渡辺みさとは海水浴場で溺れかかっていた若江成衣子を助けて以来、友達づきあいをしてきた。映画を観ようと待ち合わせをしたのに、成衣子が現れない。いつもは時間に正確な子なのに、何かあったのだろうか? 中編推理小説 今までもちらほら見えていたけれど 悪いところが全面に出てきている ■22.10 『かりそめエマノン』読了 梶尾 真治 著 徳間デュアル文庫 握りしめた掌の温かさ。どこかあやふやな、しかし確かにあったはずの記憶の断片。それは、孤児となった拓磨に残された、たったひとつの過去との絆だった。(裏表紙より) 与えられた過去は変えようがないけど、 未来の自分は、今の自分が作っていくんだ 中編小説 2001年星雲賞受賞のエマノンシリーズ第三段 さらさらと書かれているのですっと読めるけれど もっと書き込めるのではないだろうか ■22.10 『蒼い時』読了 エドワード・ゴーリー 著 河出書房新社 絵本 ■20.10 『スタバトマーテル』読了 近藤 史恵 著 中央公論社 傷つけられた、という顔だ。 どうして、そんな顔をされなければならないのか、わたしにわからなかった。 わたしは人間の顔の中で、この表情がいちばん嫌いだ。 人を憎む顔よりも、軽蔑する顔よりも。 中編推理小説 ■20.10 『ガーデン』読了 近藤 史恵 著 東京創元社 大丈夫だよ。 わたしは自分に言い聞かせた。だいじょうぶ。 幾度となく繰り返された呪文。 このことばなしには、一秒だって正気ではいられないだろうと思う。 記憶がよみがえってくるたび、心がのたうちまわる。 痛みに耐えかねて悲鳴をあげる。 大丈夫。そう、つぶやけば、少しは痛みもやわらぐのだ。 だれかが言ってくれればいいのに、と思う。 他人に方を揉んでもらうのが、自分で揉むのより気持ちいいように、 だいじょうぶだって、人に言ってもらう方が効き目があるだろう。 ことばでなくてもいい。手を握ってくれるとか、見つめてくれるとか、 形を変えただいじょうぶはいくらでも、あるだろう。 でも、今のわたしには、それを読みとれない。 だから、自分でつぶやくしかないのだ。 だいじょうぶだって。 長編推理小説 ■19.10 『ザリガニマン』読了 北野 勇作 著 徳間デュアル文庫 『有限会社ムゲンテック』の社員トーノヒトシは、「人類の敵」を開発する最中に謎の爆発事故に巻き込まれた。破壊された機材、飛び散った現実。(〜裏表紙より) 文明とは、引き出しに鍵をかけることなのよ 中編小説 ■19.10 『マリオネット症候群』読了 乾 くるみ 著 徳間デュアル文庫 ある晩、身体が勝手に動いてわたしは起きた。いや、起こされた。意識ははっきりしているのに声も出ない。なんだか何ものかに私の身体を乗っ取られてしまったみたい。 中編小説 ■19.10 『月曜日の水玉模様』読了 加納 朋子 著 集英社文庫 勤め始めて数年経てば朝の通勤列車の時刻、車両は大抵決まってくるし、自ずと乗客にもおなじみの顔ぶれが出てきたりする。半年前より毎朝知っていた一人の男性とふとしたきっかけで話すことになり…。 毎日の、決まりきった日常から飛び出すのは、思いの外気分がいい。 短編連作推理小説 ■18.10 『巴之丞鹿の子』読了 近藤 史恵 著 幻冬舎文庫 流されてしまえば楽なときもある 中編推理小説 ■17.10 『悪いうさぎ』読了 若竹 七海 著 文藝春秋 十七歳には十七歳の世間体があり、 おとなにはおとなの外聞がある。 長編推理小説 グロテスク ■15.10 『DIVE1』読了 森 絵都 著 講談社 自分がすごく狭くて浅いところにいるような感じ。 それでテレビをつけると、偉そうな人たちが映ってるんだけど、 そいつらもすごく狭くて浅いところにいるみたいな。 一生こんな囲いのなかで 生きていくのかって、ときどき絶望的になる。 作者初の長編スポ根小説 ■15.10 『四重奏』読了 倉阪 鬼一郎 著 講談社ノベルス 操る者と操られる者。じぶんはどちらのほうだろうか。 長編騙し絵ミステリー どんどん消されていく どんどん増えていく ■14.10 『贋作『坊ちゃん』殺人事件』読了 柳 広司 著 朝日新聞社 長編推理小説 ■13.10 『画凶人ラプソディ』読了 森 雅裕 著 KKベストセラーズ 生活に飽きて、 刺激を求めるだけの若者の姿を見るほど、 せつないものはない。 