Namba Moja (6.Jan.2000) このメールは時間がある時に読んでみてください。 早いものでTanzaniaに来て3週間になりました。 Tanzaniaは旅行で来たことがありましたが,やはり観光で訪れるのと,そこで生活をするのでは 視点が変ってくるようで以前に来た時には気付かなかったことが,これからたくさん出てきそうな 感じです。 という訳で,今回は第1弾(namba moja)として「子供達(〜12歳くらいまで)」について自分の 感じたこと(思い込みになっているかも知れませんが)をダラダラ書いてみたいと思います。 まずは生活面から 最初Tanzaniaの子供達を見た時はやっぱり日本の子供と比べて恵まれていないなと思いました。 ビーチサンダルもしくは裸足によれよれのシャツが普通の子供達の格好です。 家計を助けるために,バスステーションの近くにはナッツやお菓子を持った子供の売り子がたく さんいます。 サッカーボールが手に入らない子供達は布で作ったボールで遊んでいます。 朝7時から商品にするためのマンゴーを取るために,木に石を投げつけて落とそうとしている子供 がいます。 自転車の車輪だけを棒で押して走らせたり,ビーチサンダルを切り抜いた車輪を持った木の車で 遊ぶ子供などなど,今の日本ではちょっと考えられない光景が結構目につきます。 だからと言って,そういう現実に対して悲壮感が漂っているかというと,そうでもないような気が します。 むしろ日本の子供たちよりのびのびしているような感じがします。 仕事をしている時は別にして,とても楽しそうに何でもしています。 先日,スワヒリ語訓練の宿題のインタビューで「今の生活はどう?」と聞いたところ,みんなが 「mazuri!(good!)」と答えていました。 どうやら,物資的に恵まれていないからと言って,Tanzaniaの子供達が本当に苦しんでいるかと いうと,そうでもなさそうです。 しかし,一方で飢餓で苦しんでいる子供達がいるのも事実なので,はっきりとは言い切れないの ですが・・・ 次に躾について こっちの子供に感心させられることが本当にたくさんあります。 Tanzaniaは年功序列の社会です。 ですから,ダラダラ(乗合バスの機能を持ったワンボックスカー)に乗った時に先に子供が座って いて,後から大人(例え大学生でも)が乗ってくると,嫌そうな顔を少しもせずに黙って席を譲り ます。 この様子を見て学校で生徒にいじめられる事は,なさそうなので一安心しました。←もちろんこれ は冗談ですが。 兄弟の面倒も本当に良く見ます。5歳くらいの子供が弟らしい赤ちゃんを背負って歩いていたり, ダラダラに乗った時にひざに乗せて座るのは当たり前の光景です。 母親の仕事がとても忙しいにしてもよくやります。 自立しているという意味でも,前述した売り子やマンゴーの木に石を投げている少年の他に,薪を 集めたり,自分の背丈の2倍はある木を肩に担いでいる女の子もいますし,平気で大人ばかり乗って いるダラダラに,4歳くらいの子供同士で乗ってちゃんと目的地で降りていきます。 思わず唸ってしまいます。本当に。 こうして見ていくと,平均的に日本の子供達よりもTanzaniaの子供達の方が大人のような気がしま す。 小さなうちからこれだけ自分でやるのですから。 にも関わらず,Tanzaniaが最後進国のひとつであるのもまた事実です。 この辺りの矛盾の原因がこれからセカンダリースクールの生徒に接することによって,少しでも わかることができたら良いなと思っています。 ( to Top / to Namba Mbili )