日本ユース代表試合結果
'99ワールドユース
予選リーグ


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99/4/5:日本ユース代表−カメルーンユース代表('99ワールドユース)
99/4/8:日本ユース代表−アメリカユース代表('99ワールドユース)
99/4/8:日本ユース代表−イングランドユース代表('99ワールドユース)



99/4/5:ワールドユースナイジェリア大会
日本ユース−カメルーンユース(サニ・アバチャ)
日本
カメルーン
南雄太18GKGKカメニ
辻本茂輝DFDFムソンガ
手島和希DFDF15イブライマ
中田浩二12DFDFレベ
酒井友之MFDFアムガ
遠藤保仁11MFMFムバミ
本山雅志10MFMFヌジンケウ
小野伸二13MFFW14ヌゴム
小笠原満男MFFW10ディクメ
永井雄一郎14FWFWイノゲ
高原直泰FWFW12イドリス
得点



■得点■
<日本>
9.高原直泰 (51分)
<カメルーン>
11.コモル  (72分)
11.コモル  (89分)

■交代■
<日本>
14.永井雄一郎 → 16.播戸竜二 (68分)
8.小笠原満男 → 4.石川竜也 (73分)
<カメルーン>
10.ディクメ  → 9.キヨ   (56分)
8.イノゲ   → 2.モドゥ  (65分)
14.ヌゴム   → 11.コモル  (69分)

■警告■
<日本>
10.本山雅志@
<ブラジル>
12.イドリス / 5.ムソンガ

■日本ユース代表:0勝1敗 得点1 失点2 得失点差−1

■経過:キックオフ直後はカメルーンの攻勢にさらされる日本であったが、徐々に落ち着きを取り戻し試合を支配していく。小野・小笠原を中心とした組み立てでしばしばカメルーンDFラインを破って裏にパスを通すが、FWの決定力がなくシュートが枠に飛ばない。後半6分、右サイドに出たボールを酒井が相手DFのタックルをかわしてキープ、センタリングを上げ、走り込んだ高原がダイビングヘッドで先制。しかし、その後は徐々に運動量が落ち、パスの精度も落ちる日本。一方カメルーンはイキのいい選手を投入し、27分、後方からのロビングをエリアぎりぎりでコモルが頭でつついて同点とする。さらに試合終了間際の44分、中田のケアすべきスペース(カメルーン右サイド)が空き、そこに出たパスを走り込んだイブライマが落ち着いてセンタリング、再びコモルが飛び込んでダイビングヘッドで逆転。日本にこれを返す力は残っておらず、試合終了。

■感想:立ち上がりのカメルーンの攻勢の後、小野のパスで流れを取り戻した日本。速いパスでカメルーンDFラインの裏を狙い、チャンスが生まれるが、それはカメルーンDFが自分たちのラインの裏へのケアがほとんどなかったからであり、DFの戻りが(歩いていて)遅かったから。よって日本はサイド攻撃を意識すること少なく、中央突破に固執していた感があった。カメルーンは日本のプレスに対し大雑把なクリアしか出来ず、深い位置から長めのボールを蹴らされていた。しかしその身体能力もあり、しばしばそこから個人技を生かしてカウンターを仕掛けた。それは後に大きな効果をもたらす。日本も攻めの時間帯が長いにも関わらず、フリーなのにパスミスをしてボールを相手に渡してしまったりしていた。何より日本にとって致命的だったのは、ボールを自由にキープし攻撃の形が出来ていて決定的チャンスを生み出せていた時間帯に1得点も出来なかったこと。それはFWのシュートの正確性や、MFからのラストパスの精度など、とにかく“決定力”の低さに尽きる。前半はラストパス、後半はフィニッシュの2つ前のパスが通らない。どんな素人が見ても「あ〜、日本に決定力はないな」というのが分かってしまうその悪い流れは試合終了まで変わらなかった。後半途中に投入された石川も再三左サイドを破りセンタリングを上げ続けたが、同じく途中投入された播戸がブレーキ。シュートを外し続ける。後半は日本の悪い点が露呈する。観ていて気付いたのは、GK南とDFの連携の悪さ。カメルーンの同点シーンなどはその最たるもので、ペナルティエリアぎりぎりに出たボールを南が取りに行くのか、DFがコモルに体を寄せて抑えていくのかはっきりしておらず、南の飛び出しが中途半端で1歩遅かったために生まれた得点である。日本は後半中盤以降は本人たちは気付いていないかもしれないが明らかにスピードと運動量が落ち、集中力がなくなってきたのか動きもバタバタしてしまった。ボールサイドに人が集まってしまったためにカメルーンに逆サイドを破られ、同点ゴールを献上してしまった。結局、得点を決められる時に決められなかった日本の自滅。





