11/29 後編
台湾について5軒目は『永康牛肉麺館』。牛肉、牛筋がごろごろ入っている麺を食べた。牛骨だしがいい感じ。麺もいい感じ。牛肉もぜいたくに入ってたけど、牛肉はあぶら身が多く食べる気がしなかった。牛筋はゼラチン質の歯ごたえがあるようでない食感が気持ち悪かった。見た目美味しそうだった、微妙な味だった。確かに1口、2口は美味しかった。でも、3分で飽きた。麺はおいしい。スープ、具はいらん。でも、完食。台湾には負けられん。この店のトイレは裏口から外に出たところにある。『食い逃げできるで』とJPがしきりに主張していた。
士林夜市に行った。いくら『士林』夜市って言ったって、士林という駅で降りちゃダメだよ。その前の剣潭って駅で降りるべし。えっ、ええ、もちろん士林で降りました。
士林夜市はとってもにぎやかで人がたくさんいました。どんなににぎやかだったか知りたい人は、行って下さい。
『ねえ、あのお兄さんに聞いてみようよ』
という日本語が背後から聞こえてきた。大いにおばちゃんの香りがする。イヤな予感を振り払うべく、振り向いた。そこには日本人のおばちゃんが3人いた、チャイナ服を着た。深いスリットの入ったチャイナドレスじゃなかったところがまだ救いだった。典型的な観光客の格好をしている。
『ねえ、ねえ、お兄さん達、屋台と洋服屋さんが集まっている所を知らない?』
士林夜市の中心的な屋台街は改装のため移転していた。ぼくらも移転先を探していた。
「なんか、改装のために丸ごと移動したそうなんですよ。僕らも今探している所なんですよ。せっかくですし、一緒に探しませんか?」
なんて、言ってない。言うわけがない。言う必要はない。
「なんか、移転したそうですよ。移転する前はあそこにあったらしいですよ」
と、すでにさら地になった跡地を教えてあげた。
おばちゃんと別れて2分後。目の前に移転した仮の屋台街が目の前に現れた。おばちゃんは僕たちと反対方向へ行ってしまった。まあ、しょうがない。
いや、ホントだって。どこにあるかホントに知らなかったんだって。
士林夜市でかき氷を食べた。ノーメークで素朴な感じの女の子が忙しそうに働いていた。「これとこれ」って感じでゼスチャーで注文した。店員さんはパタパタ動き回って一生懸命働いていた。店の奥に入ったり、出てきて果物を切ったり、氷を削ったり。店員さんがパタパタ近づいてきて、
『マンゴない、マンゴない』
片言の日本語でも、十分僕の心には伝わってくる。「OK、OK」いいよ。あるもので。
またパタパタやってきて、
『バナナ、ない。バナナ、ない』
「OK、OK」いいよ、あるもので。店員さんが作ってくれる物ならなんでもいいよ。ブーツカットのジーンズがよく似合うスラッと伸びた長い足。それにハイネックのセーター。ノーメークだが表情に純粋な心が現れている。ふと気づくとその子の一挙一動を目で追っている自分がいた。その子の働く姿が僕の心の空白の部分を満たしてくれた。その子の姿が気になってしょうがない。存在が気になり始めたら恋の始まり。恋?もしやこれが恋?長いこと忘れていた恋なのか?間違いない恋だ。恋なんだ。台北万歳。士林万歳。台湾に来てよかった。
台湾について6軒目は『欣葉』。屋台ではお酒は売ってない。酒が飲みたくなったから、ホテルの近くで探した。ホテルにも店の名刺みたいなのが置いてある。台湾のガイドブックにも乗ってる。日本語も通じる。だから日本人客も多い。確かにここは台湾だ。でもこのレストランの空間は日本だ。たしかに料理は本場だ。でも疑似日本だ。日本で本場の台湾料理を食べているのと変わらんではないか。一応、旅行記で『欣葉』を紹介したが、この店に行け!とは言っていない。ここのところ、誤解しないように。
『塩蜆』て料理がなかなか良い。シジミの醤油漬け。にんにくや唐辛子で味付けがしてある。日本酒と良くあいそう。イカの沖漬けみたい。『欣葉』の『塩蜆』がおすすめってわけじゃないから。たぶんどこで食べても『塩蜆』は美味しいと思う。読み方はわからん。![]()
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台湾のテレビは100チャンネル近くあった。当然、Hな放送を探しますわ。そりゃ、100チャンネルもあれば、Hな番組もありますよ。でも、ホントギリギリまでしか写さない。ギリギリ度合いが日本と違う。台湾のAV女優と思われる女性が一枚ずつ服を脱いでいく。次はブラを外すのか?ブラに手をかけた。ホックを外した。で、ブラを外し、下チチまで見えた瞬間にカメラは顔へ。そこからは顔の表情をひたすら写す。ブラを外していても、手で微妙に乳頭を隠す。絶対、乳頭は映んない。そんな、映像がひたすら続く。もしかしたら次の子は全部脱ぐのかな?と思いながら見てしまう。当然、映んない。当然、絡みもない。ひたすら女の子の紹介。
そんなこんなで、台湾の夜はふけていく。
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