【ニコニコドリンク】編

今は聞く事のなくなった【ニコニコドリンク】と言う言葉.当時はこの言葉を聞くとあせり.帰りたくなった もんだ。最初の考案者は誰かは知らないが.自分達は大先輩O氏の一言.そろそろ【ニコニコドリンク】行くか の声とともに地獄モードに突入する。

まずは.大先輩O氏の紹介から。今年若干39歳にして市会議員となる など人格者?でふだんから親分肌のタイプだ。太っ腹で細かい事はあまり気にせず真っ直ぐな人だが.結構 気さくなところがある。まぁ.自分達後輩からみ見れば.かっこいい生き方していると思う。結構いい言葉も 残す。『問題は.自分で解決しろ!相談するのはいいが.決断するのは自分だ!もし人に頼って解決して.それが 失敗に終わった時は.相手に対してしこりが残る.相手を怨むことになるかもしれない。そういうことにならない ように自分で決断しろ!自分で決断したことは.自分の努力が足りないということであきらめがつくだろう。』 『苦しい時は.走れ!走ってすべてを発散しろ!そうすれば苦しかった事も忘れる』『飲む事.すなわち喜び』 など沢山の名言を残している。まぁ.『飲む事.すなわち喜び』は最近.松竹梅のパクリだと知ったが(笑) てっきり先輩が考えた言葉だと思っていた自分が恥ずかしい。知らなかったのは自分だけ(悲しい)なーんで みんな知っていたのだろう。不思議だ。

何で【ニコニコドリンク】と言うかは不明だが.飲ませる側の先輩連中はいつもニコニコしている。 【ニコニコドリンク】の声が掛かるのはいつも大会で優勝した時とか.いい内容の試合の後。決して惨敗 した後とか.雰囲気が暗い時には行われない。楽しく飲むのが酒.『飲む事.すなわち喜び』がO先輩の ポリシーだからだろう。ある日.大会で優勝して大宴会を開いた時の出来事。いつものように飲んで. 試合に勝った喜びをみんなでかみしめていた時.突然O氏.【ニコニコドリンク】行くかの声。自分達は まだ21.2歳でクラブチームに入ったばかり.もちろん【ニコニコドリンク】なるものは知らない。

O氏の声で他の先輩が優勝カップを持ってきた。そこで何となく察しがついた。たぶん【ニコニコドリンク】 とは優勝カップで一気でもすることだな.って。優勝カップにはビール3本は入るくらいの大きさ。 そこで先輩が見本と言う事でビール1本ついで一気。見事な飲みっぷり.でも見本は見本であってただの 優勝カップ一気だった。本当の【ニコニコドリンク】とは焼酎のビール割り色付けの烏龍茶.なべのだし入り さらにはまぐろの刺し身まで...時にはウイスキーまでプレンドしてくれることもある。はやく言えば ちゃんぽんを腹の中でやるのではなく.飲む時点からちゃんぽんになっていると言うもの。しかもなべの 出し汁は欠かさない.冬限定.楽しい時限定の儀式なのだ。まぐろだけは自分だけのサービスだったらしい。 ありがとう先輩.涙が出るくらいうれしい。後で殴ってやろか(爆) もう味なんて...。表現できないので一度試してみては?誰も試さないちゅーの(笑) 宴会が終わる頃はみんな正常な人はいないくらい。まぁ.主催者の先輩数人はそんなに 酔ってはいないが...。『こんなの飲めないっすよ』って言いながら飲んでいた自分達は今でも酒の最強 世代である。後で聞いた話しだが自分等世代が1000円.中堅的先輩5000円で残りの勘定は 主催者O先輩とA先輩で50000円ずつ支払っていたと言うんだからなんと太っ腹なこと。それから1.2 年は【ニコニコドリンク】が続き1000円払って死ぬほど飲ましてもらった。今ではとてもそんな無帽なこと しないがあの頃は若かったなぁ(笑)時々.後輩に伝説の【ニコニコドリンク】の話しをするが.O氏の前 では決してこの話しはしない私達であった。また思い出したように【ニコニコドリンク】行こうなんて言わない だろうなO氏.ちょっと心配です。