きのうはつまとデート。渋谷で買い物の後A(森達也監督)を見てきた。
前から見たかったんだがなかなか見る機会がなかった。オウムが地下鉄サリン事件おこした後の13ヵ月密着ドキュメンタリー。 ちゃんと取材許可をとってオウムの中に入って撮ってんのがミソ。
映画は面白かった。が特に衝撃は無し。「マスコミの醜悪さ」もまぁこんなもんだろうなと思ってた通りに醜悪なだけだしな。 転び公妨をナマ映像で見られたのは面白かったが、 まぁこういうこともあるだろうな、というかんじ。(当時からカッターナイフ所持で銃刀法違反とかいって逮捕してるのが報道されてたし。)
オウム信者の人、首尾一貫してるしリクツは通ってる。まぁわかる。その筋道に従うと確かにそうなる。 わかるんだが、完全にあっちの人だな。
こういうのは「理解しよう」と思ってはいけない。修行して体感して納得してる人を前にアタマで考えてどうこう言っても意味がない。
ちゅーかさー、やっぱこんなのに引っ掛かるってのは、「教養」がなさすぎる。 「神秘体験なんて脳内でいくらでもおこりうるありふれたものなんだ」ということを、具体的に公教育でしっかり教えた方がいいんでねーの? (無理かな。) そういうの知らないから、ホントに真に自分の実感として体験しちゃった時に固く信じ込んじゃうんだろう。 そーいうのは例えば禅でも「こーいうことはよくあるけどこれで悟ったと思ってはいけない」と厳に戒められてるわけで。
あと、あぁ公安警察って(大嫌いだけど)「こういう時」に、社会防衛上必要悪なんだなーと思った(これは「日本の公安警察」読んだ感想とも重なる)。 また、破防法適用しておくべきであったと思った。
以前読んだ「2ch宣言」で、ひろゆきが、宮台シンジとの対談で“プライバシー保護法”だかなんだかに対して 「どんどん拡大解釈されて全員にかかってくるよ。だから反対しないと」と煽られたときに、 「もうそうなっちゃたそういう国なんだからしかたがないんじゃねーの」といってたが、そういう実感がした。 こういうのはまさにケースバイケースだなー、と。(アメリカでも警察だか軍だかが教団ごと焼き殺したことあったよね。)
ちゅーかですな、映画自体はたいへん面白かったんだが(最後の音楽安っぽかったけど)、客層がなんかいかにもアタマ悪そうなサブカル野郎&娘ってかんじで萎え〜でした。 馬鹿どもがこういうのを見てなんか世界の裏側を覗いた気になる、という消費のされ方ははたして監督の意図したものなんですかね。 本来はこういう良質のドキュメンタリーこそテレビでお茶の間に流れるべきだ。
ところでこの映画に出ていた信者のヤマモトさんとかいう人が、「日本印度化計画」というカレーサークル(と思いきやオウムのフロントサークルだったサークル)に 2回ほど参加した俺さまを、半年後サリン事件の後(まだオウムのしわざだと発覚する前ぐらい)にオルグしようとしたやつらの一人に似ている。が違うかも。
#そん時はもちろん論破した。(少なくとも延々と話して最後は黙らせた^^;)
今週は大変快調に研究している。KEKも新しい人々が入ってきて活気に溢れている。 (僕はわりにまわりに影響を受けてしまうのだ。)
しかし理論系(理論・数値・原子核(旧田無グループ))あわせて80人以上というのは恐ろしい人数だな(^^;
先週平日夜、一人でブラックホークダウンを見た。良い。元軍ヲタの血が騒いだ。 はじめは、どうせアメリカばんざいのプロパガンダ映画だろうと思って見る気なかったんだが、 冷泉さんの評を見て見る気になった。 (それにリドリー・スコットが撮るならスバラシイに違いないと思ってね。) もういちど見たい。
名人戦はじまる。
これ読んで、CERN@ジュネーブの国際会議での光景を思い出した。
昼飯食うとき、なんかアメリカ人だけ巨大なグループを形成して一塊になってたのですよ。他の国の人は三々五々散らばって食ってんのに。 「アメリカは世界中から人が集まってるから国際的」というのはある意味正しいが、 一歩アメリカを出ると(アメリカだけで固まって)逆にえらく非国際的だなと思った。
実は(私には)嬉しいニュースがある。 今年の秋からドイツのミュンヘンのDreesさんのとこにポスドクで行くことになりましたー(またビザの問題が生じなければ^^;)。 めでたいと思う人はボタンを押すように。(全く知らん人でも可)