99/4/8:ワールドユースナイジェリア大会
日本ユース−アメリカユース(タファワ・バレワ)
日本
アメリカ
南雄太18GKGKリマンド
辻本茂輝DFDFカリフ
手島和希DFDFチェルンドロ
中田浩二12DFDF13ボカネグラ
酒井友之MFMFピアース
遠藤保仁11MFMFガルシア
本山雅志10MFMF14ゴールドスミス
小野伸二13MFMFダウニング
小笠原満男MFMFフタガキ
永井雄一郎14FWFW15トゥウェルマン
高原直泰FWFW10オルブライト
得点



■得点■
<日本>
オウンゴール(7.ダウニング) (10分)
9.高原 直泰      (51分)
8.小笠原満男      (85分)
<アメリカ>
9.ライアン=フタガキ  (74分)

■交代■
<日本>
13.小野伸二 → 5.加地 亮 (74分)
10.本山雅志 → 4.石川竜也 (84分)
9.高原直泰 → 16.播戸竜二 (89分)
<アメリカ>
14.ゴールドスミス → 12.ツァキリス (46分)
15.トゥウェルマン → 17.ベアスリー (46分)
5.ピアース    → 2.ソリントン (58分)

■警告■
<日本>
3.辻本茂輝@ / 11.遠藤保仁@
<アメリカ>
13.ボカネグラ / 6.チェルンドロ

■日本ユース代表:1勝1敗 得点4 失点3 得失点差+1

■経過:キックオフ直後から両チームが大きくそして速い攻守の切り替えを見せる。アメリカは縦パスを多用し、スピードを生かした攻めを見せる。それに対し日本は普段のパス回しを抑え、左サイドの本山を使う。前半10分、中央を小野を中心として速いパス回しを見せた日本、小野のパスをアメリカのダウニングがオウンゴールして日本が先制。そして後半6分、スローインからマークを外した高原が左足でシュート、追加点を挙げる。だが29分、アメリカもCKからのこぼれダマを、日系4世のライアン=フタガキがフランスワールドカップ対ユーゴ戦のダービッツを彷彿とさせる左足のミドルシュートを叩き込んで1点差に迫る。しかし日本は40分、相手ゴール前で酒井がタックルで奪ったボールをスルーパス、小笠原が抜け出し左足でダメ押し点を挙げ逃げ切った。

■感想:小野の調子が悪い。稲本も使えない。DFは空中戦に弱い。永井は持ち味であるドリブルをしない。遠藤はミスパスを連発する。南はDFとの連携が悪い。勝ちはしたものの、はっきり言ってまだまだ課題は多い日本。2トップに付いたアメリカのマンマークに簡単には前を向かせてもらえず、前半は潰し合いに終始する。ただ、そんな中でもハーフウェイライン付近でのプレスというかプレッシャーのかけ方は上手い。後半の高原のゴールの後は日本はパス回しの速さを上げ、またドリブルでの仕掛けを多くし、非常に積極的な動きになった。日本の勝利は最終的な地力の差が出たためとも言えるが、アメリカも決して悪いサッカーではなかった。確かに後方からのロングボールを多用していたが、前線にはキープできるFWがいたし、そこに技巧的なMFが絡んだ攻撃はなかなかのものだった。特にライアン=フタガキは左足から繰り出される多彩なキックとその強烈なシュート力とで、アメリカサッカーの未来を感じさせた注目株である。またFWのオルブライトも左右に広く動いてボールを受け、よくボールに絡んでいた。惜しむらくは、フタガキの背番号が“9”、オルブライトが“10”だったことである。プレースタイルなどから言えば、この2人の背番号は逆であるべきであろう。


