2003年度全日本実業団選手権(2003.7.24-25)

7月24日〜25日に狭山市智光山テニスコートにおいて全日本実業団選手権が開催されました。実業団の最高峰の試合をぜひ観戦したいと最終日に狭山までいってきました。埼玉勢としては、川口市役所が3位入賞を果たしました。他の県勢も東松山市役所や東京電力埼玉があとひとつ勝てば二日目(ベスト16)だったのですが、シードチームに敗戦し二日目には残れませんでした。では私(管理者)が観戦したゲームの結果と簡単なコメントをアップします。

ちなみに全結果は埼玉県ソフトテニス連盟のページに掲載されています

試合結果

一般男子準々決勝

川口市役所A 2-0 宇部興産
北原・池田 4-3 吉川・木浦
小山・石井 4-3 林・村田
澤田・土師 - 為久・?

この試合は1,2番ともにファイナルの接戦をものにし勝利しました。この試合の北原、小山両後衛の気持ちの入ったボールにはしびれました。北原選手のフォアストロークはアウトするかという軌道からライン際でぐっと落ちるしまったボール、小山選手は相手にバックをつかれ押し込まれても、それを切り返すバックストローク力が光りました。二人ともしっかりとラケットを振り切っていたことがそれにつながったのだと思います。そして若手の前衛(池田、石井)を引っ張るようにそれぞれの後衛がアグレッシブな姿勢で取り組んでいたのが印象的でした。この調子でいけば、優勝の可能性もあるぞ!と密かに思っていました。なにせ、大将格ともいえる澤田・土師組を抜き(3番まで回さずに)に4本まで勝ち進んでいるからです。

一般男子準決勝

川口市役所A 0-2 大鹿印刷所
北原・池田 3-4 岡村・小林
小山・石井 0-4 成田・村上
澤田・土師 - 岡井・野崎

しかし、続く準決勝の大鹿印刷戦で落とし穴がありました。宇部興産戦で絶好調だった北原選手がまさかの乱調...(どうも相手後衛の球筋にあわず悩んでいた感じ)常に相手にリードされる苦しい展開。しかし前衛の池田選手が非凡さを発揮し、随所にポーチ、スーパーフォロー?を見せ、ファイナルへと持ち込みます。ファイナルも相手に常にリードされる展開でしたが、北原選手も徐々に復活してなんとか4-6まで追いついてきました。流れからいくとこの2本のマッチを逃れればいける雰囲気でしたが、その相手のマッチで北原選手が前衛のそばを通してミドルに打ち切ったボールがネットインし、マッチを逃れたかに見えました。ガッツポーズをとっている北原選手でしたが、相手後衛がそのネットインのボールをラケットの先にぎりぎり引っ掛けてそのボールがコートに落ちてゲームセット。あっけない幕切れでした。あのマッチをしのいでいればまだチャンスがあったかと思うのですが、惜しい試合を落としました。
そして2番の小山・石井組ですが、1番の敗戦ショックを引きづるように相手にリードを許してしまいます。中盤は競り合い、チャンスがあったのだが、相手前衛の強力なサービスの前に挽回する隙を与えてくれず、結局0-4で負けてしまい決勝進出はなりませんでした。

一般男子決勝

岡山市役所A 2-1 大鹿印刷所
大杉・川村 3-4 岡村・小林
上松・須増 4-3 成田・村上
杉本・足利 4-1 岡井・野崎

決勝は3連覇を狙う岡山市役所と京都市役所と川口市役所を破って勝ち上がってきた大鹿印刷所の対戦になりました。注目は岡山市役所のルーキーの川村選手です。世界選手権代表のプレーがどんなものかに注目です。
第1対戦は大杉・川村対岡村・小林です。1ゲーム目から川村選手がさすがに存在感のあるプレーを連発しあっさり先取します。この状況を見て、4-0で終わるかと思っていたのですが岡村・小林も川村選手にポイントされたりミスもあるものの、簡単にはゲームを与えない粘り強さを見せてファイナルゲームに持ち込みます。大杉・川村組がリードし、それに岡村組が追いつくという展開でした。結局、最後の最後まで岡村選手がラケットを振り切り、攻め切ったことでこの対戦に勝利しました。
第2対戦は上松・須増対成田・村上組です。序盤は上松組がロブを多用し村上選手の動きをすかし、相手のミスを誘いリード。中盤も同じペースで進むが、徐々に成田選手が深いボールで押し込みだすと村上選手のポイントが増え、挽回しだした。結局、この試合もファイナルにもつれこむ。ファイナルゲームも一進一退でポイント差が開かない。しかし最後はベテランの上松選手が勝負どころを抑えた配球をし、逃げ切り3番につないだ。
第3対戦は杉本・足利対岡井・野崎組。この試合は終始、杉本選手のロブとシュートを織り交ぜた説妙な配球に足利選手が反応してポイントを重ねていき、4-1で杉本組が勝利し、岡山市役所の同大会3連覇を決めた。

管理者の感想…

地元ということで川口市役所びいきなコメントが多くなりますが... 私がいうのも失礼な話ですが、川口市役所と最終日に対戦した2チームを見ると、見た目の強さは大鹿印刷所より宇部興産のほうが上と思っていました。ただ大鹿印刷所の粘り強さに対して川口が淡白なゲームになってしまったようにも見えました。相手のタイプによってテニスが変わってしまうのだなあと感じたゲームでした。個人的に残念だったのが、澤田選手と土師選手の試合が見れなかったことです。実業団で戦う両選手を見たかったですが…仕方ないですね。でも若手の前衛が入ったことで川口市役所も盛り上がってきたように思います。何よりすごいのが、澤田選手、土師選手を使わずして4本まで入った川口市役所の自力の高さだと思います。あの二人が3番にいるというだけで相手チームには脅威だったに違いありません。しかし逆に4本まで2-0で勝って来たが準決勝で初めて対戦を落とし、そのまま負けてしまったのが残念でした。ソフトテニスはやはりメンタル面が強いスポーツだと感じました。


Copyright(c) SoftTennisTeam-I.S.C 1998-2003. All rights reserved