ひみつの印日記


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2003年04月02日(水)

疲れがとれない。なにもしたくないきもち


といいつつ今日もジャーナルクラブ。最後アンジェとセバスチャンの二人の議論になってしまったのはもうちょっと早く止めねばならなかったかな。まいいや。これも経験。


今日は早く帰ってやすもう。と今週は毎日いっているな・・・


2003年04月06日(日)

昨日と今日連日ぐったり12時間睡眠とかして わりと元気になった。 (←寝れなくなったら老化の始まり。脳がリフレッシュされなくなるので無理にでもたくさん寝るように心がけている。)


クリス君が僕らの式を使ったスカラーの場合の数値計算の結果を送ってくる。マズー(半角)

まぁ彼の場合チカラワザで解いていてそれではベクトルの場合には解けない。 その場合のうまいやり方を我々は知ってて彼は知らないので急げばまにあう。はず・・・


いよいよ今晩つまがくる!!ウレシイ

身重なので僕の母が同行。母は一週間ほどして帰る。んで6月頭の出産〜一二ヶ月つま母が来てくれる。

ロバートからかったテレビもちゃんと映り、カーテンも「ねじりっこ」を使ってなんとか吊ることができて(今まで寝室は外から丸見えであった^^;)、着々と準備は整いつつある。

今日中に片付け終えて、さらに水曜のジャーナルクラブで話す論文の選定をせねば・・・。 KEKではかなりきっちり準備することを要求されてる雰囲気であったが、このジャーナルクラブはアタナシオス君の方針によって「あまりきっちり準備しないでもいいようにして負担を減らす(立ち消えしないようにする)+リラックスして気軽に疑問を出せる雰囲気にする」というものなので、なんとかなるであろう。いいのが見つからなかったら細谷さんのでも話すかな。

昨日の夜はなんかばたばたしてたら9時頃ラオラから電話かかってきて「今日のパーティー」「あー!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」。8時半集合であった・・・

ラオラ+アンディ、リタ+クリストフのカップルと(ラオラとリタが一緒にすんでてそこでパーティ)ミヒャエル、セバスチャン、僕。 クスクス+トマト・赤パプリカのソース+ミートボールをラオラが3時間ぐらいかけて作ってくれたのをいただく。すこぶる美味。ケーキはリタ+クリストフが作ってくれたもので、見た目ティラミス風だが味はイングレーゼ(甘いだけでイマイチ)。


2003年04月10日(木)

怒涛の一週間だったがなんとか一息ついた。 昨日ジャーナルクラブで話した。疲れた。マニュエルから量子力学の演習の問題を作るべしというのを二日前に言われたのも重なってたんだがそれも今日終えた。ふう・・・


つまは母と一緒に色々買い物をしてきてくれて大助かり。感謝感謝。 明日みんなを呼んでパーティ。13人も来るが大丈夫でしょうか・・・(^^;


昨日の産経の社説

 ブッシュ米大統領とブレア英首相は、イラク戦後復興のあり方などを中心に会談し、イラク国民本位と国連重視などの基本方針で合意した。世界の目は早くもイラク戦後に移ってきたが、イラク戦争と国際問題を見るうえでの重要な動きが、イラク攻撃に強く反対してきた独仏で起きている。

 ドイツの公共放送ZDFによると、シュレーダー首相は四日、同テレビのインタビューに答え、「米英軍の早期の勝利を望む」と述べた。昨秋のドイツ総選挙以来、一貫して示してきたイラク攻撃反対路線を大きく転換したものであった。

 一方、フランスはすでに指摘したようにドビルパン外相が一日、「(イラク戦争では)フランスはわれわれの同盟国、米英の側にある」と述べ、ドイツに先立ち米英支持を打ち出した。

 両国のこうした「豹変(ひょうへん)」は、イラク戦後の復興事業で孤立したり、取り残されることのないようにという計算ともみられるが、まずは老獪(ろうかい)な「古い欧州」(仏独を指してラムズフェルド国防長官が述べた批判の言葉)の面目躍如といったところだ。実際、ドイツはイラク開戦後、クウェートに生物・化学兵器対応部隊を派遣してもいた。

 仏独露中などの戦前のイラク攻撃反対が、決して平和や正義の論理に基づいたものではなく、いかに自国や自党派の政治経済的利益を確保するかという政治的思惑が中心だったことを示すものでもある。

 ドイツでは、シュレーダー首相の与党、社会民主党(SPD)の人気が落ち、二月の二州の州議会選挙でSPDが大敗し、米英支持を打ち出していた最大野党のキリスト教民主同盟(CDU)が両州議会で第一党になるという国内事情もあった。

 日本国内では反米的立場に立つ陣営からイラク戦開始前、「日本政府は仏独に学べ」といった意見が声高に叫ばれた。もし、日本政府がそれに従って仏独と同じ道を歩んでいたらどうなっていたか。米欧同盟ほどには成熟していない日米同盟は、修復不能なまでに傷ついていたことだろう。それにより、日本の安全保障上のリスクや負担は、計り知れないものになるところだった。イラク復興事業でも賢明かつ巧妙な取り組みが求められる。

はぁ?ってかんじ。激しい違和感。

マーティンがちょっと前にアメリカ(フェルミラボ)に何週間か行ってたんだが、 「アメリカのメディアが、欧州の反戦を、国益のための功利的なものであるとしか見ないのは非常に不愉快だった」と言ってたのを思い出した。

