Sura ya 46 理想はTanzaniaの子供達

 早いもので9月もあと3日で終わり.
 月曜日には帰国の飛行機の予約も入れて再来日日も決まり,いよいよ終わりが近づいてきた・・・
 さて,今回はTanzaniaの子供達について書いてみたいと思う.

 まずはほとんどの人は想像がつくと思うが,ここの子供達の学力は確かに低い.
 なにしろSecondary School(以下Secondaryとする)の生徒が足し算引き算を平気で間違えるのだから.
 さすがにそこまで低いとは思っていなかったので最初は本当に驚き「何で"−5−3"ができないんだ!」と思わず場違いな八つ当たりまでしてしまっていた.
 彼等は本当に救い用が無いのか?と真剣に思った事もあったが,活動も半年を過ぎた頃からひょっとしたら彼等の実力はある意味日本の子供よりもすごいのでは?と思い始めるようになってきた.
 何度も書くように確かに勉強は出来ないのだが,創造力はなかなかのものだと思う.

 自分の学校の隣にはMkwakwani Primary Schoolがある.
 特に自己紹介をした訳でもないのだが,何故かそこの生徒達に受けが良く,会う度に「きで!(ひでがきでと聞こえるらしい)」と声をかけてくる.
 雨期の頃,いつもの様に授業の空き時間にそこを通って近所の牛乳工場に牛乳を飲みに行こうとすると子供達が「きで,ちょっと来い」と呼んで来た.
なにやら数人が集まって何かを作っているようだったので行ってみると,


なんとその辺りで掘り起こした泥で作った飛行機やおばけを見せてくれた.
 それだけならば,自分も子供の頃作ったことがあるので大して驚かないのだが,次に他の子が持って来たものを見て思わず「やるな!」と唸ってしまった.

 なんと携帯電話!
 ちゃんと表示画面,ボタンの番号もあるなかなかの作品.
 しかし何より驚いたのは電話の横にあるスライド式のスイッチと右画像白丸部分のフック.ちゃんとベルトに引っかけて持ち運べるのである.

 泥細工でここまで細かい芸ができるとはやるな!と感心せずにいられなかったのと同時に,子供達が設置式ではなく携帯電話を作る事に改めて時代の流れを感じてしまった.
 学校以外でもよく子供が遊んでいる木やゴムで作った車もなかなかのものである.
 最初は大人が作ってあげていると思っていたのだが違うらしく子供自身で作っているらしい.
 その割には普通車からトラック,バス,けん引車とレパートリーが広くそれだけでもすごいと思うのだが,ハンドルがついているタイプを初めて見た時には本当に驚いてしまった.
 自分が都会育ちのお坊ちゃま(?)だからかもしれないが,初めて見るそれは本当に衝撃的であった.

 こんな感じで
  ここの子供達は日本の様にいろいろなおもちゃは無いが,それを自分達で作って遊ぶ事ができる.
 果たして今の日本にそういう事ができる子供達はどのくらいいるのだろうか?

 もし自分の子供を育てる機会があったら,勉強よりもTanzaniaの子供達の様になんでも自分で創る事ができ,いつも明るく振る舞えるように育てていきたいと思う.

が,果たしてそんな日が来るのであろうか・・・



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