Sura ya 10 This is Adventure!?(後編)


前回までの話
〜初めての宿泊有りのStudy Tourに参加した.
 乗ってきたバスは故障ばかりで,移動に費やす時間の半分以上が修理に費やされながらもどうにか事故無くTourを続けられている.
 Arushaに戻る4日目を迎えても車のトラブルは続き23時近くになっても街の明かりは見えない路上で止まったまま.
 さすがにこれは駄目だろうと車中泊を覚悟しウトウトし始めた頃突然バスは動き始めた〜

<4日目の夜>
 ヘッドライトを直したのかと思ったらそうでもなく,結局直す事は出来ず助手席の生徒が懐中電灯で照らしながら走っているとの事.
 自分がヘッドライトが壊れた瞬間に思いついたアイデアに3時間半経ってやっと気付いたようである.
 いろんな意味で「さすがTanzanian!」と感心してしまった.

 普通ならこれで無事に宿泊先に着くのだが,麻雀と一緒で一度出来た流れはどうにも止める事はできないらしい.

 15分くらい走るとヘッドライトがついていないとのことでパトカーに捕まってしまった.
 が,事情を説明してどうにか20分後に許してもらえたようでそれからはパトカーの誘導に従って街まで行くことが出来た.

  やっとこのオンボロバスでの移動が終わった・・・

 結局女子の宿泊先の学校に着いたのは0:45で,男子の学校には行く事が出来ないのでバスの中で寝る事になった.
 隣に座っていた女生徒もバスから出て行き「これでゆっくりできる」と思いながら夢の世界の中に入って行った.

 しかし「Tule!」と突然2時に起こされた.
 Tuleと言うのはスワヒリ語で「ご飯を食べよう」と言う意味なのだがこんな時間にご飯を食べる訳無いし,似たようなスワヒリ語でTulale!「寝よう」と言うのがあるので,寝ぼけていてそれを聞き間違えていて「これから学校に移動してベッドで寝られるんだな」と思っていたのだが,やっぱり「Tule!」と言っている.

 どうやら本気でご飯を食べようと言っているらしい.
 23時頃ビスケットを食べていて特に空腹ではなかったので先生に「満腹だから」と断ると「何を食べたんだ?」と真剣に聞いて来た.
 「さっき自分がバスで配っていたビスケットは夜食用ではなかったの?」と聞いたのだが「違う」ときっぱりと否定された.

 「よくこんな時間に食べようと思うな」と思いながらも,自分もそれ以上何も食べられない訳でもなかったので取敢えず学校の食堂に入ると生徒が本当にご飯を作っていた.

 おしゃべりしながらご飯を食べている生徒達を見ながら「前日の6時からほとんどまともに寝ていないはずなのに本当に彼等は元気だな」感心すると共に「よくあれだけ多くのご飯(お皿山盛り)をこんな時間に食べられるなぁ」と思いながらご飯を食べ2:30頃バスに戻って再び夢の世界へと入っていった.

 取敢えずどうにか無事に4日目も終わった.

<5日目>
 Tangaへ帰る日であった.
 先輩隊員に借りた毛布と寝袋を昨日返す事が出来なかったので,先生と一緒にタクシーで先輩宅に返しに行った.

 果たしてあのバスで無事に帰れるのか?と思いながら学校に戻ると,何と普通の乗合バスが止まっておりそれで帰るとの事.
 お陰でこの日は何のトラブルもなく無事Tangaに帰る事が出来た.

終わりに
 〜今回のStudy Tourでは初めて寝食をTanzanianと共にして彼等のいろいろな面が見られとても有意義であった.
 特に彼等の食欲には恐れ入る.女生徒でも平気で皿に山盛りのご飯を食べるのだから・・・
 来年も場所を変えて同じような企画があるようなので,今からとても楽しみである.〜

最後に

  車や電車はトラブルが起きない方が奇跡なのです.
  Tanzaniaに限らず移動をする時には時間に余裕を持ちましょう!



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