いやー今シーズンはポスドク応募しなかったんだけど、 今月3日(水)に急遽Dreesさんのとこから募集があって、
という条件が重なったので、とりあえず出してみっか、と思って急いでCVとか書いて5日(金)に出したら、9日(火)にオファーが来た。 (reference letterは、インドがだめになってからも腐らずに頑張ってたのが評価してもらえたのかな。)
- 時期はずれで応募者が少ない(だろう)
- 宇宙に興味ある人をとりたがってる
- reference letterを書いてくれ(ると言ってくれ)た人とDreesさんはけっこう親しい
最近このページ書いてなかったが他にもニュースがあった。 ICEPPのお金が5月まで延長になった。 名古屋大からセミナーのおさそい 5/14(火)。 都立大からセミナーのおさそい 5/22(水)。
あと明日から5/4(土)まで韓国のKIASにショートステイで行ってきます。 <とりあえずアンドリューに聞いたらKIAS金余ってるらしいから、雇ってもらおうと思って先月スケジュールを入れた(営業活動)。 (KEK←→KIASの交換プログラムで向こうの金で行ける。)
なんか一年中ポスドク応募できるらしいから、ポストがない人はあたってみては如何でしょうか? 給料とか、KIASからの海外出張の費用&期間の条件とか、かなり良いらしいよ。
まぁ結果としては3週間も行く必要はなくなったわけだが(^^;、向こうの人とギロンできる&セミナーしてこれるというのも悪くない経験だろう。 あわよくば共同研究ができると良いな。
んじゃまた。
KIASについたー。全くの偶然でリーさんと同じ飛行機になったので一緒に来た。 (航空会社は、カンさんに「大韓航空とアシアナどっちが安全?」って聞いたらアシアナとこたえたのでアシアナにした。) リーさんはKIASの研究会に出席。空港で分かれて(リーさんは親の家泊)バスとタクシーで来たが、 なかなか良いな韓国。だいたい日本と一緒なんだけど、ちょっとインド風味が混じっている。 その微妙な差異が面白い。 スーパーじゃなくていろんな小売店がたくさんある感じとか、やたら屋台が多い感じとか、 店の商品を路上にディスプレイする感じとか。 インド風味っつーか日本がアメリカの“グローバルスタンダード”をフォローして失ってしまったアジアンテイストですな。 (なんかたまたまドミトリーの部屋がアンドリューの真向かいで、さっき町を案内してもらったんだけど、 そのとき彼が「台湾や中国や東南アジアもよく似た感じだよね」と言ってた。)
バスに乗ってて、日本(少なくとも東京)より他人同士のちょっとした交流が多い感じを受けた。 例えばバスのベル。ついてるんだけど誰も鳴らさずに、立ち上がって直接運転手さんに声かけたりとか。 この例は違うけど、大阪の方が東京より韓国に近いな。町歩いてる人の顔とかも。
話はとぶが関西顔、というのはれっきとしてある。 私にとっては子供のころ夏休み冬休み春休みに毎回親の実家(京都奈良)に帰ってたときの郷愁をさそう懐かしいモノだ。 (オレの顔もどっちかというとそっち系列かな。) んで、それはけっこう韓国顔に近いという事を今回ハッケン。 関西人(なにかと差別する輩が多い)が聞いたら怒るかもしれないけど(^^; 韓国顔、つーかあれだな、日本土着縄文系(東)と大陸渡来弥生系(西)の違いなのかな。←超適当
値段(往復3万円台)も時間(飛行時間片道2時間)も大阪に行くのとたいして変わらないのに、別の国に来れちゃうんだな。 (昼前に出たら夕方についちゃうんだもん。時差もないし。) こりゃ面白い。やはり韓国とは仲よくしないともったいないですよ。 ヨーロッパってちょっと移動するだけですぐ別の国に行けちゃって、手軽に異文化に触れられて羨ましいなーと思ってたけど、 日本には韓国があるじゃないですか。 2chのニュース系板とかハン板とかの嫌韓厨もいっぺん来てみりゃいいのに。 (但し差別厨は処置なしなので来なくて良い。)
セミナーも無事終わり今のところ滞在をとても楽しんでいる。