まぁ基本的に日本はアメリカの属国なので国際ニュースは全ていったんアメリカメディアのフィルターを通ったものしか入ってこないちゅーことなんすかね。 とりわけ産経みたいな夕刊フジとかで儲けてる程度の会社は。

一般市民の反戦はぜんぜんそういったもんではないぞ。 (そしてそれを選挙公約したドイツの首相が公約を守るのを「いかに自党派の政治的利益を確保するかという政治的思惑が中心」と呼ぶとすると、いったい民主主義って・・・)

大陸欧州は英米みたいに他所に軍隊出すばっかりで直接国土が侵略されたことのない国とは違って、 「戦争」ちゅーのがどういうものか骨身に染みて知っておるのだよ。

正統性、リクツをものすごく重んじて、「いまこの目の前の問題が片づけばそれでいいじゃん」という英米式プラグマティズムの考え方はとらない。 「**兵器を開発しているから」「抑圧された**国民を解放するため」なんていうのは典型的な侵略者の論理だぞよ。今回たまたまそれでうまく行っても、それを支持することは将来の侵略者に「あのときみんな支持したじゃないか」という口実を与えることになるという認識を、歴史を通じて共有しているのだ。 だからこそ、戦争をはじめる際には多くの国の合意を得ることを非常に重視する。

飛行機で拾ったタイムにのってたアメリカ外からの投稿で 「世界は次のような国に対して何ができるだろう?: 大量破壊兵器を開発し、場合によってはそれを使用することを明言し、過去にそれを使用したことがあり、自国益のために他国で軍事力を行使してきた国。明らかに戦争がその答ではあるまい。 もっと他の方法があるはずだ、アメリカに対して!」 というのがあって笑ったのを思い出した。

ニュースソースがないので信憑性は良く分からんがJMMの山崎元氏の

 ブッシュ大統領は、最近になって、戦費及び将来のイラクの復興にイラクの石油の
売却代金を充てるので財政に与える圧迫は大きくないといったことを言い始めました。
また、米国企業には復興需要が期待されていますが、復興費用もイラクの油田の石油
売却代金と日本などの資金拠出で多くが賄われる算段のようです。当初は、「イラク
の石油はイラク国民のもの」「イラク国民の解放が目的であり、石油を目当てに戦争
をするわけではない」と言っていましたが、トーンが変わってきました。

 他国に攻め込んで、略奪品で戦費を賄い、相手の領土から利益を得るということで
すから、率直に言って、これは古典的な侵略と略奪の戦争です。
なんていう事態になったら何をかいわんや。

「一旦戦争がはじまっちゃったら、よりマシな方の勝利ですぐ終わることを望む」という現実主義を「豹変」と非難するとしたら、(以前僕がしたように)戦争当事国のイギリス国民をこそ非難するべきだ。勝手に戦争をはじめた当事国でない国が「よりマシな結果」を望むのは道義的にもなんら問題はあるまい。


2003年04月12日(土)

昨日はつまと病院に行ったり、みなさんをパーティよんだりで疲れたが、万事うまくいった。楽しかった。

つまは身重でマイ母がパーティの料理の準備をはじめ一週間大活躍であった。 来るなり部屋(特に台所まわり)に雑然と置かれてた物たちがみるまに機能的に整理されたのは、さすが何十年間かプロの主婦をやっていただけあるな、と感心。

母は、つまが妊娠後期で飛行機で一人でくるのも大変だからと、我々がたのんで一緒にきてもらったのだ。 今日帰国。 嫁と姑は色々気兼ねするものだろうが、つまもははもそのへんの人間関係の技術についてかなりの賢明さを持ってる人なのでわりとうまくいったと思う。 まぁ今回はつまが身重で、役割分担がはっきりしてたというのもあるだろうけど。 母は気楽さのために&「最初から二人で住んでる所に泊まりに行くならいいけど久々の再会のオジャマ虫になるのはいやや」と遠慮して近所のホテルに滞在。木曜の夜から父が水会議の後始末でフランスにいってた帰りにこっちによってて、金曜の夜はパーティの準備だけして父と一緒にどっかいってた。 今日は昼過ぎから二人でホッフブロイハウスに行った後日本にかえるようだ。

パーティは、もやしの胡麻油炒めの酢漬け+ご飯の上に麻婆豆腐+2cmぐらいの厚さの豚肉を生姜醤油につけといたの+ヨーグルトに各種果物とナタデココを入れたものを出した。13人も来たので食器がなくて大変だったが湯飲みや計量スプーンやボウルまで投入してむりやり間に合わせた(^^; 食べる場所は相変わらずテーブルも椅子もないので、絨毯+毛布の上に卓袱台×3を縦に並べて布をかけて蝋燭を置いたらそれなりに素敵になった。 つまも楽しく付き合ってくれて感謝感謝♪

今日は僕二日酔いつま疲れで、朝ゴハン食べて朝寝→昼ゴハン食べて昼寝のあとこれを書いている。


前回なんか非常に言い足りないというかうまく言えてないような気がして後味が悪かったが、父の置いていったウヨ雑誌、諸君の中の中西寛氏の文章をよんで「そうそう、そういうことが言いたかったのだよ」と思った。のでその部分を引用(中西氏の意図する全体の議論の流れとは切り離して「我が意を得たり」の部分だけ引用するので彼の主張については諸君2003年5月号参照):

