台湾で暮らす為に・・・・Wuママの場合

2000/10/19更新

台湾では「永久居留」(永住権)が昨年立法化され今年初めに申請受け付けが始まりました。 今まで3年間の居留証で暮らしてきたWuママにとっては「永久居留」は待ち望んでいたものだったのですが・・・・ 実際には申請できる条件の厳しさ、また用意しなければならない書類の多さ・面倒さに戸惑いを感じました。 それにこれをとって今までよりどれだけ私にとって有利にまた便利になるのか?というのも疑問でした。 それでもここに家族がいる限り暮らしていかなければならないことを考え、せっかくできた権利でもあるので申請することにしたのです。
 ここではWuママが「永久居留」を取得するまでのプロセス&感想などを記録しています。 申請条件、必要書類の明細など詳しいことは書きませんでしたが、これから申請しようと考えている方の参考にしていただければと思い私が必要だった書類等を簡単に説明してあります。 この申請にあたっては「居留問題を考える会」の資料とすでに取得された方のアドバイスを参考にした事、またここにある全ては現時点での『Wuママの場合』(台湾高雄、日本大阪出身)ということにくれぐれもご注意ください。 居住地、出身地、申請場所や個人の条件、今後の変更により必要書類等が異なることがあると思いますので事前に各所へ確認ください。 


申請のプロセス  注意と感想  / 最後に・・ 
*全て1ページで構成されています




申請のプロセス

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日時 書類
(書類の有効期限)
申請場所 必要なもの 費用 注意
感想
8/1 A-1
日本警察証明
申請
(3ヶ月)
大阪府警本部
鑑識課
(日本、大阪)
・日本の住民票
同戸籍謄本各一枚
・写真(証明用)一枚
・パスポート、居留証
オリジナル提示と
コピー各一枚
・台湾永久居留申請書
(コピー可)に記入したもの
・他申請書一枚記入
無料 A-1
8/15 A-2
日本警察証明
受け取り
同上 ・申請時に貰った受取書
8/15 A-3
日本警察証明の
認証印(査証)
申請
台北駐経済
文化弁事処
(日本、大阪)
・日本警察証明
(未開封のまま提出する)
・パスポート、居留証
オリジナル提示と
コピー各一枚
・身分を証明するもの
(日本の運転免許書など)
・申請書一枚記入
2000円 A-3
8/16 A-4
日本警察証明の
認証印(査証)
受け取り
宅配便にて自宅で
受け取り
9/5 B-1
健康診断証明
(3ヶ月)
阮綜合医院
<衛生署指定病院>
(台湾、高雄)
・パスポート、居留証
オリジナル提示
・写真2枚
・申請書一枚記入
1400元 B
9/11 C-1
台湾警察証明
申請
(1ヶ月)
高雄警察局
外事課
(台湾、高雄)
・パスポート、居留証
オリジナル提示と
コピー各一枚
・写真2枚
・申請書一枚記入
250元 C
D-1
入出境記録証明
申請
(1ヶ月)
入出境管理局
(台湾、高雄
「行政院南部聯合
服務中心」内)
・パスポート、居留証
オリジナル提示と
コピー各一枚
・申請書一枚記入
100元 D
E-1
日本警察証明の
中文訳認証印
(査証)申請
外交部
(台湾、高雄
「行政院南部聯合
服務中心」内)
・日本警察証明、中文訳
オリジナル(提示のみ)
とコピー各2枚
(日本警察証明は両面
コピー)
・申請書一枚記入
400元 E-1
9/13 B-2
健康診断証明
受け取り
阮総合医院
・申請時に貰った
受取書
F
最近3年間の
総合所得税税額
証明書
申請即受け取り
国税局
高雄縣分局
(台湾、高雄縣)
・パスポート提示
・夫の身分証、印鑑
無料 F
9/14 G
台湾、戸籍謄本
(1ヶ月)
高雄市三民区
戸政事務所
(台湾、高雄)
・居留証提示
・夫の身分証、印鑑
10元 G
9/15 E-2
日本警察証明の
中文訳認証印
(査証)申請
外交部
(台湾、高雄
「行政院南部聯合
服務中心」内)
・日本警察証明、中文訳
オリジナルとコピー各2枚
(日本警察証明は両面
コピー)
E-2
9/16
最近3年間の
夫の会社 H
9/19 D-2
入出境記録証明
受け取り
書留で自宅に
届く
D-2
E-3
日本警察証明の
中文訳認証印
(査証)受け取り
外交部
(台湾、高雄
「行政院南部聯合
服務中心」内)
申請時に貰った領収書
C-2
台湾警察証明
受け取り
高雄警察局
外事課
(台湾、高雄)
申請時に貰った領収書
I
合法居住
日数統計表
記入
同上 ・入出境記録証明
・パスポート、旧パスポート
提示
I
J
永久居留
申請
同上 ・A〜I までの書類全て
・パスポート、居留証の
提示とコピー各一枚
・写真4枚
・永久居留申請書
一部記入
J
10/13 申請費用支払い 同上 10,000
10/16 永久居留
受け取り
同上 申請費用領収書