セミナーは、まぁそれなりに上手く行ったと思ったが、 同じ話を何度もしてるとだんだん飽きてきて話に熱意を込められなくなってくるのが課題だな。 みんなはどうやって解決してるんだろう。
セミナーの後はHyung Do Kimとギロンした。ヒュンドかなり頭いい。オレサマに匹敵するといっても過言でない(ぉぃ
次の日のみに行ったとき色々話したが、今年の秋からオハイオに行くらしい(僕と同期)。注目株だな。 既にヒット作もあるし。
高校の時の同級生のトミノに似てると思った(と書いてもこのページの読者の誰にも分からんが)。 クールなかっこいい系(でもイヤミでない)というタイプだな。
んで一昨日はジェイシック(リーさん)+ヒュンド+キョンギョンリー+学生さん(名前聞かなかった)と飲みに行った。 韓国料理美味い。豚足も食ったぞ。知らなかったけどけっこうポピュラーな料理みたい。 「おぉこれがハン厨言うところのチョパーリ(半角カナ)か」とか思った(^^;
そうそう、ハングル文字ってたったの24文字覚えれば読めるようになるんだね。 たいへんシステマティックで面白い。帰るまでに完全に覚える予定。
昨日はソンチャン(いい奴)がギロンしに来た。
(いく前に「セミナーを 滞在の初めにやらせてください」と頼んで、 セミナーの最後のトラペにでっかくと書いておいたのがよかったな。)→Please discuss & collaborate with me!
- There remain a lot of interesting questions.
- I'm staying here for three weeks.
とりあえず奴の前の論文は完全に間違えているので、一緒に考えて直してやった(エラソウ)。 論文のポイントが間違っててそれを一から考えたんだから、ホントは著者に名前入れてほしいぐらいのもんだが、 きっと彼の共同研究者の教授が許さんだろう。
でも一緒にもういっこ別のことできそう。
そういえば、ハングル文字の解読が面白くてけっこうテレビを見てしまう。 (バラエティとかでテロップが入るの、日本では心底嫌だったがこういうときはありがたい。)
2chのニュース速報+とか見てると、あたかも韓国では日本に関してのニュースしか報道してないような気すらしてくるが、 あれ全然自意識過剰。テレビのニュースでも新聞でも日本に関する物なんてほとんどないぞ。ごくごく自然なもんだ。
スポーツニュースは、日本だと野球→サッカーの順だが、韓国ではサッカー→バスケで、けっこうバスケの人気が高いのが意外だった。
Asako in ruby shoes(純愛譜)。 最初日本のTVドラマに韓国語の字幕がついてるのだと思って、ハングル文字の解読(表音文字だからけっこう分かる)が面白くって見てたら実は日韓共作映画だった。 主演の橘実里がかなりカワイくてつい最後まで見てしまった。 (写真で見るとそうでもないが動いてるのを見るとカワイイ。) 話の筋はしょーもないが、なんか映像とか不思議な魅力のある映画であった。 映画館で見る気はしないが日本でもTV放映されたら見てみよう。
超大雑把に一般論を言うと、韓国女性はわりと綺麗系を指向するので、 こっち(韓国)にいると日本の女性のカワイイ系の魅力というのは新鮮にうつる(とジェイシックも言ってた)。 そーいうのに対する萌えを韓国人監督が見事に(?)表現した映画、というかんじであった。
土曜日はアンドリュー、ステファンのKEK組+ハヴィエ(スペイン人、ハワイ大のポスドク)+Kingman夫妻with3歳の娘(香港人、台湾の教授)という組み合わせで、 ソウルの李王朝の宮殿と、国立民俗博物館を見て来た。
博物館は大変興味深く面白かったが、宮殿は皇居とか御所と比べると正直ショボかった。 ちゅーか日本が全部ぶっ壊したのを一生懸命中心の建物とまわりの壁だけ再建したんだな。 日本が恨まれるのも無理はない。(御所とか各地の城とか歴史的建造物全部ぶっ壊されたらそら怒るだろーな。)
ステファンがその説明書きをみて、ヨーロッパの史跡に行くと「これこれはドイツに破壊された。なになにはドイツに破壊された」という説明書きばっかりでembarrassingであるとゆってたのが可笑しかった。