もしブッシュ政権が一貫してイラクを国際的な脅威として位置づけ、湾岸戦争後の決議違反を理由として軍事行動を正当化する姿勢を示し、他国に理解と支援を求めれば、主要国の支持をとりつける可能性はかなり高かったのではないだろうか。逆に言えば、今回生じた米英と米独露中の対立の焦点は、実はイラクではなく、国際政治の基本的な運営方法をめぐる見解の相違ではなかっただろうか。この点で、フランスのシラク大統領が国連の武力行使決議に反対する理由として「原則」を掲げたことは本心からであったと考えられる。

つまり、ブッシュ大統領や彼を支える「新保守主義者(ネオコン)」として注目されるようになった人々のレトリックこそが問題なのであった。そこにはテロとの戦いの延長、アメリカの先制的自衛といった文脈で、イラクを位置づけ、厳密に証拠や論理をつめようとしない融通無碍な態度が感じられたからである。この点でも原則的に見た時、大量破壊兵器によるテロの脅威が存在することは否定できないし、アメリカがその対象となるリスクが高いことも理解できる。また、今日の相互依存の中で先制的自衛権の正当性が、従来の国際法の基本原理に反するものであるにもかかわらず、検討されねばならないという主張もなし得よう。しかしそれはアメリカ固有の権利であってはならず、国際的に一般化される形で正当化されねばならない。その点、現在のブッシュ政権が国際社会に理を説き、その理解を求めていくという配慮は十分ではなかった。

国連に対する態度にも同じ事が言えるだろう。ブッシュ大統領は国連に対して「その有効性を示す最後の機会」と呼びかけたが、そのレトリック自体がブッシュ政権の感覚を示している。そもそも国連は主権国家の寄せ集めにすぎず、主要国の意見が分かれた時に自ら解決する能力をもたない存在であることは天下公然の事実である。しかしまさにそれゆえにこそ、国連という王様が裸でなく、あたかもそこに権威が存在するかのように畏怖をこめて振る舞うことではじめて、国連は意味をもつ。湾岸戦争の時にアメリカはそのように行動した。これに対してブッシュ現政権は、あたかも自らが国連の生殺与奪の権限をもっているかのようにふるまっている。パウエル国務長官らが国連を中心とする説得工作を続ける横で、大統領やラムズフェルド国防長官は、アメリカが国連の上位に立つがごとき姿勢を示し続けた。そしてアメリカの現在の国力は、国連のお墨付きも、他国の協力もなしでやっていけるという態度にかなりの真実味をもたせるものであった。こうした状況下で仮に国連が結束しても、それはアメリカへの従属を示すものとなる。フランスやロシアがアメリカとの協調に伴う様々な実利を犠牲にし、ひいては安保理が有名無実化する危険を賭してまで、反対を表明し続けた理由はそこにあると思われる。


ちなみに高山正之氏の文章もちょっと下品だが面白かった。

誰かが「オレの判断は正しい。オレについてこい」と言ったとする。言われた人は、ついていくかどうかを判断するとき、その誰かの日頃を考えるものだ。

フセインは悪い、だからやっつける、という米国が正しいかどうかもこれと同じ。その本心が奈辺にあるかも含めて米国の日頃と経歴が正直に語っている。

まず、米国が憎いというテロ、あるいはアルカイダのことを米国がそう呼んだ「不法戦闘員」つまりゲリラについて、米国がどう考えてきたか。

で始まって独立戦争でゲリラ戦をしたことにはじまり、 潜水艦を開発したこと(これで米国を非難するのはトンデモだとおもうが)、 メキシコ領テキサスの乗っ取り、 コロンビアの一州だったパナマを独立させて運河用地を手に入れたこと(介入の口実は「圧政のもと、独立を願う人々に自由の手を差し伸べる」だそうな)、 ハワイの侵略と併合(「邪悪で淫乱な女王から米市民を守る」)、 1898年の米西戦争(メイン号爆発の自作自演(?)、フィリピンの侵略と植民地化)

実は米国はこのときもっと重要な目標があった。太平洋の覇権を握るもう一つの足場スペイン領フィリピンだ。

あるいはこっちが本命かもしれなかったのは、開戦の日、マニラ湾沖には太平洋を越えてやってきた米艦隊がすでに遊弋していた。さらにスペイン抵抗運動のリーダー、アギナルド将軍にも独立の約束を示して協力態勢を取らせていた。

かくて米国ペースで開戦を迎え、スペインはあっけなく降伏し、米国はキューバを保護領に、フィリピンとグアムを領有するにいたる。

ここで米国はアギナルドとの約束を反故にしてフィリピンを米植民地にすると宣言、アギナルド軍の平定戦を始める。装備の劣るアギナルド軍はやがてジャングルに逃げ込んで新しい宗主国に抵抗する。

いわゆるゲリラ戦の形だが、その戦法で独立を勝ち取ったいわばゲリラ戦の始祖、米国はここでゲリラの規定を百八十度変更してしまう。

「彼らはもはや正規軍ではない。だから正規軍の捕虜の扱いはしないし、彼らに食糧や隠れ家を提供する者もすべて不法戦闘員の共犯とみなす」。平定戦の司令官アーサー・マッカーサーの宣言である。