99/4/11:ワールドユースナイジェリア大会
日本ユース−イングランドユース(タファワ・バレワ)
日本
イングランド
南雄太18GKGK13ラチュブカ
辻本茂輝DFDF16クーパー
手島和希DFDFライト
中田浩二12DFDFハスラム
酒井友之MFDFマーフィー
遠藤保仁11MFMFリンカーン
本山雅志10MFMF15ニコルス
小野伸二13MFMF17ヴェルナザ
小笠原満男MFMF11エザリントン
永井雄一郎14FWFWダドリー
高原直泰FWFWジョンソン
得点



■得点■
<日本>
4.石川竜也 (39分)
13.小野伸二 (48分)

■交代■
<日本>
14.永井雄一郎 → 4.石川竜也 (31分)
11.酒井 友之 → 5.加地 亮 (70分)
10.本山 雅志 → 15.高田保則 (77分)
<イングランド>
2.リンカーン → 7.クラウチ (52分)
16.クーパー  → 14.ジェームス=チェンバース (65分)
9.ダドリー  → 12.アダム=チェンバース   (78分)

■警告■
<日本>
13.小野伸二@
<イングランド>
15.ニコルス@A / 4.ライト / 17.ヴェルナザ

■退場■
<イングランド>
15.ニコルス (89分)

■日本ユース代表:2勝1敗 得点6 失点3 得失点差+3  →予選E組1位通過

■経過:日本はキックオフ直後にいきなりやる気を見せ、力強い攻撃を仕掛ける。が、それをかわされた後も小野・本山を起点に組織的な攻めを見せる。20分のスルーパスからの不調の永井のシュートはキーパーに阻まれたが、その永井に代わって出場した石川が40分に得点を決める。30分過ぎに、向かって左側の照明が落ち、それにも関わらず審判は試合を止めなかったため、左から右に攻めるイングランドは完全な逆光となってしまっていた。そのようななか日本は、間接FKを小笠原が出して小野が止め、飛び出してきた壁の左を石川が左足で抜いてゴールを決める。照明が直った後半の49分には、右サイドを酒井が突破、エリア手前で小野にショートパス。小野はややトラップを誤りボールが弾んだが逆にそれを利用して左足でGKの頭上を抜くループシュートを決める。その後は運動量が落ちたイングランドの中盤を楽々突破、いい形を何度も作るがゴールはなく、このまま試合終了。
■感想:両チームのモチベーションの差がそのままプレーに顕れた形となった。小野・本山が起点となる日本の攻めは分かりきっていたはずなのに、イングランドは中盤でもほとんど寄せがなく、2人は前を向いてプレーできた。特に本山は非常にキレがあり、ドリブル突破を見せるなどこの試合のMVP的働きをした。また小野も後半ゴール前の小笠原に通した鋭く速いライナー性のスルーパスに見られるように自身の力を発揮、試合を通して日本のパスサッカーの起点となった。前半の照明が落ちた間は若干動きが悪くなったものの、日本はダイレクトパスを多用して、動きの悪いイングランドの間を突破する。永井は相変わらず不調。ドリブル突破にも以前のようなダイナミックさはなく、高原のような得点力も感じられない。イングランドも序盤は日本の3バックの穴である両サイドのスペースにロングボールを出して両サイドハーフを走り込ませてからのセンタリングというオールドイングランドスタイルを実行したが、徐々に運動量・精度が落ち、それも打ち止め。守備面でも最初はプレスを掛けていたもののそれもなくなる。後半は足が止まって中盤ががら空きとなり、日本に突破を許す形となった。完全にコンディション不良。セットプレーでの迫力はあったが。レフェリーもやや日本びいきだったし。照明が落ちても試合止めないし。ただロスタイム5分は長いよ。“3分”って出てたのに。