注意と感想

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A-1
日本警察証明
申請

大阪では思いがけず証明写真一枚が必要だった。 申請から受け取りは1週間。 無犯罪の証明なので指紋を取られたが、手にインクをペタペタ塗られることもなくコンピューター処理されていたのが印象的。
A-3
日本警察証明の
認証印(査証
事前に電話で確認したところ申請も送付可能のよう。 受け取りは窓口で直接受け取るなら翌日、宅配便にて送付もしてくれるので便利。
B-1
健康診断証明

検査内容は簡単な内科検診、身体検査、血液検査、レントゲン、検尿、検便。受け取りは1週間後。 検便に関しては事前に容器を取りに行ったけど貰えなかったので隠し持って準備して行きました。 (←本当はいけないが、自信がなかったのでしょうがないよね?) 受けた病院はこじんまりとして清潔で思ったよりも短時間でに済んだ。(1時間半ほど)
C-1
台湾警察証明
申請

台湾での無犯罪証明書。 受け取りは申請後1週間。 日本のとは違い指紋採取されなかったので何をもって調べるのか申請後疑問に思う。
D-1
入出境記録
証明申請

永久居留申請の条件を満たす日数の台湾居住期間があるかどうかの証明。 受け取りには申請時に窓口で26元(切手付き)封筒を買うようにいわれ送付先を書いて渡すと郵送してくれる。
E-1
日本警察証明の
中文訳認証印
(査証)申請
日本警察証明に中国語での記載がないので中国語に訳したものを用意し(Wuママは居留権を考える会から頂いたサンプルをコピーして使用)それに認証の印を押してもらう。 受け取りの領収書に記載ある日(5日後)に電話で問い合わせ再度赴く。
B-2
健康診断証明
受け取り
友人に領収書を預け代理受理を頼んだが、郵送受け取りも可能。
F
最近3年間の
総合所得税税額
証明書

ちゃんと納税しているかどうかの証明。 私自身には所得がないので夫名義で取る。配偶者欄に氏名の記載があればOK。 その3年間は高雄県民だったので高雄縣で申請する。なんともややこしそうなので申請には夫に同伴を頼む。
E-2
日本警察証明の
中文訳認証印
(査証)申請
電話で確認後再度赴く。 受け取りができると思って行くと前回のは外交部(台北)への確認だけだったそうで、新たに日本警察証明(両面)とその中文訳のコピー2枚を取るように言われる。 実際受け取れるのはさらに5日後。 なんかややこしいなぁ。 最初にコピー4枚を渡して一度で済まなかったんだろうか・・・・・?。
H
最近3年間の

申請条件を満たす財産があるかどうかの証明。 私自身に所得がないので夫の会社からもらう。 コピーで可。
D-2
入出境記録証明
受け取り
一緒に申請した友人より数日たっても届かないので何度も入出境管理局や郵便局に確認を取りようやく入手。 書留なんだけどなぁ〜。
I
合法居住
日数統計表
記入
出入境記録証明を元に条件を満たす居住日数があるかどうか表にして計算する。 統計表用紙は外事課にあり、永久居留担当者が記入してくれて私はサインしただけ。
J
永久居留
申請
書類全てを自分の控えの為コピーしておいた。最終的な申請自体は用意した書類を提出し確認してもらうだけ。 比較的簡単で特に永久居留担当者がとても親切なのがうれしく好印象、申請しやすかった。 申請費は永久居留受け取り時に支払う。

最後に・・

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 この申請には最初から友人と歩調を合わせて一緒に準備を進めました。 条件が似ているのでお互い相談しながら準備できたのが心強くよかったと思います。 普段親しみのない書類を揃えるのにオロオロしたこともありましたが、無事申請を済ませ今ほっとしているところです。
 さて、数週間後にはきっと取得できると思うのですが、安堵の気持ちが先で「うれしい」って気持ちが少ないのはどうしてかなぁ。 もちろん台湾での新たな第一歩のようで期待もあるのですが、「申請してよかったな」って思える時も来るのかと疑問も心の隅にあったりします。 『一年の居留で1,000元、三年で3000元やったから、永久居留で10,000元かけるんやから最低あと10年は台湾におらんと損やな。 それにこんだけ手間も掛けたんやから・・・』 これは夫との笑い話ですが、そう、元を取る為に(?ではありませんが)これを取得してWuママはこれからも台湾で暮らしていくだろうと思います。 その長い先のことを考えると日本から遠ざかって行くような気がして、少し切なく寂しいという気持ちもあるからなんだと思います。 暮らしていく為に申請したんだけど・・・なんか矛盾してますね。(^^;
 現時点ではかなりの手間と費用を掛けるにもかかわらず、これを取得しても私にとってのメリットは更新なしに居留できるというだけですが今後、取得しようという人にとってもっと申請しやすくなること、また取得した人には有利な権利が増えることを願いつつ、更に居心地よく台湾で暮らせるようこれからも関心を持っていきたいと思っています。


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