この宣言でゲリラ戦は弱者の戦法から一瞬にして「正義に反する極悪非道の行為」に貶められ、同時に捕虜は殺すも拷問するも勝手自由。それに味方する住民も同列にされた。

腕や足に毎日一発ずつ銃弾を撃ち込み、四日目にやっと処刑するとか、捕虜の尋問には塩水を二十リットル飲ませ、膨れたその腹に飛び降りて「口から水を六フィートも噴出し絶命した」などの上院公聴会の記録が残る。

アギナルドの出身地では「ゲリラに食糧を提供した」という理由で家も家畜も田畑も焼き払われた。それによる餓死者を含めこの平定戦では二十二万人が殺されている。非戦闘員の死者はアギナルド軍の五倍に達した。

正面の敵ではなく、彼らの銃後の家族など非戦闘員を重点目標にする方式はアーサーの息子、ダグラス・マッカーサーが指揮した対日戦争でも採用された。日本兵のいる太平洋の戦場は放ったらかして本土への絨毯爆撃を展開したのがそれだ。

あるいはベトナム戦争での枯葉剤作戦。ソンミ、ミライ村の虐殺もフィリピンで行われた手法をそっくり再現している。

今、ロサンゼルスに米西戦争の記念碑が建つ。そこには「海外の虐げられた人々に自由の手を差し伸べた勇者たち」とある。

ここに米国の明快な思想がある。正義とはすべて米国の国益にかなうことをいう。ハワイもフィリピンも太平洋の覇権という国益にかなう。だから取った。その前にはリリオカラニを誹謗し、アギナルドを裏切ることも許される。国際法は捕虜は殺すな、非戦闘員は殺すな、とあってもお構いなし、理屈はあとからどうにでもつけられる自信がある……。

(以下略)

まぁなんか細かい部分の正確さとか論理の組み立てで色々雑な気もするけどね。

あとあんま関係ないけどマッカーサー父子の話は宇治IN茶筒にもあったな。


諸君ついでに以前とりあげようかと思ってなんとなく取り止めてたのを取り上げる。 2002年12月号巻頭「紳士と淑女」:

カミオカンデは早晩きっとノーベル賞だと思っていたから、その計画[と書いてプロジェクトという読みがなをあてる]の初っ端からのボスである小柴昌俊(76歳)の物理学賞には驚かなかった。取って当然。なるほどね、実験物理はこういうオーガナイザーがいなけりゃ成功しないんだな、と思いつつ彼の苦労話を読んだ。

なんかものすごーく僕の文章読んだ臭いんですけど自意識過剰???(^^;;;;;;;;;; まぁ「取って当然」というのは当時分かってる人に取材したらみんな言ってたんだろうけど。

しかし小柴さんの業績のすごさ、独創性を何一つ分からないマスコミさんがきいた風なクチをきくのは大変不愉快。この辺も参照のこと)


2003年04月14日(月)

明日の量子力学の演習のために作った問題、マニュエルのリクエストでハイゼンベルグの顕微鏡も出したんだが、classical wave opticsで分解能がΔx = λ/ sinθとなることを示すのに難儀w

図書館で光学の教科書を漁った結果厳密に示すのはけっこう面倒なことが判明したので明日はヒューリスティックな説明でお茶を濁す予定(どうせ \gtrsim とかの議論だしな)


自転車掲示板で

政治とか戦争とか人の意見が禿げしく別れる点で、半可通な
知識だけでいろいろ書くと、後で恥かいたりすることも。
「小柴さんの業績について物理ちゃんと知らないどさ回りジャーナリストが
下品な文章を書いててむかついた」って全く同感だけど、
アエラ、諸君、朝日産經新聞とかの大衆メディアをソースに
子供じみた意見を公開しまくってるのモナー。
との御指摘が(^^;;;;;;

えー・・・っとそういうぺーじなんです。 まー諸君!に吐いた唾が自分に帰ってきてはいますな。

ただし、僕は強く反教養主義の立場なので、ニュースソースは別に問わない。 (んなこといったら十代女子向けのエロ本をソースに書いたことだってあるわけで^^;;; 読む人それぞれが「ソースのもっともらしさ」を割り引けばすむだけのこと。)

なにか「正しいこと」があって、我々はそれをお勉強しさえすればよいのだ、という受験秀才的立場はとらないのだ。 (大体今行われてる戦争についてバイアスのかかってない情報など存在しない。 そういう不確実で意見が激しく分かれている「今」の事について書くから面白いんじゃん。 もっといえば過去の戦争についてだって、私たちが未来から見て「確実に正しいこと」などありえない。)

それについて僕がどう思ったかが問題であって、別に子供っぽくても「僕が思ったこと」を書くページなのですよ。 それが間違ってたり不見識だったりしてもそれは本当に「その時思ったこと」なので別にかまわんわけ。

大体、なんらかの価値判断をするときに、正しいロジックに基づいていてもそのロジックの根っこ、数学で言えば公理に当たる部分が『間違って』たら結論も『間違い』になる。で、その根っこの部分をどうえらぶのか(=なにを『根本的に正しい事』と思うところからはじめるのか)はロジックによっては選べない(ゲーデルの不完全性定理を持ち出すまでもなく)。 各人の人生観すべてでえらぶしかない。

