日本ユース代表試合結果
'99ワールドユース
決勝トーナメント


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99/4/15:日本ユース代表−ポルトガルユース代表('99ワールドユース)
99/4/18:日本ユース代表−メキシコユース代表('99ワールドユース)
99/4/21:日本ユース代表−ウルグアイユース代表('99ワールドユース)
99/4/24:日本ユース代表−スペインユース代表('99ワールドユース)



99/4/15:ワールドユースナイジェリア大会
日本ユース−ポルトガルユース(タファワ・バレワ)
日本
ポルトガル
南雄太18GKGKセルジオ
辻本茂輝DFDFアヌンシアソン
手島和希DFDF18カレイラ
中田浩二12DFDFカネイラ
酒井友之MFDFフレディー
遠藤保仁11MFMF16ネカ
本山雅志10MFMFレアル
小笠原満男MFMFエステベス
小野伸二13MFMFコスタ
高原直泰FWFW13カンディド
永井雄一郎14FWFW10シモン
1 
得点
P K 戦
 
ポルトガル
10○
15○
8○
9×
6○
日本
13○
12○
10○
9○
7○



■得点■
<日本>
11.遠 藤 保 仁  (48分)
<ポルトガル>
15.クラウディオ (80分)

■交代■
<日本>
14.永井雄一郎 → 6.稲本潤一 (66分)
8.小笠原満男 → 16.播戸竜二 (89分)
<ポルトガル>
13.カンディド → 8.ソウザ    (52分)
18.カレイラ  → 15.クラウディオ (52分)
16.ネカ    → 14.フィリペ   (65分)

■警告■
<日本>
13.小野伸二@ / 9.高原直泰@
<ポルトガル>
3.カネイラ / 16.ネカ / 2.アヌンシアソン / 8.ソウザ / 14.フィリペ

■負傷退場■
<ポルトガル>
1.セルジオ

■日本ユース代表:決勝トーナメント1勝(ベスト8進出)得点1 失点1

■経過:前半から日本は個々の選手の動きが悪い。ポルトガルの個人技の前に攻め込まれる場面が多く、日本はキックの精度も悪いためチャンスさえ作れない。ただ守備面ではDFラインが踏ん張り、何度かオフサイドも奪った。そして後半の48分。中央に切れ込んだ本山から空いた左サイドにスルーパス。永井が久々に見せる大きな切り返しでDFをかわして再び中央に戻すと、ボールを受けた遠藤が右足で寄せてきたDFを巻いてゴール。その後はポルトガルのドリブル対日本のパスサッカーという形になる。だが、右サイドからの本山のクロスに対して高原とセルジオが接触、セルジオは骨折して退場してしまう。交代枠を使い切ってしまっていたポルトガルはMFエステベスがGKを務める。が、ここから日本のリズムが悪くなり、しかも疲労から一気に運動量が落ちる。そして80分、(日本の)左サイドからシモンが上げたセンタリングのこぼれダマをクラウディオが右足で蹴り込んで同点。その後も日本は急造GKに対して攻撃意欲がなくなったか、シュートへの意欲もなく、マイナスのパスばかり。一方ポルトガルは個人技を生かして日本の左サイドを攻め、コスタがゴールに迫るが南がファインセーブを連発。勝負はPK戦に委ねられ、コスタが止められたポルトガルに対して日本は5人全員がきっちり決め、ベスト8進出。

■感想:ナイジェリアでの最悪のパフォーマンスを披露してしまった日本。序盤からポルトガル選手の誰かをフリーにしてしまい、攻撃でも早いプレッシャーの前になかなか前を向けない。ポルトガルは右サイド(日本の左・中田サイド!)からのカウンターが効果的。流石にドリブル・ボールキープなどの個人技のレベルは高く、日本はあっさりかわされたりボールを奪えなかったり。しかもそれに合わせたのか、日本は普段のパスサッカーではなく、ドリブルなどの個人技に頼る場面が多くなった。前半はお互いに個人技の出し合い・水際での防ぎ合いだった。一方ポルトガルもオフサイドに引っかかる。後半日本が点を取ってから少しの間は日本のペースとなりパスサッカーが見られたが、ポルトガルのプレッシャーはさらにきつくなった。ボールを奪ってからのドリブルも速く、またシモンやコスタを起点としたパスも速い。日本は一気に体力が落ち、ポルトガルの突破を防ぐ力もほとんど残っていない。シュートへの意欲もなくなり、見ていてイライラした。ミスも頻発。パスもマイナスのパスが増える。ポルトガルはシモンのタメからコスタが突破を図り再三チャンスが出来る(「怖いよー!」)が、南が最後の一線で踏みとどまってゴールはなし。消耗戦。PKで勝ったけど、ホント勝って良かったよ。相手GKがアレだし。収穫は【勝った】という事実と【稲本の復帰】だけ。


