HIKING DIARY

1999/10/24  奥高座・キャッスルウォール〜猪との出合い

自宅-開森橋-ロックガーデン-高座谷-奥高座-キャッスルウォール-荒地山-岩梯子-城山-開森橋-JR芦屋-自宅
所要時間 12:00〜18:15 天気 晴れ

今回のツアーは先週会社の仲間と挑戦して道がわからなかった、中央尾根(風吹岩など)から岩梯子までのルートの発見が目的。所有する赤松滋氏監修のマップには明確なルートが表示されておらず、「道標はなく、熟達者の引率のもとに辿るルート」である旨が記載されている。 この界隈の山は枝道も多く、表示がない所も多いので我々素人にはなかなかルートを確認することが難しい。しかしいつも同じ道ではつまらない。やはり新しい道を発見し、挑戦することが人生においてもビジネスにおいても必要なことと思う。初めての道、そこで接する風景・感動こそが大切なのだ。もちろん、冒険・挑戦と無謀の違いは理解しているつもりである。

猪一家と出合い〜主の迫力にちょっと畏縮
12時出発のため先週に比べ、高座の滝もゆとりがあって登りやすく、ルートを探しながら登るには具合がいい。まずはロックガーデンにアタック。50mほど登ると、右が高座の谷の下流。ここはかつては飯ごう炊爨をする人でにぎわっていたらしいが、弁当を食べてる人が1組いるだけ。かわりに猪が2匹出迎えてくれた。この谷にはちいさな浅い川が流れているが、この川を石を伝って、対岸に渡る。そして上流に100mほど行くと、登山道がある。猪の糞がちょっと臭い!川の右側(東側)をどんどん 登っていくことになる。砂防ダムがいくつかあり、ちょっと大き目のダムの上流側が広場になっていて、ここに猪が10匹位いた。ここは家族かどうかはわからないが、1匹「主」のような猪がいる。黒い毛におおわれ、他の猪が人間からえさをもらったり、水を飲んだりしてるなか、岩陰で堂々たる?昼寝を決め込んでいた。この広場から上への道がちょっとわかりずらいが、広場の奥の大きい石(主の猪が寝ていた!!)の裏に道が続いている。この道をどんどん進むと、分岐点があり、右が城山左が風吹岩との表示があり、風吹岩へ進む。道は思ったより踏み固められており、人も少なく歩きやすい。適度のアップダウンも心地よい刺激になる。さらに進むとまた分岐があり、左が風吹岩、右が荒地山と表示されている。ここを荒地山へ向かう。ここは谷へ降りていくようになっており、途中ダムがあり、その上を伝って左側の山裾にたどりつけそうにも思うが不明である。我々はどんどん下降し、谷間まで降りる。

これがキャッスルウォールだ!!
ここでもまた道が途切れている。とりあえず、川の上流、と言っても、川に大きな落石が並ぶ中、を登っていく。途中、子供にはちょっと危険と思われる箇所もあるが、もう引き返そうと思ったら、登山道にでる。岩場の急斜面を30mほど進むと、目前に巨大な石の壁が屹立する。ここがキャッスルウォールである。ハーケンなどクライマーたちの鍛練のなごりが各所に見える。とてもよじ登る気になる代物ではない。が、岩場とバックの青空のコントラストが最高。彼方には海も見える。ここで昼食とする。鮭と梅干しおかかのおにぎり。おかずは卵焼きとウィンナーとかぼちゃ炊き。うまい。 さてここからのルートがよくわからない。すると、上から降りてきた中年の男性がキャッスルウォールの左横の岩場をよじ登っていく。マップで確認すると、キャッスルウォールから岩梯子に行けるはず。このルートがそうなのか!!しかし嫁と一緒ではちょっと無理ぽい。 またしばらくすると年配のハイカーがキャッスルウォールを迂回し、進んで行くのを確認。我々もその後に続くことにする。

看板表示なし、荒地山山頂
ここから先はちょっと路肩も狭く、かこう岩質のため道は滑り、ちょっと苦労。このあたりは奥高座と呼ばれるエリアだと思う。ちいさな小川が流れたりしてるが、奥高座の滝がどれかは不明。 どんどん傾斜がきつくなり、登る歩幅も大きくなり、嫁は遅れ気味になる。どうも目的の岩梯子方面ではないようだ。鬱蒼とした森の中。日射しがきついためか、木漏れ日と影の部分がはっきりとわかれ目が疲れる。しばらく登ると大きな岩に黒松?が生えた場所にでる。ちょうど山肌から突き出たようなかたちになっており、この松の根で大きな石2〜5個位を支えてるようだ。ここからの景色は絶景で、東は大阪湾、西はポートアイランドまで見ることができる。右の山の尾根の岩場に人が見える。 ここからしばらくすると荒地山山頂に到着。先週もきた場所であるが、ここに奥高座へ向かうルートがあったとは気付かなかった。というか、山頂にも看板表示がないのでわかるはずもない。 というよりここまでのルートでも中央尾根と比べ看板の数が極めて少ない。分岐はいくつもあるが、どちらへ向かえばいいのかわからない所も多い。基本的には看板がない場合は広い道(メインルート)を行くのがいいと思う。

巨岩探訪〜岩梯子〜自宅
ここからのルートは2回目なので迷うこともなく、進む。前回登った岩梯子を下ることになる。 ここで、再度、キャッスルウォールからののぼりの道を探索。大学生らしき練習中のクライマーに聞いたが「研究不足でわからない」とのこと。新入生だろうか?ひとりで大丈夫なのかな?4時過ぎになって下から見たら、まだ壁にへばりつきトレーニングしていた。いろいろチェックし、これかな?と思うルートも発見したが、とにかく看板表示がない!!頼むから、誰かつけて下さい!! 岩梯子だがやはりおりるほうが登るより難しい。 下りながらキャッスルウォールへの道を探す。ちょっと右にそれたところに10m四方ぐらいの岩場がある。ここもハーケンなどの跡があり、クライマーのトレーニングの場所なのだろうか。この岩場は人工的に削られたように平らになっている。何かの施設だったのだろうか。 あとは軽快に下り道。ちょっとすべるのが気になるが、問題なく辿る。 城山の広場到着、夕焼けが素晴らしい。ベンチにひとり静かに女性の姿が。夕焼けを見にきたのだろうか。ほかにもお腹のでた男性が汗まみれの頭をタオルで拭っている。 城山から住宅街、開森橋、JR芦屋。駅前のコープで夕食購入(餃子とシュウマイ;昨晩見たTVチューボーですよの影響!)バスにて帰宅。

次回の抱負
キャッスルウォールから岩梯子までのルートを探せ !!おいおい陽明水と幸玉水を探せ!どうなった?


2000/5/21