Urban empty



高層ビルに必ずある、あの赤いランプ。

夜間飛行機が飛ぶ時に、ビルに直撃しないようにという理由でつけられている、あの赤いランプ。

景観を損なうとか何とかでそのうち規制が緩んで無くなるかもしれないらしい(by国土交通省)、あの赤いランプ。



私は好きです。



真っ黒な空に、ボォっと点滅する、あの赤いランプ。

好きなんです。

別に深い思い入れとかがあるわけではなく、

バイト帰りとか遊んだ帰りとかにバスや電車の中から見かけるだけだけど。

あれ見ると、なんか安心します。

真っ暗な中にあの赤い光が浮かぶと、あそこには誰かいそうな、そんな気がするのです。

真っ暗闇に支配されそうになっても、あの赤い光があると、「ああ、ここには人がいるんだなぁ」と思うのです。

勿論人口の産物なわけだから、人の手を加えて出来上がったものなわけだから、所詮は気休めかもしれないけれど。

無機質な中にも、どこか温度がある感じがするのです。