快適睡眠で夏を乗り切る!
快適睡眠がストレスに効く
「ストレスは睡眠を妨げる」
私たちはストレスを受けると脳細胞が疲れます。脳細胞が疲れると免疫力が低下し、体調が悪くなります。ゆっくり眠ると疲れがとれるのもそのため。免疫力が回復するからです。
ご存知の通り、眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、レム睡眠は90分周期で現れる比較的浅い眠りです。筋肉の緊張がほぐれ、完全にリラックスして体が眠っている状態で、夢をみるのはこの時です。ノンレム睡眠は呼吸数や脈拍数も少なくなり、眠りが深くなるにつれて脳波が遅くなり、いわゆる「脳がねむっている状態」になります。これを一晩に4〜6回繰り返して目覚めるというのが一晩のパターンです。
「量より質の睡眠時間」
普通、睡眠時間は8時間ぐらいが基準だと思ってませんか?個人差はありますが、成長期の子供と違い、大人は毎日5時間眠れば昼間の仕事にも支障をきたすことはありません。時間だけたっぷり寝ても眠いという人は、ストレスがたまり過ぎて、脳が完全に眠れない状態だからかもしれません。本当に必要なのは量ではなく質、レム睡眠とノンレム睡眠の理想的な繰り返しがストレスを解消するのです。
また、ストレスがたまっていない人でも脳が眠っているノンレム睡眠時に起きなければならないと、なかなか目が覚めず「ああ、寝足りない」と感じます。睡眠時間が足りなくても、眠りの浅いレム睡眠状態の90分周期のうちのどこかに合わせて起きると比較的すっきりと目覚めます。
「眠るときは大らかに」
ストレスをためると脳の疲労も激しくなり「眠りたいのに眠れない」が続きます。とくに心配事などがある場合、無理に眠ろうとするとそれがストレスになってさらに眠れなくなるのが「不眠」です。「不眠」の人はほとんどの場合「考えすぎ・心配症・神経質」と、性格的な要素が大きいといえます。性格はそう簡単に変えられませんが、なるべく楽しいことばかりを考えながら眠りましょう。大らかな性格の人には不眠はみられません。眠れないとき、眠ろうと思わずテレビをみる、音楽を聴くなどで緊張を解いた方が賢明です。もちろんあまり不眠が続くようなら医師に相談してください。
「寝だめは逆効果」
現代は24時間社会、夜になったら眠って朝になったら起きるという生活パターンの人ばかりではありません。人間が活動するのに向いてない深夜に仕事をする人もたくさんいます。そんな人は、寝室環境を整えた上で、規則的な就寝と起床ををすれば必要な睡眠は十分とれます。毎日同じ時間に就寝することができない人は、ちょっとつらくても起きる時間だけは同じにして、生活のリズムを保つよう、生活習慣の中から睡眠方を工夫するのがコツ。また、週末や休日の寝だめは週日のリズムを崩すので×。寝不足続きのときは、とりあえず朝は起きて、ゆっくり入浴して、夜早めにやすむのが効果的です。