センリツのドラゴンクエスト

メーカー:エニックス  機種:ファミコン  
値段:もう売ってない  ジャンル:RPG  
発売時期:玉子様18歳の頃(はーと)

 
 A川荘(学生アパートのひとつ。別名ムショ。)の尾●君ちには、
TVがありました。
当時、TVなんて持っている学生なんてそういなかったのです。
(少なくとも玉子様のまわりには。)
尾●君ちには、ビデオやファミコンまであって、ビンボー人達の
餌食になるのには、そう時間はかからなかったのであーる。

 ○ナカのバイトが終わったPM10:00.お惣菜の残りをせしめて、
玉子様は尾●君ちのドアを叩きました。

 どうでもいいけど、このバイト時給550円。
今、思い出してもヤなバイトでありました。
 
 ビールでも飲んで、パーッとやるべぃと何気なく開けたドア。

尾●君の部屋のドアの向こうには、未知の世界が広がっていたのでした。

「ドラゴンクエスト」

 もうゲーマーでなくっても、聞いたことぐらいはある名作ですね。
そりゃあもう、この前後に出ていたRPGはどうしようもないものが
多かったですね。
(「星を見るひ●」とかね。あれ、クリアした人はいるのでしょうか?)
おそらく日本初のまともなメジャーRPGだったのではないでしょうか。

 とはいえ、今ほど親切なつくりではなく、「はなす」、「かいだん」、
「しらべる」はいちいちコマンドを選んでいましたっけ。

「ふっかつのじゅもん」も前に紹介した「スケバン刑事」みたいに
クソ長くはないものの、けっこう苦労したものです。

 でも、見やすいウインドウ表示や「ウルティマ」と「ウイザードリィ」
(いつか紹介すると思う名作です。)のいいとこ取ったような、
システムはいまだに大きな変更ナシく引き継がれているのです。
たいしたもんだ。

 それに、何も分からず世界に放り出されるのではなく、親切な説明を
聞いてからでないと、旅に出られない展開にも唸らされるものがありました。
まだRPGが根づいてない時期でしたし、とっきやすい感じで。

 音楽も後に交響曲となる程の素晴らしさで、私の中ではNO.1
ゲームミュージックといっても過言ではございません。
程よいユーザーフレンドリィとでも申しましょうか。とにかくびっくり。


 「何しょん?尾●君。」
人のいい尾●君は説明してくれました。

悲劇のはじまりです。

「ふ〜ん。ちょっと貸してみて。」
いいじゃん、いいじゃん、まあまあ。
ふ〜ん、おもしろいね。あ、セーブする?うん、呪文控えるの?
へ〜。

「じゃぁ、今度オレの番ね。」
尾●君は7秒程ためらった後、快くコントローラーを渡してくれました。
今、思い出してもいい人です。

〜1時間後〜
「うわ、このゲーム止めれんね〜!」

〜3時間後〜
「セーブして呪文間違うと嫌じゃけん、
もうちょいやるけん。
ヒマ?もう、寝ちょき!」


〜20時間後〜
「尾●君、悪い、かわりにバイト行って来て。」

今、思い出してもいい人です。

結局。
丸二日ほどで、ゲームは終わりました。
ノーコンティニュークリア。(ひとんちで。)

・・・尾●君。
今、思い出してもいい人です。


このゲームの価値は
代理で行ってもらったバイト代
550円×8(良心で換算)

に相当する。

・・・ところで、
尾●君は、その後、ドラクエ2も貸してくれました。
部屋とテレビとファミコンも。
今、思い出してもいい人です。


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