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■ 『ゲッベルスの贈り物』 藤岡 真 著 創元推理文庫 謎のアイドル<ドミノ>を捜して、狂躁の夏に翻弄される羽目に陥ったプロデューサーの「おれ」。人気俳優や国際的数学者など、著名人を次々手にかけえゆく殺し屋の「わたし」。(〜裏表紙より) 推理小説 なんとなくぎこちない ■ 『死にぞこないの青』 乙 一 著 幻冬舎文庫 飼育係になりたいがために嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。(〜裏表紙より) どうして世界はこうなっているんだろう。 生きていく上でいろいろなことに恐怖し、 不安を抱いて、自分を守ろうとする。 がたがた震える感情を安心させるために、 だれかを笑い者にするんだ。 中編小説 内にこもっていた感情が 流出してからのストーリーが印象的 ■ 『だからドロシー帰っておいで』 牧野 修 著 角川ホラー文庫 「お義母さん、ちょっと出掛けてきます」たったそれだけの言葉を契機に、かつての内気で平凡な主婦だった伸江は、妄想を肥大させた世界の旅で、逞しく変貌を遂げる。(〜裏表紙より) とのかく今までの私は死んだ。 今まで引きずってきた思いはすべて死んだ。 穴が開いて穿けなくなった昔の私がゴミになったのだ。 そして今、私は何を守るべきなのだろう。 長編小説 この小説をファンタジーととるか ホラーととるかは読み手次第なのだろう ■ 『黄金のうさぎ』 草薙 渉 著 集英社文庫 年に一度、山からおりて金の原石を持ち込んでくる奇怪な老人がいる。落ちこぼれ大学生の望木が、信州松本の質屋から法外な報酬で頼まれたのは、その老人の尾行だった。(〜裏表紙より) いや、何十年住んでもわからんこともあるけれど、 三日でわかてしまうこともある 中編小説 大きな波があるわけではないけれど 一つ一つの光景が丁寧に描かれている ■ 『二進法の犬』 花村 萬月 著 光文社カッパノベルス 家庭教師・鷲津兵輔が生徒として引き受けることになった女子高生の乾倫子。彼女の父は、少数精鋭の武闘派博徒乾組組長・乾十郎であった。(〜裏表紙より) エネルギーは有限、時間は無限 長編小説 気に入っている登場人物を殺されてしまい 理不尽な怒りを覚える ■ 『なめくじに聞いてみろ』 都筑 道夫 著 扶桑社文庫 殺人方法考案の天才だった父が、通信教育で殺し屋を育成していたことを知った青年・桔梗信治は、彼らを消すことで父の「血に飢えた遺産」を精算すべく、東京へと赴いた。(〜裏表紙より) 「せめていっしょに死にたかったのに。 ほんとをいうと、あたし、死ぬのが怖いの。笑わないでね」 「だれだって、そうさ。きみが好きだ。 死ぬまで、そばにいてあげるよ」 「うれしいわ。でも、もう帰って。 死ぬのがいやになるばかりですもの。 なんとか、ひとりでやってみるわ」 推理小説 ざ・黄金活劇 ■ 『死んでも治らない』 若竹 七海 著 光文社カッパノベルス 一七年間勤めた警察を辞めた大道寺圭は、最後に手がけた事件で出会った幼なじみの編集者・彦坂夏見の強引な勧めで、本を出版することになった。(〜裏表紙より) 復讐はわりにあわない。 復讐なんて人生の無駄づかいだ。 たとえどんな理由があろうと、復讐は正義じゃない 推理小説 最近の若竹さんの作品は ブラックさを増している ■ 『ウロボロスの偽書』 竹本 健治 著 講談社ノベルス 竹本健治の連載ミステリに、ひそかに忍び込む残虐非道な殺人鬼の手記。連載が回を重ねるにつれ、虚構と現実は、妖しくも過激に混迷の度を深める。竹本健治、綾辻行人、友成純一、真保博久、島田荘司……。ミステリ界を彩る豪華キャストが実名で登場、迷宮譚に花を添える。(〜裏表紙より) 事象の事実性は決して百パーセントには達し得ない。 少なくともこの世には、事実性を認定されない事象のほうが圧倒的に多い。 比喩的に言うならば、認定される事象はたかだかアレフ・ゼロだし、 認定されない事象はアレフ・ワンなのだから。 疑似推理小説 久々にのめり込んだ作品 今、こういう本に出会え読めたことは非常に嬉しい 出会いにも順序がある お薦め ■ 『長い腕』 川崎 草志 著 角川書店 東京近郊のゲーム制作会社で起こった転落死亡事故と、四国の田舎町で発生した女子中学生による猟銃射殺事件。一見無関係に思えた二つの事件には…(〜帯より) リアルとリアル感の違いを考えるには重要なことだと思うんですよ 第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作 推理小説 さくっと読めるけれど インパクトが欲しいところ ■ 『永遠の森』 菅 浩江 著 早川書房 地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館−−−<アフローディア>。そこには、全世界のありとあらゆる美術品、動植物が収められている。音楽・舞台・文芸担当の<ミューズ>、絵画・工芸担当の<アテナ>、そして、動・植物担当の<デメテル>−−−女神の名を冠した各専門部署では、データベース・コンピュータに頭脳を直接接続っせた学芸員たちが、収蔵品の分析鑑定・分類保存をとおして、”美”の追究に勤しんでいた。