性格心理テスト 〜ストーリー編@〜
都内のとあるスタジオで、半年後に公開が予定されているサスペンス映画の製作発表記者会見が始まろうとしている。
予定の時間より10分遅れて、大勢の記者たちの前に着席した監督と出演者。中央に座っているのは、今回の映画で主役を演じるA氏です。
A氏は5万人もの応募があった新人発掘オーディションでグランプリに選ばれたのです。でも、おもしろ半分でオーディションに応募したA氏は、映画の撮影はもちろん、演技の勉強をした事もない素人。
そんなA氏に記者からさまざまな質問が飛んできます。ある記者からはこんな質問が・・・・・・。
「A氏は映画初出演にして初の主役を演じるわけですが、何か役作りはっしているんですか?」
質問1 記者に対するA氏の答えは?
A 「特にしていません。台本を1回読んだだけで、主人公の気持ちがすんなり入ってきたので・・・」
B 「とにかく何度も何度も台本を読んで、主人公の人格を自分なりに理解する努力をしています」
C 「友人に協力してもらって、台本を読み合わせをしています」
D 「撮影をする中で監督さんと話し合って、役を作っていこうと思っています」
クランクインして1ヶ月が過ぎました。毎日毎日、朝から晩まで撮影が続きます。
最初の頃は監督に注意されてばかりいたA氏ですが、少しずつ誉められる回数も増えてきました。
ただ、どんなに誉められてもなかなか素直に喜べません。というのも、映画自体がサスペンスということもあり、ストーリーはかなりシリアス。そのため、撮影現場はいつも重々しい雰囲気に包まれているのです。もちろん、それが逆にA氏が主人公になりきりやすい雰囲気をかもし出しているとも言えるのですが・・・・。
それでもやはりクランクインしてからというもの、A氏は主人公のどこか暗く陰湿な気持ちをずっと引きずっています。
質問2 ときどき早く終わる撮影後のA氏の行動は?
A 役柄の、暗く陰湿な性格を装ったまま撮影期間を過ごす。
B なるべく友人たちと会って、素顔の自分に戻る。
C 役柄のままの性格とまではいかないが、スタッフと行動してなるべく素顔の自分に戻らないようにする。
D 自分の部屋に帰れば、自然と素顔の自分に戻れる。
3ヶ月間続いた撮影も残すところわずかになりました。(やっと共演者やスタッフと仲良くなってきたのに・・・・)とちょっと残念なA氏。
でも撮影は順調に進み、いよいよ今日がクランクアップです。絶対に泣かないと決めていたA氏ですが、監督に花束を渡されると、声を上げて泣き出してしまいました。辛かった思い出が一気によみがえってきたのです。
そんなA氏にスタッフたちは、「よくがんばった」と肩をたたいてくれます。
そして、監督はA氏に言いました。
「おまえの役者人生はまだまだ始まったばかりだぞ。これで満足していてはダメだ。A氏、次はどんな役をやってみたい?」
質問3 A氏の答えは?
A 「今回は自分とは違うタイプの役柄だったので、次はもっと自分に近いタイプの役柄がいいです」
B 「今回と違う役柄なら何でもいいです」
C 「自分の人生を脚本化したストーリーで、自分自身を演じてみたいです」
D 「自分とは正反対の悪役とか、おもしろそうですね」