ナミダの「スケバン刑事3」

メーカー:たしかバンダイ  機種:ファミリーコンピューター
値段:けっこう高かった  ジャンル:アクションRPG
発売時期:玉子様18歳の頃♪

 
 なにしろ私が初めて買ったゲームなのです。

 この時分古本屋でバイトしてまして、店にかかっていたテレビで丁度やってたのです。
 風間三姉妹とかいうセーラー服の皆さんが主役で、麻宮さんちはいったいどうなってしまったのかよくわからないまま、「おおみんな可愛いやん。」というそれだけでこのゲームを選んでしまったのでした。
 これといってファンでもなかったんだけど・・・セーラー服の魔力かもしらん。なにしろファミコンも手に入れたばかりで、(買ったワケではナイ。これもいつか語る事になるでしょう。)ウキウキとゲームスタートしてしまいました。

 基本的には横スクロール、ときどき縦もありのアクションロールプレイングゲームです。
 Aボタンで攻撃、Bボタンでジャンプ、十字キーで方向というシンプルな操作がグー。と、いうか当時のアクションゲームの大半はこんな感じでした。そう思うといまのコントローラーってすげえボタンの数ですな。

 操作できるキャラクターはもちろん、風間さん姉妹の三人。屋根より高く跳べるのに、ミゾにはまると即死するという、このテのげーむでは結構おきまりのセーラー服忍者。

 体術に優れ、アクションの難度が高いステージで便利な長女さん。折鶴を投げますが、威力はいまひとつ。・・・鶴ですしね。なんでこれを投げようと思ったんでしょう?
 パワー重視で、硬めの敵が多いステージには次女さん。この人もどうしてだかリリアン針をなげます。
ともかく鶴よりはるかに痛いようで敵はサクサク倒せるのですが、ジャンプ力はありまへん。
 で、全てにおいて平均的なのが三女さん。武器はヨーヨー(代紋入り)。最終面では「ヴァジュラ」とかいう剣になってました。浅香唯かわいかったな〜。

 これらの三人を上手く使い分けながらクリアしていくのですが、アイテムを集めて武器を強化することができます。ヨーヨーはどんどん巨大化し、鶴なんかも一投げで10羽くらい飛んでいきます。巨大化した鶴だったらおもしろかったのに。リリアンはどうだっけか忘れました。

 ここまでだと、なかなか楽しめそうに思えますが、問題はセーブ方法。
当時はまだメモリーカードはおろか、バッテリーバックアップもありませんから、いわゆる「ふっかつのじゅもん」を使うのですが・・・。これが、
 トイレットペーパーぐれぇなげえ!

 画面いっぱいびっしりと、ドラクエ1の約5倍はあろうかという量の「あ お ら お い ひ て り・・・」
とかいう意味不明な文字・・・。さらに、ちゃちなフォントのせいか、「あ」と「お」 「う」と「ら」などが分かりにくく、もっと言えばカタカナ・平仮名も入り混じり、
わかりにくいんじゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!(怒)
 これを一字一句たがえず、記録しておいて次回またはじめる時に、また一字一句たがえず入力せねばなりません。一文字でも間違えると、「ふっかつのじゅもんがちがいます。」などと、なんの融通もきかせてくれません。
 ビデオでもありゃあ、録画しとけるわけですが、そんなもん持ってるヤツなんざ、友達にも数名・・・という時代です。わたしもやっとテレビを買って、感激したばかりでした。
 努力して地道に呪文を記録するなど、玉子様である私には、向いていないのは周知の事。ならば。
「セーブしなきゃいいじゃん!」
親が知ったら号泣する事請合いの決断を下した私は、ノーセーブでRPGをクリアするというあるイミ地道な目標に向かって、人生にとって役に立ちもしない無駄な努力をはじめたのでした。
 不眠不休。友人に差し入れを強要し、8さらに代返もさせ)風間三姉妹を操る事、約二日間・・・
見事1回目をクリア。調子に乗って2回目に突入。遊びに来たアマデデさん(コパヤシくんだったかも。)に

「あほちゃうん?」

と、真顔で言われるまで、続けました。
 はっと我にかえり、更に明日までのレポートがあることも発覚。
「・・・とりあえず飲みに行こう!」(現実逃避)
(帰ったらレポートをやろう。うん、きっとやろう。)
そう自分に言い聞かせながら、完徹3日目の夜は始まったのでした。



このゲームの価値は
「締切りから一日過ぎた完璧レポート(未提出)」に相当する。


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