(〜裏表紙より) 分析は要らない。ただ、僕は感じている。 SF小説 このクライマックスにはホロリ ■ 『捩れ屋敷の利鈍』 森 博嗣 著 講談社ノベルス 秘宝”エンジェル・マヌーバ”が眠る”メビウスの帯”構造の捩れ屋敷。密室状態の建物の内部で死体が発見され…(〜裏表紙より) 良い思い出は、できるだけ早く、 新鮮なうちに素早くフリーズしておくにかぎる。 きっと、いつか落ち込んだときに、 とても辛いときに、 そして死ぬ直前にでも、それが役に立つだろう。 否、役に立つという表現はいささかニュアンスが違う気がする。 推理小説 西之園萌絵登場のVシリーズ 実にあっさりとしたミステリ ■ 『模倣犯(上・下)』 宮部 みゆき 著 小学館 直木賞受賞作『理由』以来三年ぶりに放つ現代ミステリー 公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは「人間狩り」という快楽に憑かれた犯人からの戦線布告だった(〜帯より) 今はウソのように聞こえることでも、 口に出したときはホントだったかもしれんよ。 時間が経てば考えは変わるからよ。 だからって、前に言ったことが全部ウソちゅうことにはならんだろう 長編推理小説 ここまで長編にしなくても良かったような ■10.01 『わるガキ日記』読了 サイモン・ブレット 著 光文社 ママが困ると、とてもハッピー(〜帯より) まったく親ってやつは! 小説 0歳児の日記 面白さ満点 さすがイギリス人目の付け所が違う ■10.01 『桜姫』読了 近藤 史恵 著 角川書店 十五年前、大物歌舞伎役者の跡取りとして将来を嘱望された少年・市村音也が幼くして死亡した。それ以後、音也の妹・笙子は、自らの手で兄を絞め殺す生々しい夢に苦しめられるようになる。(〜帯より) 何度か、扉だと勘違いした。 叩けば開くと信じて、強く叩いた。 けれども、そこにあるのは壁だった。 向こう側に誰かがいても、会えるはずはない。 それはただの壁なのだから。 推理小説 面白いんだけれど 今ひとつキレがない ■10.01 『今日を忘れた明日の僕へ』読了 黒田 研二 著 原書店 あの嵐の夜、僕は事故にあったらしい。それ以来記憶を蓄積できないからだになってしまった。僕は失われていく記憶を少しでも補うために、退院以来、かかさず日記をつけてきたのだ、と妻は説明してくれた。(〜裏表紙より) 本当は一刻も早く眠りにつきたかったのだが、 この日記を書かなければ、今日という一日が消滅してしまう。 それは耐えられないことだった。 一日たりとも、空白の時間を作りたくない。 推理小説 講談社ノベルスより3連発を経て 初のハードカバー。 ■10.01 『都立水商』読了 室積 光 著 小学館 平成××年3月2日、東京都教育局は、水商売(風俗営業)に関する専門教育を行う都立高校を歌舞伎町に設立すると発表。正称「東京都立水商業高等学校」。同校は、ホステス科、ソープ科、ホスト科など七学科で発足する。またこの発表を行った3月2日を、東京都では「お水の日」に指定した。(〜帯より) 問題なのは、努力しないうちから、自分の能力を決めてしまうことだ。 まずトライしろ。自分で限界を決めたら、そこで終わってしまうぞ。 小説 ナイスアイデアっ。 文章は今ひとつだけれど 着想だけで読ませてくれる本。 ■10.01 『魔女と暮らせば』読了 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 著 徳間書店 両親をなくしたグウェンドリンとキャットの姉弟は、近所の魔術師たちの世話になって暮らしていた。グウェンドリンは将来有望な魔女で、自分でもそのことに自信を持っていたし、キャットはそんな姉を頼りきっていた。(〜裏表紙より) 二回ともただの偶然だよ。 偶然をもとにして、わかった気になっちゃだめだよ。 シリーズ第三作小説 児童文学を読んでいて笑うというのは 久々のこと。いやあ面白い ■10.01 『クリストファーの魔法の旅』読了 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 著 徳間書店 クリストファーは幼いころから不思議な夢を見ていた。岩場を抜けてさまざまな谷におりていくと、谷ごとに違う世界がある、という夢。(〜裏表紙より) マザー・プラウドフットはいつも、 夜明けの前こそもっとも暗いって言っていたわ シリーズ第ニ作小説 様々な世界の色彩鮮やかな描写と 個性豊かな登場人物の活躍に魅せられる ■08.01 『魔法使いはだれだ』読了 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 著 徳間書店 「このクラスに魔法使いがいる」なぞのメモに、寄宿学校は大さわぎ。魔法は厳しく禁じられていて、魔法使いは見つかりしだい火あぶりになるからだ。(〜裏表紙より) 「今日はなんてひどい一日だったんだろう(中略) もうすぐ終わると思うとうれしいわ」 シリーズ第一作小説 リズムにうまく乗れないまま終わってしまった |
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