
この良き日、校長先生はじめご来賓の皆様より数々のご祝辞を賜り、ありがとうございました。……しかし、僕たちほど先生方や保護者たちを悩ませた学年はいないのではないかと思いました。
問題は先生方への不信感でした。どの先生方も本当は僕たちのことを考えてくれず、親は分かっていないと思い込んでいました。そうしたストレスの中でクラスはクラスではなく、友達は友達ではなくなっていました。そんな中で、勝手な授業放棄や反抗を募らせていったのです。
担任への暴力事件。続けて受け持たれた先生からの、教師生命をかけた体罰。僕たちの愚かさはこの2人のかけがえのない恩師を失うところだったと思うと、今でも体が震えてくる思いです。
多くの先生方も、決して諦めず見守り、常に励ましてくれてありがとうございました。僕たちは今、人の心の美しさ・優しさ・強さを知って心から感謝しています。
ケアセンターのみなさん。色んなことを教えてくださって、ありがとうございました。今日、大西さんのご出席がないことが本当に残念ですが、病室を共にした僕だけではなく、生徒みんなに“生きることの意味”を教えてくださいました。大西さんのことは決して忘れません。人に向かって「死ね」などと言ってはいけないこと・「命愛しむ」という言葉を肝に銘じました。
そして在校生のみなさん。君たちに僕たちの誓いを受け継いでほしい。時にはむかつく事もあるでしょう。けどそれは、僕たちの未熟さだったと知りました。なぜならば、その混乱した心をぶつけていけば必ず体ごと受け止めてくれる先生がいるからです。そしてそれは、人間と人間の勝負だということを教えられました。そしてこの宝のような言葉を魂に刻み、今日卒業していきます。
魂に刻む!この桜中学を!出逢った友達を!僕は誇りに思います!そしてこの思いを、在校生の君たちに託します。
卒業生起立!!
先生方に、ありがとうございました!!
ケアセンターの皆様!父兄の皆様!ありがとうございました!!