と思うのですよ。

ちなみに

とりあえずFrankfuter Algemeine等をちゃんと読んで、
ヨーロッパのクヲリティーペーパーの威力を知ってからにしたほうが、、、
そこの論調の紹介でもしてくれた方が、みんなも楽しめるのでぜひ。
の要望については、Frankfurter Allgemeine Zeitungwebで読めるので、興味のある人は自分で読んでくださいな。(僕はドイツ語読めん)

まーせっかく紹介してもらったから僕もそのうち自動翻訳で無理矢理英語にして読んでみますけどねん♪



ようやく全部解けた。なんか自分の出した問題を解くのにえらい時間かかってしまった。 次回からは横着して答のついた問題集からだそう・・・


念のため補足しとくと、「欧州の反戦」に、政府レベルでも国益の考慮がまったくないと主張しているわけではない。それ(=狭い意味でのイラクの石油利権等の国益)は第一義ではない、と言っている。ましてや市民レベルではちゃいまっせ、と。(僕のいる学校でもけっこう回りの奴は反戦デモに参加していた。)

ところで2chのどっか(失念)でおすすめされてた竹田青嗣の意見。 面白かった。が、彼の言う「戦争を抑止する原理の第二」がブッシュ政権によって(あるいは過去の合衆国の行動そのものによって)公然と無視されている以上、「第一の原理」だけから今回の戦争に賛成することは意味を持たない。


2003年04月16日(水)

ひきつづき自転車掲示板。せっかく書いてくれたんだし(ありがとうございます_O_)、流れて消えちゃうのももったいないのでこっちにも転載。

いえいえ、あなたの「ヨーロッパ的反戦」に文句いっているんではないですよ。 もちろん産経の論調なんていつもながら全く的外れですよ。 反教養主義はもちろん結構ですが、何ごとにもアマとプロがありますから。

まだドイツ語がそこまでいかないみたいなので、代わりに一つ紹介します。 Prof. Dr. Stefan Floelich (Erlangen)のHegemonische Internationalismusちゅう論説です。アメリカの政治、経済、軍事、科学等があまりにも他を圧するように なって、これ以上「対等な国家の連合体」という国際社会の約束ごとではやって いけなくなったのが明白だというのです。世界の距離がこんなチジマッチャッタ ので、富と権力への反感も一国内におさまらず、アメリカを中心とした西側 の安全からみたら、反西側国家と国内の反体制組織、犯罪組織を区別できない ということになるわけね。で、結局アメリカは必然的に一種の世界帝国を経営 するはめに、アメリカ人自身の気質や望みと関係なく、ならざるを得ない、と。 結局アメリカ自身はもとより、ヨーロッパや極東の先進国の共通利益をまもるには 当の同盟国の反対を押し切っても危険を目のうちに摘んでいくしかない ーー>アメリカの意志を軍事力を背景に押し付けるしかない。 これはローマの歴史とパラレルだ、これに従来の国家主権論や国際関係論 から文句を言っても実際上何の意義もない、新しい現実に新しい 思考のパラダイムで欧州としても適応しないと、という「新帝国論」でした。

この新聞は基本的には穏健親米保守ですが、例えばフランスのルモンドにも ニュアンスが違うだけで結局同様な分析の記事が載ってるね。

フランスの論調は(期待どおり)もちょっと差し出がましくて 「素朴なアメリカ人に帝国の運営法をちゃんと教えてやらなきゃね」 みたいな書き方が左右問わずです。具体的には「イラクで2年で選挙 なんかほんとにやったらイスラム原理主義が出るに決まってるだろ。 レバノンでフランス人が残してった宗派ごと権力分担とかをちゃんと 勉強して参考に汁!」とかいってます。

うーんとまず僕のドイツ語は「まだ」とかいうレベルではなくて、というのはおいといて (なんか仕事も遊びも全部英語ですむのでドイツ語学習にまるで気合いが入らない。おそらく永遠に論説を読めるレベルには行かんな)

これは僕のいうところの「根っこ(公理)が『間違ってる』論」の典型だと思うです。 『間違ってる』は前回説明したカッコ付きの意味でね。 ある範囲に「自分たち」を区切って、その利益のために外側の人を殺すことを肯定するところからの糞リアリズムの立論は僕にはツマンナイな。 根源的には(←採用している公理において)諸君によくあるようなヨタ記事と同レベルじゃん。 その辺に自覚的でそれを克服しようとこころみる分、前回リンクした竹田青嗣の論の方がはるかに知的にスリリングな気がしません?

・・・とまー貶してばっかもナンなので週末にドイツの新聞を機械翻訳で読んでみますわん♪ (ざっとFrankfurter Allgemeineを眺めた感じでは今回の戦争に反対の論が多そうだったけどどーなんでっしゃろ。) ともかく書き込みありがとさんです_O_


昨日の帰りのバス+電車でアンディとマーティンと一緒になったのでドイツ新聞事情なんぞを聞いてみた。

日本よりはるかに街売りが多い(そこかしこに無人新聞購入コーナーがある)ので、宅配は少ないのかと思ったらみんな宅配の新聞も取ってるらしい。

「一番ポピュラーな新聞はなんだべ?」と聞いたらニヤリと笑って「それはタブロイドを入れての事かい?」と仰る。 タブロイドを除くと、この辺では南ドイツ新聞というのがポピュラーらしい。ドイツでも一番発行部数が多いらしい。わりとくだけた読んでておもしろい感じの新聞でやや左寄りとか。