99/4/18:ワールドユースナイジェリア大会
日本ユース−メキシコユース(リバティー)
日本
メキシコ
南雄太18GKGKクリスチャン・マルティネス
辻本茂輝DFDFマスコロ
手島和希DFDF18レイノッソ
中田浩二12DFDF17マルガリート・ゴンサレス
酒井友之MFMFメンデス
遠藤保仁11MFMFビクトリーノ
本山雅志10MFMFトラード
小笠原満男MFMFモラーレス
小野伸二13MFMF10ファン・ロドリゲス
高原直泰FWFWナバ
永井雄一郎14FWFW11オソルノ
得点



■得点■
<日本>
10.本山雅志 (4分)
13.小野伸二 (24分)

■交代■
<日本>
10.本山 雅志 → 4.石川竜也 (55分)
14.永井雄一郎 → 15.高田保則 (63分)
9.高原 直泰 → 16.播戸竜二 (86分)
<メキシコ>
8.ビクトリーノ → 13.ルイス・イグナシオ・ゴンサレス (38分)
17.マルガリート・ゴンサレス → 14.エドゥアルド・ロドリゲス (46分)
18.レイノッソ → 9.メンドーサ (69分)

■警告■
<日本>
10.本山雅志@ / 11.遠藤保仁@ / 8.小笠原満男@
<メキシコ>
14.ファン・ロドリゲス / 5.モラーレス / 18.レイノッソ / 6.トラード

■日本ユース代表:決勝トーナメント2勝(ベスト4進出)得点3 失点1

■経過:開始早々の4分、右サイドを突破した小笠原がフォローしていた酒井にバックパス、酒井はダイレクトでクロスを上げ、オフサイドトラップを破って2列目から飛び込んだ本山がヘッドでGKの頭上を抜いて日本先制。その後はメキシコの速い寄せにボールをキープできなくなり、日本はカウンターを狙う展開となる。しかしそのカウンターが成功する。24分、右サイドペナルティエリア手前から小笠原がシンプルにアーリークロス、再び2列目から飛び込んだ小野がエリアに入ったあたりのファーサイドで頭で合わせ、対角線的に右ポスト下スミに当ててゴール。その後も守備の時間が続くが、後半はその守備の中から、焦りが出てきたメキシコの雑なプレーの隙を突いて度々決定的チャンスを作り出す攻めを繰り出し、最後はコーナー付近での時間稼ぎや組織的な守備を見せるなど、メキシコを寄せ付けない完璧なサッカーで準決勝進出!

■感想:試合を見ながら取ったメモには色々と書いてあるのだが、感想としては1つだけ。「日本強い!」。これに尽きる。シュート力のあるメキシコにひやっとさせられる場面がないわけではなかったが、この試合に限っては日本は集中力も切れず、体力の落ち方も小さく、まさに“大人のサッカー”を展開。理想的な勝ち方だった。DFラインの裏を狙おうとするロングボールにも3バックがきっちり対応。ラインを押し上げ、オフサイドを何度も奪った。攻撃面では本山のドリブルが3人目で潰されることが多かったが、ダイレクトパスをつないでの攻めは見ごたえがあった。ゴール前での“決定的”度は明らかに日本が上。日本がこの試合のようなサッカーを続ければ、ワールドユース優勝も夢ではない。


99/4/21:ワールドユースナイジェリア大会
日本ユース−ウルグアイユース(シュルレア国立)
日本
ウルグアイ
南雄太18GKGKカリーニ
辻本茂輝DFDFディアス
手島和希DFDFソロンド
中田浩二12DFDFカレーノ
酒井友之MFDFペジェグリン
遠藤保仁11MFMFポウソ
本山雅志10MFMFペレス
小笠原満男MFMFコレア
小野伸二13MFMF10リゲラ
高原直泰FWFW14フォルラン
永井雄一郎14FWFWチェヴァントン
得点



■得点■
<日本>
9.高原 直泰 (23分)
14.永井雄一郎 (35分)
<ウルグアイ>
9.チェヴァントン (24分)

■交代■
<日本>
10.本山雅志 → 5.加地 亮 (46分)
11.遠藤保仁 → 6.稲本潤一 (46分)
6.稲本潤一 → 4.石川竜也 (57分)
<ウルグアイ>
5.ポウソ → 17.カノッビオ (46分)
10.リゲラ → 18.カルドソ  (52分)
9.チェヴァントン → 15.アルベルマヘル(59分)

■警告■
<日本>
13.小野伸二A / 12.中田浩二@ / 18.南雄太@
<ウルグアイ>
9.チェヴァントン / 15.アルベルマヘル / 8.ペレス

■日本ユース代表:決勝トーナメント3勝(決勝進出)得点5 失点2

■経過:日本は立ち上がりからウルグアイの激しいチェックを受け、セカンドボールが拾えない。ウルグアイはロングボールを日本のDFラインの裏に出してくる。しかし23分、左サイドを突破した本山のマイナスのパスを高原が右足で合わせ日本先制。だがウルグアイもFKのこぼれダマを左サイドからグラウンダーのセンタリング、ボールはDFとGKの間を抜けチェヴァントンが押し込む。日本は35分、永井が本山のスルーパスをオフサイドギリギリで受け、相対したDFを少しだけ外して右足で流し込み、再度リードを奪う。日本は後半、3バックから4バックへ、そしてまた3バックへというシステムの変更でバタバタしてしまった場面があったが、多くの場面では5バックに近く、中央にDFを集めてゴールを死守。遅延行為も多くカードを出され、小野は決勝に出られなくなってしまったが、それも勝てばこそ。さあ、いよいよ決勝だ!

