Let’s Nursing



なすっちが看護婦さんになろうと思ったわけ・・・。

看護婦さんになりたいと思い始めたきっかけって、すごく簡単なこと。
よくTVで、「密着24時」みたいなので看護婦さんのことが
やってましたよねぇ。ちょうどこう高校生の頃にそのTVを見て、
「看護婦さん、かっこいい・・・。」
と強く惹かれるものを感じたのが、今に至っているんだと思います。
患者さんに「ありがとう」と言われ、嬉しそうに退院を見送る姿や
患者さんの急変時に、テキパキと身の回りの処置やケアをしてる姿を見て、
「あたしも、あんな風な大人になりたい・・・」って思ってしまったんですね。
中学生の頃、漠然と「生き甲斐になるような仕事がしたいなぁ・・」
って思っていたんです。もともと人と話をしたりすることが好きだったので、
人と関わり合える仕事がしたいなぁっておもっていたから、
看護婦さんになりたいって思い始めたら、もう「絶対になるんだ。」
って思いこんでました。

職業病ってこういうこと言うのかなぁ

看護の勉強をはじめた頃、専門用語が妙に新鮮に感じてわざと日常会話に
専門用語を使ったりしました。
 「今日さぁ、珍しくまじめに授業聞いてたから、僧帽筋がめっちゃ、うっ血してるー。」とか、
 「なんか今日は、朝から腸蠕動が活発なんだよねぇ・・・」とか・・・。
新しいことを覚えるとすぐに使ってみたくなってそんな会話が流行ったこと
がありました。でも、そんなのは初めのうちだけ。実習が始まると、
会話はもっとハードになり、お昼休みに「アタシの患者さんね、もう5日も
便が出てないからさぁ、午後は浣腸しなきゃ・・。」とか、
「午前中手術見てたんだけどぉ・・・」なんて、ご飯食べながら平気で、
話したりしちゃってるんですよねぇ。それが、同じ看護学生同士の場合
だったらいいけど、家族の前や、彼氏の前で、ついつい出てきてしまうときが
あるんです。そういう時って必ず、強烈なひんしゅくを買ってしまう・・。
そういえば、家族で焼き鳥食べてる時に、「コレは肝臓・・、あ、コレ心臓だ、弁がある・・。」
とかぶつぶつ言ってたら、妹に、メチャクチャ切れられたことがありました。
そういう会話も、時と場合を考えなきゃダメですねぇ・・・。
 それから、医療モンのドラマには入り込めないんです。医療モンに限らず、
病院でのシーンがあるものも、ついつい、「おいおい、そりゃないだろ・・。」
とツッコミを入れたくなっちゃうんですよねぇ。“ナースのお仕事”くらいに
どたばたしてるならまだ割り切れるんだけど、出産のシーンとか出てくるヤツ見てると、
「騒ぎすぎだろう・・」とか思うし、ストレッチャーで走って運ぶシーンとか見ると、
「あぶないよー。」と言いたくなる・・。だから、ドラマのストーリーに集中
出来なくなっちゃうんです。「神様、もう少しだけ」(こんなタイトルだっけ?)
も見てたけど、そんなこんなで、最終回は泣くことが出来ませんでした。
これって、職業病って言うんじゃなくて、アタシが現実派だって事かなぁ・・・?

実習の友???

 臨床実習は、看護学生にとって1番の勝負どころだと思います。
学校での勉強ももちろん大事なのですが、やっぱり看護は、患者さんがいてこそのものだから。
 臨床実習では、それまで学校内でやってきた、教科書に書かれた看護や、先生から教わる
基本的な看護を、受け持った患者さんに「マッチ」した看護になるように、自分で考えて、
実践していく大事な大事な勉強です。
 実習では、だいたいどこの学校も同じでしょうが、日々の記録があります。
その日の受け持った患者さんの状態や、どんなケアをどのようにやったのか?また、その結果、
どんな効果があったのか?等々・・・、反省や、考察などをふまえながら、毎日書かなければ
ならないものです。患者さんのことを把握していくためには、とっても大事なものなのですが、
私はコレがとっても嫌いだった・・・。だって、記録は、先生や、指導ナース、場所(病院)
によっては、病棟婦長までが、コレを見るんだモン・・・。そして、指導を受ける・・・。
いろんな方から、指導を受けられることは、有り難いのですが、あれこれ言われることが、
苦手な私としては、実習日誌(日々の記録)を書くこと、見せることはとっても憂鬱なんです。
いろいろ考えながら、日誌を書いてると、1時間、2時間と、簡単に時間が経ってしまうんですよ。
ただでさえ実習で疲れて、翌日も朝早くてさっさと眠りにつきたいのに、コレのせいで、
なかなか眠れないと言うこともしばしば・・・。実習が、だんだん大詰めに近づいてくると、
患者さんへの、指導パンフレットづくりだったり、反省会の資料作成だったりと、やることが増えて、
もっと悲惨な状況になって来るんです。毎晩睡魔と闘うのですが、負けることもあったりして、
翌日になって泣きをみたりするんですよね。
それで、「寝ない薬」が私のお友達になったんです。寝ない薬って言っても、やばいモン
じゃないですよ。中身は、カフェインの錠剤。コレを飲むと、眼が、ギラギラするくらいに
起きていられますよ。でも、何となく、動悸を感じるんですが・・・。そして、朝日が昇ってきた頃に、
シャワーを浴びて、栄養ドリンクを飲んで家を出るのが、なすっちの実習中の日課でした。

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