上海行き

寝台車車内 12月9日〜13日、1月16日〜20日の2回仕事で上海に行って来ました。飛行機でと言いたいところですが、経費節約の為、往復寝台車(いわゆる硬臥)で行きました。

 常平駅は香港発、上海行きが停まるので非常に便利です。香港の紅ハム駅(昔の九龍駅)を出ると、深センには停まらず、東莞駅(常平)で中国への入国手続きをする為、みんな下ろされ1時間の停車時間があります。東莞駅の次は、広州東駅、広州駅と停まります。何故か広州東駅でも約50分程停車します。そのため香港−上海間は29時間と言っても、その内2時間(他の駅でもしばらく停まるので実際は3時間くらい)は停まっている時間です。

上海駅前           上海→紅ハム は99次、紅ハム→上海 は100次という列車名が付いていて、1日置きに出ています。乗客は香港人、外国人が多いせいか結構きれいです。又いつでも空きがあり、当日でも切符は手に入ります。ここで不思議だったのは、12月に行った時には片道517元であったのに、1月は417元でした。どちらも同じ駅で購入した正規の切符なのに、100元も違う理由が分かりません。

 その他、列車にまつわる話し

1)行きは切符と座席券(プラスチックの楕円形のチップ)の交換の際に、パスポートを見て氏名、パスポートNo.を控えていたのですが、帰りはそんな事も無く、チップの交換だけでした。

2)トイレは、停車中は使用禁止です。鍵がかけられます。それもそのはずで、停車中にはトイレが掃除されるのですが、列車の外にある直径5cmくらいの給水口から給水して、トイレの中にある出水口から大量の水で、便器を通して全て押し流す方法です。従ってトイレの中は水浸しです。当然ながらトイレは、日本で遥か昔に無くなった便槽の無いタイプです。

上海駅プラットホーム3)プラットホームには車も停まっています。なお驚いたことには猛スピードでホーム上を走って来た車もありました。ホームの端はそのまま道路繋がっていました。ですから、リヤカー、自転車、オートバイといろんな車がホームの上を往来しています。驚きました。上海もそうでした。

4)踏み切りは、よほど大きな街へ行っても必ず踏み切りを空けたり閉めたりする人が常駐(当然ですが)していました。その為の小屋が踏み切りに必ずあります。警笛は鳴りません。

5)駅で停車すると、各列車毎にいる車掌?(服務員)が必ず列車の乗車口に立ちます。日本のように、停車時間が短ければいいのですが、30分も1時間も停車している時は大変です。

6)寝台車も終着駅が近づくと、服務員は大変です。枕カバー、シーツ、毛布カバーの交換を、お客さんを押しのけて始めます。人によっていろいろな方法を取っていて、ある人は一度上ったら、ベッドの中段(寝台は3段です)を綱渡りよろしく渡って歩く人や、シーツは全て床に落とし、そのまま汚れた床の上を引きずりまわしている人がいました。掃除の手順は無いのでしょうか?

7)寝台車の服務員は、上海行きの場合2交替でした。列車の最後尾には、服務員用の列車が1台繋がっており、交替で寝られるようになっています。

上海では時間もなく観光は出来ませんでしたが、いくつかのスナップ写真を紹介します。

夜の黄浦公園夜の黄浦公園 

朝の上海駅前の通勤風景朝の上海駅前通勤風景