長編推理小説 10年以上ぶりに再読 当時は面白かったのだけれど 今読むとちょっともっさりしている ■13.10 『赤ちゃんをさがせ』読了 青井 夏海 著 東京創元社 たとえ本当のことだって、何もかも暴き立てないほうがいい場合もある。 思いきって吐き出すことですっきりする場合もある……。 短編連作推理小説 ■13.10 『恋じゃない』読了 久美 沙織 著 光文社文庫 石間睦美、24歳。恋人がいるわけでもなく、職場が楽しいわけでもなく、平凡でつまらない毎日の繰り返し。目に映る、薔薇色の人生、幸せな恋人たち、それは遥かに遠い世界。(裏表紙より) えらいじゃん。がんばってんじゃん。 けっこういい線いってんじゃん、あたし。 だったら。もっといこう。どんどんいこうよ。 怖がらずに。 立ち止まらずに。 やってみなくちゃわからない。 失敗してもいい。 やりなおせばいい。とりかえしは、つく。 やらずに後悔するぐらいなら、やってたしかめてみよう。 信じよう。 長編恋愛小説 饒舌な主人公。明るくて前向きでいい ■12.10 『七十五羽の烏』読了 都筑 道夫 著 光文社文庫 旧家に起こった殺人事件は、千年も前に怨みを残して死んだ姫君の祟り!?登場するのはまったくやる気のない探偵、ものぐさ、いや物部太郎−−−。(裏表紙より) 長編推理小説 こういう探偵もありなのかと思う ともあれ安心して読める作品 ■12.10 『X雨』読了 沙藤 一樹 著 角川ホラー文庫 一月のある快晴の朝、小学生の里緒の前に一人の少年が現れた。何故かレインコートを着ていた少年はフードをとり、潰れた右目をあらわにすると、自分には見えるという”X雨”のことを話しはじめた−−−。(裏表紙より) 長編小説 視点が転々と変わるので 慣れるまで時間がかかる ■12.10 『ハーツ−ひとつだけうそがある−』読了 松井 千尋 著 集英社コバルト文庫 高校へ行かず、生活費を稼ぐために水商売のバイトをしているテル。そんな彼を見込んで店のオーナーの息子・了が持ちかけてきた仕事は妙なものだった。 えーっとだから、なにがいいたいんかていうと、 人生、どうでもええようなもんで我慢する癖つけとかんと、 ほんまにしんどいことばっかり、っちゅーことですわ 中編小説 若い読者に夢をもたせつつ クライマックスまでストーリーに 一定のテンションを維持させる力量はなかなか ■10.10 『ともだち』読了 樋口 有介 著 中央公論新社 名門高校に在籍する女子高生が次々と襲われている。 我慢するしかないことは、我慢するしかないのだ。 しかし我慢ができて、取り乱すことはなくても、痛いものは、やはり痛い。 長編推理小説 今時の高校生を描くのは難しそうだ ■10.10 『R.P.G』読了 宮部 みゆき 著 集英社文庫 ネット上の疑似家族の「お父さん」が刺殺された。犯人は「お母さん」、娘「カズミ」、息子「ミノル」の誰かなのか? 母親とは悲しい生きものだ。ふと、そう思った。 わたしたち母親は、悲しい。置いて行かれる。取り残される。 中編推理小説 後半の緊迫感はさすが けれど、実際のネットってこんなんじゃないやろうという 不自然感は否めない ■07.10 『異邦人-fusion-』読了 西澤 保彦 著 集英社 空港のトイレで鏡の中を覗き込みふとした違和感、いやデジャ・ヴゥを感じた。40年間つきあってきた自分の顔をみて今さら何をと思いながら家族の待つ家へと向かったのだが、やはり何かがおかしい。 無理に妥協や和解をして、 それでお互いのためになるかといえば、そうとは限らない 長編推理小説 もしあのときに戻れたらと思うことは 多々あるけれどもしもそれが実現したら… こういう設定のディテールの巧さがとても西澤さんらしい。 ■03.10 『だれもがポオを愛していた』読了 平岩 貴樹 著 創元社推理文庫 ボルティモア郊外で日系の兄妹が住んでいた屋敷が爆発した。彼等の死に相次ぎ人が死んでいく。誰が何故ポオの見立て殺人を行ったのか。 本格ミステリ じっくり考えて読まなきゃ おいていかれる。 地ネタのポオを知っていると もっともっと楽しめる筈。 |
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