〜当ホームページ作成の2003年8月より読破した書籍を紹介致します〜

200401-01
コトバの謎解き ソシュール入門
町田 健 光文社新書 2003年 ☆☆☆
〜構造主義を創造したスイスの偉大な言語学者、フェルディナン・ド・ソシュールの入門書。言語学の解説書であり、分かり易いことは確かだが文体がネガティヴ。もっと歯切れのいいポジティヴな文体の方が入門者にとってプラスだと思うのだが…〜
200312-03
寝ながら学べる構造主義 
内田 樹 文春新書 2002年 ☆☆☆☆
〜構造主義を生み出す原型となったソシュール、フロイト、ニーチェの解説から構造主義4銃士(ロラン・バルト、ジャック・デリダ、レヴィ=ストロース、ミシェル・フーコー)の主義を容易な文体で説明しています。非常に分かり易いので構造主義に興味のある方にはお薦めです。〜
■200312-02
初めての構造主義 
橋爪 大三郎 講談社現代新書 1988年 ☆☆☆☆
〜橋爪大三郎氏は偉大な思想家だ。「構造主義」のような超難解な思想をおませな中学生が分かるレベルに分解し、容易で歯切れの良い文体で解説している。1950年代からレヴィ=ストロースらによって提示されてきた「構造主義」。すでにその後の「ポスト構造主義・ポストモダニズム」の思想が現れているが一体どんな思想なのか前々から興味があった。その内容を私レベルでは上手く説明は出来ないが目から鱗が落ちる思いだ。〜
200312-01
THINNER
RICHARD BACKMAN SIGNET NOVEL 1984年 ★★★★★
〜STEVEN KINGが"RICHARD BACKMAN"名義で著したホラー小説。物凄く怖いです(お化けとかが出てくるわけはないです)。久し振りに読み物で恐怖を感じました。主人公のビリーが交通事故でジプシー女性を轢き殺してしまったことから悲劇が始る。彼女の父親ジプシーがビリーに呪いをかける、「THINNER」。それ以来ビリーは痩せ続けていく…〜
200311-03
身分差別社会の真実
斎藤 洋一/大石 慎三郎 講談社現代新書 1995年 ☆☆☆☆
〜非常によくまとまっているので入門書としては最適だと思います。ここから更に探求を続けていきたいところだが、差別を扱った書籍を読むのは正直気持ちのいいものではありません。「士・農・工・商・被差別民」という序列で習った方が多いと思いますが、これは真実ではないようです。見方は二つあるのですが、「士」を中心にした支配者→「町人(農工商)」と「被差別民」の被支配者。そしてその被支配者の中での「町人」→「被差別者」という形です。機会があれば是非読んで頂きたい著作です。〜
200311-02
THREE SISTERS INVESTIGATE
JIRO AKAGAWA KODANSHA ENGLISH LIBRARY 1985年
〜赤川次郎の「三姉妹探偵団」をGRAVIN FREWが英訳したもの。頭を使いたくない時はこんな本が気軽に読めてよい。英語レベルだが、英検準2級〜2級くらいで高校2年レベル。英語学習の観点からお薦めですが文脈は思いっきり日本的です。更に「小説の書き方」系の本を斜め読みしていたので犯人がすぐに分かってしまったのは残念。〜
200311-01
HOUSE OF FEAR
WILLO DAVIS ROBERTS A WINDSWET BOOK 1983年 ☆☆
〜数年前に古本屋で購入した英語小説。おそらく本国、アメリカでは小学高学年〜中学生を対象にした読み物と思われる。日本では最低英検2級以上の力があればなんとか読めると思います。(中級レベル以上の人はSTEVEN KINGの小説がお薦めです。)夏休みを知り合いのおばあさんの家で過ごす事になったブルックとティム姉弟を待ち受ける恐怖の体験。〜
200309-02
ベイルート 1982年 夏
重信 房子 話の特集 1984年 ☆☆☆
〜日本赤軍の一員であり、パレスチナ武装派と共にイスラエルと対峙した重信氏によって描写された1982年のイスラエルによるレバノン大虐殺。現場からのレポということでその価値も高いと思われる。当時の虐殺責任者、国防大臣アリエル・シャロンが現イスラエル首相である事実を見逃してはいけない(2003年現在)。じわじわとのめり込める入魂の1冊。〜
■200309-01
ハリウッド脚本術
ニール・D・ヒックス フィルムアート社 2001年
〜「プロになるためのワークショップ101」と邦題の副題にあるように脚本の書き方入門書。とりあえず為になるページだけ読んだ。〜
200308-07
ベイルート大虐殺
広河 隆一 三一書房 1983年 ☆☆☆
〜1982年のイスラエルによるレバノン侵攻の内実。非常に重い。キリスト教世界で数千年に渡り差別され続けた民族が同等の虐殺をパレスチナに行った記録である。現場主義で戦火の中取材を続けた広河さんも凄い。〜
200308-06
中東 共存への道−パレスチナとイスラエル−
広河 隆一 岩波新書 1994年 ☆☆☆
〜1993年3月の「パレスチナ暫定自治協定」の検証とその後の和平・共存の道を探る秀作。〜
200308-05
「パレスチナが見たい」
森沢 典子 TBSブリタニカ 2002年
〜元幼稚園教論によるパレスチナ自治区取材記。小中学生や国際情勢に興味のない方に最適のルポと思う。その理由は、@字が大きい A紙面がすかすかで余白だらけ B文体が簡素。〜
200308-04
ユダヤ人
J-P.サルトル 岩波新書 1956年 ☆☆☆
〜「ユダヤ人が反ユダヤ主義を巻き起こすのではなく、反ユダヤ主義がユダヤ人を作り上げた。」実存主義を推し進めた20世紀の偉大な知識人・哲学者によるユダヤ人考察。〜
200308-03
パレスチナ大虐殺 (原著タイトル:The Israeli Holocaust Against the Palestinians)
マイケル・ホフマン&モーシェ・リーバーマン 成甲書房 2003年 ☆☆☆☆
〜歴史修正学派によるイスラエル軍のパレスチナ侵攻作戦(2002年3-4月)の検証記録。具体的な情報収集方法は述べられていないが、その内容は非常に興味深い。〜
200308-02
パレスチナ「自爆テロの正義」
Q・サカマキ 小学館文庫 2002年 ☆☆☆
〜NYを拠点とするジャーナリストの書き下ろし作品。近年の自爆テロのレポートが中心だが、紛争の歴史の解説もあり。近年の動静を理解出来る。〜
200308-01
パレスチナ
広河 隆一 岩波新書 1987年 ☆☆☆☆
〜2003月5月のイスラエル渡航前にも一度目を通しておいたが、帰国後読み返しパレスチナ問題を整理する。絶好の入門書だと思う。〜

目次に戻るページの先頭に戻る