「フランクフルトなんちゃらってのはどうなんだ?」と聞いたら二つあるそうな。 Frankfurter Allgemeineってのはやや右寄りで、記事のレベルは高いと。 ただ、なんか凝った文章を使う傾向があって、理系君からすると「で結局何がいいたいねん?」と思ってしまうらしい。

もう一個のフランクフルトなんちゃら(失念)ってのは極端に左寄りだそうで、選挙の時はかならずSPD支持、論調も一貫してて読む前から何を書いてあるか分かるのでツマランとニヤニヤしながら仰っていた。 まー日本で言えば朝日新聞みたいなもんでせうか

他にもいくつかあげてくれたが忘れた。タブロイドも大変影響力があるらしい。 東スポ同様一面の巨大な見出しが命で、けっこう笑えるらしい。 (「アメリカの糞野郎がまた戦争をはじめやがった」とか事実と意見がごっちゃになったそういう見出しw ←という言い方をするということは、それを分けるのがいかに大事かというのがみんなに徹底しているのだろうな) 「一からドイツ語を勉強したいならタブロイドがいいんじゃないか」と言われますたが・・・(^^;;

関係ないがアンディが電車の中で指差して「あのオッサンが読んでるのが南ドイツ新聞」「あっちの兄ちゃんが読んでるのがタブロイド(名前失念)」とかやったのにはびびった。 時々ドイツ人というのは日本人では考えられんような傍若無人な振る舞いをする。

そのタブロイドは右なのか左なのかと聞いたら「しょっちゅう変わる」と言ったのが面白かった。 基本的には右だが、選挙によってはSPDを支持したりもするらしい。

ちなみにドイツの新聞は選挙の時は必ず支持政党を明白にするそうな。 「中立」などという絶対ありえない欺瞞的態度を取らない点で日本の新聞よりはるかにレベルが高いと言えよう。 で話を聞いた感じ左右の定義は、SPD(社民党)を良く支持するのが左、CDU(キリスト教民主同盟)を良く支持するのが右、という実にミも蓋もないあれのようですな。



今日のジャーナルクラブはサキス君(=アタナシオス君)のホメオティックフェルミオンの紹介。 かなりぶっとんでて面白かった。 作用がマニフェストにローレンツ不変じゃなくてしかもnon-localなのに、 ローレンツ不変性が示せ(ると主張してい)てしかも相互作用入れてもS行列がユニタリになるのはスバラシイ。 但し我々の普通の場の量子論で書かれるセクターとカップルさせたら、その項がCPT破ってる(らしい)のでS行列のユニタリ性も破れる悪寒(((( ;゚Д゚))) (←論文読まずに話だけ聞いていうのもナンだが)

アンジェ(=ビューラスせんせい)が「このアクセプトの早さからいってジョージアイが直接アクセプトしたに違いない。・・・なんでだろ?」と言ってたのにワラタ

いずれにせよなかなか面白い。 この理論でいろいろコンシステンシーをチェックするのは、ちょうど今場の量子論を勉強している学生がいたらいい演習問題になるかも。


2003年04月18日(金)

今日はイースターで学校いけないので早くも週末モード。うしろではおくさまがお昼寝中。なので

なんかもうお互い飽きてるぽの 読者置き去り暴走企画自転車シリーズ第三弾いっちゃうぞゴルァ(半角)

「ストリングが正しい道だ」(あるいは「まちがってる」)って主張でも 実際やってる専門家がいうのと、勉強中の院生がいうのと、ジャーナリスト がいうのとではそれぞれ違うわけよね。だから一般読者はその違いが解ら ないかというと、解らない人が大部分だろうけど、シロウトでも「通」だと 何となく解るわけね。この違いの方が、結局は「ストリングが正しい」 「間違ってる」というさしあたっての主張の違いより大事なわけじゃない? くだんの「新帝国論」はほかにもいくつかバリアントあるけど、島国根性の 了見の狭さとは全然違いますよ。立場は全然違うけど、アメリカの リベラル派でイラク戦に賛成してシリアもたたきたい(けど今すぐ侵攻は やめよう)といってるThomas FriedmanのNewYork Timessのコラム なんかも見てみたらどうでしよう。こうなるとリベラル派つっても結局 ヲルフォヴィッツとほとんど同じ。

「ネオコン」つってもヲルフォの理想主義的なネオコンと、 ラムズフェルトの「ジンギス・コン」やチェイニーの「ネオ・ゼネコン」 (ハリバートン)とは大分ちがうわけね。

「公理系」の部分で舌足らずだと思うんで補足です。 気付いてないのかもしれないけど、「社会学」というのも Wilfredo Pareto以来は経済学を追って物理みたいになろうと してるんです。まだ定量化は幼稚だけど。でも「モデル」を つくって「価値判断を停止してその力学を考える」ってこと はやるんです。その場合第零近似のクルードなモデルでは 各集団が物質的利害だけで動くと仮定するわけです。 そもそもマキャベリがこういう考え方の元祖なわけね。 で、政治家はそういう分析をふまえて自分の理想を 実現するには、ここの変数を2倍にすると、あちらが エクスポネンシャルに減って・・・って風に考えるわけ。 こウいう論議の「客観的な判断」と「意図や希望」を悪い頭 and/or 下劣な品性でごっちゃに処理すると、陰謀理論や原理主義 になる、と。