■感想:レフェリー、“遅延行為”とか言ってカード出し過ぎ。普通だったら取らないようなケースでもカードを出してた。そのくせロスタイムは長いし。ウルグアイのサイドバックはほとんど上がらず、日本のサイド攻撃をケアしていた。そのため左サイドの本山は中に切れ込むなどの動きを見せたが、そのおかげでシュートチャンスは生まれた。また、ウルグアイはDFのチェックも甘く、ある位置までは日本は自由にボールが持てた。ウルグアイは9番チェヴァントンのドリブルに切れがあり、日本のDFは度々危ない場面があった。日本は、結局、泥臭いサッカーで勝ちました。次は無敵艦隊を破ります。


99/4/24:ワールドユースナイジェリア大会
日本ユース−スペインユース(シュルレア国立)
日本
スペイン
南雄太18GKGKアランスビア
辻本茂輝DFDFコイラ
手島和希DFDFフスエー
中田浩二12DFDFマルチェナ
酒井友之MFDFベルムード
遠藤保仁11MFMFオルバイス
氏家英行17MFMF12ヴァレラ
小笠原満男MFMFシャヴィ
本山雅志10MFMF16バルケロ
高原直泰FWMFガブリ
永井雄一郎14FWFWパブロ
得点



■得点■
<スペイン>
16.バルケロ (5分)
9.パブロ  (14分)
9.パブロ  (33分)
7.ガブリ  (52分)

■交代■
<日本>
17.氏家 英行 → 6.稲本 潤一 (46分)
9.高原 直泰 → 16.播戸 竜二 (56分)
14.永井雄一郎 → 15.高田 保則 (69分)
<スペイン>
12.ヴァレラ → 17.ル ベ ン (63分)
7.ガ ブ リ → 10.コ ル サ (71分)
16.バルケロ → 15.アガンソ (80分)

■警告■
<日本>
11.遠藤保仁
<スペイン>
3.ベルムード / 4.フスエー / 5.オルバイス

■日本ユース代表:決勝トーナメント3勝1敗(準優勝)得点5 失点6

■経過:序盤からスペインにボールを支配され、DFラインの裏を狙われる展開が続く。5分、南がオーバーステップでファウルを取られ、間接FKからバルケロに先制点を奪われる。日本は疲労からか大事なところでDFの足が止まっており、ライン統率にもミスが出る。14分、パブロがオフサイドラインギリギリで抜け出し、あっさり右足で流し込まれて追加点を奪われる。さらにDFのクリアミスから33分にもパブロに叩き込まれ、前半だけで0−3。後半に入り日本が試合の主導権を握る場面もあったが、それでもゴールは奪えず。52分にも中央を破られ、切り返されて出されたボールを受けたガブリに決められ、0−4。日本も何とか反撃を試みるが、ゴールを脅かすことはあっても得点は奪えず、スペインに完敗を喫した。

■感想:局面局面ではいいプレーをした時間帯もあったが、全体的には攻守両面で小野の不在が大きい。守備もし、攻守のつなぎとしての働き(「まず小野へ!」)をしていた小野の不在によって小笠原1人に負担がかかってしまった。やはり2枚欲しいわ。ただ、小笠原本人の動きは良かった。また、高原も、スペインDFの穴・フスエーを突いたドリブルを見せたが穴なんだからもっと突いてほしかった。焦りからかサイドのオープンスペースを遣う意識も少なく、攻めの形が出来ない。スペインの中盤でのプレスが激しいため、トラップが大きいとすぐ寄られるし、取られてからもルーズボールを追う時も出足が遅い。ボールを奪っても自陣深くの位置からなので、なかなか前につなげないし。そのためかスペインの良さばかりが目立った。ショートパスをつなぎ、スペースが空いたと観るやDFラインの裏にロングボールを放り込む。個人技も卓越しており、日本はボールが奪えない。出足も、スピードも速い。主に9番のパブロに当て、戻されたボールをサイドに開く形が多いが、日本はついていけない。65分過ぎにやや足が止まるが、80分過ぎにはまたボールをつなげてくる。日本はその65分過ぎにパスをつなげることができ、本山のドリブルも抜けてきたが、それでも3人目で潰される。80分過ぎにはFWにボールを送っても、トラップした瞬間に体を寄せられ、ボールをつつかれ奪われる。プレスはかかる時もあるけど……という感じ。内容的には完敗。しかし、見方を変えれば「まだ伸びることが出来る!」ということ。未完成のチームで決勝まで進出した日本がまだ伸びる……!!