●可能性はあります。
● 月経開始予定日以降であれば、まずは、市販の妊娠検査薬で調べてみてください。その結果が陽性であれば、産科受診をお勧めします。もし陰性であれば、2−3週間後に再度妊娠検査薬で調べてみてください。
● 受精卵が子宮に着床する際に『着床時出血』を起こすことがあります。通常の月経より出血量や期間が短いのが特徴ですが、これを月経と思い込んでいる場合がありますので、もし、仮に出血があったとしても注意が必要です。
(着床時出血は、受精後)
● 喫煙と妊娠の関係については、流早産やSFD児出産などの悪影響を及ぼすとされています。
● 喫煙と、奇形児の関係は、手持ちの資料には書いてありませんので、何とも言えませんが、ニコチンと一酸化炭素が胎児に有害です。ニコチン自体が「毒」ですので、影響が無いとは言えないと思います。流早産が多いのも、そういう理由かも知れません。(重大な奇形があると、胎児は生存できないため、妊娠初期に流産してしまうので。)
ちらっと読んだ本では、スゥエーデンでのレポートで、心血管形の奇形率が高いとの事でした。
● そして、妊娠中の喫煙に関しては、喫煙(ニコチンなど)によって、胎盤の血管を収縮させるので、胎児へ流れる血流が妨げられてしまいます。その結果、妊娠週数に比べて小さな胎児(SFD児)が生れたり、早産が起こるといわれています。
● ただ、煙草も止めて、薬も飲まないように気を付けて、何も原因が無いはずでも、妊娠自体に3-5%の自然奇形の発生率があります。しかし、喫煙や薬の内服によって、この奇形率は明らかに上昇します。また、決して喫煙していたから、もしくは、薬の内服をしてしまったから、全例が奇形で生れるという訳ではありません。(けれど、女性は、もし妊娠出産した子どもに奇形があったとき、自分を責めてしまうのも多い事実です。更に、その原因(喫煙・薬など)が思い当たると、なおさら自分を責めてしまうようです。)
●ここからは、自分で一番良いと思われる選択をしてください。自分が産む子どものために、普段から気を付けるのか、それとも、そんな事構っていられないと思うのか。また、普段は妊娠しないように避妊して、妊娠しようと思ったときから、きっぱり煙草を止めるというのも、一つの方法ですね。
● そして、妊娠中だけ止める場合、妊娠初期は一番奇形を引き起こしやすい時期であるにもかかわらず、妊娠しているという自覚が無い時期でもあります。妊娠を自覚するまでには、妊娠してから4-6週間は、かかるのです。その間の影響は、多少誰もがひやりとすると思います。無自覚に薬の服用があったりする事があるので。
● そして、さらに、出産した後どうするのか。母乳で育てるとき、喫煙していたら母乳にニコチンは移行するのではないでしょうか。また、子どものいる場所での喫煙は、子どもの気管支喘息の原因になるとも言われています。どちらにせよ、妊娠中、出産後は、煙草をやめるにこしたことはないと思います。そして出来れば妊娠前から煙草をやめた方が良いでしょう。
● 一番質問の多い事項なのですが、要は、飲まなくて済む薬は飲まない、そして、必要な薬はきちんと飲むと言うことが大切です。
● 妊娠中に使っても安全という薬はあります。逆に妊娠中に使ってはいけないという薬もあります。詳しくは、かかり付けの産婦人科の先生に相談されて下さい。もし、それでも不安な時には、別の産婦人科の先生に受診して、相談されてみるのも一つの方法ではないでしょうか。
● 妊娠中は腎臓の糖排泄閾値が下がる(通常は血糖値が170mg/dlを超えないと尿糖は出ないが、この血糖上限値が低くなる)ため、通常の血糖変化でも尿糖が検出されることがあります。
● けれど、それだけではなく、妊娠中に糖尿病が発病したり、糖尿病が発見されたりすることも少なくないのです。ですから、妊娠中に尿糖が陽性に出た場合、少なくとも血糖値の測定が必要です。
● 妊婦の随時血糖値(食前・食後を問わず)としては、通常100mg/dlを超えることは少ないとされています。ですから、これを超える血糖値であった場合は、糖負荷試験が必要になってきます。また、糖尿病が疑わしい人(家族に糖尿病の人がいたり、過去に巨大児を生んだことがある…など)はやはり糖負荷試験を受けることが必要になってきます。