やらしい「教養」になっちゃたんで、もうやめます。

話をまとめるのが面倒なので思った順番に箇条書き:



書いてるうちにおくさんは目を覚まして村上春樹を読んでいる。 彼女は「村上春樹ってなんで時々とんでもなく恥ずかしいことを書くんだろう」と言った。

・・・。「最近の車のコンピューター式のパネルって、慣れない方には扱いづらいですから」

 私は肯いた。慣れないのは私だけではないのだ。「185の平方根の答えはどこのボタンを押せば分かるんだろう?」と私は訊いてみた。

「それは次の、ニュー・モデルが出るまでは無理みたいですね」と彼女は笑いながら言った。

なぜ彼女は「 (゚Д゚)ハァ? 」と答えないんだろう、とおくさんは言った。


おくさん、僕の書いてるのを読んでの感想は「今日一日ヒマだったんだねえ」ですた(泣

いいんだい一日物理をやらない日があっても。(いや別に一日書いてたわけではないんだが・・・)


2003年04月21日(月)

今日もイースター後の月曜日でおやすみ。金土と休んだので昨日と今日はのんびりとぶちゅり♪


先週木曜はおくさんのビザとりに行ったら「婚姻証明とおくさんの健康保険証がいる」とすげなく送り返される。 朝早く起きて午前中全部つぶれたのに〜(TT)。午後は病院。

一週間で1.5kg→1.7kgとぐんぐん成長していた。

超音波検診で「子宮の中(?)にカルシウムが溜まってませんね。よい」といわれたのが面白かった。 日本ではカルシウム不足が、こっちでは過多が問題になるのだな。

それとは逆に、「ドイツの食生活ではヨウ素(ヨードってヨウ素だよね?)が不足するのでドイツの妊婦はヨード剤を飲んでいる」というのも面白かった。 家に帰って、おくさんが昔職場でもらってきたなかなかすぐれものの料理本「美味しく健康をつくる本」(日本私立学校振興・共済事業団)を見てみたらそもそも「ヨウ素」の欄がない(^^;。 webでちょっと見たら、海藻にいっぱい入ってるので普通の日本の食生活を送ってれば味噌汁のダシとかで十分摂取しているようですな。 我が家でも味噌汁、ふえるわかめちゃん(アジア食材店で売ってる)で十分だろう、と結論。


前回のは くどいかとも思ったが、 くどさ緩和の清涼剤(?)にと思って入れといたネタがとりあえずえさこ♪にはうけたようなのでよかったわん(がっちゅー)

おかげでなんか何年ぶりかのなつかしい人がボタン押してくれたりして嬉しい。

フランクフルターアルゲマイネは読んでみたんだがもう戦争特集終わっちゃってるみたいだった(´・ω・`)。 目星をつけておいた記事が読めなくなってた。 まーせっかくだからそのうち面白い記事を見つけたらリンクしますわん。


2003年04月25日(金)

相変わらず午前中はなんやかやと非物理的な用事で消えている。 今まで先延ばしにしてたワタシが悪い、ちゅーものがほとんどだが。 ←いやドイツといえども欧州でして、家の内装とか信じらんないぐらいいい加減。 たとえば、電気コンロの上の換気扇は単にフードから真上(室内)に排気が抜けるだけでダクトなし、その上の壁についてる換気扇も回さないと意味がない(大阪の家で換気扇修理してもらった時に職人さんが「この家は台所と風呂場のダクトが共通だがこれは違法なんだよねー」といってたが、それどころの話ではない^^;)。 つーかそもそもフードが壊れてて落ちてきた(包丁使ってるときじゃなくてよかった)。 まーこれについてはもうフードとっぱらって壁の換気扇だけで対応することにしたからいいんだけど。 それより水道の水が漏ったり、暖房がメモリをゼロにしても暖かかったりして困ってた。

家主のミヒャエルたんのケータイがまるでつながらなくてちっとも進展しなかったんだが、こないだメール送ったら不在メールが帰ってきてそこに職場の番号が書いてあったので電話して話をつけて今日やっと修理の人がきてくれた。 火曜日にもう一度修理の人が部品もってきてなおしてくれる事になった。 (修理費は当然ミヒャエル持ち。)

まーそれを補ってあまりあるぐらいいい家なんだけどね。 (立地といい窓からの美しい情景といい広さといい建物の綺麗さといい、つくばにはそもそも存在しないし東京なら月20万円はするんちゃうかというレベル。)

あと愛用のiBookちゃんが壊れたのが痛すぎる。 どうもハード的にディスプレイと本体をつなぐ線がどうかなっちゃってるぽい。 しかも、半年前に買ったものなのでまだ保証期間内なんだが保証書紛失(TT)。 店調べて、行ってみたら閉まってたり、とかいうとこからはじめて ケースIDというのが分かればなんとかなる、というとこまでこぎつけた。 ので買った時に貰った、良く分からんいろんな番号が書いてあるアップルからのメールを持ってって話する予定。

