●流氷ツアー1●

札幌の友人の『流氷見に行かない?』の言葉に軽い気持ちで『いいねぇ、行く。』と返答した。 流氷は見たこともないし、めったに行けるものではないので二つ返事で承諾した。 まさかこんなに過酷で厳しい旅になるとは...
前日までに聞かされていることは行き先= 宗谷岬.オホーツク紋別、出発時間=午前10時、帰宅予定時間=午後8時〜9時(1泊2日) その他は何も聞かされないままの出発となった。当日集合場所に行ってみると参加は3名、 ちょっと寂しい流氷ツアーとなった。
1日目は日本海側をひたすら北上するコースをとることになった。札幌を出発する時は晴れていたが 進むにつれ視界不良となる。雪のために視界が悪くなることは経験済みではあるが、地吹雪のため 視界不良になるのは初体験。『北の国から』の1シーンで地吹雪と大雪で視界がなくなり、吹き溜まりに 車が嵌ってしまいあわゆく...の場面があったが、まさしくそんな感じ。時には止まったり、 前の車のテールランプを頼りに進むしかなかった。油断していると前の車に置いていかれ、また 止まったりノロノロ運転を余儀なくされた。

一瞬にして地吹雪に見舞われ視界ゼロ。前の車のテールランプだけが頼りだったが...

午後6時30分ごろ、最初の目的地ノシャップ岬に到着。灯台の灯り以外は何も見えない状態。 雪もかなりの勢いで降ってきたので写真を2、3枚撮っただけで次の目的地稚内に移動。稚内駅前に 車を止め、食事が出来る場所を探すため市内を歩き回る。街はイルミネーションに彩られなかなかな ものだった。しかし、寒さは半端ではなく足早に夕食を食べる場所を探した。一軒の居酒屋を 探し当て、鴨鍋等を食す。そういえばまともな食事を取るのは今日初めてだ。あまりゆっくりも していられないのでそこそこに店を出た。車内1泊と聞かされ、それではと酒屋でつまみと酒を 買い込む。普段は焼酎派の自分もこの寒さ、ウォッカを買うことにした。稚内市内を出ると本日の 最終目的地である日本最北端の地、宗谷岬へ向かう。着いたら時計はもう9時40分を刻んでいた。

最初の目的地ノシャップ岬.稚内に到着。稚内市内の様子.イルミネーションに彩られてました。

日本最北端の地.宗谷岬に到着。只今の時刻.午後9時40分。車中1泊となった。

とりあえずトイレが近い場所を確保し、ウォッカで乾杯して寒さを凌ぎながらの車中1泊となった。 ウォッカを飲みながら話をしていたのだがいつしか眠りに就いていた。目が開くとすでに朝、ウォッカの瓶は ほとんど空になっていた。よく考えてみるとほとんど自分ひとりで飲んでしまった気がするなぁ(笑)

宗谷岬で日の出を見てからの出発予定だったが.雪のためそのまま出発。

2日目はいよいよこの旅のメイン流氷が漂流する紋別へ向かう。当初は宗谷岬で日の出を見てから 出発予定だったのだが、天気があまりよくなかったのでそのまま紋別へ向かって出発した。 2日目最初の立ち寄り場所は北オホーツク道立自然公園クッチャロ湖。湖面は氷結していたが わずかに残されたスペースに水鳥が数十羽集まっていて思わず見入ってしまった。何でこのスペースだけ 氷結していないのか、またよくもこんなに集まったなぁと関心しながら見ていた。 次に立ち寄ったのは枝幸町特産品直売所。冬季のためか営業はしていなかったが、何かに引き寄せられ られるように海へ。膝まで雪に埋もれながらもひたすら突き進む...

クッチャロ湖へ到着。湖面は氷結。わずかに残ったスペースに水鳥が...

枝幸町特産品直売所。冬季のためか営業はしていなかった。膝まで雪に埋もれながら海へ。



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