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台湾の朝食はお粥。永和清粥豆奬便當大王という24時間営業のお粥屋さんに行った。朝はバイキング形式になっているのだが、24時間営業とは思えないほどの品揃え。バイキングだとついつい料理を取りすぎてしまう。でも、見た目では味はわからない。これが危険なところ。意外なところに辛い物が潜んでいる。唐辛子に注意。
この店は、チェーン店で台湾を歩いていると至る所にあった。また商売も上手いらしく、ガイドブックにもよく載ってるし、ホテルにも宣伝用の名刺が置いてある。朝ご飯を食べてたらツアー客が観光バスを店に横付けして、ぞろぞろと入ってきた。一瞬にして行列のできる店に早変わりしてしまった。しかも、日本人だけで。
朝ご飯を食べたら、足裏マッサージに行った。
『痛い!』って言うと、『腰が悪いね』みたいに、足の裏のつぼを押すことで体の悪いところがわかる。僕の足をマッサージしてくれた人は他のマッサージ師と話してばっかり。僕が痛がってるのに気づいてくれない。どこが悪いか教えてくれない。大袈裟にアピールしないと教えてくれない。やっぱり自己アピールが重要だ。痛い時は我慢せずに痛いって言わないとマッサージ師には伝わらない。気持ちい時も、気持ちい声を出さないとパートナーには伝わらない。どこをどおされれば気持ちいのか伝わらない。歯を食いしばっている程度では伝わらない。声を出さなければ。恥ずかしいけど。
僕が悪いのは胃腸と肩だそうだ。肩は心当たりあり。僕の肩は左右で高さが違う。まるで、右肩に何かが乗っているんじゃないかと思うほど。心当たりはないが。
胃腸は悪いと感じたことはない。すこぶる調子はよい。便秘気味でも下痢気味でもない。食べたらウンコもすぐ出るし、まるで押し出されるかのように。胃が痛いと感じたこともないし。ただ冷たい缶コーヒーを飲むと8割ぐらいの割合で下痢になる。ははん、そのことか。そんなことまで分かってしまうのか、足裏マッサージは。
『チンチン、チンチン』
JPが痛がったとき、女性で一番若そうなマッサージ師さんが叫んだ。ちんちん?自分の耳を疑った。でも、思い当たる物は1つしかない。中国語で別の意味があるのか?と思ったが、そんなはずはない。今まで日本語で頭、肩、目とか言っていたんだから。JPはちんちんが悪いそうだ。その後も『チンチン、チンチン』と連呼していた。あげくの果てに『キンタマ、キンタマ』と叫び始めた。もう、怖くて“痛いっ!”って言えなくなってしまった。
全身マッサージもしてもらった。ぼくは肩凝りがひどい。肩の筋をぐりぐりやられた。痛かった。マッサージされている時は必死に我慢してた。“この痛みを乗り越えたら、きっとウソみたいに肩が軽くなるんだろう”と。全く軽くならなかった。ぐりぐりされた痛みがずっと残ってた。でも、足は血行がよくなったせいかポッポして足が軽くなった気がした。
足裏マッサージはリピートは取れるのだろうか?体で悪いところは確かに解った。でも足裏を押したところで例えば胃腸は良くなるのか?ちんちんは良くなるのか?だいたいちんちんが悪いってなんなんだ?おしっこをする機能なのか、Hをする機能なのかどっちなんだ。前者は前者で重大な問題だが、むしろ後者の方が精神的ショックはでかい。足裏を押すことで調子がよくなるなんて実感がわかない。もし後者の機能で足裏を押すだけで調子がよくなるんだったら押しまくっちゃうよ。でもやっぱ、実感がわかなければリピートはとれない。たとえば“30回来たら効果がでますよ”では客はつかない。健康食品と同じだ。“3ヶ月後に効果がでます”では3ヶ月たつ前に食べるのを忘れてしまう。
ホント台湾の交通マナーは悪い。青信号で横断歩道を渡っているのに、右折してくる車や原付に道を譲るなんて日本では考えられない。
お茶を飲みに行った。『ねえ、お茶しない?』のお茶ではなく、茶藝である。『茶樂』って店に行った。日本語の堪能なスタッフがお茶を入れてくれて、かつ茶藝の作法一通り教えてくれる。ウーロン茶やジャスミン茶、杜仲茶などを試飲させてくれる。『2杯目は香りが変わってもっと美味しくなるんですよ』ってお茶をついでくれる。どんどんついでくれる。『次は何を飲みますか』って感じでどんどん薦めてくる。「もう、いいよ」って感じだった。なんか追加料金を取られやしないかなって思ってしまうほど。それよりも何よりも、お茶でお腹が満たされるのが悔しいから。もっといろいろ食べたいし。
台湾の看板はでかい。ビルの上や、垂れ幕などがとにかくでかい。“小さいと漢字が複雑すぎて読めないからじゃない”ってことでみんなの意見がまとまった。
昼ご飯は『好記担仔麺』っていうレトロ風な台湾料理店に行った。ここは観光客目当てではなく地元の常連客が集まりそうな店。だと思ったらメニューの下に日本語、店員さんも日本語が通じた。ここの店はおすすめ。おすすめって言ったって、たいして台湾は知らないのだけど。1つの料理の量も少なくいろんな料理が食べれる。担仔麺、湯麺などの麺類は最高だった。病みつきになりそう。べつにこの店の麺が特別おいしいと言うわけではないから。前日に屋台で食べた湯麺も最高だった。![]()
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お昼ごはんを食べたら、台北をぶらぶらして、空港に向かった。
台湾の国際空港の名前は中正国際空港。これは蒋介石記念空港と言う意味らしい。アメリカにもジョン・F・ケネディ空港がある。日本でも空港に人名前をつけるとすると、新潟に角栄空港か、北海道に宗男空港ぐらいか。
そんなこんなで台湾自費出張は終わった。行きも帰りも機中ではMr.ビーンのアニメが放映されていた。
帰りの飛行機の中で、デジカメの画像を一枚一枚チェックしていたら、衝撃の一枚を見つけてしまった。みなさん、心霊写真を信じますか?夜の中正記念堂。ライトアップされた建物をバックに記念撮影。よく見ると、JPの顔が透けている。後ろの建物の飾りがしっかり見えている。JPの顔の横の右手で持っているペットボトルは全く透けてないのに。顔だけではない。前に踏み出した左足も透けている。左足の後ろに、歩いている人の姿がくっきり見える。隣でJPはすやすや寝ている。まだ透けていない。もしかしたら、JPの過去が何者かによって変えられたのか?もしかしたら、JPは未来から来たのかも?もしかしたらJPはマーティーかも。じゃあ、ドクはどこに?ビフはどこに?もしかしてJPの車はデロリアン?とりあえず、このことをMTとGGに話し、緊急ミーティングを開いた。JPに伝えた方がいいのか?何も言わない方がいいのか?画像を消去した方がいいのか?『夜景モードで取ったからさ、シャッター時間も長いし、きっとJPが動いて、ぶれて透けているように見えたんだよ』と強引に持っていこうとしたが、JPの眼鏡はぶれていない。GGの輪郭はぶれているが透けてはいない。体の一部分が透けるということは、『その部分の怪我にきをつけなさい』という意味が込められていると聞いたことがある。せっかくの貴重な写真なんで、JPに伝えることとした。ていうか、ネタ的におもしろくてJPに黙ってられんかった。
そんなこんなで台湾自費出張は終わった。
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