日曜日はアンドリュー+ステファン+ハヴィエとKIASの近くで昼飯食った。 ブルゴギ美味かった〜。4人とも満足。
最後にシナモン風味のうっすら甘い上品な冷たい飲み物が出て、僕には大変おいしかったのだが、 ヨーロッパ組は誰も美味しいと言わず一口飲んで止めたのが印象的であった。 「このスープは甘すぎる」とアンドリューが言ったのが可笑しかった。 糞のように甘いイギリス菓子を喰って育った奴に言われたかねーやな。
その後私は疲れてたのでおやすみ。やつらはまたソウル中心街へ。やっぱ子供のときから肉食って育った奴はスタミナが違う・・・
そうそう、今日ソンチャンの教授からメールが来て、僕も入って良いとの御達しが。 ウレシイ。今日はとても物理をがんばっている。うまく結果が出たので主に論文漁り。
ちゅーか、もう前のは放っといて新しく二人で書かない?とそそのかしていたのだが(これ自体は二人で議論して結果を出しているのでいたってフェア)、 僕のsuggestしたやり方はもう既に他の奴がソンチャンの前の論文をreferしつつやっていた事をさっき発見してしまった(間違った結果をそのままreferするアホな連中だったので結果は間違ってるが)。 これでは私のcontributionが少なすぎる。というわけで今鋭意考え中。
あと、ソウル大からセミナーの御誘いがあり、快諾。
まそんなとこです。充実してます。
「間違った結果をそのままreferするアホな連中だったので結果は間違ってるが」と昨日書いたが、夜シャワーを浴びた後、気になってMyers & Perryを読み直して計算してみたら、 なんとソンチャンの方が間違ってることが判明。「他の奴がソンチャンの前の論文をreferしつつやっていた事」はfactor 2の間違いを除いて本質的には正しい。 これでは論文にならない。
ちゅーことで、私はソンチャンの元の論文のrevisionからは離脱。
今日議論してもっと考えを押し進められることがわかったのでそっちのほうで二人で書く事にした。
カンさんとやってたのは、それはそれでもういっこ書こう。
あと色々ネタがあるがおくさんと電話したいのでもう帰る。また後日書くかも。 ちゅーことでアニョンィゲセヨ!
あいかわらず充実してて忙しい。3週間とか滞在期限が限られてて〆切がある方が僕には向いてるみたいだな。 さすらいの物理屋としてshort stayを続けることができればけっこう良いかも。
ちゅーわけで忙しいので今日は間違いの訂正のみ。
“宮殿は皇居とか御所と比べると正直ショボかった”は訂正。この時行ったキョンボックンはイマイチだったが今週遠足で行ったsecret gardenは最高であった。
“ステファンがその説明書きをみて、ヨーロッパの史跡に行くと「これこれはドイツに破壊された。なになにはドイツに破壊された」という説明書きばっかりでembarrassingであるとゆってた”とかいたがこれも間違い(アンドリューと喋ってたのを横から断片的に聞いただけだったので)。 正しくは「もしヨーロッパでこれこれはドイツに破壊されたなになにはドイツに破壊されたという説明書きだったらembarrassingだろう。こういう書き方は良くない」でした。 まぁ私は韓国の人がそう書きたくなる気持ちも分からんでもないのでいいんだけど。 (ヨーロッパは相互に破壊しあってるけど韓国は日本に一方的にやられてるわけで・・・)
“韓国ではサッカー→バスケ”は違っててやはりバスケよりは野球の方が人気あるらしい。たまたま韓国バスケのシーズンの最後のほうだから盛り上がってる、と。 (でも日本では地上波でNBAとか毎日やってたりはしないから、日本よりは随分盛んだと思う。)
バスのベルは、市バスは鳴らしてた。
今週のKIAS研究会は、アントニオ・マジエロ氏が印象的であった。偉いやっちゃ。
小さい研究会なので一緒に飯食ったり遠足行ったりできて嬉しかった。
SUSY2000の時も、とても面白いトークだと印象に残ってた。 あのときは巨大なホールで遠くから見てたからわかんなかったが今回以下のような印象を持った。 口調とか声音とかプレゼンテーションはコミカルだけど、非常に聡明な顔立ちをしている。目が澄んでいる。
刺激を受けた。