Namba Tatu (11.Mar.2000)


	 お蔭様でこのSeriesも無事3回目を迎えることができました.
	 皆さんに少しはTanzaniaについて知って頂けたのではないでしょうか.
	 これまで,クレームは1件も無いので今回もだらだら行ってみたいと思います.

	 日本の皆さんにとってはそろそろ暖かくなってきて,これから来る良い季節を迎えるに当たって
	うきうきし始めている頃ではないでしょうか?
	 また,協力隊の皆さんにとっては日本を発って3ヶ月が経過し活動にも慣れてきて,いろいろ考え
	る余裕が出てきている頃ではないでしょうか?

	 自分の方と言えば,去年までは3月と言えばプロ野球のオープン戦が始まり,競馬界もG1を目指す
	馬達がステップレースを使い始め,また草野球のシーズンも始まると言うことで緊張感が高まって
	くる季節でしたが,今年は環境もまるっきり変わり,これから起きる未知の出来事への期待感で一
	杯です.

	 青年海外協力隊11年度2次隊最後のTanzania/Kenya隊が日本を発って丁度3ヶ月が経ちました.
	 すなわち,活動期間の1/8がすでに経過しました.
	 単純には言えないでしょうが,今までの活動期間をあと7回繰り返したら帰国すると考えると,
	あっと言う間に終わってしまいそうで,なんだかとても不思議な気分です.

	 初めての一人暮らしがTanzaniaと言うことで,最初はどうなることやらと心配でしたが,いざ
	始まってみるとたいしたことはなく順調に毎日を過ごしています.

	 さらに,今月に入ってかなり状況が好転してきました.

	 まずは初めて雨が降りました.と言っても30分程度のお湿りが2回だけですが,それでも感動の
	あまり5分くらいボーと眺めてしまいました.
	 そして,待望のマウンテンバイク ”Bamboo Passion”号(この名前に聞き覚えのある方はかなり
	オタクです)が貸与されました.
	 おかげで通勤時間が徒歩で往復1時間から一気に20分に短縮されました.
	「自転車を発明した人は本当にすごい」と初めて感じました.

	 日本からは待望の包丁が届き,料理の方もストレスなくできるようになりました.
	 今までは,こっちで購入した刃の柔らかいものを使っていたのでkaroti(人参)などを切るのに
	緊張感一杯でしたのでだいぶ楽になりました.
	 プロの料理人が道具を大事にする理由が良く分かりました.
	”弘法筆をえらばず”というのは料理の世界には当てはまらないようです.

	 あとは,水の問題が解決されると毎日汲みに行かなくても良いですし,暗くなる前に食事を作って
	食べて食器を洗うまで終わらせる必要がなくなるので良いのですが,そこまで贅沢を言うと他の隊員
	に怒られそうなので止めておきます.

	 自分の身の上話ばかりでは飽きてしまうと思いますのでこの辺りで添付の画像についての話に移り
	たいと思います.
	 少しはアフリカらしさが感じられると思いますのでここまで読んだらもう少し我慢して下さい.

	 3/8のこと.
	 学校に行くといつもより早く朝礼が始まっていたので理由を聞いてみると「今日は"Women's Day"
	で生徒はそのイベントに参加するために授業はない」とのこと.

	 皆さん.このような日があるのを知っていましたか?
	 これはどうやら世界規模のことらしいのですが自分は知りませんでした.

	 家に帰っても仕方ないので取敢えず自分も参加してみることにしました.
	 場所は学校から歩いて20分のMkwakwani Stadium.ここは時々プロサッカーの試合も行われ収容人数
	は見たところ15,000人くらい.
	 自分が着いた時には人もまばらにしかいなかったので「まぁこんなもんだろう」と思いながら生徒
	と話をしていると,このセレモニーはTanzaniaではこのTangaでしか行われずしかも大統領が来ると
	のこと.

	 確かに妙にしっかりした垂れ幕(これはTangaの道路工事を請負っているK池組が提供したもの)が
	あるし,Ceremonyが始まる前のeventも,黄色い下着を身に着けた男性達が民族の踊りをしたりして
	徐々に盛り上がってきて人も気がつくと「この街のどこにこんなに人がいたんだ?」と思わせるよう
	な満員御礼状態.

異様な雰囲気の中10時になりいよいよ大統領が登場するとのこと. さすがにこの時は演奏も止めるだろうと思っていましたが,全くそんな気配はなく妙に軽い民族 音楽が演奏され続けていました. 「こういう大統領の迎え方もあるのか」と思いながら見ていると,パトカーの先導の後にT社の4輪 駆動車が登場. ”これはSPの車”と思って後続の車に注目すると,同じ車が何台も入場してきます. そのうちの2台目がメインスタンドの前に止まって人が降りてくると観客の興奮も最高潮に. そうです.SPの車だと思っていたそれが何と大統領の専用車だったのです. 道路事情が悪いからということで4WD車が専用車になっているようです. それにしても日本では誰でも乗っている車種が国の最高権力者の専用車になっているのを知って ”さすが アフリカ! こんなところまで違うのか”と感心してしまいました. 協力隊の皆さんの国の大統領はどんな車に乗っているのでしょうか? 今度わかったら教えて下さい. この後,今度は主役である女性達の行進が始まり,しかもグランド一杯になるくらいの集まりま した.このStadiumだけで推定3万人はいたと思われものすごい盛り上がりようでした. Ceremonyは昼過ぎも続いたようでが自分は11時半で引き上げました. まだ,ここは日中は36℃を記録する猛暑が続いているのです. とこんな感じで,ここには日本では見られないことがまだまだたくさんありますが,それはまた 次の機会にしたいと思います.
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