薬(毒)用植物園 18

00.7 パイナップル アナナス科沖縄土産の小さいパイナップル,葉っぱの部分を切って,土に載せておくと,また実がなるそうです.12月から植えていたのですが,やっと,根付いたようです.

パイナップルに含まれているブロメラインは蛋白分解酵素です.消化に,抗炎症に,痰を切るときなどに使われます.

00.7. 日々草 キョウチクトウ科.どこかに,毒だという話が・・・.抗腫瘍性のアルカロイドが薬にも・・・.含まれているvincaアルカロイドに抗癌作用のあるものがあるようです,ビンブラスチンという薬もあります.抗癌作用を期待して,素人が使うと副作用のお世話になるようです.00.7

その後,いろいろなお話しを伺ったり,調べて見ました.

抗がん剤はもともとはツルニチニチソウ(Vinca rosea)から抽出されたもののようです.ビンブラスチン(=vincaleukoblastine,ビンカからとれた白血球毒?),ビンクリスチンなどの成分が抗腫瘍薬として使われているようです.ビンポセチンという脳循環改善薬もこの成分から導かれたもののようです.薬自体はかなりむかしからあったようです.

ガンに効くというので,「ニチニチソウでガンを治す」みたいな、なんたらブックスも出ているらしく,葉っぱを食べたり?して事故が起きているそうです.麻痺がおきるとかいてある本もありましたが,ビンクリスチンやビンブラスチンの副作用からは白血球の減少,悪心,嘔吐,脱毛,けいれんなんかもありそうです.かならずしも,抗がん剤と同じ成分が多量に含まれているとは限りませんし,副作用だけの成分もあるかもしれませんので,自分で使わないほうがいいと思います.00.8.

00.10 ヒメツルニチニチソウ キョウチクトウ科 多年性

↑日々草 参照

ヒメツルニチニチソウの主成分ビンカミンに知的能力向上と老人痴呆改善作用があるという報告があります.

「ビンカミンは脳内の正常な血液循環を維持し,脳細胞への酸素供給を向上する.脳機能が正常に働くと知的能力が向上する.また,ビンカミンは脳の血液循環を向上し末梢血管まで酸素と栄養素を供給するので神経細胞の死を防ぎ,脳を健康な状態に保つことで老人性痴呆を防止する.ビンカミンは,赤血球の変形能を増強し,酸素とグルコースの脳細胞での消費を促進することにより,神経伝達物質(ノルアドレナリン)の放出量を増大させる.このことにより,記憶力が向上する.」そうです.

00.7 オウバコ オウバコ科 多年草

開花期の全草を車前草,熟した種子を車前子といい生薬として用いる. 車前草:鎮咳作用がある.消炎,利尿,膀胱炎などに用いる.胃病.車前子:鎮咳,止瀉,眼病.

00.7 一ツ葉ショウマ キンポウゲ科 多年草

サラシナショウマの根茎を升麻といい,発汗,解熱,頭痛,咽喉腫瘍等に用いる.口内炎,扁桃腺炎には煎剤で咳嗽.