あと残ってるのはおくさまのドイツ語学校決めて登録して、領事館に在留届を出して、ビザとって、 僕の免許取りに行くぐらいかな。


量子力学の演習みるの面白すぎる。 「どうすれば理解を助ける問題になるか」とか色々考えながら問題作ってると飽きない。 前も書いたかもしれんが、元々シムシティーとか、ちょっと摂動を加えて時間発展を見る、というようなゲームは大好きだからな。(信長の野望とか大戦略とか将棋ソフトとかも、時々介入しながらコンピュータ同士でやらせるのが好きだった←これも前書いたような気がするが。)

一回目終わった後は学生さんはイマイチ不満そうだったが、二回目終わった後は手をネコパンチの形(?)に握ってテーブルをコンコンするドイツ式拍手をしてくれた。

準備するのは楽しくて趣味みたいなもんだがあまり時間をとりすぎないように気をつけないといけないな。 と思ってたが、教える準備して研究して、ってけっこういいリズムかも。


嗚呼このリクツをもっと早く知ってればなぁ・・・

これってたぶん脳の配線でも一緒だよね。要は「ちゃんと休め」「でも休み過ぎるな」ということですな。

ここの 『ただがむしゃらに「トレーニングをすればするだけ強くなる」一生懸命やれば目的はかなう』 『コーチにゆっくり走れと言われても、なるべく速く走ろうとしたり、わざと周囲の選手より遅れてスタートし、ゴールまでに追いつくなどということを自分に課し、それでトレーニング、効果が上がるものと勘違いしていた』 って私の日本での暮らしになんか似ている。 日本の物理業界でも長時間研究室にいればいるほどよい、という感じはあると思うけどどうかな。少なくとも僕はそうだった。


企画倒れで終わっていた「古典を読む」シリーズを再開。 以前どっさりコピーしておいた古論文を行き帰りの電車でゆったりとした気持ちで読む。よい。 内容もさすがに読んでて面白いしな。 今は無作為に手に取ったら出てきた't Hooft and Veltmann。 (以前どういう基準で古論文を選んだか忘れたがたぶんこんな感じのリストからちょいちょいと選んだんだと思う。←しかしこのリスト、topciteにパーティクルデータブックも入れてるのは禿しくなんか違うような気がするが・・・)


おっと一番最初に書こうと思ってたことを忘れていた。

昨日ビアホールデビューしますた。

うちの近所のヴィーナープラッツ。いやー素晴らしい。 マロニエ(栗)の木がいっぱいあって(←これが伝統的なスタイルなんだそうな)頭上にはり巡らした線に電球がついてとてもいい雰囲気。 学校のやつに適当に声かけておくさんも一緒にいった。 けっこうはまりそう。


そういえばつまがこっち来てから2chにまるで興味がなくなった。 根拠はないが「2chってのは寂しい人のメディアなのかもしれないな」とふと思った。 (思えば10年もつきあって一緒に住むのははじめてなのであった。) いやべつにひとりでいても寂しいと思ったことはないんだけどね。


2003年04月26日(土)

今日はおくさまと買い物。途中マリエンプラッツからカールスプラッツへの店の前の路上にいっぱい出てる椅子で白ビール ドゥンケル(ダーク)という矛盾したビールを飲む。←白ビールというのは酵母のにおいがぷんぷんする馬糞臭いビール(美味)で、すらっとした美しいグラスで出てくる。ドゥンケルってのはそれの色と風味がやや黒ビールっぽいやつ(白じゃない普通のドゥンケルもある)。あとソーセージと酢キャベツ(美味)。

(追記:ヴァイスはこのばあい「白」ではなくて「小麦」の方である、との御指摘あり。 #だって本当に白っぽいんだもん・・・。 以下「白ビール」→「小麦ビール」と脳内変換して下さい。)

(追記の追記:やっぱ白ビールであってた

前も書いたかも知らんが来る前は「ドイツ人なんて毎日イモと酢キャベツ食ってるような連中でしょ?」とドイツ料理にはなんの期待もしてなかったが(←そもそもサイバラの鳥頭紀行が悪い)、 来てみたらイモも酢キャベツも非常に美味で飽きない。 まーどこの国でもだいたい地元の人が食ってるもんが一番風土にあってて美味しいわけだがここでもそうだな。 パンとかももうサクサクで日本のふにゃふにゃしたのとは別物ですわ。 あと肉屋が大充実。ハムとかもその場でスライスしてくれるのだ。

話は戻るが、日本もこういう風に至る所でレストランやカフェが歩道にオープンエアーのテーブルいっぱい出してたら素敵なのに。 大道芸が廃れたのと同様、道路交通法が癌なのかな。

あとドイツはこういう店の椅子以外にもいたるところベンチがあって座って休んだりひなたぼっこしたりできるのが良い。 ちなみに「日本人はあまりに勤勉さを重んじるため、昼間に誰かがベンチで休んでるのを見るのに耐えられないのである。こんなにもベンチが少ないのはそう考えないと説明がつかない」とはシュテファンの説。 さすがにそれはないよなあ・・・(^^;

しかしほんと美しくていい街ですわ。人々も陽気で愛想がいい。のんびりとしてて歩く早さも日本よりあきらかにゆったり。


2ch飽きたと言った舌の根も乾かぬうちに言うのもなんだが、CocoMonarをインストールしてみた。 けっこう快適かも。

しばらくぶりに軍板なんぞをのぞいてみた。 相変わらずこのネタスレはいいかんじだ。(このスレは実はけっこういろんなニュースを拾ってきてて面白く、戦争中はよく読んでた。こことはまた別の魅力。)


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